ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

季節外れと旬の味

2008年11月03日 | 男の料理
「旬の食材を上手に使って提供する」調理人として最も基本的な心構えの一つとも教わり、そんな精神を逆なでしてしまったが、日除け代わりに窓際に植えていた最後のゴーヤが冷蔵庫から出て来たので「捨てる」と言ったら「忘れていたゴーヤの罪滅ぼしにも食べたい」と言うので、馬鹿を承知で予定外の“創作ゴーヤチャンプル”も作った。
             
沖縄県人が経営する居酒屋があって、ここで何度か本物を食べたりまた料理本を見て作ってみたが、何れも自分の口に合う物が見つからなかった。本場の島豆腐等の食材も手に入らないので、こんな事を逆手にとって自己流で試行錯誤しながら、予め卵を“ふんわり柔らか卵焼き”にしたり、豆腐は本物を水切り2~3cmの角切りにしてごま油で両面焼き、調味料に黒砂糖粉末を追加して我が味は完成した。
今日は厚揚げ豆腐を油抜きして試してみた。食感がまる異なってしまったが、一番の原因はゴーヤの鮮度が・・・野菜庫の約半月はやはりダメージ。
             
昨年教室で習った紅玉を使った好評の旬の味“魚のソテー・りんごソース添え”。孫達は旦那の実家へ行ったし愚息も不在、今日は二人前だけの調理で何となく肩透かしの気分。旬の魚スズキを買いに行ったが三軒廻っても無かったので鯛になり、付け合せのきのこ類、残しても面倒と1パック100g4人前全部使ったらこの始末。「盛り付け0点食欲減退」と勝手な評価をされてしまった。
通常の付け合せはほんの少量で、これに大根100g、紅玉1/2をすりおろして(大根を先におろす→変色防止)混ぜ合わせたものをかけ、更に醤油大さじ2、酢大さじ1のドレッシングを好みの量をかけて食べる(材料は4人前)