ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

Arriaved QSL

2008年08月30日 | アマチュア無線
今時大変珍しいモノクロ写真のしかも手書きの心のこもったQSLが届いた。バングラデッシは周辺の国同様現地人による運用は皆無に等しく、ボランテア活動等で訪れた外国人が特別許可を得てごく短期間運用するのみで、QSO(交信)のチャンスは大変少なくて自分でもまだ14局しかQSOしていない。これはノールウェー人の運用に依るものだが14局の約半数は日本人に依るもので、何らかの形で同国に貢献している証拠でもある。電波伝搬的には何ら問題の無い地域だが、以外に難易度の高い国で80mと30mが貴重なバンドニューだった。

怨みの悪天候

2008年08月29日 | 素人百姓
今年の悪天候にはほどほど参ってしまった。梅雨時にはサッパリ雨が降らなくて夏野菜は大幅な減収になった。例年お盆過ぎから秋野菜の植え付け準備を始めるが、今頃になって梅雨モドキのしかも強雨の連日で、偶に1日位止んだところで泥んこ状態では全く作業が出来ない。何時畑に入れるのか、これでは秋野菜は農薬に汚染された市販品を買う事になりそうだ。
            
西瓜“黒丸”を2個、最後の収穫をした。教科書によれば子づるを3本延ばして、親づるに2個、子づるに各1個結果させるとあり、開花期の低温と曇天続きで人工授粉も試みたが成功せず2本植えて5個しか収穫出来なかった。この2個は子づるの物で双方共に6kgで親づるより3Kg程小さい玉だったが、完熟していて甘みも市販品と遜色なく日照不足の割には上手く出来たと満足した。
            
基本的には無農薬有機肥料栽培を実践しているが、素人には難しく実際には低農薬半有機肥料栽培なのである。そんな訳で100%の化成肥料は使わず、牛糞堆肥を主体にJAグリーンセンターからこんな物を買って使っていた。一袋買えば2年ほど間に合うが無くなったので買いに行って来た。前は¥1,800位だったが¥3,192も取られてしまい、何とガソリン以上の高騰に驚いてしまった。道楽でやっているから高価でも楽しみの代償なので時間単価にすればこれほど安い物は無いが、さぞかしプロの農家は大変だろうと思う。

Arrived QSL

2008年08月27日 | アマチュア無線
9X0R他には届いているのに何故か自分には届かず正直焦っていたが、今日他の2通と配達されてホッとした。9X0Rは9QSO、TX5Cも15QSOとたっぷり楽しませてもらったのにドネーションを少しケチってしまったので、どうやらこれが悪かったらしい。
ここ一年程前から急激なIT技術進歩により、この種のDXペデションでは、初めは呼ぶ側の重複QSO(交信)を避ける目的もあったが、衛星通信経由のWeb上でQSO結果がほぼリアルタイムでBand/Modeの表示や各国単位でQSO数上位局100のランキングが表示される様になった。これにアクセスしてしまうと、ほぼ全員が嫌でも野次馬根性丸出しの闘争心に掻き立てられ、罪悪は別にしても遊びはがすっかり変わってしまった。今回もBandニューだけやれればと決めてスタートしたが、一旦ランキングを眼にしてしまうと遂に全バンドへ手を出し、気が付けば泥沼だった。
以下Band/Modeのニュー
 ☆9X0R(Rwanda)→15mCW
 ☆TX5C(Clipperton Is)→80mCW/30mCW//17mCW,RTTY/12mCW
 ☆TK7C(Corsica Is)→20mRTTY 

ハムフェアー2

2008年08月24日 | アマチュア無線
   
                    
メーカーのブースもあまり関心は無かったが、IC-7200を直近に発売したICOMがIC-7700に似たIC-7600をアンテナを接続受信状態にして参考出品として展示、係員が説明をしていた。価格、発売期日も未定だそうだがIC-756PROⅢの後継機とのニュアンスでもあったので、何とか自分にも手の届く範囲であって欲しいと思った。
            
