ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

7/10MHzアンテナの更新

2008年01月31日 | アマチュア無線
11月初旬7/10MHzのミニマルチR340DXMが原因不明の障害で撤去していたが、種々検討してナガラのNTD-3040に決定、今日更新工事が完了した。
            
一日中荒模様との天気予報も、早朝は予報に反して比較的穏やかだったが、工事を開始する9時頃には小雪混じりの季節風が吹きはじめた。若し昔の自分なら当然中止していたが、さすがにプロ「今の時期これ位は当たり前」と決行してしまった。
前日に半分位組み上げて搬入したので、作業時間は悪天候にも係わらず何と約2時間、素人からすれば信じられない速さだった。
            
ダイポールアンテナとは言っても移相エレメント(ハエたたき)が結構威圧感を与えてしまうので、一ランク下のハエたたきの無いTD-3040も考えたが、7MHzで63%、10MHzで90%の短縮率と何れの周波数帯もエレメントの先端まで有効に使う設計になっている事に期待を込めてこれに決めた。
            
設置場所は敷地面積224㎡の準工業地域の市街地住宅で、放射角の南・北はエレメントの片側が二階トタン屋根を覆い、更に隣家に領空侵犯する典型的な“うさぎ小屋Ham”で特性データは屋根から外れた位置で測定(赤=仕様書特性、黒=設置後の特性)した。エレメントが屋根を覆うと7MHzで約40KHz、10MHzで約20KHz何れも周波数の高い方へSWRの最良点が移動し、当然他のアンテナも回転により同様に特性が変化する。

そば研例会

2008年01月29日 | 手打ち蕎麦打ち
            
そばに全く関係ないが午前中今期最後の白菜の収穫をした。品種は「松島」と云う昔から栽培されていた福島の在来種で、これまで興味本位で「黄ごころ**」等いろんな種類を試してみたが、何れと比較しても味と作り易さもこれに優る物は無く近年はこればかり栽培して来た。雪を被って厳冬?にも充分耐えて、今頃は最高に美味しいのだが、我が家ではもうとっくに飽きられて、今回も大部分は他人様の所へ配布した。
            
手打ちそば研究会が17時から何時もの場所で行われた。平日とあって今回は現役組の参加は無く、全て閑人の10人ほどだった。こんな事から4月以降は現役組も参加し易い土曜日の午前と午後になる様だ。
今日も“福井県今立産”の粉、これまで500g5人前を打っていた人は本日以降は全員750gを打つ事になった。自分は今回も10人前1Kgが簡単に打てる様にと先輩の指導を受けながら1.25Kgに挑戦した。まだ全て半人前だが、誰よりも下手な“切り”が今一番の課題だ。これは同期生のTさんの切り終えたそば、とてもきれいだ。

続エンクロジュア組立

2008年01月26日 | アマチュア無線
一日に1本仕上げて二日間で箱の形になった。その後は別件の飛び込みなどがあって中断、そして今日スピーカーの取り付けが終ったところで孫が“お泊り”に襲来、何はともあれ裏板を固定すればほぼ完成した事になる。
            
付属のフェルト吸音材をタッカーホッチキスの親玉?¥780で貼付ける。材料に余裕は無くピッタリ、さすがにキットだと感心する。この先エージング・調整とかなり面倒になりそうだが、しかし聴力は遠の昔に衰退しているし、能力も無いので適当なところで収束?かも。
            
『管球王国6』フルレンジユニットの魅力を聴く「エンクロジュア装着編」によれば27ℓのBOXで設計図も掲載され自作も可能だったが、木工作に自信が無かったので既製品を物色していたら、倍近い容積ではあったが、性能は無視して体裁では合格のこれを選択した。
            
