ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

11月のBand New Entity

2008年11月30日 | アマチュア無線
今月のピカイチは何と言っても80mのHC5WW(Ecuador)だ。と云うのもこの局はJA6WFMでシニアボランテアとして2年間エクアドルに滞在中で、時折本人自らWebで出るバンドを予告しながら運用を続けていたが、ローバンドはロングワイヤー(針金アンテナ)と100W送信機の信号はとても微弱で、特に自分の様なノイズまみれの受信環境にあっては電波伝播最良の時ですらノイズと同レベルでしか受信出来ないのだ。
そんな条件下でJA6WFMさんのお友達は別にしても、聴こえて来る度に何度も“飛ばしチェック”をする多くの局に阻まれ続けて、10月からほぼ毎晩追いかけてやっとQSO出来たのである。
今月のバンドニュー
 ☆VU7SJ(Lakshadweep Is)→30mCW
 ☆XW1B(Laos)→17mRTTY
 ☆YJ0AQY(Vanuatu)→80mCW
 ☆A35IC(Tonga)→17mRTTY
 ☆VK6HD(Australia)→12mCW
 ☆GW3YDX(Wales)→30mCW
 ☆ER1DA(Moldova)→30mCW
 ☆5K0T(San Andres)→30/40mCW
 ☆E51QQQ(N.Cook Is)→80/30mCW
 ☆HC5WW(Ecuador)→80mCW
 ☆C6ATA(Bahamas)→80mCW
 ☆YN2Z(Nicaragua)→80mCW
 ☆TC4X(Turkey)→80mCW
 ☆TA3/LZ2UW(Turkey)→17mCW

白菜の冬囲い

2008年11月29日 | 素人百姓
             
昨日の底冷えする雨降りから一転して朝から気温も高く快晴になった。こんな日はもう幾らも無いので他の予定を変更して今年最後の農作業をした。
昨年は60株植えた白菜も生産過剰で持余してしまったので今年は半分の30株にした。これから2~3回雪を被ると大変美味しくなるので、例年食べる分だけその都度収穫する事にして毎年凍結防止に外葉を束ねて冬囲い、今日はそんな作業をした。
奥左側半分が普通の大根、元肥だけで追肥を省略してしまったので生育不良の大不作「大根をちゃんと作れたら百姓も一人前」とプロに言われた事があったので今だ半人前。
             
反面ネギは近年に無い大豊作。と云うのも土壌に因るものか毎年赤錆病が発生して今頃は1/3位しか残っていないが、春に無線で知り合ったJH1B*BのTさんの助言で特効薬散布がこの結果。おかげ様で今年は買わなくても十分自給できそうだ。
             
白菜との混血キャベツ“サボイクィーン”生食用とかで珍しさもあって作ってみたが、能書きほどでもなく美味しいと云う食感は無い。

5K0T(Serrana Bank)

2008年11月26日 | アマチュア無線
             
今カリブ海西部に浮かぶコロンビア領の環礁(海抜1~2m面積4K㎡)Serrana Bank(DXCCはSan Andres諸島にカウント)から12月2日までの予定で運用されている。今日からログサーチも開始されて、先日80と40mでQSO(交信)した何れもバンドニューの確認が出来たので一安心、実に28年ぶりのQSOだった。HK3JJHがJA(日本)向けに時間を作ってくれると約束した通りに開始され、信号も思った以上の強さで毎日受信出来てはいたが、弱小局の自分には策を練ったところで無駄骨で何時もながらの運任せと、しかもローバンド・カリブ海と云う訳で正直のところ期待はしていなかった。
23日9:25z頃3503ほとんどON FrqでW7あたりを捌いていた。JAも1局呼んでいるが、Wの壁で無理だろうと思っていたが何とGet。それではと自分も呼んだ。しかしW、二回目にコールバックはあまりにも予想外、9:28zだった。間もなくJA'sの猛パイルアップになり1KHz UPの大戦場になった。
24日11:30z頃7002でJA'sビックガン達のパイルアップ、無駄打ちは避けて入浴。12:11z応答のあったWに被せて二発目にGet。風呂上りに冷たいジュースを持って2分後位だったが、何故かW'sが主体でJA'sは嘘のようにマバラで589も振っていたSメーターはこの時間539位になっていた。カリブの神話「北が有利」も最近は「西高東低」で昔の伝播状態に戻った瞬間だったのかも知れない。まあーこんな事が二度までも・・・・・めったに経験出来ない大珍事だった。
   
                     
何れも1980年最後のDXペデションのもの。当時もカリブの大珍局と言われていたが、1年後にアメリカが領有権を放棄したので消滅カントリーとなり、この二つ共にSan Andres Isに統合された。

