ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

7月のBand New Entity

2011年07月31日 | アマチュア無線
            
無線業務は秋のCondxまで夏期休業を宣言していたが、早朝散歩へ出掛ける前の30分間はSWLを継続、更にST0R(South Sudan)がDXCC New EntityとARRL正式決定により、23日以降ST0RのDXペデション終了までの期間限定で復活した。
20日間の長期運用予定なのでスタートから気軽に挑戦。プレッシャーも無くごく平常心で楽しみ、標準以下の装置でこれまでの結果は出来過ぎかも知れない。あと10日間、これまで受信出来なかった10mと信号の存在しか分らなかった12mはチャンス(Condx上昇)は到来するのか?どう観察してもハイバンドは今回も“西高東低”の気配。完全に他力本願の神頼みだが、80mも併せて頑張るか。
この他には待望のSt.Maarten PJ7MF→17mSSBをGet、ST0Rと合せて晩秋か来春には念願の#1DXCCの座へも復帰可能になった。

郡山青葉教室52回目

2011年07月31日 | 手打ち蕎麦打ち
            
吉成先生は所用のため欠席、しばらくぶりに境田先生の下で勤めた。
今日で三回目の生徒から「前回打ったそば、茹でたら切れて生地はザラザラ、不味いので捨てた。初回はツルツルして美味しかったのに何故」と質問された。こんな現象耳にしたのは初めて。疑問には真摯に答える事が肝心なので、境田先生と菅野さんも交えて茹での工程を聞き返しながら検討したが、全く思い当る節は無く、多分我々には想像出来ないミスを犯していたのだろう。
新人以外はそれぞれ“十割”“更科”“茶そば”を打ち全員ほぼ無事完了。

Arrived QSL

2011年07月30日 | アマチュア無線
            
昨日夕方JARLから10日も早く23枚程のQSLが届いた。早いと云っても会員と約束した配達期限なので今後の配達も期限厳守で願いたい。
Newは無し。FE6FAI(France)は1988年10月10mCWでQSOしたもので、23年後の受領は珍記録。EW2AA,OH9AA/PはAA局QSL収集生涯テーマの貴重品。
今行われているST0R(Southen Sudan)は標準以下の設備でも40mCW,30mCW,20mSSB,17mCW/SSB,15mSSBをGetしたが、RTTYは30m,20m,15mの何れも空振で12mと10mも相変らず“西高東低”の気配で信号の存在のみでNG。あと10日、目標達成までは早朝散歩も休業中だが果たして女神は囁くのか?

原発事故16

2011年07月28日 | 原発事故
            
幼稚園と小学校で県外へ避難した父母達はお互いに情報交換をしているそうだ。そんな今日の便りには、広島へ避難人した人が自費で長崎医大で2人の息子の検査をして来たところ、内部被爆で換算すると39.4(11歳)と7.7(3歳)μSv/hで詳しい結果は2ヶ月後に知らされるそうだ。
福島市内のNPOが子供達の尿10人分をフランスへ送り検査した結果は全員黒。飯館村の子供達の甲状腺被爆も間もなく個人に通告されると新聞報道されたが、何故個人通告なのか事態はよほど深刻なのだろう。福島市民も検査するまでもなく全員が内部被爆は確実だ。孫達は入居先の府職員住宅の子供達とも友達になり、一日中外で元気に走り廻っているそうだ。しかし、避難前に爆発して避難するまでの間に被曝しているので、低レベル被爆の10~20年先には一体どんな障害が出てしまうのか、福島の子供達は哀れだ。もう見とどける事は不可能な歳になってしまったし、原発は憎い!

放射能汚染

2011年07月25日 | 原発事故
原発事故放射能汚染により我が借地の80坪の土壌は平均2.4μSv/h。ふきとみょうがの栽培地は3.2μSv/hもあり、収穫物は精神的にもとても受入れられないので、今年の春蒔き野菜は全て廃棄を前提にした。だだ雑草駆除の目的でつる物の西瓜・南瓜・さつま芋をほぼ全面に、また除染効果があると公表された大輪ひまわりも試験的に30本ほど植えた。これで本当に除染効果が確認出来れば来年以降も素人百姓は可能だが、若しダメだったら残念だが廃業となる。これで我が生甲斐の道楽「撮影編集孫専科」に続き「素人百姓小作人」の二つも原発に奪われてしまう事になり怒りは更に増幅する。原発は憎い!
 
