JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“満開のサクラ”を期待して...

2017-01-21 22:18:18 | 五稜郭公園

 1年で最も寒さの厳しいころといわれる「大寒」が過ぎたが、函館はここ数日穏やかな日が続いている...。しかし、日中気温はプラスになったものの吹いてくる北風はさすがに冷たく、五稜郭公園を散策する方もカメさんのように首を萎めて歩いている。明日は寒気が入り込むとかで雪の予想、ほどほどにお願いしたいのだが...。

    
 五稜郭公園では春への準備、サクラの剪定作業が始まっている。剪定作業は年明けから始まったそうで2月一杯を目標に、ソメイヨシノを中心に約1,600本のサクラの木で日当たりを良くして花を付きやすくするため、毎年伸びすぎた枝を払っている。

                                        

  公園の北側、中央図書館側から順次行われ、今日は14,5人ほどの係の方がサクラの木にハシゴを掛け、1本1本傷んだ枝や古い枝をのこぎりで手際よく切り落としていく...。見ていると「えっ!!その枝も切るの...。」と思うような太い枝もばっさりと切り落とす。しかし、木を活性化させるにはその大胆さが必要で、それが春に“満開のサクラ”を咲かせる秘訣とか...。

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函館港に落ちる、冬の“夕陽”...

2017-01-19 21:59:02 | 函館港

 昨夜から降った5cmほどの新雪...。気温が高かったせいか湿った重い雪に今朝の雪かきは意外に体力を消耗した。しかし、雪は少ないと思っていた室蘭や苫小牧が大雪となり列車の運休や学校の休校が相次いだと聞くと、この程度の雪かきで根を上げていられない...。

 日中は予報に反して冬晴れに恵まれ、今朝まで降った雪も溶け出し昨日までの状態に戻った感じ...。これなら“夕陽”が見られそうと函館港に車を走らせる。日の入りは午後4時36分、一時に比べると日が長くなったと実感するも、相変わらず陽の落ちる西の空には黒い雲が邪魔をしている...。それでも函館港に落ちていく冬の“夕陽”はまずますの光景を目に出来た。しかし、寒の“夕陽”とあってか陽射しに冷たさも感じる...。

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“豊漁豊作”願いを込めて...木古内町・寒中フェスティバル

2017-01-14 22:18:45 | 木古内町・知内町

 佐女川神社「寒中みそぎ祭り」を盛り上げるイベント「寒中みそぎフェスティバル」が今日から始まった...。寒中みそぎが行われるみそぎ浜近くの広場で、雪が降る中大勢の町民・観光客が集まり開会式が行われた。

      

 会場には北海道新幹線車両の模型が置かれたスクリーンに東京駅から木古内駅までの沿線各駅の風景を映しだすプロジェクションマッピングが行われ、その迫力ある映像に歓声も聞かれる...。

 その後、「みそぎ行列」が行われる...。みそぎ広場から提灯を持つ町民の列はアイスキャンドルやかがり火の灯る商店街から新幹線駅舎を通るみそぎロードを約30分ほどかけて佐女川神社へ...。

       

  到着地の佐女川神社では、境内に特設ステージが置かれ郷土芸能「みそぎ太鼓」や「みそぎ囃子」の勇壮な演奏や舞が披露されたほか、そばや甘酒などが振る舞われる...。その後、行修者の「水ごり」が...。

                      
  “天保2年1月15日の朝、神社守の夢枕に「ご神体を清めよ」とのお告げがあり、神社守は近くを流れる佐女川の氷を打ち砕き、その身を切るような冷水で身の汚れを払い、海岸で4つのご神体を抱きながら極寒の海峡へ飛び込んだ。すると、白衣を纏った美しい女性が現れ、それ以後“豊漁豊作”が続き村は大いに賑わった”(木古内町観光パンフレットから)

       

  「エイ、エイ!!」と声を掛けながらひたすら背中に冷水を浴びせる水ごりを繰り返す。歯を食いしばって水を浴びる姿に500人を超える見物客は身を縮めながらも大きな拍手を送る...。
                  
