ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

そば研&無線例会

2008年11月15日 | 手打ち蕎麦打ち
             
前回はここ吉井田学習センターの次長さんが訪れて「私は会津出身なので興味があって」とつぶさに見学されたが、今日も開始早々三人の見学者が訪れて「先日の文化祭で食べて美味しかったので見に来た」と最後まで見学して行った。
家に突然の来客があり、会始まって以来初めて遅刻をしてしまった。今日も前回失敗してしまった北海道産名品の“牡丹そば”石臼が更新されて製粉者のI・Sさん共に試行錯誤している様だ。石臼の歯が新しくなっただけで、粉のメッシュ(細かさ)が同じなのに水の浸透率、速度が微妙に異なるためではないかとの事。確かに加水を多めにして“ズル玉(相当柔らかい)”にしても“練り”の途中から微妙に固まり始める感触で、生地の粘りはあっても割れやすい。今回は前回より幾らか進歩して“本のし”で中心部が約5cm二ヶ所割れてしまったが、幸い折込の最先端部分だったので支障はなかった。食べてはもっちりと腰が大変強く太めの“田舎そば”なら絶品も、この“牡丹”は元来気品のある品種なので、これには何ともそぐわないらしい。
             
18時から何時もの場所で無線仲間の月例会に参加した。原則として第3土曜日に開催、時にはずれる事もあるがほとんどそば打ち修行と重複してしまい、体力の限界もあり毎回の参加はチョッと無理。何時も無線の話題と柔らかい話の半々も最年少は42~3才?、〆近くになるとそんな人から我らDX(海外通信)愛好者の後継者育成や勧誘の真剣な提案がされて、しかし今の青少年層に無線などは過去の遺物、全く見向きもされない現状なので・・・我が人生の原点無線、妙案も無く何とも困ってしまう。

メンテナンス

2008年11月13日 | アマチュア無線
早朝犬の散歩へ、玄関の扉を開けると一面深い霧に包まれていた。視界は3~40m位だろうか、家の周辺ではもう記憶に無いほどしばらくぶりに朝霧が発生した。「霧に雨無し」一年を通しても二日と無いほどの正に秋晴れ、無風状態の晴天になった。そんな中で、この春頃からアンテナを回転すると290度と110度付近で時々SWRが大幅に悪化、時には無限大近くになる現象が発生していたのでhttp://blog.goo.ne.jp/ja7pl/d/20080930の同軸切替BOXと同軸ケーブルの交換を実施した。
若い頃は快感を覚えた高所作業も40才を過ぎる頃から徐々に恐怖心に変わり、今では水平線の消える10mが限度になってしまい、以来全て専門業者に依頼していた。仲間の中には74歳にもなって「タワーに登れなくなったら無線を止める時だ」とほとんど一人で作業をしてしまう怪物もいて、また1/3位の人達も皆んなアマチュア精神を大いに発揮して自分で全部やってしまうので、出来ない自分は何とも不甲斐ないが、命あっての楽しみだから危険は避ける。

ビデオ編集

2008年11月11日 | 撮影編集孫専科
             
二日間5時間ほど要して編集・完プロを終えた。カメラのビデオヘッドつまりというアクシデントに見舞われて、素材収録の半分以上も使えずダメかなと思ったが、幸いにも生徒達が12人だったので二回目の体験収録分で何とかまとめる事が出来た。しかし、子供達全員を紹介する事はかろうじて実現したものの、このビデオを視てそば打ちの工程が分かる教材になり得なかったのは完全な失敗作、とても残念だった。
最も基本的な録画チェックを怠ったのが最大のミス、クリーニングテープも持参していたので正に神罰。
             
長いと飽きるので10分位と考えていたが、素材不足で8分30秒も内容はOK、子供達にも喜んでもらえそうなので、一日楽しませてもらったお返しに全員分作って届けたいと思う。

名誉ばんかい旬の味

2008年11月09日 | 男の料理
昨夜の新そば(北海道産牡丹)は自分の失策で予測していた通り悪評だった。今日は昨夜の罪滅ぼしに旬の味「銀杏とむかご入りご飯」と秋鯖を使って「鯖と玉ねぎの白ワイン煮」で汚名挽回を策略。和と洋、違和感もあったがムカゴは畑の副産物、油ののった秋鯖は三枚下しにして孫のため小骨を完全除去、赤身の魚で経済効果?マガイ物もレシピ量以上の白ワインを使ったフレンチ風味に皆んな満足した様子も「脇役の玉ねぎソースの方が旨かった」の反応は何とも皮肉、孫の分も入れてトータル8人前、ケチッタ付けは当然の結果だった。

