ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

埼玉青なす

2007年08月27日 | 男の料理
             
“埼玉青なす”実際はもっときれいな薄緑で見るからに美味しそうなのだが、調理台上で外光・蛍光灯・裸電球とカクテル光源の撮影は失敗作の見本。特に食べ物は十分な照明も施してきれいに撮らなければならないが、カメラの高性能が仇になり照度不足などでも容易に撮れるのでつい手抜き、何時も後悔してしまう。
この“青なす”1本だけ試験的に植えてみたが、粒が大きいだけに多くは採れずこれで13個三回目の収穫。米なすとは比較にならないほど果肉が実に滑らかで軟らかくて上品な味と食感はこれがなす?と疑ってしまうほど。材料はこの他にワイン・オリーブオイル・バター・塩・胡椒・月桂樹の葉・パルメランチーズを使って
             
昨日リクエストに答えて、教室で習った“茄子のポロネーズ”を青なすで再び作った。ソースを完成させてからオリーブオイルでなすを焼き、塩、胡椒してソースを加えて10分ほど煮込んで完成。この“青なす”大変軟らかくて前回輪切りにして一部煮崩れしてしまったので、今回は縦割りでしかも弱火で慎重に煮あげたが、盛り付けた時の見栄えは輪切りの方に軍配。
             
ソースを多く作って置いたので、今日は更にベーコンの厚切りを細切りにして炒めてそのソースを加えて更に煮込んで味を調えてパスタのソースにした。一品加える事で味も変身「連日同じ?」なんて文句は言わせない、実は手抜きの一工夫。

料理教室32回目

2007年08月23日 | 男の料理
            
                        冬瓜きなこ粉まぶし
               かやくご飯             炒醤茄子
“かやくご飯”今では便利な具の壜や缶詰が各種販売されて、我が家では何時の頃からか具が異なっても毎回同じ味?になっていたが、久々に“おふくろの味”にめぐり合った気がした。市販品では何時までも口の中に味が残り、ラーメン屋などでも同じ様な事を体験する事があってこれらは多分に“化学調味料”などによるものらしい。冬瓜(冷たく冷したデザート)をこんな形で食べたのは初めてだった。わずか二口で終わってしまうこの調理に約2時間、日本料理の繊細さもこんなところからも生まれる様だ。
今朝は電車が到着した後に改札口を通過した。幸いシルバーシートが一席空いていたので“有資格者”とタメラワズ座って4~5分発車間際だった。隣席の老婆が「話しても良いでしょうか」と話かけてきた。「ハイ」と答えると「昔は蒸気機関車で、このホームから毎日6時に乗って須賀川駅まで3年間通った・・・・・」松川駅に着くと「川俣線廃線になったけど、ここから川俣小学校へも3年通いました・・・・」「貴方は定年になられて何年になりますか」また対面のシルバーシートで化粧を続ける35~6歳の女性を見て「今の女性は何の恥じらいも無く、教育の荒廃ですねー・・・・」などとよもやま話、初めのうちはあいずち程度で過ごそうとしていたが、79歳、足の治療に郡山のO総合病院へ5年も通院しているそうで、大部分は老先生独演の相手を務めてしまった。こんなご時世滅多に話かける事はしないと言っていたので、自分は余程“人畜無害”と感じたのだろうか?昔はごく“アタリマエ”の事だったのに。                   