スピーカーの内部配線に使用したスピーカー専用の線材。オーデオマニアの間ではとかく凡人には理解しがたい迷信?が飛び交い「真空管アンプは音が柔らかい」「ピンジャックは金メッキで音がクリアーに」「スピーカーケーブルは無酸素銅線に限る」等々、とても自分には信じられず実際にモニターした経験でも違いが判らず否定者の一員なのだが、そんな自分が何故今真空管アンプかと言えば“ラジオ少年時代の郷愁”だけなのだ。たかが低周波と求めてしまったこのケーブル(1m¥520)も本当は何でも良かった訳で、多分にメーカーや販売店の戦略に屈した感は免れない。
            
14年ほど前に発行された本。著者はラジオ少年で中学生の頃からオーデオマニアになり、現在はアナログ・デジタル回路設計技術者の立場から、個々の迷信・非常識を計算式を示して詳しく解説してある。とかくマニアは理論・計算式より各人の“感覚”を最重要視して複雑怪奇な時限で論じ合っているのだから、何故か筆者には共感、とても面白い本だ。

エンクロジュア組立

2008年01月21日 | アマチュア無線
ラジオ少年の頃は思い立ったら徹夜をしてでも一気に組上げてしてしまったが、爺になった今はパワーもすっかり衰えて、閑はもて遊ぶほどあるのに何故か気が熟さないと行動出来なくなってしまった。そんな訳でやっと今日から重い腰を上げて組立を開始した。
   
                    
   
                    
組み上ったら全体を締付けて接着剤の乾燥に入る。説明書には「丈夫なヒモ又は太いゴムバンドで締付ける」と記載されていたが、これでは十分な強度が得られないと判断、プロが使用する“ハタガネ”と云う締付器を使う事にした。DIY店へ調達に行ったら大変高価で、今回限りのしかも素人にはもったいないので、板とボルトナット(¥680)を買って“ハタガネ”の代替にした。こんな代物でもバッチリ締って予測以上の効果に十分満足してほぼ50%の工程が済んだ。

そば打ち始め&無線新年会

2008年01月19日 | 手打ち蕎麦打ち
            
新年初の研究会が14時から吉井田学習センター調理実習室で行われた。新年の“打ち始め”とあって参加者は21人と大盛況。広い室内も普段よりは何となく狭く感じられ、4台の打ち台前では順番待ちの予約で一時騒然、急ぐ必要も無いし他人の様子を伺いながらゆっくり打つ事にした。今日の粉は前回と同じ“福井今立産”「前回よりは荒挽き・・・」と製粉者のSさんから説明されて、初めに打った人達はかなり苦労していたが、三順目だったのでほぼ順調に仕上がった。しかし“切り”は誰よりも下手で未だに田舎そば。全てまだ未熟だが、今年の第一課題は“切り”頑張ろう!
            
18時からしばらくぶりに無線の月例会(飲み会)に参加した。この例会、第二土曜日開催なので何時もそば打ち修行と重複してしまい、修行の身としてはそば打ちを優先つい疎遠になってしまう。そんな普段の罪滅ぼしでもなかったが、取りあえず今日打ったそばを、全員分は無いので事前予約で一部の方に渡した。
値上げ一色で不景気風吹き荒れるご時世に何故か飲み屋は大繁盛、何時もの店は普段通りに予約したが満席だそうで、今回は幹事の同級生が店長のこの店になった。チョッピリ高めとの事だったが、個室で騒音からも結構遮断されて懇談には最適の場所だった。
それぞれジャンルが異なり、最後は自然に興味のある処に落ち着いてしまうが、自分は何と云ってもDXCCのNew EntityになってしまったFJ/OH2AMとTO5FJの事。惨敗組としては十分納得出来る身分相応の環境・設備なので敗北感はなかったが、次のチャンスに期待(神頼み)する事で慰められた様だ。