デイトンにも出展して来年1月発売予定の自作キット、予定価格9万円のセパレートタイプの送・受信機も展示されていた。Marconiと初めて聞くメーカーだったが、自分と同年代の社長、HL系と推察される人物が一人で自作の思い入れを熱く語りながら説明をしていた。デスクトップのリニアーアンプ程の大きさで、これなら真空管でも十分収まってしまうが、ICを除く半導体で回路設計中との事だった。
仕様の詳細はhttp://marconi-japan.com/default.aspx
   
                    
今日の最大の目的は過日のDXを肴にして語る会で実現しなかった「カリブ海のニューエンティティSaint Barthelemy島DXペデション」JR2KDNさんの講演聴講だった。11時から50分間話されたが、JAとのQSO数は80、40、30、20m/RTTYでトータル約800局も多バンドQSOの重複局が多くて、実質はかなり少ない数だそうだ。また、この地域への伝播特性とコンデションが悪く、Big Gunの局ですら信号は大変弱く、かなりの部分感でコピーする事も多く、オペレーターとの日頃からのお付合いや有名人になりコールサインを覚えてもらう必要が不可欠だったとの事。今回自分は設備からしても対象外で、信号の存在がやっと確認出来る時もあったが、とても呼べる状態ではなく参戦する事は無かった。秋にW(米国)のグループ行く情報もあるが、コンデションが回復してしなければ自分には到底無理だろう。
            
今回求めた品々RG400テフロン同軸2mほぼ新品¥1000は拾い物。
会場ではJA7IC,NX,BWT,JH7NTW,JR7MAZさん等県内のOM'sにお逢いしたが、NTWさんとはほぼ二日間行動を共にした。帰りに秋葉原にも立ち寄ったが、駅の出口付近の太い柱を混雑のあまり左右に別れて通過したらNTWさんが丸で神隠しに遭ったと同然に突然消えてしまった。ラジオデパートの3F稲電へ行くと話していたので直行してしばらく1Fまでの間を探し回ったが見つからなかった。仕方がないので自分の用事リレーを買って帰ったが、後で聞くと柱を通過する直前に先に内田ラジオへと急遽足が90度向いてしまったそうだ。何れにしてもその柱の中にはお狐様が潜んでいたのかも?最後はとんだハプニングもあって実に楽しい二日間だった。

ハムフェアー1

2008年08月23日 | アマチュア無線
           
東京ビックサイトで開催されるハムフェアー、数年ぶりに参加した。以前はDXCCの追加申請が主な目的だったので始発の新幹線で上京していたが、今回は同僚のJA9JXさんとの親交にあったので、ゆっくりと8時過ぎに家を出て11時半過ぎに到着した。以前にも増して若者の姿は無く大半が40歳以上の人達、しかも会場内は難なく移動出来るし、休憩所の椅子にも容易に座れるので入場者は確実に減少している。もう若者には見向きもされなくなってしまったKing of Hobbyのアマチュア無線、そしてこんなイベントも何れは自然消滅、そんな気がした。そして相変わらずジャンク販売が目的とも思えるブースが大半を占め、このフェアー何がこんなに人を惹き付けるのか良く解らない。
            
正面左からJA9JX・JA1JGさん。昨年CQ誌の8月号で『8J1RL昭和基地50年の時を越えた交信!』と紹介されたメモリアル交信のコーデネートを担当者したJA9JX小島さんと当事者の第1次観測隊員JA1JG佐間さんとメモリアル交信相手の第48次隊員JH7QLR若生さんの8J1RL質問所のブース。3名そろって応対されていたが、QLRさんはブースからはみ出て応対する事が多くシャッターチャンスを逃してしまい、残念ながら画像では紹介出来なくなってしまった。昼食はJXさんの友人と云う特権で近くのホテルのレストランに同席した。QLRさんは仙台市在住との事で親近感もあり、それぞれの南極基地体験談を1時間以上も伺う事が出来た。
            
このブログにも記載(16.Mar.2006)したJA7ZNさん。このブースで偶然初交信から58年後の今日感激の初対面も実現した。何を話したか今はあまり思い返せない程興奮してしまった。
            
