ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

2月のBand/Mode New Entity

2015年02月28日 | アマチュア無線
             
80/17/12mがBand NewだったTI9/3Z9DX(Cocos Is)はスタート直後のK1Nを上回るJA's怒涛のパイルアップにド肝を抜かれて先ずは戦意消失。チームの運用形態が本来の姿に戻り当たり前と云えばその通りだが、自分が参戦した時間内ではJA/Asiaの指定などは特に無く常にWやEuとの混戦だった。そんな壁を破るのはBig Gunのみで早々にリタイアー、収穫ゼロの坊主は近年に無い事件だった。
またK1Nの80mは問題外としても40/30/17mを捕り逃してしまったのは実力相応で仕方の無い事だったが、もう少し頑張っていたらと思える節もあり、気力と忍耐力の喪失はどうやら老化現象の進行なのだろう。
FS5PL(St.Martin)は1998年20mCW以来17年ぶりのQSOだった。
以下今月のBand/Mode New Entity
 ☆K1N(Navasa Is)-12mCW/RTTY
 ☆FY/F5UII(French Guiana)-15mRTTY
 ☆7Q7GIA(Malawi)-30mRTTY
 ☆PW0F(Fernando de Noronha)-30mCW
 

研究会

2015年02月28日 | 手打ち蕎麦打ち
             
今日の粉は研修旅行先でもあった茨城県北部金砂郷地区で栽培されている品質日本一とも評価されている“常陸秋そば”で、事務局Wさんが毎回自宅で試し打ちをして加水量等の参考事項を指示されるが、試食の結果は評判程の物では無かったそうだ。
この粉、もう数えきれないほど打ち食べたが、専門誌等でそば通や業者が評価する程の物にはまだ巡り合う事は無かった。
今日も2人の手伝いをした。水回し”ではそばの香りが十二分に発散して、この香りだけはどんな美味いそばを食しても味わえないそば打ち人だけの特権だ。
粉は大変滑らかでロール挽き?しっとりと水分も十分にあり握り〆ても崩れず“10割り”でも十分水で打てると判断したが、誰も打つ人は無く全員が“二八”で打った。しかし加水量は先と後に打った人達の間では結構差が出てしまった様子で、途中で暖房を止めたが、気象条件が短時間の間に微妙に変化した証拠でもあった。
お手伝いの後は青葉教室で講師としてお世話にもなったAさんの模範の打ち方をしばらくぶりに拝見したが、達人には珍しく加水で誤算があった様子で“延し”の頃からその影響が現れて、これも気象条件の成せる業。こんな一例からもそば打ちは単純に見えても大変難しく実に奥の深い道楽だと信じている。
今日も全くの初心者と推察されるTさんという方がWさんから紹介されて仲間入りした。

下郷町のそば

2015年02月22日 | 手打ち蕎麦打ち
    
今日は下郷町「大川そば愛好会」のそば打ちを見て来た。
会場は昨日以上の大混雑。特に手打ちそばコーナーは券を買う人とそばを待つ二重の長蛇の列で自分としては好都合、そばが出て来るまでのほぼ30分間はそば打ち全工程をゆっくり観察させてもらった。
打つ粉は「十割か二八?」と訊ねたら「一九」の1Kgだそうだ。鍋から茹で汁(そば湯熱湯)を適量汲出し粉に全量投入。箸でかき回して団子状になった数個を一個にまとめてひたすら“練り”続け、半分程残った粉が全て吸収されたところで練り鉢から取り出し、延し板へ玉を裏返しに乗せて一気に“延し”て、生地の形や周辺割れや破れなどには一切無頓着の様子。“切り”も会津独特の斜め切り。全てが青葉教室で習得した江戸前の一般的な標準の打ち方とは異なる実に荒々しいものだったが、立派なそばになり、地域独自伝統の打ち方は実に興味深くて面白かった。
茹で上がったそばは山形の板そはほどではないが、太目で短くとても硬くて、消化不良を気にしながら噛締めて食べた「大川そば」の印象は忘れる事なく何時までも残りそうだ。
             
帰りには只見町のどぶろく「ぶなの泉」を買った。以前には旧伊南村の「今紫」も販売されて買った事もあったが、自分の知る限り県内ではどぶろく特区許可一号の飯舘村(原発事故で飯野町へ避難中)気まぐれ茶屋の「白狼」もある。
どぶろくは下戸の自分でさえ吟醸酒を越える最高の味と疑わず、茶飲み茶碗で1/3も飲んでしまいば完全に酔ってしまうのだ。
そば同様に味も異なりこの世で美味い物の一品だが、今回求めた360mlが830円もごく標準的な値段で高価なのが玉に傷。

