JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

いにしえ街道を艶やかに“花嫁行列”...江差町

2017-05-03 21:36:51 | Weblog

 毎年この時期に江差町で行われるイベント「春の江差いにしえ夢開道」...。江差の5月は江戸にもない...、といわれたニシン漁全盛時代の古い家並みを再現し、今年度の日本遺産に認定を受けたばかりの「いにしえ街道」が会場で、そのメーンイベントは“花嫁行列”...。

 今日の江差は風はなく青空も広がり、気温も15℃と絶好の“花嫁行列”日和...。スタート地点の函館側のいにしえ街道入口付近には大勢の町民・観光客が集まり盛り上がっている。東本願寺江差別院に婚礼報告をし、“花嫁行列”はいにしえ街道を花嫁の嫁ぎ先に見立てた「旧中村家住宅」へ、その後結婚式執り行う姥神大神宮へと向かう...。
           

     
  祝い歌の長持唄に先導され、人力車に乗った花嫁に続き重箱や長持ちを持った40人ほどの艶やかな行列がしずしずと街道を進む...。沿道の大勢の見物客からの「きれいだね!!...おめでとう!!...。」の声に花嫁は笑顔で応えている...。

 「旧中村家」の前で花婿に迎えられ、この後、結婚式を執り行うため、羽織はかま姿の花婿が人力車に乗る花嫁を先導し、再びいにしえ街道を戻り姥神神社に向かう...。花嫁は、花婿がそばにいることもあっか出発時の緊張した面持ちから開放され、見物客に笑顔を振りまく余裕も...。

                

  姥神大神宮では宮司さんの前で、三々九度の杯を交わしたあと、神殿の前で見物客の手拍子をもらいながら「江差餅つき囃子」に乗って餅つきが行われる...。餅がつき上がったところで、花婿・花嫁から皆さんへの感謝とお礼にと神殿から祝いの餅まきが行われ大歓声に包まれて“花嫁行列”は終わる...。

  江差が華やかな時代の“花嫁行列”...。情緒溢れる雰囲気にその時代に入り込んだ気分にさせてもらった。江差町と北斗市にお住まいの2組の花嫁、花婿は大勢の方に祝福され良い想い出になったことと思う。何時までもお幸せに...。

コメント
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