 明日は津軽海峡でご神体を清める「海中沐浴」...。行修者は誰にでも出来るものではなく、今年は地元の中学3年生が選ばれていたが、彼らの逞しさには感動する、厳しい水ごりに耐え“豊漁豊作”願いを込めて明日のみそぎも頑張って欲しい...。

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行修者が勇ましく“水ごり”...寒中みそぎ祭り

2017-01-13 23:30:08 | 木古内町・知内町

 木古内町の佐女川(さめがわ)神社で行われる神事「寒中みそぎ」...。この神事「寒中みそぎ」は天保2年(1831)年から続き、行修者と呼ばれる4人の若者が街の繁栄を願って厳寒の海に飛び込み、ご神体を清めるという伝統行事...。

      
                            
 「寒中みそぎ」は今日の参籠(さんろう)報告祭で始まる...。4人の行修者が鍛錬に入ることを神に報告する儀式で4人の若者は神前でお祓いを受け、氏子らが玉串を捧げ、豊漁や豊作を祈願する...。

           

 午後7時、荘厳な雰囲気の中でみそぎ囃子が鳴り響くと、拝殿の扉が開き4人の行修者はさらしをかみしめ、下帯にずきん姿で石段を一段一段ゆっくり下りて境内に登場...。時折雪が激しく降り続き、神社が用意した寒暖計は氷点下7度を指している。

  

 行修者は境内の一角に作られたわらが敷かれた“水ごり”の場に...。腕を組み膝をついた行修者の背中に、別の行修者が「いくぞう!!...」、「おう!!...」と気合いを入れた掛け声とともに冷水をかけ身を清める...。集まった町民からも若者達の勇ましい姿に、大きな拍手が送られる。

          

 “水ごり”を終え拝殿に戻ったが、再び階段を下りてくる。拝殿の扉が開かないと「“水ごり”が足りない」と再び石段を下り“水ごり”を繰り返す...。15日正午、ご神体を抱えて海に入る「海中沐浴」まで神社に籠もり、昼夜を問わず数時間おきにこの“水ごり”は繰り返される...。

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亀田八幡宮で“どんど焼き”...

2017-01-07 21:49:22 | Weblog

 正月行事のひとつで古いお札や縁起物、正月飾りなどをたき上げ、無病息災を祈る“どんど焼き”(焼納祭)...。今日、函館市内の各神社で行われた。

        

 我が家の〆飾りや一年間お世話になったお守りなどを袋に詰めて、氏神様の亀田八幡宮に持ち込み、境内の一角に設けられた「忌床(いみどこ)」の燃え上がる炎の中に投げ入れ、無病息災を願い手を合わせた...。

 

 “どんど焼き”の風習は全国各地で行われているようだが名前もそれぞれ、時期は15日の小正月が一般的のようだが、なぜか道南地方は松飾りの飾る最後の日7日に行われている。“どんど焼き”の煙を身体に浴びると1年間病気になりにくいとの言い伝えもあって、煙の方向に行き手を合わせる姿も見られる...。

 ところで、境内では氏子さんから度々「どんど焼きは一年間お守り頂いたお札お守りや〆縄を焼納する行事です。日本の伝統行事を守り伝えるためビニールやプラスチック類ははずして焼納頂きますようご協力を...」とマイクで呼びかけていた。

                                             
 にもかかわらず、大きな袋の中には古い年賀状やお供え、人形などを持ち込み係の方に窘められる人も見受けられ、挙げ句の果てにビニール袋を捨てていく人もいたが、“どんど焼き”は日本にとって昔ながらの伝統行事、キチッとルールやマナーを守っていつまでも続けてほしいもの...。

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デパートの屋上に鎮座する“互福稲荷神社”...