                     
普通の西瓜と完熟すると皮が真黒になる黒丸。1本の苗から子づる2本を延ばし3本仕立てにして、果実2個結実が西瓜栽培の基本とマニアルには記載されている。4本植えたので24個なのだが14個しか着果せず、原因は人工授粉をサボり自然に任せたからだ。今年も孫達から“すいか狩り”のリクエストがあったので、実際に口にするのは山形産を購入してと考えていたが、宇治市へ避難して実現不能になった。
8月10日頃には全て完熟。春キャベツと玉ねぎを引取ってくれた友人に再びお願いして、ダメなら生ゴミ処分となる。南瓜は長期間貯蔵可能な“雪化粧”2本植えて現在6個確認出来た。

ST0R(Southern Sudan)Get

2011年07月23日 | アマチュア無線
            
New EntityになったSouthern Sudanから国際チーム15名によるST0Rが予告通り今朝から運用が開始された。
今朝は早朝散歩を休止。20zに明日の義父七回忌法要に備えて墓掃除へ行く予定をしていたので30分遅く19:30zに起床した。
通常のパターンでお茶を飲みながらDXSCPEを覗く。7.004と10.104にST0R、何れもUPで15:41z頃からJA'sのRPTがあり、聴くと何れも猛パイルアップの戦闘が開始されていた。信号は自分のDPでも十分の強さで、40mは569と30mは589で正直にSメーターを振っている。8月10日までの予定だし墓掃除優先で制限時間は20分、信号の強い30mバンドへ挑戦した。
一番新しいRPTにはUP4と表示されていたので先ずはそこを聴く。UP4.5のJA3***へのコールバックで次は手動電鍵てゆっくり送信しているJA1HHCの5.5UPだった。『ST0R UP』と丁寧に打ち終った瞬間にHHCと同じところで送信。二文字コールサインなので他局はまだ送信中も自分への反応の気配は無い。今度は「JA7PL JA7PL」とコールサインを二度打った。19:44z『JA7PD 599』とコールバック。JA7PDは開局当時にQSOしただけで、その後は聴く事も無く、自分へのミスコピーと確信して「QSL 599 JA7PL JA7PL BK」『JA7PL QSL TU』で確実にGetした。
聴き始めて僅か3分、パイルに参加して1分以内は自分の珍記録。標準以下の装置で改めて馬力では無くタイミングと運に左右された事を再確認した。手打ちそば研究会と青葉教室も休む事になったが、午後は従兄の四拾九日法要と納骨、明日は義父の七回忌法要で、今日のご褒美に何れもご先祖様には心を込めて手を合せたいと思う。



撮影編集孫専科廃業

2011年07月22日 | 撮影編集孫専科
            
先日の幼稚園「七夕お遊戯会」の編集・完プロ・DVD作成も完了したので、最近撮影した105枚の写真と共に今日避難先の孫達へ郵送した。これで孫達の誕生と同時に、我が道楽三昧の一つに加わった“撮影編集孫専科”は終焉した。
孫達は今土の上で思う存分遊び、大翔などは二度も転んで膝から血を出して帰って来たとメールを受信、今まで外で遊ぶ事が出来なかった反動だろう。
朝は蝉の合唱も聞かれて福島よりも自然が豊かだそうで、Webの地図や衛星写真を検索すると、住んだ京都府教職員住宅は小学校とは敷地が地続きで、環境の良さが十分に納得出来た。
スパーで桃を見つけた愛実が「食べたい」と言い、好物なので買うかなと思ったが、産地表示が無かったので“福島の桃?”とアキラメさせてしまったそうだ。これが福島を思い出した一瞬で、みんな安心して楽しく過していると朝晩メールが届く。こんな状況なので孫専科の復帰は残念ながら当分有得ないだろう。原発は憎い!