研究会&青葉教室11回目

2008年11月08日 | 手打ち蕎麦打ち
    
                     
今日は名品の“牡丹そば”石臼が更新されてかなり難しい粉との事だったが“10割”でも結構皆んな無難に仕上げていたのに、何故か自分だけが“二八”なのにそば打ちを始めて以来の大失態、“四つ出し”の工程で中心部に大きなひび割れが発生、当然そばにはならない。過去に一度の練り直しはやったが、二度やった試しは無かった。「捨てるしかない」と一人言・・・・聞きつけた達人のSさんが“延し”の前まで手助けしてくれた。生地の扱い、手さばきは見事なものでただ感心するばかりも、その後の処理は自分の手では見事な?極太の“田舎そば”にしかならなかった。幼児期同然の泥んこ遊びをこの歳になってするとは思わなかったし、また近頃何となく「感でも打てるかなー」と思い始めていた慢心さが一変に吹き飛んでしまった。
   
                      
午後は青葉教室でお手伝い。前回は吉井田学習センター文化祭学習発表会(そば打ち)で欠席したのでほぼ一ヶ月ぶりだった。自分がここで習っていた時からの同窓生のオバサンは今も自主留年中とか、しばらくぶりにお会いしたが、相変わらずの元気印で手先ならぬ口先で大いに場を和ませていた。

5Band DXCC完結

2008年11月07日 | アマチュア無線
              
ARRL(アメリカのアマチュア無線連盟)8月15日付の審査承認の返信があってからようやく今日待望の賞状と盾が届いた。
   
                      
この賞は1969年1月1日からスタートして「DXの歴史(著JA1BWA)」によれば1972年10月にJA1MCUが日本人の第1号として受賞している。その後2004年6月までの間に418局の日本人が受賞しているが、この賞に限りARRLでは公式に発表していない様子なので、その後の資料も無く自分は何番目なのかは不明だが、全世界から見れば区切りの良い6400番目は大満足。
この5B-DXCC(5バンドで各バンド100以上の国、地域と交信した事を証明する)はそれほど難しいとは思わないのだが、しかし市街地雑居住宅の自分は80mバンドがアンテナと都市雑音からの克服が最大の課題で挑戦しようとは全く考えもしなかったが、矢張り歳なのだろうか、我々都会派向けにCD-78Jrの簡易アンテナが発売されて一年も過ぎると雑誌にもユーザーリポートなども発表されて、しかも我が人生の原点がアマチュア無線であっただけに、一度は#1DXCCの頂点に達した事もあったし、この5B-DXCCの紋所、冥土への通行手形が無ければ三途の川も渡れないと2006年12月4日PY2XB(Brazil)との交信から挑戦を開始した。1年で完成させたいと頑張ったが、半年はオフシーズンで思わぬ誤算、でもヤット手にした今「閻魔様のお迎えは出来るだけ遅くして欲しい」と今度は勝手な願望。

手打ちそば体験教室

2008年11月06日 | 手打ち蕎麦打ち
             
昨年に引続き宮城県白石市立越河小学校の要請により、11時から家庭室(調理室)で6年生12名を対象にそば打ち体験教室を実施して来た。仙台へ移転されたSさんも電車で応援に駆けつけ9人の講師陣。昨年はマンツーマンだったが、今年は12名の生徒を1対2で指導、生徒が自分で打った300gの新そばはそれぞれ自宅に持ち帰り、給食の時間には講師が模範で打ったそばを全員で試食した。主婦を含むリタイアー組の講師陣は再び、自分の孫の様な子供達との楽しい和やかな触れ合いをそれぞれ存分に楽しんで来た。
             
講師陣に若干の余裕があったので子供達へのプレゼントと考え、許可を得てビデオ撮影までしてしまった。余計な事をしてしまった罰なのか、何と前半の収録がビデオヘットつまりを発生してNGに、これで12名等しく同じ1ショットアップサイズで登場させる構成は不可能になった。長ければ良いと云うものでもなく飽きてしまうので、素材の約20分は使えるので10分位に編集して、不公平差は出てしまうが、ルーズサイズも使って全員等しく登場と云う事で子供達にもお許し願えるだろう。