月刊59誌のブース、編集長のELYさんが一時健康を害されたとの事だったが回復された様子で休刊も回避され、読者としても安心した。
   
                    
かつては羨望のコリンズも数年前には山積されて値引きを交渉する光景も見られたが、今や品数も激減ブースのデススプレーになってしまった様だ。
            
3時過ぎARRLブースにARRL DXCC Listを買いに行った。「売ってはダメと指示されているのでJARLで聞け」と言われて隣のJARL職員に聞いても誰も分からず仕舞え。以前はARRLのブースで自由に買えたのに何時から売れなくなったのか?入手する事は出来なかった。
宿泊先ではJXさんとお互いに飲めない生ビールを片手に、ブース対応の疲労も省みず思う存分ハム談義に費やした。

料理教室56回目

2008年08月21日 | 男の料理
福島盆地の夏は例年お盆を過ぎると朝晩徐々に涼しさを増し徐々に秋の気配が感じられが、今年は急激に涼しさを増して来た感じで、今朝は昨夕から中一日置いての強い雨降りが続いていた。今まではバスを利用していたが、今日は傘をさして駅まで歩いた。途中息切する事も無くしかも5分も短縮、わずか20日程の早朝ジョギング再開の効果が早速現れた。
            
地物の枝豆がようやく出始めたので旬の食材を使った「枝豆ご飯」「卵豆腐」「茄子柳川もどき」「豚肉の香味焼」の4品を習った。
「卵豆腐」の最大のポイント出汁にあるそうで、その工程も重要だったが、皆んな敬遠していた出汁採りは毎回進んでやっていたので既に習得済みで、出汁の量茶碗蒸しは3倍、出汁巻き1/3倍は今回の貴重な伝授。
「豚肉の香味焼」今まで焼肉でこれほど旨く食べた物は無い逸品だった。これには必ず青唐辛子を使用し、漬け汁に漬けつ時間は15~20分以内を厳守し必ず網わたしで焼きあげる。フライパンでは絶対にこの味は出ないそうだ。豚肩ロース300gにニンニク1片・生姜10g・青唐辛子1本、全てみじん切りにして醤油大3・砂糖大2・胡麻油大1を混ぜ合わせて漬け込む。
            
「茄子柳川もどき」ドジョウを使った柳川鍋の紛い物。ゴボウから出る旨味を活用してドジョウに限らず何を使っても良いそうだ。さかがき牛蒡の刻み方は、包丁の握り方とまな板の端を巧みに利用したプロの技は簡単に真似の出来るものではなかったが、一歩でも近づければと頭にしっかり叩き込んだ今日一番の収穫だった。

ゴーヤ

2008年08月17日 | 素人百姓
            
本場沖縄では日除け代わりにも植えられているそうで、また何処の市役所だったか庁舎の壁一面に這わせて、冷房代の節約と窓口に現れた市民にゴーヤを無料で配布して一石二鳥と昨年TVニュースで観て、今年は畑ではなく家の東側窓の日除けとして5月下旬に二本植えてみた。ゴーヤも収穫出来る様になっては来たがつるの成長がイマイチで畑に植えても例年今頃はこんな状態。お盆頃から生育が旺盛になり9月にはジャングル状態になるが、日陰が一番必要な時期にこんな状態ではサッパリ役に立たず、まだヨシズが主役だ。熱帯性の植物で気温30℃を超えないと成長しないと本には記載されているし、いくら暑い福島とは言っても7月に入らないと平均気温が上昇しないので、日除けとしはあまり役に立たない。
            
