毎年、生まれ故郷に恩返しと知内町出身の歌手北島三郎さんが参加して行われる「サマーカーニバルin知内」...。ここ何年か出演が叶わなかったが、北島三郎さんの“芸道55周年”と10月4日の誕生日で80歳を迎えることから、「“サブちゃん”の出演は今年が最後...」と聞き、混雑覚悟で知内町へ車を走らせた...。
案の定、かなり早めに着いたつもりだが既に会場近くの駐車場は満杯...。少し奧の知内高校グランドまで誘導され、何とか押し込んでもらった。会場となる知内川の河川敷には大きな特設ステージが作られ、ステージの前には既に大勢の観客が開幕を待っている。また、会場の周りには30張り近いテントを張った露店が並び焼きそば、焼き鳥、魚介類を焼く香ばしい臭いが漂い、どの店も大盛況...。
いよいよメインの歌謡ショーの始まり...。陽も落ち舞台の飾られた「王冠」に淡い電飾が灯される中をサマーカーニバルに5年ぶりに出演する“サブちゃん”こと北島三郎さんが、何時もテレビで拝見する伍代夏子さん、瀬川瑛子さん、原田悠里さん、福田こうへいさん、大江裕さんなど8人の歌手の皆さんを伴って登場...。それぞれが新曲やデビュー曲、持ち歌などを次々と熱唱、観客からはペンライトが振られ大きな拍手が送られる...。
知内町出身で北島さんのいとこに当たるという松前ひろ子さんも特別出演し、二人で「やっぱり故郷知内が一番...」と語り、松前ひろ子さんの三女が今回参加している三山ひろしさんと結婚していることを紹介する話で盛り上がる...。
歌謡ショーは約2時間半近く続いたが、この間北島三郎さんは軽妙な語りで司会を務めながら歌声を披露...。その張り切りように「“サブちゃん”大丈夫かなあ?。80歳だべえ...」と観客から心配の声も聞こえたが、まだまだ元気...。その元気さに驚かされる...。
会場で計数機を押しているスタッフの方に「来場者はどれぐらい?...」と訪ねると、首をかしげながら「3万人は超えたかも知れない...」と答えてくれたが、知内町の人口は約5千人だから、後は何処から来たんだろう...。それにしても歌手の皆さんは凄い、「テレビで見た方が...」とも思ったが、その迫力はテレビでは味わえないし、プロだから当たり前といえば当たり前だが、素晴らしい歌声にすっかり魅了させられてしまった...。
カーニバルの最後は花火大会...。北海道新幹線開業記念と銘打って、会場のすぐ脇から次々と打ち上げられ6千発のロケット花火は圧巻...、ただただ口を開けて見上げるだけ...。
ところが、帰りが大変だ...。奧に押し込まれたこともあって、国道まで出るのにどのくらい時間が掛かったのか。ちょうどリオ五輪の女子マラソンがスタートし、マラソンのゴールが先か、函館の我が家に着くのが先か、競争になってしまった...。
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