ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

4月のBand New Entity

2011年04月30日 | アマチュア無線
            
High Bandのコンデションも上昇して来たので12mを中心に遊んでみたが、ナガラMBDA-1430ハムペリの小型アンテナでは利得不足で5N7Mの10mと5V7CCの12m/10mなど数局は地域差もあるが捕り逃してしまった。
以下今月のBand/Mode(RTTY)New Entity
 ☆6W2SC(Senegal)→17mCW
 ☆9N7AN(Nepal)→80mCW
 ☆5M2TT(Liberia)→12mCW
 ☆E77DX(Bosnia-Herzegovina)→10mSSB
 ☆4O3A(Montenegro)→10mCW
 ☆AP2NK(Pakistan)→12mCW
 ☆ST2AR(Sudan)→10mCW
 ☆EA9IB(Ceuta&Melilla)→12mRTTY
 ☆SV9COL(Crete)→12mCW
 ☆V44KAI(St.Kitts&Nevis)→17mCW
 ☆4L1MA(Georgia)→12mCW
 ☆T31A(C.Kiribati)→12mSSB
 ☆VU3RYO(India)→12mCW
 ☆ES5QD(Estonia)→12mSSB
 ☆C6AGN(Bahamas)→12mCW

2011年04月29日 | その他
  
                    
「万神々の祭るここ南町の・・・・」神官の祝詞で町内の子安地蔵尊と水神宮他自分には良く分らない二つの神々の恒例の祭がささやかに行われた。
数年前義父母亡き後を継ぐ形で長老から強引に勧誘されて氏子に、新参者の自分は即戦力として一年目から祭当日の準備撤収と神官の送迎が申し与えられた。
この地蔵尊何とも不思議なのだが、毎年隣町から噂では森口と称する昔の有力者らしい老夫婦が現れて、神官のお祓いでも上座に座り玉串法典も一番先に行い、宴の席でもみんな一目を置く。会計報告を見ると毎年地代支出¥20,000もあり、若しかしてこの地蔵尊は個人の所有物ではないだろうか。森口とはどんな関係なのか、新参者にはまだ問う勇気も無い。
今年は9人で準備して14人でお祓いを受けた。宴の席は何人になったか、神官を自宅まで送り届けた後はお役ご免で、例年通り撤収の時間まで家に戻っていたので分らない。何れにしても7~8人の長老達の祭を出汁にした年に一度の社交の場は、あと何年続くのだろうか。

Arrived QSL

2011年04月26日 | アマチュア無線
            
JARLから3月配達分のQSLがクロネコメール便で届いた。これまではいくら遅くても14日までには届いていたので記録的な遅配だったが、震災で東北への発送は停止していたそうだ。
Band/Modeのニューは無かったが、仲間のJA7EPOさんの初DXペデションV63EPO(Miconsia)と今では大変珍しくなってしまった漫画絵デザインのZS2EZ(S.Africa)や自分と同じコールサイン“PL”のお宝も入っていた。

郡山青葉教室47回目

2011年04月24日 | 手打ち蕎麦打ち
            
今日で三回目の40歳後半の男性の世話をした。前回までは“練り”までだったが、今日は最終順だったので最後までお付合いした。若さゆえの感の良さだろうか、延し棒の廻し方も三度目にしては上々で“切り”の包丁使いも上手だったし、若しかして経験者?と疑ってしまった。
毎回ほとんどふりだし状態だった爺様、何時も一番先に来ていたのに現れなかった。前々回から腰が痛いと言い、前回は座って出来ないかと聞かれたので「会津では座ってやる人達もいるのでやってみる。次回敷物用意する」と答えたが反応は無かった。そば好きの孫の為に頑張っていたのに限界と感じたのか、出席簿には横線が引いてあったので辞めてしまった様だ。