2017-01-03 21:52:15 | Weblog

 正月も3ヶ日が終わろうとしているが、今年は例年になく穏やかな正月だった...。記憶を呼び戻すと、まだ青函連絡船が走っていた頃毎年のように年末年始のうち1日は大荒れの天気で連絡船は欠航、桟橋に多くの帰省客が足止めされたものだ...。

 今日3日、函館駅前にある老舗デパート「棒二森屋」の普段開放されていない屋上にあ神社が時間限定で参拝できる...。限定ものに弱い野次馬としては「今年も是非...」と出掛けてきた...。

                 

 1階からエレベーターで屋上へ...。屋上のボタンを押すと同乗したご婦人が「屋上に行けるんですか」と顔を見上げられ、エレベータの中に貼ってあるポスターを指さしながら、本日限定で神社の参拝が出来ることを説明すると「じゃ、私もいってみよう...」と仲間になる...。

            

 エレベーターを降りると、屋上広場の一角の木々に囲まれたところに小さな鳥居と社がみえる。同乗したご婦人も「懐かしいですね。何度も来たもんですよ...」といいながら社に向かい手を合わせている...。

 この神社は商売繁盛に御利益のある“互福稲荷神社”で、昭和12年(1937)に現在地に店舗を移転したときに、京都の伏見稲荷神社の分霊をいただいて祀られたそうだ...。商売繁盛には縁がないが、「今年は何かひとつでも良いことが...」と社に向かって「開運」祈願で手を合わせた...。

                

 確かに少し古ぼけた感じは否めないが、“互福稲荷神社”への参拝、函館の街並みや津軽海峡から駒ヶ岳と眺望抜群のこの屋上...、幼少の頃訪れた年配の方にとっては昔を懐かしむ貴重な場所、「時々開放すればいいのに...」と勝手に思いこみながら、案内の係の方に訪ねると「5月から10月までの毎月12日(ボーニの日)に開放していますので、またぜひお越しください...」だって...。

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“ドサンコ”石段駆け上がる...函館八幡宮・騎馬参拝

2017-01-02 21:12:13 | Weblog

 参拝客で賑わう函館八幡宮で、正月恒例の北海道和種馬“ドサンコ”による騎馬参拝が行われた...。函館市内にある乗馬クラブがホーストレッキングの安全祈願と“ドサンコ”を知ってもらおうと毎年行っており、今年は19回目となるとのこと...。

 

 正午前、流鏑馬装束の騎手が乗った5頭の“ドサンコ”が八幡宮境内へ続く石段下の鳥居の前に登場...。石段は134段、幅は30cm弱と狭く四つ足の馬には厳しいのではと不安もよぎる...。

                                  
 
  しかし、そんな不安をよそに騎乗者から「ハイ!!、ハイ!!...」と声を掛けられると、ひづめの音を響かせながら軽やかに石段をに一気に登り切り、初詣で訪れていた参拝客から「おう!!...」という歓声と大きな拍手が送られる...。

     

 石段を登り切った“ドサンコ”は、拝殿の前に並び神妙な顔つきで神主さんからのお祓いを受け1年の無事を祈っていた...。お祓いを受けた後、“ドサンコ馬”は子供たちを背に乗せ楽しませ、子供たちもおっかなびっくりながらも顔や身体に触れ満足そう...。

                           

  ところで、“ドサンコ”は道南発祥の「北海道和種馬」といわれ、粗食に耐え、頑強で持久力に優れ、小柄ながら力持ちといった特徴を備えていることから、北海道の開拓になくてはならない存在だった。当時は10万頭を超えていたとも云われるが、現在道内で飼育されている“ドサンコ馬”は約1,000頭と種の絶滅も危惧されているという...。

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ブログ開設“10周年”...これを機に「ブログランキング」から撤退

2016-12-31 20:36:22 | Weblog

 「JA8MEMのつれづれ日誌」をブログとして開設してから今日で“10周年”を迎えた...。10年一昔というが、まさにその一昔を走り続けてきたことになり我ながら驚いている。根が飽きっぽい性格で何事も途中半端で終わって仕舞うことが多く、このブログも始めた頃は3ヵ月は続かないだろうと思っていたものが、3年が過ぎ5年経ち、気がつけば10年にもなっていた。奇跡かも知れない...。