近着のQSL

2007年08月20日 | アマチュア無線
ここ一週間の間に届いたバンドニューの貴重なQSL。
住民とのマッチングもあってアンテナをログぺリオデックもどきハムペリに縮小して以来20mはDP並になり5V7SEとXT2SEもCWやSSBだったらGet出来なかったかも知れないが、同じパイルアップでもRTTYはまだ人口が少目で以外に簡単に出来て幸運だった。DUのWARC Bandは他に聴いたことが無く、このDU1HBC(exJA1HBC)は自分には大珍局と云う事になり、3年程前にJARL経由でと先方から約束されたが、幾ら待ってもJARLから転送される様子が無いので一ヶ月前に直接請求してようやく回収出来た。
 ☆1A4A(Order of Malta)→40mCW
 ☆4W6AAV(Timor)→80/40mCW,10mRTTY
 ☆5V7SE(Togo)→20mRTTY
 ☆9H3EZ(Malta)→30mCW
 ☆DU1HBC(Philippines)→17/12mSSB
 ☆EU6MM(Belarus)→80mCW
 ☆7Z1HL(Saudi Arabia)→17mCW
 ☆TU2/F5LDY(Ivory Coast)→30mCW
 ☆XF2K(Mexico)→80mSSB
 ☆XT2SE(Burkina Faso)→20mRTTY
 ☆XU7ACY(Cambodia)→80mCW
 ☆XU7ADY(Cambodia)→30mCW

そば研&無線の月例会

2007年08月18日 | 手打ち蕎麦打ち
             
1日は中止になってしまったので今月唯一の研究会になった。足の骨折で療養中のSさんも松葉杖をつきながら参加され、さすがに我慢出来なかったのか途中から包丁を手にして“切り”を始めたが、やはり一本足では“達人の技”でもバランスが取れない様子で直ぐ断念された。
今日の粉はSさん製粉の特製ブレンド、北海道産(幌加内産?+α)と周知されたが、何故か今回は粉に対する執着心は不思議なほど無く、何れにしても明日食べるので外一(トイチ、10:1)で打った。最近は水の量も何とか自力で判断出来る様になってきて今の課題は“四ツ出し”と“切り”、今日は何とそれ以前の“丸出し”で大失敗。まだまだド素人修行が足りない。
             
無線仲間の月例会、そば打ち修行を優先していたので最近はこれと重複して参加出来なかったが、今日は時間割がうまく行ったのでしばらくぶりに参加した。自分を除き全員現役組で、この会は会則など硬苦しい規則などは一切無くて“来る者拒まず”の出入り自由な仲良しグループで、リタイアー後に勧誘された。唯一の約束事と云えば、ここ居酒屋の海**屋を毎月の第二土曜日に開店から閉店までキープしてあり、各人は自分の都合の良い時間に来て帰りも自由で、それぞれが好き勝手な話し合い(話題)に加わる。
今日は「ハイバンドの最近のコンデション」「6mアンテナのスタック化」「今春の160m運用の成果」「PLCなど、その他急増する都市雑音」「JARL怪鳥無用論」など他にもたくさんあって到底語り尽くせなかったが、明朝日の出前の農作業も予定しているので22時過ぎに帰った。

辛味大根の種

2007年08月14日 | 素人百姓
そばの薬味はそば打ちを始めてからの全く個人的な持論だが“薬味”は不味いそばを食べる時は大変重要な脇役になるが、旨いそばの場合はそば本来の風味を損なってしまうので、一切使用しない事にしている。従ってそれほど必要も無くなってしまったが、再び作る楽しみで4回目の栽培準備を開始した。
普通の種は市内の種苗店でも入手出来るが、たまたまWebで信州そばの産地長野県の種苗店から14種類の辛味大根の種を発売しているのを見つけたので好奇心も手伝って、毎ここでしか入手出来ない珍しい品種を取寄せて栽培して楽しんで来た。昨年は街でも入手出来る物まで大量に作ってしまい供給過剰で飽きられてしまったので、今年は市販されいない珍しいと大評判だったワサビの香りがする緑色の「カザフ辛味大根」と赤の「からいね赤」それに初めて挑戦する地大根の「ねずみ大根」の三品が今日届いた。「ねずみ大根」は長野県坂城町で古くから栽培されている地大根でNHKTV日曜日朝の番組で紹介されていたが、収穫時期が大変難しく霜が降りた日の出前の早朝に、しかも霧が一面に覆った時が最高の味になるそうで、現在は大部分関西方面の一流蕎麦屋と契約栽培をしているとの事だった。
鶴岡の「だだちゃ豆」金沢の「金時草」大阪泉州の「紫水(水なす)」と同様、季候風土も異なり難しいと思うが“紛い物”の収穫に期待した栽培も楽しみだ。

