ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

秘密兵器

2006年06月29日 | アマチュア無線
              
メンコ(QSLカード)集めに最も有効な万国共通の秘密兵器が品切れになったのでしばらくぶりに交換して(買って)来た。
今までは交換する時に必ず記入させられる面倒臭い書類(外国通貨・旅行小切手売渡計算書)があって、挙句の果てに口頭でまで使用目的を質問され「物を買う」とうっかり口を滑らしてしまった時には『現金は同封出来ません、小切手とか送金手続になります』と言われて、次回には「旅行の餞別に」と言えば『何故1$100枚なんですか10$とか大きい方が』と「少額なのでチップに使うために」『がさばるし現地で小さいのに交換された方が』等と不愉快な気分も背に腹は変えられずタダ忍耐するだけだったが、しかし最近はそんな行員の応対も驚くほどソフトになって、今回は書類の記入も質問も無く何故か従来請求された手数料の請求も0円?の1$=119円60銭だった。

加賀太きゅうり

2006年06月28日 | 素人百姓
              
              加賀の太きゅうりと普通のきゅうり
“サカタのタネ直送苗”と園芸店に置いてあったので、昨年富山県高岡市在住の同僚が“富山の特産品”と送ってくれたこともあり興味本位で作ってみた。
今朝初収穫したが本場物と比較するとやや小さめでまだ青々していて収穫が少し早かったかも知れないが、季候風土が異なり京人参と丹波の黒豆では失敗したので、何とか物にはなった様なので安堵した。

              
              あんかけ
同僚から「煮て冷やして食べる富山(加賀地方)の夏の食膳には欠かせない」とだけ聞き、昨年は女房に委託して調理に問題があったのかイマイチだったが、今年は栽培してしまった手前もあり自分で調理してみた。
Webでレシピを検索したが見つからなかったので和風ならイイかなと料理教室で習った昆布・鰹節基本の出汁に塩・薄口醤油・砂糖・日本酒で味付けして煮込み片栗粉でとろみを付けて冷蔵庫で冷して完了。
庭先の山椒の若芽を添えたまでは良かったが、面取りしていなかったので視覚も味覚の内と不合格の判定はササヤカな抵抗であったのかもかも?
同時にドライカレーもミスマッチではあったが、加賀の料亭のお膳を想像しながら涼風を誘う食感に自分では充分満足。

DXを肴にして語る会

2006年06月25日 | アマチュア無線
              
6月最終土日曜日に開催される東北6県持ち回りの恒例のDXミーテング第20回「DXを肴にして語る会」宮城大会が24・25日松島のホテル大観荘に84人が集い開催された。このミーテングには毎回北海道・関東・信越・中部地区からもJAを代表する著名なDX'erが参加して“徹夜のDX談義”が常識だったが、近年は全体が老齢化してパワーダウン少なからず淋しさを感じるのは自分だけだろうか。

              
15時から基調講演JA1ELY草野OMにより、先頃カリフォルニアの田舎町バルセロで開催された東・西カリフォルニアDXクラブの合同ミーテングについて、参加したJA1ADT佐々木OMによりその様子をスライドを使いながら講演されてW6CCPなど自分も何度もQSOしたお馴染みさんの顔も多数拝顔する事が出来た。WもJA同様、無線に興味を持つ若者は激減してしまったそうで今や“無線道楽はラジオ老人の回顧趣味”かも知れない様だ。
その後JA1ELY草野OM提供による3Y0XのDVD再生があり、このDXペデションにまつわるごく一部の逸話なども興味深く紹介された。

              
18時30分から懇親会が行われ、21時からは自由参加の二次会、その後はそれぞれ各部屋で恒例の分科会。二次会で意気投合したアンテナ、ローバンド、アンプ、6メーター等に別れて明け方まで続けられたハズだが、今回自分はスタミナ切れで二次会だけで退散してしまった。
日が変り閉会の後は同行させてもらったローカル仲間のJH7DHS,NTW,JM7OLW各局と分かれて一人旅。小学校修学旅行の再現を実行して遊覧船で松島湾遊覧の後仙台経由新幹線で栗駒市へ、エポカ21で開催中の「東北十窯陶磁器展」で東北を代表する作家の作品を鑑賞して来た。福島からは予想通り宗像窯と相馬駒焼が出展、他県の窯元も日展或いは日本伝統工芸展の常連(依嘱)の見事な作品ばかりで、作家も何人か常駐して自分の作品の前で解説していたのでとても興味があったが、浅学の自分はもっぱらさりげなく傍で盗み聞きがセキノヤマだった。
              