料理教室42回目

2008年01月17日 | 男の料理
この冬には珍しく冷え込み横殴りの雪降り、電車から降りた郡山も同様の天候だった。
昔ならごくあたりまえの天気だったが、こんな影響で皆んな遅くて、普段通りの自分が一番早く入室した。この教室の掟で、調理に係る順位は手の込んだ物がある時は先輩が優先、次に早く教室に入った者の順になり、今日は先輩を飛び越して金目鯛の三枚おろしから薄いそぎ切りまで一切の処理を指示されてしまった。一人で全てと云うのは初めてで自信も無かったし、未習と云うか忘れた部分もあったので、疑問点は全て先生に伺いながら数回の手解きを受け、自己採点60点、何とか赤点は逃れた様だ。
偶然の一致か寒波の襲来にはピッタリの“鍋料理”二品、誰もが驚き従来の鍋物を覆す物だった。
   
                    
『魚すき』
①白身の魚はそぎ切り、長葱斜め薄切り、セリは4~5cmに切って置く。
②鍋に出汁昆布を入れ、水を入れて30分ほど置く。
③鍋を火に掛け沸騰したら食べる量だけ長葱・セリを入れ柔らかくなったら器に取る。
④魚にサッと火を通し、野菜と一緒に醤油と柚子絞汁を好みでかけて煮ながら食べる。

            
『白菜鍋』
①白菜は1枚ずつ熱湯にサッと通し、縦二つに切り5~6cmのそぎ切り。
②鶏もも肉もそぎ切りにしてフライパンでサッと焼く。
③えのきたけは二つに切って置く。
④出し汁は削り節で取って置く。
⑤鍋に水気を切った白菜を敷き、鶏肉をのせ、えのきを散らす。
⑥出し汁をひたひたに入れ火にかけ、沸騰したら小鉢に具・汁を入れ、晒し葱を散らし、醤油・レモン汁を好みでかけて食べる。
*①は臭みを抜き②は肉の香ばしさを出し、長く煮込んでしまっても硬くならないそうだ。

鍋物と云えばゴッチャ煮の感覚で、素材全ての総合の味になっていたが、この二品は共に素材個々の味が別個に伝わり、更にサラッとさわやかさで、味の濃さは各人好みで食べることから、従来の鍋物のイメージを一新する絶品、広くお薦めしたい鍋だ。

お泊り

2008年01月14日 | 撮影編集孫専科
13日早朝「泊りに行くから迎えに来て」と孫から恐怖の電話。本当は昨日泊りたかったが、引き止められて今日になり目覚めと同時に電話したとか、10時過ぎに無事到着。これで予定していた300B真空管アンプスピーカーの組立も延期。
   
                    
爺の家での滞在中は意のまま、束縛から解放される至福の一時

昨日出来て来たので持ち帰って観てと娘から託されて来た“七五三のアルバム”だ。
昔は1枚の写真だけだったが、今はいろいろと付加価値を付けてDVD・ペンダント・キーホルダー・マグカップ等まで登場して、写真屋もすっかり様変わりしてしまった。
自分の子供には一度も撮ってやった事が無かったので、その反動なのか娘は実にこまめに、孫達はすっかり写真屋のアイドル?になってしまった様だ。
   
                    
   
                    

Arrived QSL

2008年01月12日 | アマチュア無線
3B7Cは3B7SPから二ヶ月後に行われた大規模なDXペデションでしかも長期間、80~10mのCW/SSB/RTTYで重複なしの16QSOだった。
今回のバンドニュー
 ☆3B7C(St.Brandon)→80mCW
 ☆F5IN(France)→80mCW
 ☆YT1VP(Serbia)→80mCW
 ☆Z33F(Macedonia)→80mCW

真空管オーデオアンプ

2008年01月11日 | アマチュア無線
            
徳永英明のカバー曲大ブレークの余波は遂に我が家まで“吾亦紅”を道連れにやって来た。
このラジカセ、BOSEが独自の技術で開発したと言うシロモノで、デモンストレーションでアルテックA7+ラックスSQ-38と対等の音を聴かせていたのでつい衝動買いをしてしまった。結構満足していたが、ラジオ少年の頃にはオーデオアンプも製作していたので、何となく郷愁から“夢の再現を”と下準備を進めて10年、優柔不断の性格が災いして実現しなかったが、今回の大ブレークに火をつけられてヤット立ち上がった。
   
