ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

5月のBand/Mode New Entity

2016年05月31日 | アマチュア無線
             
一日も欠かさずシャック(無線部屋)に入ってはいたが、何となく意欲も湧かずQSOしたのはタッタの5局だけだった。
DXSCAPEを覗く限り以前とあまり変りなく多くの局がUPされているが、自分の所で聴こえるのはごく僅かでUPしている局は自分などは足元にも及ばないBig Gun達やロケーションや設備に恵まれた局ばかりだ。
VK9CK(Cocos)-80mCW,VP8STI(S.Sandwich)-30CW,VP8SGI(S,Georgia)-30mCWをCFMして今月はNewは無く挑戦中のDXCC Challenge2500に3っつ増えただけだった。
秋のコンデション回復までは冬眠ならぬ広辞苑にも無い夏眠になりそうだ。

Arrived QSL

2016年05月30日 | アマチュア無線
             
JARLビューローとN2OOからVP8STI(South Sandwich Is)30mCW Band NewのQSLが届いた。
VP8STIの信号は各バンド非常に弱く、過去にQSOした20/15mは初めから除外して他のバンドに全勢力を注ぎ込んだが、アンテナのGain不足でほとんど聴こえずQSO出来たのは30mだけだった。
ビューローから届いたG3RPBは80mCWで2007年にQSOしたもので、他に2011年にQSOしたものも2枚混じっていた。

Arrived QSL

2016年05月24日 | アマチュア無線
             
偶然にもちょうど1ヶ月前の先月24日の夕方にQSOしたHV0A(Vatican City)17mRTTY Band/Mode NewのQSLが届いた。
ローマ法王庁聖職者のクラブ局で滅多に運用される事がないので何時も大パイルアップが展開されて、イタリアなので電波伝搬的には全く問題ないが、弱小局の自分は過去20/15mでしかQSO出来ず3Y0(Bouvet)と同格の大珍局だからDXCCは面白い。
そして何時の世もDXCC中毒患者は世界中にゴマンと居るから、後世までこんな遊びを考えて残してくれたアメリカの先駆者達は実に偉い。

映画鑑賞

2016年05月23日 | その他
             
フィギュアースケート選手の羽生結弦が特別出演すると各局のTVワイドショーでも放送された「殿、利息でござる!」を観てきた。
物語は仙台藩吉岡宿(宮城県大和町吉岡)の住人達は重税に苦しみ、その中の9人が千両(3億円相当)の大金をかき集めて殿様に貸し付けて、その利息で町を復興させようと画策した搾取される側から搾取する側に廻る実話の映画化で、期待していた以上に大変面白かった。
14日に全国一斉公開された事と、ゆなが藩(いわき市)の「超高速参勤交代」と同様のご当地映画の親しみもあってか、平日なのに観客はほぼ5~60人で日頃には考えられない大入りだった。
昼過ぎに終り「月1回師匠のそばを食べる」ノルマも達成出来るので、運動会の写真をプリントして13時半過ぎ頃“手打ちそばよしなり”に着いた。
カウンターも6席程あって日本古来のそば屋らしからぬ師匠発想の洋風の洒落た店は、この時間でもほぼ満席なのに珍しく空席があり直ぐに座れた。
カウンター席からは厨房の師匠の作業の様子が明瞭に聴こえる。タイマーが鳴りそばが茹で上がった、空かさずそばを〆る氷水の中の氷がぶつかり合う激しい音がして、音が止まると30秒程でビンビンと冷たく硬く締まった星の浮かぶ光るそばが目の前に現れる。
そばは年間を通して“あいづのかおり”だそうだが、そばが一番不味くなると言われている6月から8月の間も年間を通して何時も変らぬ味のそばは、自分には不可能な正に師匠の職人技だ。
そして絶対に真似の出来ない天ぷら揚げもそば茹でと同時進行だから、手元に届いた時にはうっかりすると口が火傷をしてしまう程で、また調理人としての心意気が十分過ぎる程感じられて、必ず旬の野菜がさり気なく添えられているから、自称男の料理人としても嬉しくなってしまう。
今月はスナップエンドウだったが、HPで紹介していた福島県アスパラ発祥地田島産のアスパラだったら最高だったが、そばが出されてから単品注文と知り、そばが食べ終わってしまうので断念してしまった。

運動会

2016年05月21日 | 撮影編集孫専科
   
   
「何処の爺だ!と目立ち過ぎては困る」と婆さんから小学校行事の参観と撮影は一切禁止されていたが、一度も行かないのでは悔いを残してしまうので、体調も良かったので午前中だけ孫達の運動会を観戦して来た。
先ず目に飛び込んだのはグランドの隅に設置された放射線量測定器だった。
これは市内の主な施設や学校、公園等に原発事故直後文化省の通達で年間被曝量20mSvを目安に毎時3.8μSvを超えた所での野外活動が禁止された事から設置された物で、市のデーターによると各施設の平均0.22~3.63μSv/hが除染終了の2年後には0.08~0.46μSv/hに減少して、ここ第一小学校の現在値はデスプレーに表示されている±0.101μSv/hとなり不安は解消された。
しかし、当時は市内でも最高値に近く危険を感じたPTA仲間と共に娘達も自主避難して、今も自由業だった親の子供達は復学する事なく去ったままだそうだ。
幼稚園の運動会ではビデオ撮影だけで写真撮影は初めてだった。
ズームレンズの望遠55~200mm一本だけでは不足を感じて、更に連写機能セットを完全に失念してしまいシャッターチャンスとホーカス追従もマニアル無しではどうにもならず、また観覧席以外は動けないし観戦の邪魔する事も出来ないので、思い描いていた物は一枚も撮れずに大失敗だった。