たけのこ

2011年04月23日 | 男の料理
            
旬のたけのこ、下り物が安く買える様になったので、昨日Lサイズを一本買い下処理を済ませて、今日“たけのこご飯”と“海鮮とたけのこの煮物”を調理した。
「栄養価の高いもの」と要求があったので“たけのこご飯”の具には定番の油揚げに代えて川俣軍鶏を考えたが、原発事故の影響か品切れで伊達地鶏にした。煮物は硬い部分をかつお出汁に醤油・酒・塩・砂糖を加えて約40分煮て3時間ほど冷まして再び20分二度煮て十分味を浸透させる。たけのこを取出した残り汁に醤油を加えてわかめを汁気がなくなるまで煮詰める。さつま揚げは油抜きした後、別鍋で醤油・みりん・砂糖・水を加え、煮汁が無くなるまで煮込む。旬の香りは?新鮮さが命だけに期待はずれだった。

Arrived QSL

2011年04月22日 | アマチュア無線
            
久しぶりにBand NewのQSLが届いた。
それにしてもJARL3月配達分のQSLがまだ届かないので会員業務課へ電話で照会してみた。予想はしていたが「震災で東北方面への発送は停止している」と全く事務的な回答に終始した。何時発送再開するのかも推察出来なかったので、無駄とは思いながら配達可能地域の方が大部分だと希望を伝えた。こんな様子だと5月分と合わせて6月配達なんてなりかねないかも?
 ☆EA9PY(Ceuta)→17mCW
 ☆OX/DL2VFR(Greenland)→30mCW
 ☆VK9CF(Cocos Is)→12mCW

Cont SW'er改修

2011年04月21日 | アマチュア無線
            
二日間約6時間程かけてタワー上に設置したアンテナ切換器リモートスイッチをステーションコントローラーへ移設した。
筐体穴開加工と配線はもう何年ぶりか思い出せなかったが、眼はすっかり衰えてしまったものの、手先だけはまだ健在だと自信が持てた。
            
デスクラックに設置してあるステーションコントローラー。右端SW→電源SW、全ての機器がワンタッチでON-OFF。
            
左→TRX切換リモートSW(電源、L.Amp入力、Key、Mic、SPのワンタッチ切換)
右→タワー上のANT切替器リモートSW
ジャンク品スイッチ活用のためLEDランプ(固定式)が赤と黄色の不揃いはご愛嬌。
            
奥→L.Amp周波数コントローラー
前→Key、Mic、SP切換器

原発事故7

2011年04月20日 | 原発事故
            
昨日の新聞に「計画的避難区域の目安とした年間20mSv/hの放射線量を上回る地域を原子力委員会の推計で分った」と掲載された。これによると福島市は累積放射線量16.8mSv/hで四番目に高く、今後原発に何事も無くこのまま推移すれば安全だと言う事だろうが、この数値は平均値で、市内には限りなく20に近い地域が存在している事が推察される。そして今日は前回問題のあった県内幼稚園と学校52校の再調査の結果13校が屋外活動制限に指定され、何と10校が福島市内で300m先の第一中学校はあと0.1で指定校になり、我が家周辺も決して安住の地ではない事が分った。この基準は毎日8時間野外に居たと仮定した場合、毎時3.8μSv/h被曝一年後に20mSv/hに達する(計画的避難区域指定)事から決定したそうだ。一番高い所が5.2だから、学校以外にもこんな危険箇所が多く存在していると推察され、福島市民はみんな大きな不安を抱いていると思う。行政には包み隠さずもっときめ細かな的確で正直な対応をしてもらいたいものだ。
これらの放射線量は水素爆発した時のもので、今の状態なら大丈夫だと言う人もいれば、止まった訳ではないのでダメだと言う人もいる。何れにしても初期に米国が発表した80Km範囲内退避は正しかった(政府は県庁所在地21万人+盆地内15万人退避は大パニック発生から回避した?)のだ。この80Kmは一回目のブログに記載したが、昨日発売された我が道楽の月刊誌CQ Ham Radioに震災地DX'er(海外通信愛好者)安否情報が掲載され、床上浸水と原発避難各1人と4~5人が機器類一部破損程度で済み、知人大多数が無事で安堵した。自分の所は原発から80Kmと記載されていたが、多分筆者の錯覚と思われ、改めて地図で正確に計測すると北西61.5Kmだった。
気にしなければ全く見えないこの透明な悪魔、自分からは日課の散歩と素人百姓小作人も完全に奪ってしまった。買い物の帰りに1ヵ月ぶりに様子を伺うとブロッコリー、カリフラワー、紅葉台、菜の花は既に食べ時終了、かぶれ菜(茎立菜)は最盛期で春キャベツと玉ねぎも3~4週間で収穫期を迎える。仲間達の土地も例年になく手入れは行き届いていない様子に見えたが、じゃが芋も植えつけたり葉物野菜収穫の痕が僅かに見られた。「今が旬で一番美味い!歳だし、良く洗えば大丈夫だ」と我が女房は言うが、スーパーはもとより、JA新ふくしま直販店ですら地場産品の野菜コーナーは空ッポだから、あと10年も生きれば満足だと思っても、精神的にとても危なくて食る気にはなれない。原発は憎い!