黒丸(スイカ)

2007年08月12日 | 素人百姓
              
                          黒 丸
今年で二度目の挑戦。開花時期に低温と日照不足でなかなか着花せず「もうダメか」とあきらめていたところにやっと結実した一番目の物。収穫時期は「結実した日から30日、その期日を表示した札を付けおく」と虎の巻きにはあったが発見した日から2~3日が雨降りだったのですっかり失念してしまった。昨年収穫した物より着色が薄くスイカ本来の縞模様が見られるが、スーパーの店頭にあった北海道産と同等で、打診による音も同じになって来たので今朝収穫した。他の5個は10日位遅れてしまったのでまだ小粒、物になるか少し心配。
   
               かおりまめ
                   
                              くりまさり
くりまさり(南瓜)は少し早いかなと思われたが、茎の枯れ具合が農協直販場の物と同等なので枝豆と他にゴーヤ、オクラ、シシトウも収穫した。

料理教室31回目

2007年08月09日 | 男の料理
猛暑で食欲が減退するこの時期チョッピリ刺激があって一口箸を運べばつい箸が止まらなくなってしまう、そんな3品を習った。
             
                 炒醤芋称(チャオ・ジャン・ユウ・スウ)
じゃが芋、ピーマン、鶏肉(手羽)のせん切り味噌炒め。じゃが芋のシャキシャキ感と味噌、ピーマンのほのかな香りに豆板醤の適度な辛味は美味。じゃが芋のシャキシャキ感を残す(せん切りカッターは不適)には、芋を繊維(芽と平行)に添ってマッチ棒の太さにせん切りにした後、水に晒し更に水洗いを数回繰り返してでん粉質を完全に取り除く事が重要なポイントとの事。これによりヌメリも炒め崩れもなくサラッときれいに仕上がった。
             
                  鶏粥黄瓜(チイ・チュウ・ホン・ユウ)
きゅうりと鶏もも肉炒め。浅漬など生の食感とも異なりきゅうり本来の香りと食感も十分残して生姜の風味がベストマッチ。挽肉はダメだそうでもも肉を細かく切る。肉は予め単独で炒めて皿に取り、十分油抜き(きれいに取るならペーパータオル等を利用)をした後中華鍋に戻す事でヘルシーな中華料理に仕上がる。
             
                        茄子の梅煮
かつお出汁に梅干を加えて茄子を丸のままジックリ煮込み冷たく冷して食べる。茄子は煮込む前に楊枝で数箇所穴を開ける事により味のしみ込みと煮崩れ(破裂)を防ぐ。通常は一緒に煮込んだ出汁昆布は添えないそうだが、今日はもったいないと先生の判断で美観を度外視して添えた。

収 穫

2007年08月08日 | 素人百姓
日の出前の早朝が旨味を最高に蓄積している野菜(果物)、今朝4時半にとうもろこしと枝豆の初収穫をした。とうもろこしは同じ品種を枝豆は品種を変えて、何れも食卓に載る時期を10日程ずらして毎年3回楽しめる様に栽培していた。
   
                   
           収穫直前と茹でる直前のウッティーコーン
このウッティーコーンは今年で4回目の栽培になるがサカタのタネで開発したと知らされていたが、品名を異にして他の種苗会社からも販売されているようだ。初めはサカタのタネから直接通販で、昨年からは市内の種苗店へ依頼して入手している。自分の他にも依頼があるそうだが、一般にはまだほとんど知られていないしJA直販場や八百屋スパーでもまだ一度もお目にかかったことが無い。
これは茹でるとまた一段と色が鮮やかになり甘味がとても強くてこくがありモッチリとした食感は昔食べた餅トウモロコシを思い出させて堪らないほど美味しい。毎年他人にも提供して来たが、誰一人「不味い」と言った事はなかった。
             