信夫山ゆず

2008年11月24日 | 福島のうまいもの
              
福島市のシンボル信夫山、その中腹には樹齢400年とも云われている北限の柚子(現在は地球温暖化により更に北上している)があり、子供の頃、節の物としてごく自然におふくろが柚子みそやなます等を作って食べさせてくれた。近年“まちおこし”の切り札としてこの柚子を使った菓子を中心にした商品開発が行われ広く知れ渡る事になり、自分もそば打ちを始めて変わりそば(茶そば等)の“ゆず切り”を打つようになって、改めて信夫山の柚子が優れ物であった事を認識した。10月頃から高知産や熊本産が出て、11月になると県内産の矢祭や相馬地方の物が手に入り待ちに待った“ゆず切り”を打つのだが、何故か11月下旬頃から収穫の始まる“信夫山ゆず”に勝る物にあたった例が無いのだ。何故か分らないが下り物は多分未熟で出荷、県内産は土壌?何れにしても“信夫山ゆず”は完熟してからの収穫とおふくろの味として慣れ親しんだ味覚なのだろうが、とにかく一味も二味も異なる優れ物、美味なのだ。
   
                     
これまでは老舗の八百屋から購入していたが、先日そば打ち仲間のHさんが現地を訪ねて収穫している所から直接入手して来たとの知らせがあり、数日後自分も訪ねてみた。柚子畑は結構広範囲だが車の止められる場所は2~3台と限られ、訪ねた先は「こないだ(先日)もおもせい(面白い)そば打ちやってる親父さんが来たぞい」と偶然Hさんと同じ畑だった。梯子に乗って収穫していた人もいたが、こんなハイテクのクレーンに乗った同年輩の親父さんが相手をしてくれて、ここの先祖は山伏で柚子は6軒で栽培、先祖が残してくれた有難いこの宝は自分の誇りでもあり、家系が続く限り残したい等と熱っぽくたくさん語ってくれた。
   
                     



泉崎村新そば祭り

2008年11月23日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                     
福島駅西口にあるコラッセふくしま福島県物産館で21日から“泉崎村新そば祭り”が開催されていたので見学してきた。
名物村長が自らそばを打ち、今朝も出掛ける前に試食販売する50食分を打って会場入りしたそうで、しかも今日は他に打ち手が不在と一人で見学者と会話をしながら孤軍奮闘していた。泉崎村では海抜300mの地で昔からそばが栽培されてきたそうで、村長自身もそば打ちを始めて15年、役場の接待はもっぱら村の温泉で自分の打ったそばで歓待しているそうだ。「負の遺産をシコタマ抱えてそば打ちまでやって村長も大変だねー」と話かけた人に『先人が残した負債はお陰様で他の町村には無い財産で、現在企業が7社、団地にも移住者が後を絶たず発展するばかりでとても有難いです』とさすが名物村長の逆転の発想にはほどほど感服してしまった。
   
                     
打ち方も土地それぞれに伝承されて来た方法で幾ら観ても飽きる事は無く今回も二回丹念に観察してしまった。“水回し”をしてフレーク状になると“まとめ”て“つぶし”は省略して“練り”に入り、ひたすら気の遠くなるほど練りこみ“菊もみ”の後は延し台で“つのだし”、次の“丸出し”は両手の平で生地を回転しながら30cmほど(一回に打つ料は750g)に。“延し”は太めの延し棒で一切猫の手を使わず手の平で微量の回転を与えながら押し出す感じで身体の手前に引いたり前に押し出したり、これでかなり生地にストレスが加わっている感じだが10割でもあまり割れないので不思議。打ち粉は使わずそば粉をそのまま使い“たたみ”でも使用量はごく少量で刷毛で丹念に薄く引き延ばす。初めて見た部分もたくさんあって楽しく拝見してきた。

そば打ち奉仕

2008年11月22日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                    
JA伊達、旧伊達町認定農業者会恒例の第6回収穫感謝祭がJR伊達駅構内の“まちなかプラザ”で開催された。この収穫感謝祭は農産物直売所の利用者への感謝を込めて手打ちそば打ち見学と無料試食会が行われ、福島手打ちそば研究会では第1回目から毎回お手伝いをしている。会員16名は午前8時からそれぞれの持ち場をあうんの呼吸で自主選択して作業開始、10時開店と同時にフル回転、準備した時節柄の温かいかけそば200食+α(そば粉20Kg)は今回も12時半前には完売してしまった。
   
              
                     
そばは一般人にも振舞われ開店と同時にフル回転、特にJR電車が到着する度に戦場化してアッと言う間に終了してしまった。何と云ってもユニークなのは、毎回チャリテーとして募金箱が設けられ心のこもった浄財は赤い羽根募金だけではなく、各募金団体へも届けているそうだ。道楽がこんな形で皆んなに喜んでもらえて微力ながらお役に立てた事に、この日のための数日間の労力は心地よい疲労感に変わった。
午後1時から「青葉手打ちそば教室」のお手伝い(先生の助手)には女性陣が向かい、老体組の自分達はあとかたずけに回り2時半前に帰宅、安い豆のコーヒーも普段には無い何故か格別の味だった。

男厨会そば打ち体験会

2008年11月21日 | 手打ち蕎麦打ち
             
福島手打ちそば研究会会員Wさんの所属する「男厨会」男の料理サークル年一回恒例の新そばを打つ会が清水学習センター別館で行われたので、そば研のH、Sさんの三人でWさんのお手伝いをして来た。
   