                      

きゅうり3種類

2006年06月22日 | 素人百姓
              
              上から半白・福島在来種・香りきゅうり
ようやく三種類のきゅうりがそろって収穫出来る様になってきた。
半白きゅうりは昨年に続き二度目の栽培でこれは深漬けにするととても美味しく食べられるが浅漬けを好む家族からはあまり歓迎されないので、今年は止めようと思ったがつい観賞用にと栽培してしまった。
香りきゅうりは在来種と比較すると確かに旨いかも知れないが意識して食べても差は微妙、苗の説明書に釣られて期待し過ぎたかも知れない。

              
              福島の漬物“三五八”
会津坂下町出身の作曲家故猪俣公章氏が存命の頃TVの対談番組に出演して“三五八”を紹介していた。当時猪俣氏は独身であったが“三五八”は氏自ら作る自家製で現物と漬物も持参していた。
福島県内、特に会津地方では昔から何処の家庭でも食べられて氏にとっても懐かしい“おふくろの味”と語り、“三五八”の由来は三は塩、五は蒸米、八は麹の配合の漬物床と説明されていた。
これを知ったのは福島に戻って仕事で数日間民宿に滞在した時だった。おふくろの漬物は“塩漬け”と“糠漬け”くらいで、秋田時代に“燻り漬け”と“刀漬け”に感激したが“三五八”を口にした時はそれ以来の新たな感動だった。
この民宿も自家製との事だったが、後日、喜多方の老舗の醤油屋で発見して以来我が家の食卓には欠かせない漬物床となり年に数回買に通っていたが、その後宅配と半々位になり、最近では福島駅西口のコラッセ福島にある福島県県物産館で常時買うことが出来るようになった。
ここには三社の物が置いてあり試食してみたが、我が家の御用達に軍配が揚がった。そして何と面白い事に、ここは醤油屋なのに醤油より味噌がまた絶品で、その証拠に娘・息子が絶対食べなかった“味噌おにぎり”を喜んで食べるようになり、成人した今も懐かしい味だと言ってたまに要求される事があるのだ。

たまねぎ収穫

2006年06月20日 | 素人百姓
今朝梅雨の晴れ間にたまねぎをプラスチック2ケース収穫したが今期も再び失敗して定植後に1/3ほど根元を腐らして(凍結)しまった。
既にシーズンオフ、行きつけの苗物屋から廃棄処分の屑苗(無料)をもらって再定植「モノにはナンネーよ」の親父さんの言葉通りに鶏卵以下、シチューの材料には最適だがいくら頑張っても食べ尽せない量だ。
家族にはまたワンパターンだと非難されるが、たまねぎは血液サラサラ漢方薬と思ってレシピ検索、シャロット・ぺロロス(小たまねぎ)の代用として何が出来るか新たな挑戦を開始した。
他の作物は今のところは至って順調。きゅうりも毎日収穫、しかし素人百姓に保障なし。

