ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

5月のBand/Mode New Entity

2012年05月31日 | アマチュア無線
            
あい変らず12m/10mのアフリカ方面は何故か感度不足で、信号があと1つアップすればパイルアップにも参加出来るが、再び白河の関を超える事は難しく、ストレスばかりが蓄積してしまった。ブログにアップされたJE5JHZの録音を聞くと3Band R.DPなのに実にクリアーに聴こえているのだから矢張り“西高東低”の地域差?こればかりは何ともし難く、今の自分にはCondx上昇の神頼みしか無い。
以下今月のBand/Mode New Entity
 ☆A5A(Bhutan)-30mCW
 ☆7O6T(Yemen)-30mCW/17mSSB/12mSSB
 ☆6O0CW(Somalia)-12mCW
 ☆TA2ZF(Turkey)-12mCW
 ☆D3AA(Angola)-17mCW
 ☆6V7S(Senegal)-20mRY
 ☆FG5FI(Guadeloupe)-15mRY



DXCC #1Honor Rollへ復帰

2012年05月30日 | アマチュア無線
            
3月JARLでフィルドチェックを受けたDXCCの追加申請がARRLで5月21日に処理されて、今日Credit Slipと賞状に貼るシールが届いた。
これで念願のDXCC #1Honor Roll“MIXED”へ復帰したが“PHOE”はFJ(Saint Barthelemy)とPY0(St.paul Rocks)“CW”はP5(N.Korea)を残している。
今日現在のDXCC Standings #1(MIXED)を見るとJA'sはJA0-15,JA1-51,JA2-25,JA3-13,JA4-6,JA5-7,JA6-10,JA7-15,JA8-14,JA9-8局がランキングされ、各エリアの局数に比例して順当とも思えるが、Big Gunの数からするとJA3,4,5,6が以外に少ない事に驚く。地域差や環境も大いに関ると思うが興味ある因果関係?等も知りたいところだ。

ゆめぴりか

2012年05月28日 | 男の料理
            
原発事故後は精神的な面だけで、23年度産米からは県内産や隣接県産も避けて可能な限り遠方の物を求めて食べていたが、昨日スーパーから再び北海道旭川産の新品種“ゆめぴりか”を買って来た。初めは「寒冷地の米は不味い」と先入観があったので何となく興味本位と安全性で手を出してしまったが、今回も期待を裏切る事はなく、パッチリと炊上がり、サラッとした粘りにやや固めの食感と何とも表現に苦しむ甘い風味は大変美味しく、これまで主食だった“コシヒカリ”と“あきたこまち”には無い優れ物と自分は評価した。米の良し悪しは塩おにぎりで判定の持論だが、この“ゆめぴりか”の塩おにぎりも最高ランク間違い無しの美味い米だ。



Arrived QSL

2012年05月22日 | アマチュア無線
            
C31CT(Andorra)17mCW,TA2ZF(Turkey)12mCW Band NewのQSLが届いた。
XF1AA(Mexico)は雑魚だが、IOTAに挑戦している局には珍局だそうだ。自分にとってもAA局と同じPLサフィックス局とのQSOとQSL収集も生涯のテーマなので、貴重な1局に変わりはない。この様にそれぞれが目標を定めて楽しんでいる局は大概長続きしている様だ。

神器

2012年05月21日 | アマチュア無線
            
アナログ人間QSL回収の必需品三種の神器ならぬ二種の神器が底をついてしまったので“国際返信切手”と“US100$”を買って来た。
銀行ではここ数回はフリーパスだったが、今日は再び使用目的を執拗に訪ねられてまた不愉快な思いをしたが、1$紙幣で100$なんて確かに常識ハズレなのだ。近年はOQRS(On Line QSL Request System)のPAYPAL(クレジットカード利用によるグローバル決済On Line System)決済が標準になってしまったので、出来れば避けて通りたいが、時代の要求、自分もPAYPALへの加入が迫られている様だ。
昨晩のHigh BandはここでもAF方面がQSO可能なレベル達して、9J2BO(Zambia)12mCWのBand Newを三晩目にして三度目の正直で捕らえる事が出来た。






7O6T終る

2012年05月16日 | アマチュア無線
            
       