 確かにこの10年で2,466本の記事を作り、ひと月20本近くになるが、しかし、見直してみると内容は10年前の始めた頃と大して変わりばえもせず、これといった成長の後は見られない。このブログにはいろんな機能やパーツが充実しているのだが、「手引きを読んで理解をして作業に入る...」、歳を取るとこれがまた億劫で「まあ、いいや」となってしまい、変わらずのブログ初心者で恥ずかしい限りだ...。最近では、ブログを見て「ブログのネタに困ってるんだろう」と心配して声を掛けてくれる友人も多い...。
  
 函館をはじめとする道南の旬な情報を全国に発信しようと走り回ったが、ここ何年か函館を離れる機会も少なくなり、また、歳を重ねて行動出来る範囲も限られてきたような気がしている。数年前に「ブログランキング」に参加させてもらい、多くも方に応援をいただき常に上位にランクさせてもらいそれも励みに続けてきたが、前段の経過もあってブログ開設“10周年”を機に「ブログランキング」から撤退することとしました。長い間の皆さんの応援に感謝申し上げます...。

(今年最後の函館の夕陽)

 しかし、ブログを止めるわけでありません...。週1,2度程度の更新になろうかと思いますが、これからも函館の旬な明るい話題を見つけて発信していきます。時間を見つけて「JA8MEMのつれづれ日誌」、覗いてみてください。多分、更新しているはずです...。

これまでの応援、感謝します。長い間ありがとうございました。
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今日のランチは、仕事納めの後“年越しそば”を...

2016-12-28 21:24:58 | ランチ

 今日28日は仕事納め...。振り返ってみるとこの1年何をしたかなあ...と思いを馳せるだけで、時間に追いかけられて気がつくと歳末というのが正直なところ...。従って、反省も何もあったものではなく、今年も元気に正月を迎えられることに感謝して1年が終わる...。

       

 午前中で仕事を切り上げ、区切りとして“年越しそば”でも...、と函館市内に5店舗のチェーン店を持つそば屋さんの湯ノ川店に向かう。3,4年前に新築マンションの1階に新装なったそば屋さんで、産業通沿いに面し駐車場も広いことがあってか、店内はほぼ満席状態...。

 早速、メニューを眺めると工夫を加えたセットメニューが豊富にあるが、その中に湯ノ川店限定という「三色そば」が目についた...。「限定」と聞くと飛びつく習性があり、当然のことのように「三色そば、お願いします」とオーダー...。

 

 ほどなくして、運ばれてきた「三色そば」...。そばは、カズノコ、とろろ、エビ天の三色で、少し白っぽく細めのそばでつるつる感がある。見た目は、盛りそば程度かな...、と思って箸を付けたが、何と三色食べ終えたときには満腹感に襲われる...。

 そばを食べ終え、店内は家族連れで賑わっていたが、セルフサービスのそば茶を飲みながらお互い「忘年会はやりたかったよね。出来れば新年会は、派手にやろうや...」で話が纏まった。さて、本当に新年会は派手に出来るのかな...。

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浄水場で“水力発電”...

2016-12-27 22:42:44 | Weblog

 函館市にある赤川高区浄水場に“水力発電”施設が整備され10月から稼働し、民間会社に売電されている。先日、施設を見学させてもらったが、発電施設にしてはそれほど大規模なものでもなくいささか拍子抜け...。

 

 発電は、新中野ダムから赤川高区浄水場に原水を送る導水管路(延長約3km)の高低差約100mを利用した発電施設で、浄水場敷地内に地上1階、地下1階の100坪ほどの建物に地下には取水用の配管、1階には水車や発電機が置かれている...。

                                

 高低差を利用した流水の水圧で水車を回して発電するという、きわめてシンプルな仕組み...。しかし、最大出力199kwで年間発電量は、一般家庭260世帯の年間使用電力量に相当し、整備のための事業費は約5億円で、年間の売電収入は約5千万円...。

  

 浄水場の担当者は「浄水施設なので24時間稼働でき、太陽光や風力と違い安定した発電が出来る。なによりも、取水した水を飲料水と電気がつくることって凄いでしょう...」と胸を張る...。ちなみに、この規模の“水力発電”は「小水力発電」といい、北海道内の水道施設でも約20カ所ほどで稼働しているそうだ...。

 

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