正直のところそれほど旨い物でもないし、調理の方法もいろいろ試してみたが家族にも歓迎されず、収穫した90%は土に戻してしまう。ただ折角栽培したのに何となくゴーヤに申し訳ない気もして、ここ1~2年は週に一度位は口にしている。
これは最も簡単な方法で調理時間は10分程、300g位のゴーヤなら豚バラ薄切り(脂身に多い方が良い)150g位を酒大さじ1、粉末黒砂糖(固形の物は粉末にする)大さじ3で炒め、予めした処理したゴーヤを入れ、まんべんなく混じり合ったらなべ肌から醤油大さじ11/2を振りかけ3~4回鍋を振って出来上がり。単純だがビールのツマミに良く合う。定番のゴーヤチャンプルも、卵は一番先に多目の油でふんわりと柔らかく焼いて置き一番最後に混ぜ合わせる。豆腐も水切りして3cm位の角切りをごま油で焼きいったん取り出して、豚バラ薄切りが炒ったら再び鍋に戻して、次にゴーヤを入れ調味料が絡み合う程度に炒めたら卵を戻して仕上げにごま油少量を振りかける。
何れも本場のゴーヤチャンプルには無い我流だが、豆腐の香ばしさ、黒砂糖の旨味、卵のふんわり感など、ゴーヤのほろ苦さとの絶妙なバランスは正にオリジナルとして定着、もう家族から敬遠される事も無くなり大満足。

西瓜(黒丸)収穫

2008年08月11日 | 素人百姓
   
                    
孫の西瓜刈りを目的に“黒丸”を二本植えた。栽培方法が分からないので100%虎の巻で忠実に実行して来たが、素人の未熟さで本当は一本の苗には親つるに二個、三本仕立ての子つるには各一個で10個結球するはずなのに半分の5個しか結球しなかった。そして本当は真っ黒なはずなのに、普通の西瓜よりは黒いが何故か模様が浮かんで見える。
収穫期を迎えたので孫を同伴して一番大きい物を初収穫した。二人で運ぶと言った孫達もあまりの重さにギブアップ、計量すると9Kgもあった。若しかして未熟だったら孫は失望!と不安を抱きながら割る瞬間は眼を反らしてしまったが、ほぼ完熟していたので万々歳。

青葉郡山教室2回目

2008年08月10日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                    
イトーヨーカドー・ヨークカルチャーセンター郡山の「青葉手打ちそば教室」二度目の当番を勤めて来た。受講者定数15名(実数17名)で2時間は若干講習時間と講師陣が少ないので、お互いの不具合を解消するために“水まわし・練り”と“延し”“切り”を分離して“切り”を除きそれぞれの工程を生徒二人を講師一人で担当する方式に変っていた。自分はKさんと“水回し・練り”を担当したが、分離した事により4人同時進行でも同一作業なので格段に眼が届き、教える方も教わる方にも最善の策だったと感心した。受講生は今回で5回目も習熟度は千差万別で、活発な性格と推察される人ほど吸収も早く、もの静かな人は理解出来ても脳の指令が手先に伝わり難いのではないかと感じた。中には5回目とは信じられない人もいて、経験者かなと思って聞くと「初めて」と、それでは陶芸?その体験も無いと言う。多分こんな人は先生が話された“手先の器用な人”に違いない。福島教室とは異なった雰囲気で無事終了。

茶そば

2008年08月09日 | 手打ち蕎麦打ち
            
6~9月はそばが一番不味くなる時期と言われている今、会津塩川産(磐梯山麓雄国沼高原)の夏新そばを打つ事も可能だったが、2日の青葉教室で試食した結果はイマイチと感じたので、今回は友人が自分の打ったそばを初めて試食するので変わりそばの“茶そば”にした。“茶そば”は青葉教室以来実に3年ぶりに打った。
            
抹茶の量は青葉教室では粉500gに対して5gと教わったが、再確認確もあり先輩のSさんにお聞きした。「美味しく食べるなら10g位」の返答、1Kgなので20gを入れたが練りあがりを見て更に5g追加した。“伸し”に入ると10割以上にひび割れが激しく出始めた。原因は抹茶と云う異物の混入もあるが、この酷暑で強力な冷房で乾燥が激しく、結局薄く伸す事もまた細く切る事も不可能になり田舎そば並みのうどん状になってしまった。しかし、茹であがりは見事な色合いで風味も十二分にあり、蕎麦屋の茶そばでは決して味わえない物になった。