            
今朝21:01z 30mRTTYデスプレーに表示されたメッセージ「IV3KVC 599 TU Last QSO QRT」を目視しながら不燃焼だった15日間の挑戦は終った。
弱小局しかもローバンドはCD-78Jr/NTD-3040の短縮DPとあって“おこぼれ頂戴作戦”で臨み、HK0NA同様終盤の三日間は80m/75m/40mバンドをターゲットに深夜から夜明けまで連続で参戦した。
初日の75m、日頃は特殊なお仲間バンドで遠慮してしまうが、こんな時は暗黙の了解なのだろうか、みんな紳士的で3局位同時に呼ぶとそれ以上はお互いに譲り合い次を待つ。今回もそんな恩恵に預り一発目で「JE7PL?」とCall Back、「JA?」「JE?」の繰返しが三回あってOKと確信したが、LogサーチではJE7PLでもヒットせずNG。これと類似した事が5月3日15mSSBで「JE7PL?」と、『Negative E,A ALfah,JA7PL』と送信するもJE8L**がGetして、直後に「JA7PL 59」で命拾いも、何と75m/15mのOPはLZ2HMだった。
自分の『Aアルファー』の発音が悪いのだろうか今度は『Aアメリカ』と叫ぶ事にする。
二日目80mCWは惨敗。三日目の今朝80m/75mのQRVは無く40mCWもレーダーノイズで断念。19:30z頃から30mRTTYでEuの壁を破りJA's Big Gun達にも偶にCall Backあり自分も20z過ぎから参戦した。しかし、RTTYは30m/17m/15m/12mでトータル5時間ほどの挑戦も10mSSBと共に惨敗で不満は残るが、弱小局にも関らずサンデー毎日特権の成果は自ら努力賞を与えて閉幕、30m/17m/12mが貴重なBand Newになった。           
            


簡単カレー

2012年05月15日 | 男の料理
  
                     
「主婦は短時間で作るのが特技」と開き直って市販のルーを使った30分で作る手抜きカレーには正直参っていたので、TVで視聴した洋食シェフが30分で作る「夏野菜の簡単カレー」の技は如何なるものかと期待して早速挑戦した。
最大の特徴は市販の“ミートソース缶”と子供の頃貧食時代から慣れ親しんで来た“エスビーカレー粉”にあった。さすがプロの着眼点と感心しながらレシピに従い
①フラーパンにオリーブオイル大さじ2、叩きつぶしたにんにく1片、赤唐辛子1本、ローリエ1枚を入れ弱火にかけてにんにくが色づくまで香りを出す。
②パプリカ1/2本、ズッキーニ1/2本、なす1本をそれぞれ一口大の乱切りにした物を強火で炒め、弱火にしてカレー粉大さじ1加え炒める。
③ブイヨン300ml、ミートソースを加え中火で3分煮て、塩・こしょうで味を調える。
これで3人前完成。牛肉切り出し・玉ねぎ・じゃがいも・人参も加えて過剰なアレンジになってしまったが、苦情も無かったのでとりあえず合格点と自己満足。
ラーメン同様カレーも千差万別で大変難しく、各種スパイス配合も未だに完成していなかったので、このカレーのルーだけ使って(パクリ)偶には自分も手抜きで、時にはエビ或いシーフドカレー等に十分活用出来そうだ。
それにしても“エスビーカレー粉”は我家にも物心が付いた頃には既にあったし、現在も万能スパイスの一品として常備してある長寿命の超優れ物だったと改めて感心した。

原発事故26

2012年05月13日 | 原発事故
            
            
我が女房殿は連休明けから二泊三日の予定で宇治市へ自主避難中の孫達を初めて訪ねて昨日帰宅した。自分も老犬をホテルに預けて同行しようと思ったが、老化による小型犬特有の心肺疾病重篤で断念した。
孫達の住いは京都府の支援により教職員住宅の空き部屋3LDKを貸与され、小学校もフェンスで仕切られた同一敷地内にあり、雨が降っても傘無しでも登校可能だそうだ。
孫達の自転車も福島では1台だったのに各自専用の新車が支給されたり、週一回の大学生ボランテア家庭教師の派遣など親身な支援継続を受けて、孫達の生活環境は福島の何倍も恵まれている様だ。しかし不安は解消された訳では無く、政府は早々に冷温停止を宣言したが、未だ4号機使用済み燃料プール崩壊の大危機も残る。こんな諸々の現状をアメリカと同一視したか、京都府は避難支援期間を更に延長して平成13年度末までとした。でも、この狭い日本何処へ避難しても安住の地は無く、ここ京都も福井大飯原発で事故発生すれば警戒区域内にあり、また国内の一ヶ所でも事故を起せばもう日本全土はご臨終。何としてもこのままの原発再稼動は絶対に許せない。
                  
             
JR京都駅から近鉄京都線19分の小倉駅で下車徒歩10分の住宅街にあり、福島(早稲町)とは比較にならない程の自然環境にも恵まれて、皆たくましく成長している様だ。特に男組はすっかり関西弁に変ってしまい、電話口では何時も爺を困らせてしまう。
娘には「逆単身赴任中と諦めろ」と慰めしか出来ないが、あと2年、長女の愛実は福島の中学生になれるだろうか?爺は福島へ戻れる事を期待しているが、全ての鍵は福島第一原発事故の沈静化だ・・・・原発事故は何とも憎い!