南会津町南郷のそば

2015年02月21日 | 手打ち蕎麦打ち
    
今日から二日間JR福島駅西口にあるコラッセふくしまの県観光物産館で“南会津うまいものフェア”が開催され、手打ちそば実演と有料試食会もあったので見学して来た。
今日は南郷地区「そば工房竹林」の当番。打ち手はじいめ厨房は全て年配の女性達でどうやらプロの集団らしい。
会津では昔から全域でそばが栽培されて、家庭でも日常的にそば打ちが行われ、嫁ぎ先ではその技を姑から伝承されて来たそうだ。そんなそば打ちも現役時代から数多く見て来たが、地域により打ち方も様々で何度拝見しても飽きる事なく実に面白い。
この南郷そばはやや黒味を帯びた中太で、汁をつけずに口に含み噛みしめると微量の香りが感じられ、硬めでもっちりと歯ごたいもあるこの時期にしては美味しかった。
会津のそばは全般に“汁が塩辛くて風味に欠ける”が、この竹林の汁はかなり好みに近く合格。そば汁の評価、自分は食後のそば湯が一番判り易くこれで判定している。

CQ誌3月号

2015年02月20日 | アマチュア無線
             
  
昨年アマチュア局に475KHz帯が許可されたが、免許の条件は運用場所から200mの範囲内に建物が無い事である。
狭い日本このハードルは非常に高くて申請者は皆無だと思っていたが、秘密裏にでもないだろうが、秋田のADXAの仲間JA7NI,JA7GYPの両局が、NIさんの山のビバレージアンテナ受信所を運用場所として免許を申請していたのだ。
予備免許が下りて、1月25日双方の試験電波が発射され475KHz日本初のQSOが成立、後日CQ誌の取材を受けていたそうだ。
昨日発売の3月号にはカラーの3頁で掲載されていて、偶然にも午後には東北電気通信局検査管2名による検査も無事合格したと、夕方仲間の掲示板にあった。
殆どが手作りで、プラスチックの漬物樽を利用したコイルなどはアマチュア無線家ならではの発想の傑作な産物。自分が開局した60年程前も全て手作りであったから、記事を読み終えると当時の光景がフラッシュバックして何とも感慨深く想い入った。
検査前後の詳細はJA7ZF,JA7GYP両局のブログに掲載されている。
  http://ja7zf.hateblo.jp/
  http://ja7gyp.air-nifty.com/hamradio/

肉豆腐

2015年02月17日 | 男の料理
            
日曜日午後1時FTVで放送される「平成の常識噂の東京マガジン」“やって!TRY”のコーナーは毎回実に面白く視聴している。
繁華街に現れた若い女性10人前後に、鯖の味噌煮やチキンライスなど家庭でごく日常的に食べられている料理作りに挑戦させるもので、完全に作れるのは毎回2人ほどで他は支離滅裂、彼女等が家庭を持った時には一体どんな食生活を送るのか、他人事ながら心配してしまう。
その後にはスタジオから一流料理人による模範の調理があって、時にはアレンジも加えられて大変参考になる。
今回のテーマは肉豆腐。調味料の汁を作りコンロを点火する前に肉・豆腐・玉ねぎ・ねぎの順に入れ、肉に味を染込ませて紙蓋をして15分煮込んで完成。
冷えた汁から煮るのは肉を軟らかく仕上げて豆腐にも味を十分に染込ませる調理人の知恵だそうで、果たしてその通りになるのか、豚肉ロース400g・豆腐1丁・玉ねぎ1個・長ねぎ1本、出し汁調味料(水・酒150cc,みりん・醤油75cc,砂糖30g)の4人前のレシピを忠実に実行した。
より美味く食べたいと思い、あえて調理人に逆らい二度炊き(冷める時味が染込む)して試食した。確かに肉は柔らかく、出し汁の配合はすき焼き基本の汁と説明があり、牛が豚に変り椎茸・シラタキ・春菊抜きの確かにすき焼きの味。
これまでの肉豆腐では無い紛い物?も決して不味い物では無かったが、子供時代の貧乏な我が家の贅沢なすき焼き紛いの鍋物も思い出してしまった。