原発事故15

2011年07月20日 | 原発事故
            
日頃は全く必要を感じなかった携帯電話っも、3.11震災直後には有効に活用した。抵抗する意図もあって電話以外の操作は拒否していたが、避難先の娘からの要請もありメールも始める事にした。
こんな形で毎日様子を知らせて来るが、支援先の京都府では困っている事や必要な物は無いかと頻繁に問いかけて来るらしい。子供の自転車を依頼したら新品の自転車が届いた様だ。
昨日は入学手続へ。前と同じ小規模校で各学年2クラスで愛実も里菜も2組へ編入、愛実は再び龍生君と同クラス。校長や担任の先生も大変親切で安心したと知らせて来た。
福島市は自主避難者には「どうぞ勝手に」と去る者拒まずで何とも冷たい。こんな危険極まりない市内にも多数の指定避難者が安住の地と錯覚してか、県や市が準備した住宅に入居しているが、それらの支援体制は全く聞こえて来ない。それに反して他県は、特に京都府は申し訳ないほど親身に対応してくれるそうで「甘え過ぎるな」とだけ忠告した。自分はただ感謝あるのみだが、原発は何とも憎い!




Arrived QSL

2011年07月19日 | アマチュア無線
            
再開した早朝散歩、スタート前の19zから30分間はお茶を飲みながら40~17mまで聴く。夏枯れでも20mはさすがにDXのメーンバンド、予想以上に聴こえている。こんなCondxが続けば間もなく始るST0も、QRP組の自分にもチャンスは十分にあるから楽しみだ。
最近届いたBand New EntityのQSL。
 ☆HZ1FI(Saudi Arabia)→12mCW
 ☆VP8LP(Falkland Is)→12mCW
 ☆VU3RYO(India)→12mCW

PJ7MF(St.Maarten)Get

2011年07月17日 | アマチュア無線
            
昨夜のNFDXG月例会は95%が原発事故関連の話題に集中して、本来の目的からは大幅に逸脱してしまったが、これは隠蔽され続けて来た放射能汚染、今最も危機に晒されている福島市内の現状の証だった。
こんな中で「バンド全体が死んでいる今17mバンドだけは意外に良い時があるから油断出来ない」と確かCJSさんが話していた。こんな証は確かにあって、一昨日06z過ぎ、日頃の習慣でDXSCAPEを覗くとPJ7MF 18.136とUPされていて「こんな時間にOpenなんてあるのか?」と疑いながら聴くと、偽のUPでは無く確かに本物がQRV中だった。ただ信号も弱く緩やかなQSBもありピークでRS=33 on frqでパイルアップも意外に少ないが、既にお邪魔虫も自己主張中で“ヤバイ”と思いながら信号がUPしたところでコールした。二発目で自分にコールバックが・・・怪しかったので一瞬躊躇してしまった。5秒程の空白の後「どうせ聴こえねーんだろう」とお邪魔虫。リピートする気力も失せて、こんな輩に係りたくないので即QRTしてしまった。昨日はQRVが無く空振り、そして今日再びチャンスが訪れた。05zに待機、蔵王山中腹に2ndシャックを構えるJA7BSDさんが04:48z 18.136とUPしていた。聴くと一昨日同様のレベルで二の舞は避けようとCondxのUPを待った。間もなく18.134へQSY、エレメントがあと一本あればと自問しながらヒタスラ待機した。30分もした頃少しUPして来たが、このPJ7MFを済ませた局が、今度は18.131 KH4/W5FJGを相手にパイルアップ戦闘開始、更にローカル局も加わり、この被りで時々PJ7の信号はマスクされてしまう。これで“オシマイ”と思ったのだが、酷暑の中、しかも日中は生活環境外のこのシャックで頑張った三度目の正直ならぬ“三日目の正直”に賭けて更に待機した。6zを過ぎると常時RS=33までUP、自分と同じ待機組のコールに比例してパイルアップもやや激化、5~6回空振りした後06:07zにやっと確実にGet出来た。
これで#1DXCCへの復帰も秋のシーズンまで待たずに済んだ。しかし不運な事に、14日スーダンから独立して南スーダン共和国(Southern Sudan)になったST0がNew EntityとARRLが正式に決定したので、今度はこのST0に挑戦する事になった。でもここは電波伝搬的にもカリブ海よりは楽だし、記念の大DXペデションも23日頃から二週間予定されて、更にOH2BHグループも実行するらしいので問題は無さそうだ。
夏期休業中の思わぬ拾物、酷暑に負けずに頑張った三日間のご褒美だった。