９Ｘ０Ｒ終了

アフリカのルワンダ９Ｘ０Ｒも予定通り終了して一段落したが、今回も再び振り回されっぱなしの１０日間だった。ＤＸ(海外通信)を始めて４０年1ヶ月、Ｌｏｇ(業務日誌)を見るとここ９Ｘは過去に９Ｘ５ＥＥ，ＭＨ，ＰＭ，ＶＢ，ＷＷ，９Ｘ/Ｇ３ＰＳＭ，９Ｘ/ＯＮ４ＷＷの７局としかＱＳＯ(交信)していない珍局だっだ。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今回もこんなスロットとＪＡ(日本)上位１００局のランキングがＷｅｂ上でほぼリアルタイムで公表され、ほとんどのＤＸ'ｅｒがこれを覗きながら連日一喜一憂した。自分に取っても再び悪夢の再現となり、８０ｍはチャンスも少なかったし設備の能力からしても当然の結果だったが、絶対取れると思った４０ｍＳＳＢのエリア指定も惨敗で失望しながら終止した。それ以降に２０/１７ｍＲＴＴＹてチャンスが訪れたものの、信号が弱い事も一因ではあったが、精神的に戦意消失もう充分と云う感覚だった。
　　　　　　　　　　　　
８０ｍＣＷで昨年９月１９日にＱＳＯ当然バンドニューのＱＳＬが届いた。このバンドはシズンオフ？と思っていたし、しかも常駐局が無いだけにとんでもない拾物だった。

料理教室４６回目

２０日(木)は春分の日で休講、一週間シフトで既にお彼岸も過ぎてしまったが、今日は彼岸料理がテーマだった。
「小豆ご飯」「鯛の煮付け」「切昆布の煮物」と番外で「コウイカの刺身」を習った。今回特筆すべき事は魚の煮付け。料理本などごく標準的な方法とは異り、自分では初めて体験した日本料理の極意の様であった。
今日は小型の鯛の姿煮になったが、以下魚切り身１００ｇ４切分の手順。
①鍋に水３００ｃｃ、酒１００ｃｃ、出汁昆布１０ｃｍを入れる。
②しばらくしたら火をつけ、沸騰したら魚を入れ１０分程煮る。
③みりん大２、砂糖大１.５、醤油大３の順に入れ紙落蓋をして煮あげる。
水、酒の量は魚がヒタヒタになる量であり、調味量もそれに応じて調整する。醤油の量、原則は魚４００ｇで大２、塩の場合は小１。
姿煮のきれいな煮方、エラ、腹ワタを取り出す隠し包丁の入れ方等も大収穫。

９Ｘ０Ｒ（Ｒｗａｎｄａ）

スペインを主体にイタリア、フランス、ウクライナの国際チームによりルワンダからのＤＸペデションが１７日から１０日間の予定で開始されている。
http://www.9x0r.com/
ルワンダと聞けばまず一番先に現在も伊達町に在住されているマリールイズさんを思い出す。福島桜の聖母短大へ留学中に民族間の紛争から内戦状態になり、留学を終えて帰国したものの身の安全の保障は無く、それを知った福島の支援者達の手助けにより戦火を逃れて再び福島へ戻った。政府高官だったと云う旦那さんや子供達と隣の町内に住んでいた頃、もう２０年位前になるだろうか、ＴＶ番組の取材で半月ほど家族達とお付き合いした事があった。ルイズさんの祖国とは云っても今回は外国人、でもそんな人達と交信する訳だが何となく平常とは異なった思い入れがあった。初日は様子伺いに徹して二日目から参戦した。ＯＰが同一人物かは知る術も無いが、観察が功を奏して４０/３０ｍでは空白のスポットで呼んだら何れも一発でＧｅｔ。４０ｍではあまりの速さに一瞬パニックってしまったが、しかしそんな反面１７ｍは二日間も費やしてしまった。
今回もまた連日無線機の前で・・・・・・そんな合い間にコンモンモードフイルターのバージョンアップ、作り替えをしていた。
　　　　　　　　　　　　
従来はＦＴ１１４－４３二枚重ね３段だったが、ＦＴ２４０－７７(２段)＋ＦＴ２４０－４３(３段)にした。テフロンケーブルは数年前にハムフェアーで求めたＲＧＵ－４００を使用。線の端を万力でロックして巻けば綺麗にしかもコアーに密着して巻けるのだが、このために万力の購入も考えたが、後で邪魔になるので断念して手足をフルに活用した。ケースは１００円ショップで、ケーブルの両端はＭＰ－２.５Ｘ(２Ｄ－ＦＶ用)とＮＰ－２.５Ｘ(２ＤＬＦＢ用)を取り付けた。測定器が無いので特性は無視？？
　　　
　　　　　　　　　　端末処理が不具合
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不具合を解決する補正板
専門誌の製作記事も、またメーカー品も全てこんな形で製品にして販売されていたので、自分も何の疑いも無く同様に作っていたが、ある日プロの技術レベルを越える知人から「同軸ケーブルは心線とシールド線間では常に一定の間隔でインダクタンスや静電容量が保たれており、この様な端末処理を行えば伝送路特性インピーダンスが大幅に乱れ、またＳＷＲ特性も悪化する」ととんでもない重大な誤りを指摘されてしまった。自分の馬鹿さ加減を暴露したので、その後は補正板を購入して全て改修した。

