JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

幻想の光に導かれ“ローマへの道”を散策...

2012-12-24 23:56:16 | 北斗市
 今日はクリスマスイブ...。この歳になるとプレゼントがあるわけでもなく、豪華な食事ということもない、単なる振替休日の1日に過ぎない。しかし、各所でクリスマスに因んだイベントが行われており、新聞やテレビを見ながら何か参加出来るものはないだろうか...。
           
 見つけたのが、北斗市当別にあるトラピスト修道院の並木道“ローマへの道”で開催される「ローマへの道冬物語」...。国道228号からトラピストへ続く約800mの並木道にキャンドルを並べ幻想的な雰囲気を演出する...。新聞の活字を見ただけでワクワク感が漂い、夕暮れに合わせて車を走らせた...。

                              
 「ローマの道」起点、石別中学校の校庭に車を駐車させてもらい並木道に向かうとすでに灯りが灯されたキャンドルが並べられ、住民の方々が散策を楽しんでいる...。
 

                                           
 遠くに見えるトラピスト修道院に向かって仄かに輝く光の道...。散策を楽しむ方は「元町のきらびやかなイルミネーションもいいが、キャンドルの灯りもいいなあ...。」と感動した様子。報道では、キャンドルは300本並べられるとあったが、地域の方に訪ねると「300本の予定だったが、町内会の方や中学校の生徒さんの協力でその後も作り続け、倍にはなったのでは...。」と話してくれた。

 
 三脚を立てながら最後の階段を登り、修道院の入口までシャッターを押し続けて振り返ると津軽海峡に浮かぶ漁り火に向かって、キャンドルの輝く“ローマへの道”が映し出される素晴らしい光景を目にできる...。
                                  
 ゆっくり歩いて約1時間の散策を楽しむことができた...。石別中学校の前では、テント村でトラピストの牛乳を使った特製のココアが振る舞われ、冷えた身体を暖めてくれた。実行委員の方から「わざわざ函館からおいでになって、ありがとうございます。」とお礼を言われたので、そうではなく「地域のこんな素晴らしいイベントに参加させてもらって、こちらこそありがとうございました。」と感謝を申し上げ、「できれば来年も再来年も続けてください。」とお願いをした...。寂しいクリスマスイブになりそうだったが、素敵なイベントに参加させてもらい、最高のクリスマスイブを過ごさせてもらった...。

 ところで、なぜ“ローマへの道”なの...。トラピスト修道院のある石別地区では修道院と音楽を核とした地域活性化を目指して、毎年「石別ふれあいコンサート」を行っており、今年の夏修道院へ続く道を演奏しながら行進する音楽パレードに合わせて、修道院を聖地に見立て、修道院へと続く道を「ローマへの道」と名付けたんだそうだ...。


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コメント (4)
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