ゴーヤチャンプル

2006年06月19日 | 男の料理
              オリジナルPL特製ゴーヤチャンプル
健康食と聞き興味本位で栽培したが、レシピにあるゴーヤチャンプルは正直のところ何度たべても旨いとは感じなかった。そして家族からも「こんな不味いもの」と見放されてしまったものの、折角収穫出来たのに捨てるのも忍びなく、健康のため“漢方薬”と思いながら自分だけの特食、その都度調理方法を変えて食べ続けていた。
当初、不味い一番の理由は共通して独特の苦味で、それに自分は普段からあまり好んで食べない豆腐と紙屑の様な舌触りの鰹節が好みでなかった。
ゴーヤを軽く茹でて氷水に浸して苦味抜きをしたり、材料を入れ替えてもこれと云った成果も無く、もうやめようと思っていた時沖縄県人の長寿の秘密の一つ“黒砂糖”に気づいた。
 ・これを加えて甘味で苦味を和らげる
 ・豆腐を揚げ豆腐にして食感を増す
 ・卵もふっくら仕上げ存在感を残す
などと、いろいろ試行錯誤の結果全く味の異なるゴーヤチャンプルが誕生して一箸も口にしなかった息子までもが・・・・・夏場を乗りきる我が家特製の健康食になった。

材 料            4人前
 ゴーヤ           1本
 豚バラ薄切り(脂身)   200g
 木綿豆腐          一丁
 卵               2個
 黒砂糖(粉末)        大4
 酒               大2
 醤油              大1
 胡麻油            大2
 サラダ油           大2
手 順
1)ゴーヤを縦半分に切りスプーンで綿の部分まで除き厚さ3~5mm半月型に切る
2)塩一つまみを入れた熱湯で湯通し位の感覚で軽く茹でる
3)木綿豆腐を水切りして横半分、縦16等分に切りフライパンに胡麻油を加え、豆腐の四面を焦げ目が付く程度に焼き皿に取り出す
4)卵を溶き、フライパンにサラダ油を加えて油を熱して溶き卵を一気に注ぎ箸で軽く混ぜながら柔らかい塊を箸で皿に取り出す(卵が硬くならないようにフライパンをコンロから外しながら熱調整をする)
5)フライパンにサラダ油を小さじ1加えて一口大に切った豚バラを8割程度炒め1)と酒・醤油・黒砂糖(必ず粉末に砕いて)を加え、肉が炒ったら3)を加え炒める
6)豆腐に汁がからまったら、4)を加え軽く混ぜ合わせて完了
豚バラは脂身の方が風味豊で普通の豚より“黒豚”か福島ブランドの“エゴマ豚”が旨い。黒砂糖は粉末、無ければ粉末状に砕いて使う。また調味料の量は醤油と共に自分好みの味にすれば良く、黒砂糖大さじ4は決して多い量でもなくゴーヤの苦味とベストマッチ、麦酒のつまみに最高癖になってしまった。
面倒な時は手抜きでゴーヤと豚バラだけでやってしまうがこれは簡単で結構イケル。

自宅でそば打ち

2006年06月18日 | 手打ち蕎麦打ち
                 狭い台所でそば打ち
昨日は職場のOB会定期総会、手打ちそば打ち研究会、NFDXG(無線)月例会と三つもバッテングしてしまった。そば研は塩川町の名人を招請しての勉強会で欠席はとても残念だったが、当然OB会あっての道楽三昧なのでOB会を優先した。
同僚4人で会議の準備を終えて昼食に出た。さすがに老人グループ、食べ物は“そば”で完全に一致した。仙台にもあると云うチエン店の蕎麦屋に入った。
以前は同席している同僚と全く同じ味覚だったのに、口は閉ざしたが、同僚の一人は2枚目も注文、何時の間にか自分は何とも贅沢になってしまったものだ。
今朝、猪苗代産1Kg(10人前)を打って昼一族8人(孫は合計一人)で食べた。そんなそばも6月の声を聞くと新そばの10月初旬までは米に例えれば、しばらくは古古米に相当する昨年秋収穫した古そば粉で辛抱することになる。
この端境期に“美味いそばを食べたい”と習志野のS製粉屋の社長はオーストラリア南端の小島タスマニアが青森県と緯度が同じで季候も日本と類似している事に目を付けて、数年前から南北の地理的条件を逆手に取って契約栽培を始めた。
結果は味・香りともに国産品の最高級品種と遜色なく、社長のお陰で夏場にも新そばが堪能出来るようになった。とS製粉はHPで宣伝している。
そば研でもこのS製粉から玄そばを購入して自家製粉、7月はこの“タスマニア産の新そば”がテーマなのでとても楽しみだ。