Ａｒｒｉｖｅｄ ＱＳＬ

　　　　　　　　　　　　
ＤＬ５ＡＮＴ(Germany)Ｊ３/ＤＬ５ＡＸＸ(Grenada)ＹＯ２ＬＤＣ(Romania)が８０ｍのバンドニューで、これで８０ｍは１３３ＱＳＯ/１０３ＣＦＭとなった。
Ｊ３/ＤＬ５ＡＸＸは昨年１２月４日１９：０８ＪにＱＳＯ(交信)した。ここカリブ海は日本からは地球上のどの地域よりも電波の届き難い所で、しかも裏面に記載された説明では「妻の理解があり、ベランダのハンモックで仮眠を取りながら二昼夜だけロングワイヤーアンテナで運用した」とあり、短期間のドイツ人観光滞在者だった。自分も短縮ＤＰでお互いに最低の装置で電波伝搬に恵まれた、何故かパイルアップ争奪合戦も起きずに幸運に恵まれた一時だった。
　　　　　　　　　　　　
ＴＸ５Ｃ(Clipperton Is)が１５日に終了して、今朝最終の結果が表示された。ここ１年ほど前から、この様な各局個人のスロット表示と各国別上位１００局の交信数ランキングが、現地から直接衛星通信経由のインターネットでほぼリアルタイム表示され、この功罪、良し悪しは別にしても闘争心を掻きたてる新たな遊びになった。今回は未交信だった８０/３０/１７/１２ｍとＲＴＴＹだけやれれば良いと決めていたが、データーが表示され、更に他人の結果まで自由に見れてしまうと、つい野次馬根性丸出しで再び泥沼へ引き込まれてしまった。自分の設備、ロケーションとアンテナでは１０ｍは全く不感で、１２ｍＰＨもごく短時間しかも呼べる信号では無かったが、終ってみれば実力以上の出来過ぎだった。

そば粉“福井今立産”

初めて撮影を他人に依頼した。Ｔさんにお願いしたら自分を１カットだけ撮り、その後Ｂさんにもカメラを向けていたが、これも同様に１カットだけだった。そんな訳で自分の“そば打ち研究会”でのチョット淋しい雰囲気のそば打ち風景。
今日も“福井今立産”の粉。製粉者のＳさんが我々福島県人、特に会津人好みの更科系で、茹でると黒く細かい甘皮が微量混じった透明感のあるそばに仕上た(製粉)物だ。これと同類の猪苗代いわはし館の粉が大好きと言う先輩のＫさん同様に自分も好きで、もっちりと粘りがあって腰が強く香り豊な光る理想のそばになる。ここしばらく“福井今立産”を打ち続けているが、県内はもとより全国各地の名産品を打ち続けている当研究会としては珍しい事なので、Ｗさんにお訊ねしたところ、この産地では玄そばの貯蔵温度・湿度等の品質管理が完璧に行き届いているとの事だった。これから新そばが出るまでの間は味が落ちる一方なので、この選択“福井今立産”の使用継続は確かに適策かも知れない。