反省会

2011年04月17日 | 手打ち蕎麦打ち
            
今日は瀬戸さんの命日。三回忌法要と2月に開催された吉井田学習センター主催そば打ち体験教室の反省会が“香り屋”で17時30分から行われた。
参加者は15人、こんな劣悪な状況の中で参加する事にタメライもあったが「こんな時こそ気分転換」との勧めに従い参加した。幹事や会長挨拶には当然瀬戸さんの事にも触れられたが、懇談に入ると自分の卓内ではそばの話題は皆無で、それぞれが直面している原発事故の話題で終始した。危険度の認識もバラバラで、平常とほとんど変らない生活の人や、計画的避難地域指定も目前だと既に避難準備と避難先手配完了の人まで、自分始め皆それぞれ憶測が優先していた。隠蔽含みの情報公開の下では無理もなく、多くの市民達もこんな状況ではないだろうか。原発は憎い!

原発事故6

2011年04月16日 | 原発事故
 
            
                     
原発事故は相変らず闇の中で状況は悪化、一部学者先生方も主張していたピンポイント汚染が明らかになり、一ヶ月以内に避難を求める“計画的避難区域”の指定発令、その区域の一部がほぼ10Km先の隣町川俣町山木屋地区まで迫って来てしまった。
県内11地点の毎時の放射線量は新聞紙上に毎日掲載されているが、最近になって各学校・施設・公園・地域等かなりきめ細かいポイントの平均放射線量も掲載され、自分の環境も容易に推察可能になった。これまでの累積量が一番問題で、我々素人は勝手な解釈をしてしまうから、この二つのデータだけでは不十分。累積量は一度公表しただけで「公表すれば混乱を招く」とお神は判断しての事だろうが、隠蔽されるほど我々は悪い方向と疑ってしまう。
多くの学者先生方もそれぞれの検知から様々な意見を述べられているが、そんな中で18年間日米両国でGE(ゼネラルエレクトリック)の原子力技術者として、現在は米国で原子力の技術と安全専門コンサルタントとして働くS氏が急遽帰国して、東北自動車道で福島に入り5Km毎に放射線レベルと地面の汚染度を測定した調査状況分析レポートを目にした。調査結果の最後に「いま、被災者の避難先となっている郡山市や福島市は原発から50キロ以上も離れていて、安全だと見放されています。しかし、国際基準を厳しくとれば、両市も非居住区域の範疇に入ります」と述べている。
新聞のデーターでも自分の居住地は、ごく近くの第一中学校や須川運動公園が市内でも高い位置にランクされて、それとほぼ同等と考えられるし、米国が一番先に発表した“80Km圏内”も妥当な判断だったと思うが、県都福島市民20万人の避難は狭い日本の沈没?何としてもこれ以上の悪化は阻止して欲しいと願うばかりだ。
こんな状況の中で春爛漫の福島は桜が満開、我が家の花々もきれいに咲き誇っているが、良く観察すると何故か花びらは“まっ黒”に見てしまうから悲しい。原発は憎い!