近着のQSL

2006年06月16日 | アマチュア無線
民族性なのか郵便事情かは定かでないが、隣国のコロンビアと共にQSLの返信率が極端に悪くて、他国籍のQSLマネージャーが存在すれば別だが、本人からの回収となると何時も大変苦労する国だ。
近年はDXCCの必要枚数は確保出来たので回収の期待を捨て全てビューロー経由だったが、WARCバンドを始めて久々のバンドニューなので3月20日茶封筒にIRC(国際返信切手)2枚を同封して、当然中身が透けない様に細心の細工をしてダメモト覚悟で投函した。
今日午後、赤バイクのエンジン音がしたので郵便受けへ取りに行くと待望の3Y0Xかと思ったら、期待ハズレでこれだった。しかしこのYV(Venezuela)も回収がなかなか困難な国なので、くじ運の悪い自分が大物を当てた心境だった。

料理教室6回目

2006年06月15日 | 男の料理
              
              ドライカレーと糖酢鯵魚(鯵の甘酢あんかけ)
今月は変則で先週に続き6回目の修行日。
“夜のオツトメ”も14~21、17~21、17~21時の三日連続で若干バテ気味で何となくスッキリしないで出掛けてしまったが、改札口を出る頃にはスッカリ回復して不安も解消して教室に入った。
糖酢鯵魚、タン・ツウ・サン・ユウと読むそうだ。鯵一匹丸ごとから揚げにした物が定番の様だが、大型の鯵を使って目的は“魚の三枚下ろし”で一人一匹ずつ与えられた。先ず先生の模範捌きを注視した後、前回までに先輩がアイナメと鯛を下した工程も参考にしながら、先生の監視下で初めて全員が一人ずつ三枚下ろしに挑戦した。先輩と同じ程度に出来たと思うが、基本は頭(理論)でなく手先の感触(身体)で下す、経験の積み重ねに尽きるようだ。しかし、こんなに早くこの日が来るとはこれまでの雰囲気ではとても想像出来なかったので大収穫だった。
水片栗粉のとじ方、前回まで見逃していたが
1)鍋の火力を弱め、具を手前に引き寄せて汁の空間を作る
2)汁をかき混ぜながら水片栗粉を2/3程注ぎ“とろみ”をつける
3)具を混ぜ合わせ“とろみ”加減を確認
4)再び1)2)で“とろみ”を調整して火力を戻し胡麻油を注ぎ、混ぜ合わせて完了
これまでうまく出来なかった事も多分これで解消。

              
向い側の3人が先輩諸氏。同期生のMさん先週から欠席体調不良で入院したそうだ。つい2~3日前に県農業試験場が日和田町に移転開所式がありTV、新聞でも報道されていた。先生も招待されて米の試食コーナーで釜を覗くと釜の縁には糊がべったり、これでは自慢のコシヒカリやフクミライもタダの飯粒、試食するまでもなく担当者に「ご飯の炊き方」苦情(指導?)を言って来たそうだ。
また今回も食用添加物や新たに食用油などの食害についても・・・・・「Mさんも、もっと早くこの教室に通って添加物の無い美味い物を食べていたら入院などしなかった」と冗談まじりだったが、今日もタメ(参考)になるお話の数々。

きゅうり初収穫

2006年06月14日 | 素人百姓
在来種のきゅうり今朝5本初収穫した。在来種とは云ってもプロが栽培している苗なので市販品と同じ品種か同類なのだが、ハウス対露地、化学肥料対有機肥料の差で、何故か味・香り・肉質も柔らかくてほぼ満足しているが到底昔の味には及ばない。そんな物はもう山間僻地の自給自足しかも拘りを持った古老でもないと栽培していない今や幻の品種ではないだろうか。
今年は在来種5本の他興味本位で園芸店から求めて
 かおりきゅうり2本→香り歯切れ甘味よしの品質表示
 半白きゅうり2本→NHKTVたべもの新世紀で紹介
 加賀太きゅうり1本→昨年富山の友人が送ってくれた調理用
を植えてみた。これらの品種もあと1~2週間で収穫出来そうだ。