                   
昨年に続き二回目のお手伝いだったがそば打ちは6回目との事、4~5人の3グループに別れて会津産と北海道産の新そば粉をそれぞれ500gをトイチ(つなぎ粉1割の10:1)で二回打った。皆さん全員がリタイアー組の自分と同年代或いは先輩の方で、そば打ちも何回かは経験されている方ばかりなので、お互いに和やかな雰囲気の中でそば打ちを楽しみ、打った後は冷たい“盛りそば”と温かい“かも南蛮”で味わった。

泥沼

2008年11月20日 | アマチュア無線
              
5時半眼が覚める。顔に触れる空気が何となく冷たい、今秋一番の寒い朝になった。
通常のパターンで80mバンドから聴き始める。凄いスノーノイズでDXの信号は全てノイズに埋もれている。40mを聴く、U-ZONEは少し聴こえるがやっぱりダメだ。こんな日は諦めが肝心なのでTVを視聴した。
我が日本国首相、中学生レベルの漢字が読めないと、しかも三つもだ、またやっている。リアルタイムで世界に配信されているから、こんな下らない事でまた日本が馬鹿にされる。超富豪のお坊ちゃま、庶民の貧困をよそにエスカレーターで達した頂点が昨今のテイタラク“票をゲンナマで”なんて云うのは事前運動ではないでしょうか?もう一刻も早くお辞めになって欲しいと思うのは、若しかして自分だけかな。
夜が明けたので犬の散歩に出ると外は雪降り初雪だ。眼には多く見えても写真には写らなかった。水分の多く含んだ雪が舞っていた。
             
5バンドDXCCも完結して次は何の遊びと考えたら、お迎えがあるまで完結は不可能かも知れないが長期間遊べるのは矢張りシングルバンドDXCC。全てのオーナーロール目指して再び泥沼の遊びに突入する事にした。これら21通の封書はここ二ヶ月分の物。知らない人は返信料込みで費用も馬鹿にならないと思うかも知れないが、しかしパチンコだったら10分も持たないだろうし、また飲会なら一回分位の費用。自分では破格の安さで中身の濃い遊びだと自負しているのだが?
今月末までのシングルバンドDXCCの成果
             

     

大和芋収穫

2008年11月18日 | 素人百姓
             
大和芋、今年も何となく惰性で1坪の土地に栽培してコンテナー1箱収穫出来た。とろろ芋は進んで食べるほどでもないので育てる楽しみで栽培してきたが、耕地が水田の跡地で深く天地換えしても砂の層が7~80cm位にしかならなかったので、こんな土地には最適のずんぐりむっつくりの大和芋を栽培して来た。しかし、10数年前に富岡町の自然薯栽培農家の仕事先から貰って来たムカゴを興味本位で一緒に植えてしまったばかりに、今では自然交配を繰り返してこんな長物まで採れてしまう様になった。掘るのがとても大変で大概は途中で折れてしまうし、肝心の品質も自然薯には及びもつかないので止めようと何時も思うが、種芋が少し長めかなと思いながら植えてしまうと自然にこんな形になっいる。
             
ブロッコリーも初収穫した。紫の品種名は忘れたが、茹でると緑に変色すると聞き面白そうなので、孫の観察用に5本植えてみた。店頭で一度見たことはあったが口にするのは初めて、はたして味は?

西前町会そば祭り

2008年11月16日 | 手打ち蕎麦打ち
             
仲間のTさんの町内会からの依頼で9時からもちずり学習センターで「そば祭り」のそば打ち奉仕に参加して来た。10分前に到着すればOKかなと思って行ったら既に準備万端、初打ち合わせ兼お茶の時間になっていた。何ともスマナイ気分で仲間入り、しかしお茶受けのブロッコリーを勧められるとこれが何と美味!雨の中で今朝採りたてとの事、さすがに野菜の産地、あまりにも美味しかったので、落込んだ気持ちもすっかり吹き飛んでしまった。
100食分10Kgを打った。Sさんに自分も打つようにと強く薦められたが何しろお客様に提供する物でもあるし、また“牡丹”とのブレンドの粉なので自信が持てず辞退して今日も専任?の“茹で”に専念した。
             
11時から別室で試食会が開始された。そばの他味噌おでん、煮卵、ブロッコリー等も添えられてかなり豪華。厨房には町内会の主婦も12~3人程手伝いに入られて、そばの配膳やせいろ洗いも手伝ってもらった。
空のせいろを持ち帰る配膳の人からは「お代わりまだ出来っかい?」の声も再三聴かれる好評で12時半前には完食。
             
突然そば打ち体験希望者も出て来て12時頃から4組限定で開始された。そばの提供も終ったので様子を見に行くと、Sさん担当の所がちょうど終了したばかりで次の組が待機していて、Sさんの指示で今度は自分がお世話する事になった。30才になったばかりか若夫婦、悪戦苦闘の主人を奥様は終始無言で観察、何とも初々しい光景の中で少しずつそばになり“切り”はさすがに不揃いでも何とか5人前に仕上げてお持ち帰り、どんな様子で試食するのか、円満な光景が何となく眼に浮かんでしまった。今日も再びチョッとだけ社会のお役に立てた事に自己満足。