                       茶 豆
これはごく普通の茶豆。現役時代には数年間はだだちゃ豆の原産地山形県鶴岡市白山地区出身の後輩が毎年帰省した折に種を持ち帰り、同僚3人で栽培して出来ばえも競って楽しんだが、同じだだちゃ豆なのに白山地区の物とは全く比較にならないほど変質してしまう。土地季候風土も異なり、栽培技術もド素人なので当然の結果なのだろう。そんなだだちゃ豆も品種改良で種苗店には数知れないほどの種類が並び、自分が栽培した物も茶豆なのだが、正体はイマイチ不明。ただ白山地区の本物と同様に、豆の枝全体も小ぶりで普通の豆の半分ほどで収穫量は1/3以下だ。茹でている時は部屋中に香りが蔓延して十分満足感を与えてくれるが、いざ食してみると何の変哲も無いタダの豆に変身してしまう。他の早生種に比較したら間違いなく旨いと感じるので、初物として毎年この茶豆を栽培していた。

近着のQSL

2007年08月06日 | アマチュア無線
JARLビューローから7月転送のQSLが13枚届いた。相変わらず雑魚ばかりも以下バンドニュー
 ☆3D2TZ(Fiji Is)→80mCW
 ☆5Z4/9A3A(Kenya)→30mCW
 ☆KL7QOW(Alaska)→80mCW
 ☆Z35G(Macedonia)→30mCW

ねぎいっぽんそば

2007年08月05日 | 手打ち蕎麦打ち
             
昨日、横浜の義妹のリクエストに応じて大内宿を案内して来た。
http://homepage2.nifty.com/minamiaizu/Ouchi01.htm
大内宿には仕事で30年ほど前から幾度となく訪れていたが、一観光客としては初めてだった。確か3~4軒だった店も今や集落30数軒全てが観光客相手のおみやげ屋とそれに併設したそば屋などに豹変、夏休みもあってか大都会のド田舎版の大賑わい“江戸時代の面影残す宿場町の情緒”などすっかり消え失せていた。
             
一軒のそば屋では座敷の客の前でそば打ちの実演をしていた。会津ではそば打ちを“ソバブチ”と言うので、会津弁で言葉の訛りと思っていたが、ここでも「延し」の工程で延し棒にそば生地を巻き込みながら何度も上下に強くたたきながら延していたので、語源はどうやら“ブチ(打ち)ながら延す”事に起因しているようだ。
この写真の手元、二重露出の様なところからも激しいその様子が観察できる。ここのそば打ちは基本などは何処にも見られず、適当な楕円形に延ばして→たたみ→切りで太い田舎そばが出来上がっていた。また驚く事に【こね鉢にそば粉投入→中央に寄せて山盛りにする→山の中央に穴を開ける→水を適当(感で)に注ぐ→四方の山裾から粉をかけ合わせて、一気に強くこね合わせる】と「水回し」の工程は一切無かった。そばは今でこそ珍重されているが、昔は米飯の代わりの主食でもあり、そばの打ち方もそれぞれその土地独自の方法が伝承されて来たので、江戸前(関東流)の修行者としても、会津地方の標準的な手法とも若干異なり、それなりにとても良い参考になった。
             
TV旅番組で紹介された大内宿名物の“ねぎいっぽんそば”はぶっかけそばを長ネギを箸代わりに薬味としてかじりながら食べる物。以前は聞いた事が無かったので近年誰かが思いつきで始めた面白いアイデアだ。話の種にと薦めてみたが「ざるで良い」と・・・・・自分達のざるのそばの長さは10cm前後で、因みに隣の客の“ねぎいっぽんそば”は20cmほどの普通の長さだった。自分達の物は多分その端切れだったのかも知れないが、白い田舎そば(皮がいっぱい含んだ真っ黒な本来の田舎そばはここでも都会人には受けないから?)で、もっちりとしていて歯ごたえ十分の噛み砕いて食べる田舎そばで味は二の次満足した。