                    
季刊誌のこんな本を読みながら、今時部品集めもなかなか大変なので、著者の一人上杉氏から読者に特別頒布されたキットを求めていたのでようやく出番となった。
そんな間にこんな出力管も数多く集めていたが、この6AS7Gは「もっと出力の大きい物を作れ」と同僚のリターアーと共にオーデオに完全転向してしまったJA7BEIが贈ってくれた物だ。
            
真空管小出力アンプのオーデオマニアの究極のスピーカーは“タンノイ”なのだ。自分でも何度もずっと夢見て来たが、何せ道楽三昧の年金生活者には身分不相応で、インターネットオークションで中古品をしばらく探したてみたが相性が悪くて断念。そんな中で見つけていたのが、このアルテックの“409-8E”20cm同軸2Wayフルレンジ能率96dBのしかも低価格で最適品なのだ。アメリカ生まれでジャズ向き、ボーカルにも向くとの評価なので大ブレークを満たすのにはこれで十分と判断、コイズミ無線(秋葉原)オリジナルのエンクロジュア組立キットと併せて発注して今日届いた。

料理教室41回目

2008年01月10日 | 男の料理
            
今年初めての教室。今回のメンバーは4人なので調味量を含めて材料の計算の必要もなく、また先生の眼も行き届くので順調に行くかなと思ったが、しかしこれまでに無く手の込んだ「カネロニー」と云うイタリアンは、工程の各部分を各自に分担指示されて、同時に他の二品目と炊飯、味噌汁もその合い間に調理を行う。これは老化著しいボケ頭の切替えにお互いが途惑い、しかも先生の指摘の声も飛び込み、全く余裕が無くてとても大変な事だった。
            
「カネロニー」 
①牛挽肉、玉葱、セロリ、マシュルームのみじん切りをバターで炒め、塩、胡椒、ナツメグで調味して、おろしチーズと溶き卵を入れ、卵が固まらない様に素早くかき混ぜ、火からおろしておく。
②ふるった小麦粉をボールに入れ、牛乳、卵、塩を入れて4枚の薄焼き(パスタ)を作る。
③固めのホワイトソースを作り①に混ぜて4等分して①を包む。
④トマトソース。玉葱、にんにくをみじん切りにして油で炒め、狐色になったらふるった小麦粉を入れ炒め、水を加えて少し煮たら濾す。
濾した物にケチャップ、トマトジュース、赤ワインを加え十分に煮詰め(2/3位まで)塩、胡椒で調味。
⑤天板に少しソースを塗り③を乗せ残ったソースをかけ、オーブンで焼く。
            
「鶏肉いんろう煮」
①鶏胸肉二枚、袋になる様に包丁を入れる。
②卵2個、塩少々を加え半熟の煎り卵を作り、長ネギ1本みじん切りを混ぜ合わせ①に詰め、楊枝で口を止め、フライパンで両面を軽く焼く。
③出汁3/4カップ、酒→大1、ケチャップ→大3、ウスターソース→大1、塩・胡椒→少々の汁で煮詰める。
④さめてから3cm幅位に切る。

試食の結果
「カネロニー」手の込んでいる分だけ、チーズ風味の挽肉のあんと包んだパスタの食感と時間をかけて煮込んだトマトソースが絶妙に絡み合いとても美味しかった。
「鶏肉いんろう煮」天敵に付き一口だけでお土産にしてしまったが、鶏肉独特の臭みも無く、他におかずがなければ食べられるかも?
「カネロニー」半分持ち帰り再度熱を加えて試食させたところ、味が落ちているはずなのに大変美味しいと、通常は2~3言あるのに素直に認めたので旨かったのだろう。