季節外れと旬の味

2008年11月03日 | 男の料理
「旬の食材を上手に使って提供する」調理人として最も基本的な心構えの一つとも教わり、そんな精神を逆なでしてしまったが、日除け代わりに窓際に植えていた最後のゴーヤが冷蔵庫から出て来たので「捨てる」と言ったら「忘れていたゴーヤの罪滅ぼしにも食べたい」と言うので、馬鹿を承知で予定外の“創作ゴーヤチャンプル”も作った。
             
沖縄県人が経営する居酒屋があって、ここで何度か本物を食べたりまた料理本を見て作ってみたが、何れも自分の口に合う物が見つからなかった。本場の島豆腐等の食材も手に入らないので、こんな事を逆手にとって自己流で試行錯誤しながら、予め卵を“ふんわり柔らか卵焼き”にしたり、豆腐は本物を水切り2~3cmの角切りにしてごま油で両面焼き、調味料に黒砂糖粉末を追加して我が味は完成した。
今日は厚揚げ豆腐を油抜きして試してみた。食感がまる異なってしまったが、一番の原因はゴーヤの鮮度が・・・野菜庫の約半月はやはりダメージ。
             
昨年教室で習った紅玉を使った好評の旬の味“魚のソテー・りんごソース添え”。孫達は旦那の実家へ行ったし愚息も不在、今日は二人前だけの調理で何となく肩透かしの気分。旬の魚スズキを買いに行ったが三軒廻っても無かったので鯛になり、付け合せのきのこ類、残しても面倒と1パック100g4人前全部使ったらこの始末。「盛り付け0点食欲減退」と勝手な評価をされてしまった。
通常の付け合せはほんの少量で、これに大根100g、紅玉1/2をすりおろして(大根を先におろす→変色防止)混ぜ合わせたものをかけ、更に醤油大さじ2、酢大さじ1のドレッシングを好みの量をかけて食べる(材料は4人前)

キャベツ

2008年11月02日 | 素人百姓
             
秋野菜のブロッコリー、カリフラワーとキャベツ類。キャベツの二種類は間もなく収穫可能になった。移植時に顆粒農薬散布の低農薬栽培なので蝶々との根競べ、毎日ピンセット片手に青虫駆除に通っていたが、先日吉井田学習センターのそば打ち奉仕で三日間サボったら穴だらけにされてしまった。幸いにも殆ど結球していたので表面だけの被害で表面を除去して8割位は物になりそうだ。
             
“みさき”たけのこ型のキャベツで最近稀に店頭で見かける事もあったので興味本位で5株作ってみた。「小ぶりで柔らかくて生食しても甘みがあり美味しい」とサカタのタネHPには記載されていた。
             
“秋帝(アキミカド)”1.5Kg以上にもなる秋採り。今回は元肥だけで結球前の追肥をサボってしまったので、人間でなくても正直で1Kg程度か?
             
“サボイクィーン”市内のJA農産物直売店で今年初めて少量眼にした新品種。葉がちりめん状で白菜の様な珍しいキャベツで生食向きでレタス感覚で食べられると云うが、食べ慣れない事もあってか“旨い”と云う感覚は無く珍しさだけだった。80%位の結球なので完熟まではあと1週間位だろうか。

ニットーボー教室3回目

2008年11月01日 | 手打ち蕎麦打ち
1人休んで本日の受講生は3人。講師陣が5人で生徒を上回り、今日は先輩講師の指導を雑務に専念しながら勉強した。自分も習い始めの頃はこの人達と同様に前回教わった事をすっかり忘れて、また解かっていても身体が動かずとて苦労したが、同年代で感も鈍り物忘れも激しく経験済みなので大いに同情してしまった。
   
                    
終了後は自分達訓練年の場、幌加内産の名品“牡丹”を“外二”で打った。50目篩にかけると普段の粉と異なり最後に残った外皮と甘皮が幾ら振るっても網目が通らない。荒挽きか?これは香りの重要な部分なのでそのまま混入した。新そばの挽きたてにしては練りの工程から粘り滑らかさも無く、延しでもひび割れが発生、丸で10割を打っている感触で何とも難しい粉だった。