JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

神戸の“逆夜景”を楽しむ...

2009-12-13 21:47:28 | 旅行
 「日本三大夜景」の一つに数えられ、1000万ドルの夜景といわれる「神戸の夜景」...、今回の旅行の目的の一つにもなっていたのだが、残念ながら雨模様とあって山からの夜景は無理かも知れない...。午前中に乗った観光バスのガイドさんから「神戸の夜景は山から見る夜景と海から見る夜景があって、海から見る夜景を“逆夜景”といって人気があり、もし雨だったらホテルのラウンジからご覧なってください。」とのアドバイスで...。

                 
 ホテルからの神戸の“逆夜景”...。眼下に広がる神戸市街の灯りが美しく浮かび上がる。神戸ポートタワーやハーバーランドの輝き、六甲山麓の住宅の灯りまで映し出され「なるほど、これぞ!神戸の夜景」と感嘆の声を上げた...。ガイドさんのいうとおりだ...。



                           
 夜景には様々な色がある。夕暮れの時の赤色、日没後の青色、街中のオレンジなど例え同じ景色でも時間帯や気候によっても様々に変化をする。今日も夕焼け色は見られなかったものの、刻々と変わる神戸の大パノラマを時間の過ぎるのを忘れ楽しむことが出来た...。本当の気持ちは“六甲山夜景”を見たかったのだが...。

 ところで、午前中「神戸定期観光バス」乗車した。早廻り3時間が気に入り事前予約を入れておいたのだが、バス会社のカウンターで手続きに向かうと「今日の予約はお二人です。一応、座席番号が入っておりますが、どうぞお好きなところにお座りください。」と乗車券を手渡された。何と、50人乗りの大型バスに家内と2人での貸し切りだあ~...。

 
 遠慮がちに「迷惑ならキャンセルしても良いですよ。」というと、「迷惑なことはありません、バスもガイドも用意していますので乗ってもらわなければ困ります。」とのこと。それではとゆったりと座らせて貰い、いざ出発...、しかし、ガイドさんから個人授業のような形の神戸観光案内を聞きながらバスは走る...、よそ見も出来ずちょっと窮屈...。まず、案内されたところは、高さ108mの神戸ポートタワーからの眺め...。メリケン波止場にちょうど“飛鳥Ⅱ”が入港...。

                        
 次は、「昔の酒蔵」沢の鶴資料館...。酒造りの歴史を伝えるために古い酒造をそのまま資料館として公開してきたが、平成7年1月の阪神・淡路大震災で全壊したが、平成11年に復興再建し、灘の自然の恵みと酒造りの心を伝えている...。

      
 以前は灘に50を超える酒蔵があったが、現在は約半分に減ったそうだ。灘酒は播州の豊富な酒米、名水“灘の宮水”、丹波杜氏の伝統の技と勘などにより造られ、深いコクとキレの良さが売りとのこと。原酒を試飲させてもらったが「旨い!」...。最近では、日本より海外で「日本酒」の人気が高まっているようだ。

                          
 最後は、六甲アイランドにあるホテルの展望レストランでの“ランチ”...。素晴らしい眺めに酔いしれてランチの写真を撮ることも忘れてしまう。眺めも良いが、レストランの雰囲気も最高...。で、早廻り観光は終了。
 運転手の藤井さん、ガイドの原田さんのお二人には気を遣っていただき感謝...。特にガイドの原田さんから「どちらからお越しですか?」と訪ねられ、「北海道の函館から...。」と答えると、「全国一魅力のある街から来られたのですね。」といわれた時は、何故か嬉しかった....。

               
 この後、タクシーで六甲山へ...。タクシーの運転手も「この天気なら山の上は雲が掛かって無理だよ。」といわれたが、「駄目だったら、看板だけ撮って来るだけでも...。」と無理をいいお願いした。ところが、運が良いというのか、山頂に行くと雲が切れ視界が開ける。さすがの運転手も「天気が上がったらしい...。」、いや、山を下りると雨に変わり山は雲の中...。

 2泊3日の神戸の旅は、飛行機の函館空港発が14時、関西空港発が12時と前後の日程に余裕がなく実質滞在日は1日よりない、しかも小雨のぱらつく生憎の天気...。しかし、目的の「神戸ルミナリエ」と「神戸の逆夜景」に十分時間を割き堪能できた。まずまずだろう...。
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