正月も5日にもなると官庁、会社も仕事が始まり正月気分もだんだんと薄れていく...。薄れる前に「初日の出を!!...」と、今日も戸井の海岸に車を走らせたが、意地悪く太陽の昇る前に黒い雲がたれ込め、雲は切れそうで切れずに日の出拝むことが出来ない...。
昨年秋、紅葉見物で赤川水源地に行った時、笹流ダムの堰堤前広場の脇に小さな社を見つけた...。“水神社”で函館水道の守り神という話を聞いた。そこで、正月とあって手を合わせに水源地に...。
雪の埋もれた広場に何方かがお参りに来たような、踏み固められた道が出来ている。賽銭箱は見当たらないが、小さな御神酒があげられているのを眺め、水道の安定供給に感謝しながらお参りをした...。
この“水神社”話を聞いてみると、祭神は東京都羽村町にある水神社の御分霊が合祀しており、昭和9年(1934)に建てられ、現在地には昭和43年(1968)に移された。昭和9年といえば函館大火が大きな被害をもたらした年で、大火の慰霊と防火水道の推進を願い、縁が深かった東京都水道局の力を借りて祭神の御分霊を受け、神社が建てられたのではないかといわれているそうだ。もちろん例祭が行われるような神社ではないが、美味しい水を供給する函館水道守り神なのかも知れない...。
ところで、笹流ダムは、「亀田川の支流笹流川を堰き止め、大正12年(1923)に完成した水道専用のバットレスダム(扶壁式中空鉄筋コンクリートダム)で、この形式のダムは日本で初めて建設され、小野基樹氏(後の東京都水道局長)の設計監督によるもの。」(ダム前の案内板から)
この笹流ダムは、元町配水池とともに「函館市の水道施設群」として平成13年(2001)に土木学会推奨土木遺産に認定されている。
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ところで、笹流ダムは、「亀田川の支流笹流川を堰き止め、大正12年(1923)に完成した水道専用のバットレスダム(扶壁式中空鉄筋コンクリートダム)で、この形式のダムは日本で初めて建設され、小野基樹氏(後の東京都水道局長)の設計監督によるもの。」(ダム前の案内板から)
この笹流ダムは、元町配水池とともに「函館市の水道施設群」として平成13年(2001)に土木学会推奨土木遺産に認定されている。
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笹流れダムの方式はこのタイプとしては
現存している最古のダムって聞いて居ます。
私は寒いから家から出ないでいました(笑)
笹流れダムは日本人設計の最初のダムだって...。120年の歴史があるんだもんな。
美味しい水に感謝ですね。
それにしても寒い日が続きまする。我が家の前の道路はスケートリンク...。
ウォーキングも危なくて当分中止です。
ありがとうございました。
私も神社の存在は知っていたのですが、建立の経過が気になって確かめてきました。
気になりますよね。役に立って幸です。