料理教室４５回目

「寿司」と中華「梅子煎鶏腿（メイ・ツウ・チェン・チイ・トイ）」の二品を習った。
寿司は二度目、前回は“巻物”と“いなり”だったが、今回は“握り”と“厚焼き玉子”が加わり、これで何とか回転寿司以上の、身内だけなら寿司パーテーも可能かも知れない。
素材の下作りは各自分担して担当。自分は“クロメバル”の下ろしを指示され、初めて先生の代え添え無しの単独で処理する事が出来た。一番不安だった皮剥ぎも思った以上にうまく出来たが、でも総合では５０点位かも。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
先輩Ｎさん手さばき、もう１０年も継続して習っているからさすがに見事だった。
握り方と同時に握り寿司の正式な食べ方と寿司屋に馬鹿にされない食べ方も習って、その後各自カンパチ、クロメバル、ヤリイカを握って直接自分の口へ。満腹になり巻物といなりはおみやげにして持ち帰る。
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「梅子煎鶏腿」鶏もも肉は皮目付近まで細かく切り目を入れて３ｃｍ角に切り、調味料をかけてしばらくしたら焼き、いったん皿に取り出す。長葱と生姜の千切り、えのきを炒め、肉を戻し、梅を細かく切って調味料に加えて炒めてごま油で仕上る。梅の香りが美味！鶏肉は天敵に付きちょっとだけ味見をした。試食の時「何故食べない」と先生に、天敵は極秘「あまりにも旨いので孫のお土産する」と返答した。「そんな事しないで家でたくさん作って食べさせればいいんだ」と当然の指摘だった。

８０ｍ １００Ｅｎｔｉｔｙ ＣＦＭ

今日Ｅ４/ＯＭ２ＤＸ(Palestine)８０ののＱＳＬが届いた。８０ｍバンドＤＸＣＣの挑戦を２００６年１２月４日にスタートしてから４６５日目に１００ＥｎｔｉｔｙのＱＳＬカード(交信証)を手にする事が出来た。予備としてあと５枚も回収出来たら待望の５Ｂａｎｄ ＤＸＣＣを申請したいと思う。ＤＸ(海外通信)にはまってしまってからは、何時かは５Ｂａｎｄ ＤＸＣＣを獲得して“冥土への通行手形”にと考えていたので、これで一応目標は達成した。

ＴＸ５Ｃ

パナマから西に約２７００Ｋｍにある面積わずか５Ｋ㎡のフランス領の無人環礁クリッパートン島。若し自分の記憶が正しければ昔水爆の実験場だった。この環礁から昨日より１０日間の予定で、アメリカ、フランス人を主体にした国際チームによりＤＸペデションが８年ぶりに開始された。
　　
早くもＷｅｂで配信された今回のベースキャンプ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１９７８年に行われた史上４回目のペデションのＱＳＬ。過去の１９７８年ＦＯ０ＸＢ．ＸＣ．ＸＥ．ＸＦ．ＸＨ，１９８５年ＦＯ０ＸＸ，１９８６年ＦＯ０ＸＸ，２０００年ＦＯ０ＡＡＡで４０．２０．１５．１０ｍＣＷ/ＳＳＢは出来ていたので、今回は８０．３０．１７．１２ｍとＲＴＴＹをターゲットにのんびりと楽しめればと考えていたが、昨日３０と８０ｍで自分でも信じられないほど短時間に、また今日も２０．１７ｍＣＷ/ＳＳＢも簡単に出来てしまった。しかし４０ｍは大変なクセモノで、またしても自分にとっては“西高東低”白河の関を越えられず２時間ほどネバッタが惨敗。何もここまでと思ってしまうが、衛星経由インターネットのオンラインログが闘争心を掻き立てる。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
素人百姓のじゃがいもの植え付け準備も気になるが生憎の雨降り、ＴＸ５Ｃを聴きながら２０００年７月に購入していた「管球王国」で頒布されたウエスギ“３００Ｂシングルパワーアンプ”の組み立てを開始した。部品の取り付けも完了して明日からは配線作業に入る。