Arrived QSL

2016年05月20日 | アマチュア無線
             
他局よりもかなり遅れてVP8SGI(South Georgia Is)-40/30mCW Band Newの貴重なQSLが届いた。
過去には20/15mしかQSOしていなかったので空白のBandを全て埋めたいと思ったが、アンテナがお粗末で馬力不足もあってCondxだけが頼りの自分はこの2バンドしか出来なかった。
ここはDXペデションでしかチャンスが無く自分は過去に5回、今回が14年ぶりの挑戦だった。およそ10年周期位で実行されているDXペデションなので恐らく今回が最後のラストチャンスだった。

M君逝く

2016年05月18日 | その他
             
福島で定年退職した同年代8人でスタートした飲み会仲間のM君が13日に亡くなり今日葬儀が行われた。
3年前の昼食会に「最近身体の調子が良くなくて」と奥様運転の車で送迎されて参加したのが最後だった。
その後電話をしても本人が出る事はなく、奥様も口止されていたのか容態は不明で1年程前からか入院しているらしいと分ったが、誰も逢う事は叶わずこれで仲間も5人になってしまった。
我々は大都市だけだったTV放送が各県に送信所が建設されローカル放送もラジオ並に始まり、教育TV本放送開始直前の昭和34~36年の大量採用組で、ほぼ全員がTV番組制作要員として仙台と東京からスタートした同じ釜の飯を食ったTV草創期の仲間。職場には映画や舞台からヘットハンターされて来た人達が大勢いる中で徒弟制度の下で修行した事から結束も硬いのかなと思う。
K君が一番先に退職する確か一年前「みんなフグなんてクッタゴドネベ、エッテミッペ」とM君の提案で職場近くの割烹旅館でフグを食べ、この時「退職後も春と秋に気軽に集まり昼食会をやろう」とM君が再提案、全員が賛成してこの会はスタートした。
会則など硬苦しいものは一切設けず、ただSH君の提案で会の名前はリーダーシッペのM君一任で付ける事になり、後日知らされた「**の会」の二文字は書く事も東洋漢字で見つける事も困難な“ふくふく”或いは“フグ”とも読む我々凡人には読めない格言とかで、さすが趣味の古文書研究家ならではの技だった。
そして、私費で古文書収集もしている間に歴史上重要な書類も発見して個人で保管するよりは博物館でと、県立博物館へ数点寄贈していた様だ。
また現役時代には誰よりもローカル局発ドキュメンタリー番組制作に関り、福島初の技術選奨を受賞するなど多くの名作を残し、それらの作品は福島局のアーカイブスコーナーで多分今も視聴出来るのではないだろうか。こんな事からもM君は常に我々の模範でもあった。合掌!

再び甦ったMDR-Z400

2016年05月17日 | アマチュア無線
 
仲間の間では通称うさぎ小屋の狭い無線部屋。部屋から漏れ響く通信中の音は、家族には騒音以外の何物でも無く昔から99%はヘッドホンで運用している。
初めの頃は八重洲無線とトリオからオプションとして販売されていた通信機専用の物を使っていたが、専用スピーカー同様に帯域カットの音質には何とも違和感を感じて直ぐに疲れてしまい、何としても馴染めなかった。
当時職場の音声担当者は業務用のSONY MDR-CD900STを好んで使用していて、二足わらじで偶に担当する夏場のビデオロケ音声収録などでは、両耳を完全密閉の重量感ある異物は10分もすると汗タップリの耳には何とも苦痛で、再三コンパクトな機種を希望していた。さすがに専門職はCD900ST下位機種のMDR-Z400を見つけて、それ以来我ら二足わらじ組は重宝に使った。
とても使い易く自分の無線用に量販店から7,000円で購入して今日まで20年も大切に使い続けているが、イヤーパッドだけは3~4年の寿命で表面の薄い被覆が剥がれてしまい交換が必要になる。
本体は1999年に製造中止になったらしいが、交換パッドは中国だが今もサウンドハウスから販売されていて通販で購入しているが、9年前には1個730円も今は1,080円だ。
MDR-Z400は既に無く一時期その類似機種を使ってみたが、筐体の形も変わってしまい何としても馴染めなかった。このMDR-Z400は正に一身胴体、寿命が尽きるまで使いたいものだ。

Arrived QSL

2016年05月16日 | アマチュア無線
             
VK9CK(Cocos Keeling Is)80m Band NewのQSLが届いた。
ここVK9CもJA各局はQSO済みで需要を満たしてしまったのか12mでCQを連発していたので、野次馬根性丸出しで反省しながらつい呼んでしまった。
QSO後何気なく全てQSO/CFM済みと思いながら整理簿を見ると何んと80mが空白で、その後4日間も待ち受けてQRT寸前にやっとQSO出来た。
Log(業務日誌)と整理簿のチェックミスが今も偶に発覚こんなボケも最後にしたいが、これでVK9シリーズは全て完了した。

夏みかんマーマレード

2016年05月12日 | 男の料理
             
食べ残してしまった萎びかけの夏みかんがあったのでマーマレードを作った。
りんご・キウイ・ゆずでは何度も作っていたので、夏みかんもゆずと同じ製法で問題ないと思ったが、初めてなのでネットで検索して参考にした。
ゆずの製法では皮から剥ぎ取ったワタと種の入った実を煮込んでゼリー状の液を抽出して加えるのに、夏みかんは皮の白いワタや筋は苦味のもとなので取り去るとあり皮だけの製法が大半だった。
ゆずと同じ柑橘類なのに何とも納得出来なかったが、煮込み時間もゆずと同様に煮汁が飴化する寸前に火を止めて完成した。結果は食感風味共にゆずに軍配だった。