今月18日の朝6時10分からNHK総合TVでたべもの一直線「福井板井市発早刈りそば」が放映された。完熟する前の未熟な状態で収穫するので収穫量も少なく3割程度だそうだが、今までのそばとは別物で、未熟な緑色の実を挽いた“早刈りそば”は麺にした時若草の様な鮮やかな緑色になり、茹で上げた時には独特の若草の香りで食感はもちもち本当に美味しく、新たなそばの味を拡げる注目の逸品との事だった。
一時期自分では県内産にこだわり、そば研でも県内産はもとより全国の名産品を探し求めて打っていたので、この“早刈りそば”も何とか入手して打ちたいと思ったので早速Webで検索したところ、TVで紹介された丸岡町ではなかったが、福井市内の製粉所からこの粉が販売されていたので即注文した。
この製粉所から“早刈りそば粉”は6種類販売されていて、どの粉が自分に適当か判断出来なかったので、そば研の製粉者Sさんに相談した。Sさんも試してみる事になり、Sさんは“粗挽き”自分は“抜き実挽き”の打ち易い方を選んだ。
手配してからちょうど一週間だったが、今日瀬戸工房でSさんの指導を受けながら10割で打った。淡い薄緑色で練ってみると手のひらの感触が実に滑らかで、ふっくらして粘りと弾力もあり丸で赤ん坊の肌に触れている様だった。初めての粉なので失敗しない“二八”でと思ったが、折角珍品を手にしたので“10割”で挑戦した。普通10割の場合、延しが終わる頃には周辺に細かいひび割れがたくさん出来てくるのだが、心配は全く不要で“二八”を打ったのと何ら変らずとても打ち易かった。
判定は“ざるそば”なのだが、Webで作り方も紹介されていた本場の“越前おろしそば”として食べてみた。茹で上がりもとてもきれいで、口にした時の食感も実に良く、手にした感触がそのまま口にまで伝わって来た感じがした。“越前おろしそば”は自家栽培のねぎと辛味大根(カザフ大根)を使ったが、矢張り「旨いそばに薬味は不用」の持論通りに・・・かつお削り節と辛味大根が主役になってしまいミックスされた味もまた格別で美味しかったのだが、やはりこんな名品は“ざる”ではないだろうか。
一時期自分では県内産にこだわり、そば研でも県内産はもとより全国の名産品を探し求めて打っていたので、この“早刈りそば”も何とか入手して打ちたいと思ったので早速Webで検索したところ、TVで紹介された丸岡町ではなかったが、福井市内の製粉所からこの粉が販売されていたので即注文した。
この製粉所から“早刈りそば粉”は6種類販売されていて、どの粉が自分に適当か判断出来なかったので、そば研の製粉者Sさんに相談した。Sさんも試してみる事になり、Sさんは“粗挽き”自分は“抜き実挽き”の打ち易い方を選んだ。
手配してからちょうど一週間だったが、今日瀬戸工房でSさんの指導を受けながら10割で打った。淡い薄緑色で練ってみると手のひらの感触が実に滑らかで、ふっくらして粘りと弾力もあり丸で赤ん坊の肌に触れている様だった。初めての粉なので失敗しない“二八”でと思ったが、折角珍品を手にしたので“10割”で挑戦した。普通10割の場合、延しが終わる頃には周辺に細かいひび割れがたくさん出来てくるのだが、心配は全く不要で“二八”を打ったのと何ら変らずとても打ち易かった。
判定は“ざるそば”なのだが、Webで作り方も紹介されていた本場の“越前おろしそば”として食べてみた。茹で上がりもとてもきれいで、口にした時の食感も実に良く、手にした感触がそのまま口にまで伝わって来た感じがした。“越前おろしそば”は自家栽培のねぎと辛味大根(カザフ大根)を使ったが、矢張り「旨いそばに薬味は不用」の持論通りに・・・かつお削り節と辛味大根が主役になってしまいミックスされた味もまた格別で美味しかったのだが、やはりこんな名品は“ざる”ではないだろうか。