Arrived QSL

2012年05月11日 | アマチュア無線
            
最近届いたBand New EntityのQSL。
 ☆C6AGN(Bahamas)-12mCW
 ☆FJ/VE3EY(Saint Barthelemy)-15mCW
 ☆PZ5MM(Suriname)-12mSSB
7O6T(Yemen)は終盤に入り弱小局の自分にもチャンスが訪れて目標の70%は達成出来たが、まだ需要の多い40m以下やRTTYに出番は無く待機中で17mSSB/10mSSBも残している。特に10mは何時もノイズレベルと同等でしかもCondxは“西高東低”で、またしても白河の関は容易に越えられず、陸奥以北はBig Gun指定席の様相だ。6O0CW(Somalia)は身分相応に二兎追うのは避けて80m/12m/10mとRTTYのBand/Mode Newに限定した。まだ12mCWだけ、これも7O6T同様に困難だ。

南原手打そば

2012年05月07日 | 手打ち蕎麦打ち
  
            
                    
好天候に誘われて新緑の万世大路(国道13号)へ、先ずは水窪ダム経由で米沢笹野一刀彫の南原地区にある南原手打そば“そば処芦沢”へ向った。
ここはそば打ちを始めて間もない頃「米沢には福島市内からわざわざ食べに行く美味いそば屋がある」と無線友達のTAPさんに紹介された処。農家集落の端にあり納屋を改装した様なそば屋で、昔は若い娘も居たが今は老夫婦だけで営業していた。
南原地区は昔から蕎麦を栽培していたそうで、ここも当然自家栽培の粉を使い、以前は“二八”と“十割”のざるだけ。今は「当店ではそば粉だけを使用しています」の張り紙があり、確かにそばは短く長さもまばらで硬く腰のある“十割”だ。異常とも思える硬さは南原手打そばの秘伝?か、大石田そば同様に咬み砕いて食べる田舎そば、咬み砕けば香りが口から鼻に抜けるものだが、何故かほぼ無味。玄蕎麦の不味くなるこの時期、個人では昔ながらの貯蔵法と想像すれば無理からぬ事だろう。
そば打ちを始めてそば粉を初めて買ったのもここだったが、加水量を問うと「おらそだごどゆわっちもヤガンでやってっからわがんね、あんだ習っているようにやりな」と10年前に言われて、今まだヤカンの水目分量では打てないが、基本の加水量粉1/2±αでは自由に打てる様にはなった。10年一昔、店主は一回りも先輩かな?それにしてもお互いに老けてしまった。
サービスに出されたネギ納豆で和えた“そばがき”は珍味で脇役以上の存在だった。
            
帰路、万世町米沢工業高校手前にある山菜専門店(総合食料品店)“さかの”へ立寄り、自分では山菜の王様と信じて疑わない『イヌドウナ』を買い求めた。
呼び名は秋田→ボンナ、山形→ドウナ、ボーナ、会津→ドッホと所変われば丸で別物と錯覚してしまうが、山菜図鑑は『イヌドウナ』なのだ。
昨年は米沢周辺山岳地も原発事故放射能汚染が心配で訪ねなかったが、今年は店頭に見当たらなかったので、店員に尋ねるとまだ時期早々との事。『ボーナ』に対する持論山菜の王様や毎年福島から買いに来ている事を話していると、別の店員が「今朝入った予約の物二束はある」と奥の部屋から出して来て自慢気に「初物」と言って見せてくれた。そう云えば毎年中旬以降に来ていたし「これを買いたくてわざわざ来たんだけど、まだ出直しだない」と言うと「社長!」と大声で呼び出す。社長(おやじ)とは何度か話込んだ事があったし、山菜お宅?と顔を思い出してくれたのか「明日もなんぼか入っぺ、いいがらやれ」と恩情により無事確保出来た。
おひたしで食べるのが一番美味くマヨネーズと醤油が定番だが、今夜はカツオ出汁の薄醤油を作って堪能した。正真正銘山菜の初物を口にして、これで我が寿命は数年延びたと勝手に思い込んだ滅多に無い長寿食、一時の幸せだった。