K1N(Navassa Is)終了

2015年02月15日 | アマチュア無線
              
   
ハイチとジャマイカの間にあるアメリカ領の無人島、自然保護から上陸禁止になって以来22年ぶりのDXペデションは終了した。
カリブ海は電波伝搬的にも日本との交信は難しい地域だが、これ程の大型DXペデションにしては特にLow Bandの信号は極微弱だった。
市街地住宅に住みDPアンテナ(NTD-3040)はS=3~5のノイズにスッポリはまり80mは論外も、40/30mは15分程信号が上昇して数回のチャンスはあったが、所詮Beem組には勝てずに惨敗、当然聴こえないものは出来ないのだ。
事前告知のATNO(all time new one)にも従い、過去にGetした20/15/10mを捨て無駄な労力を避けてBand/Mode New Getに集中したが、17mも信号が弱くて参戦するチャンスも無いままに12mCW/RTTYだけで終った。
上陸許可を得るのは困難を極めて数年もかかったらしいし、生存中のラストチャンスだった。実行グループメンバーは幸いにも自分と同年代、残してしまった分は極楽から、果たして閻魔様は無線も出来る極楽浄土へ導いてくれるだろうか。

研究会

2015年02月14日 | 手打ち蕎麦打ち
             
昨夜からの雪降りはこの冬二番目の積雪になり、8時頃には雪も止み薄日も差して昼前には道路の雪も解けてしまった。
日本海側は例年に無い狭い地域へのピンポイント豪雪らしいが、ここ福島盆地は温暖ないわき地方に次ぐ穏やかな冬を過している。台風の襲来でも証明されている様にこんな気象の変化は地球温暖化によるものらしいが、歓迎すべきかは何とも判らない。
   
午後はそば打ち研究会へ参加した。
“何事も準備で始まり撤収で終わる”の精神はそば打ちでも変らず実践して、体調を崩し一年程休んでいる間に会員(初心者)も大幅に増えて開始時間も早まり、その時間は定刻でもないアバウトで搬出の途中からが多かったが、今回は10分早めに出てようやく鍵の借り出しからスタートした自分の以前に戻れた。
撤収は無線を優先してK1N(Navassa Is)DXペデションの恐らくは生存中最後のチャンスであろう、未だ捕獲していない40/30m Bandの夕方に向けて、二人の手伝いを終えて早々に15時過ぎには帰宅してしまった。
今日の粉はTV各社から全国に紹介されて一躍有名になったそば街道の元祖“次年子そば街道”のある山形県大石田地域振興公社の在来種だった。
そば粉の説明と共に加水量も示されていて熱湯+塩水でとあった。粉を握り〆てみると砂の様に形もなく崩れて、こんな粉は熱湯でしか打てないが、塩水とは初めて目にして驚いてしまった。
うどんを打つ時には真水よりも塩水の方がより強力なグルテンが形成される事から用いられているが、そばで塩水は仲間の誰もが耳にした事が無く、グルテンが極微量のそば粉、しかも大石田地区在来種のこのそば粉は更に少なく先祖伝来の方式かなと理解した。
いろんな打ち方も研究会のテーマに違いないが、今回の塩水には抵抗があり無難な熱湯+水のS副会長方式で全員が打った。


海老チリ

2015年02月11日 | 男の料理
   
                       
最近は庶民の冷凍海老ブラックタイガーも値上がりして滅多に食べられなくなってしまったが、これに代わる格下のバーナーエビが1尾税込み19円で特売していたので30尾買って来た。
安いだけあって形も小さく何にしようかと迷ったが、ケチャップと豆板醤の辛味が絶妙にマッチした中華の定番“海老チリ”にした。ケチャップだけでは味のまろやかさが感じられないので必ず生のトマトを使い、今回も3人前で1個(約200g)使った。
中華は具材をそろえ調味料を合わせてしまえば8割がた完了。日常口にしているごく並みの物しか作れないが、気乗りがしなかったり時間をかけたくない時はほとんど中華で誤魔化してしまう。

Arrived QSL

2015年02月10日 | アマチュア無線
             
昨年11月23日にQSOしたVP2ERJ(Anguilla)-17mCW/SSB Band NewのQSLが届いた。
これでVP2Eは80mとRTTYを残すだけになったが、カリブ海の80mは数Entity QSOしただけの超難関、何時完遂するか予測も不可能だ。
それにしても1月下旬配達のJARLビューローからのQSLはまだ未着だ。以前は二週間遅れも普通にあって、一年ほど前からようやく改善されたと思ったら再び遅配だ。あと数日待って未着ならJARLへ催促してみるか。