ＨＤＴＶロケ終了

「おーいニッポン、私の好きな福島県」４月２０日(日)１１：００～１８：００、ＢＳ２・ＢＳｈｉ放送の事前ＰＲ番組「福島大好きメッセージ」のＨＤＴＶ素材収録ロケも昨日終了した。
前世紀の遺物アナログ人間に新技術のデジタル化にもう出番は無く、平成１８年１２月３１日で完全引退を決意したが、優柔不断の嫌な性格が災いして“コレが本当に最後”と再び引き受けてしまった。しかしこんな人間でも未だに頼りにしてもらえるのは大変有り難い事で感謝あるのみだ。２クルー体制で主に遠隔地を担当、お陰様で私用ではもう絶対に訪れる事の無い、現役時代に再三訪れていた多くの懐かしい地域を再び訪ねる事が出来た。リタイアーして間もなく８年を迎える。そんな年月の経過も阿武隈山系の地域は少しも変らず、昔の風景そのままだった。しかし公共施設などは相変わらず立派で充実、住民の結束も固くとても明るくて、自分達都会？の住人よりはるかに文化的な生活をしているのではないかと感じられたが、相変わらず過疎の地域？複雑でもあった。通過しただけで唯一空白だった“いわき市田人”当時は超過疎地で素材も乏しく取材対象外で訪れる事はなかった。近年は都会人も流入して、そんな話題で結構マスコミにも採り上げられていたので、期待していたが残念な事に今回も対象外だった。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一日走行距離平均３００Ｋｍ、会津地方は吹雪模様、中通りは小雪混じり、浜通りは晴天下でこんな具合に一ヶ所３～４０分で撮影、確認しなかったがほぼ１００％の人達がＴＶ初出演、わずか１０～１５秒間のパホーマンスに時には演奏や踊りの熱演もあり、お互いに楽しい想い出に残るの事ではなかったろうか。
自分が訪れた地域
葛尾(２回)・石川・小名浜(２回)・坂下・本郷・下郷(２回)・郡山(市内・西田町・逢瀬町・磐梯熱海)・西郷・白河・平・湯本・内郷・勿来・平田・須賀川・古殿・鮫川・相馬・新地・双葉(２回)・楢葉・塙・小野・西会津・北塩原・桑折・富岡・大熊

スピーカーケーブル

真空管アンプキットの組立、何となく雑用に追われて未実施。そんな間にもエンクロジアが先に完成して、決して“音キチ”に有らずなのだが、ケーブルも新たに調達となれはやや気になってＷｅｂで数店検索してみた。何れも高価な品ばかりで、老化著しい耳に投資するには何とも馬鹿らしく「平行ビニール線でも充分か？」なんて思った時灯台基暮らしと云うか、現役時代自分の担当以外ではあったがより身近なところで、音響プロ御用達のカナレの４芯撚り線構造のマイクケーブルやスピーカーケーブルが浮んだ。４芯撚り線構造により有害な電磁波誘導のキャンセルにも有効で、ＴＶスタジオや公開番組収録のホールなどで、特にＳＣＲ照明調光器等から発生する誘導ノイズ等の遮蔽効果は絶大だったし、レコーデングスタジオやコンサートホール等でも定番として使用されているらしいので、このカナレのケーブルを使うことにした。カナレのケーブルは秋葉原の線材専門店なら入手可能だが、何とか手軽な方法でとＷｅｂで検索したらＹａｈｏｏ！オークションにたどり着き、各種新品安売りでしかも１ｍ単位で切り売りしているところにヒット、取り扱いにも手ごろな１ｍ３４０円即決の４Ｓ８Ｇに決め６ｍ求めた。金メッキとか無酸素銅線の様な類の物では無いが、プロ御用達！なのでマニアの批判も何とか回避出来るのではないだろうか。