ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研修旅行

2006年10月28日 | 手打ち蕎麦打ち
福島手打ちそば研究会秋の研修旅行「他人の打った蕎麦を食らう会」今回は桧枝岐の裁ちそば名人“かどや”の女将さんを訪ねて実演を見ながらミニ講習会。そのあと裁ちそばをたっぷり堪能して来た。
裁ちそば“かどや”さんには数え切れないほど泊ったり仕事でもお世話になっていたので特別珍しくもなかったが、今そば打ちをやっている要因の一つには名人女将さんとの出会いもあったからだった。昔は真っ黒な田舎そばだったが、今は甘皮がごく少量混じった白いそば、聞くことはためらったが多分時代の流れで都会人好みに変えたのだろうか?桧枝岐の裁ちそばと言えば矢張り田舎そばのイメージなのだが・・・・・
今回も観光バス一台42人満席で半数はそれぞれ知人(素人)を勧誘しての旅。ガイドさんの解説ではソバ=植物、そば=立ち食いそばなどの大衆そば、蕎麦=高級蕎麦と使い分けるそうで、職業柄の博学ぶりに感心したが、真偽のほどは広辞苑で調べて下さいとの事だった。

             
             若旦那、やかんから感を頼りに直接熱湯を注ぐ。

             
         名人女将、極太ののし棒で同じサイズに丸く延して数十枚重ねる

             
左手をこま板変りに剃刀同等の鋭い包丁で裁つ(着物の裁断に似ていることから裁ちそばと命名)正に名人技

             
             研究会の先輩の皆さんとゲスト参加の二人(右奥)

             
写真嫌いで撮った事がなかったので記念に女将さんと一緒に撮影。
今日の料理・こんにちわ奥さん・ひるどき日本列島などに出演された時の懐かしい思い出話を名人の方から語りかけられ、ごく短時間ではあったが楽しい一時だった。

布ぞうり

2006年10月27日 | その他
子供の頃、冬友達の家に遊びに行くとお爺さんがコタツの側でわらぞうりを作っていた。外で遊べない時は何度か友達と一緒にお爺さんに教わりながらぞうり作りをして遊んだが、何時も中途半端で完成した事はなかった。
昨年NHK生活ほっとモーニングで“布ぞうり”を視てそんな事を思い出しながら郷愁からか自分でも作って見たいと思っていた。
布ぞうりはスリッパに代わる新しい室内履きとして、足の裏にも馴染みツボを適度に刺激して履き心地も良く、また使い古しのゆかた・シーツ・布団かわ等の古布を裂いて作る事からリサイクルにもなり今静かにブームが到来しつつあるそうだ。
この火付け役は横須賀に住む一主婦、この放送の出演者らしく矢張り自分と同じ様な体験から思いつき始めたそうだ。今では会社組織にして教室も開き、教材の布ぞうりキットも販売(インターネット通販可)している。
http://www.tezukuri-e.com/
関東地方のNHK文化センターや他のカルチャースクールでもこの講座は大人気とかで、多分先生はこの主婦に習った人達ではないだろうか。
流行は東京から?ようやく北上して、この春から福島でもNHK文化センター福島教室でも一日教室として開講した。TVの影響は莫大で何時もすぐ満席になり諦めていたが、6回目にやっとチャンスをつかみ今日受講する事が出来た。ある受講生の話によると本も販売されて、見て作ってみたがうまく出来ないので習いに来たとか、自分と同じ体験者もいた。
先生は長い間リサイクル運動を続けていて、この布ぞうり作りも運動の一環として近所のお婆さんから習ったそうだ。

   
編みあがり完了、足のロープを外して手前のロープを強く引くと丸くなりほぼ完成。片方1.5時間で一足編むのに3時間、馴れれば当然短縮も。

                       
左右の不揃いは初心者の証。自家用には何とか合格、我が家でもスリッパレスにしたいと考えている。

48年ぶりの再会

2006年10月22日 | アマチュア無線
                 左からJA7UM・NX・QI・TK・PL
福島の6mのパイオニアJA7TKさんと、今日北会津町公民館で開催された福島県支部ハムの集いの会場でJA7QIさんと一緒に48年ぶりに再会して来た。以前から風の便りで西会津町在住と聞き開局当時の仲間でもありQIさんと逢う度にどちらからとも無く「何とか探して会ってみだいない」と口癖になっていたが、5月20日福島民報新聞の“街かど散歩”で偶然TKさんご夫婦が紹介された事から今日長年の念願が叶い実現した。TKさんが作ったXtalConvterを当時QIさんが寸違わず真似て作った現物も持参して、お互いの48年間のよもやま話も余にも多くて語り尽くせず5時間がアッ!と云う間の瞬間の出来事の様であった。
その後はそれぞれジャンルは異なっても、自分はDX(海外通信)QIさんはATV(UHFアマチュアTV)TKさんは教職に専念したものの、一時期生徒の刺激を受けてパケットクラスターの草創期にパケットクラスターと6mに一時復帰したとか、そんな間に自分も憧れて購入出来なかったDRAKE Cラインも確保してあるので、これを契機に間もなくCWで再開するとの事だった。
会場では支部長のTXさん超多忙の様子で残念だったが、二本松から電車とタクシーで参加したUMさん、勿来のNXさんとも偶然お逢いしたので、二文字コールサインのOM局(爺?)5人で記念撮影も出来た。

   
自分が製作した紛い物?(QI製)とも48年ぶりに対面談笑の一時

                       
                           6AK5-12AT7 Xtal Convter

              
会場を出た後、TKさんのお店七日町通り「きよ彦花」で奥様にもお逢いしてTKさん直伝の西会津産そば粉10割のざる蕎麦をご馳走になりながら再び談笑。現在は奥様と従弟に経営を譲り、自分はここで使う野菜を自宅の畑で無農薬栽培に専念、時間も十分あるのでこれからはハムにも専念したいとの事だった。
ところでTKさんの蕎麦打ちは地元のお婆さんから伝授して9年目とか、蕎麦打ちと素人百姓も自分と偶然の一致、蕎麦の事も少し伺ったが商売ともなれば矢張り大変な苦労があって、やっと蕎麦粉の製粉先(高郷町の素人)も見つけ同時に汁も完成したので、技を継承して最近引退したそうだ。
蕎麦も然る事ながら蕎麦湯を頂きアッ!と直感「これはマガイもなく超一級品」だと。会津若松市内で“蕎麦”と云えば誰しも認めるK屋、自分も数え切れないほど食していたが、お世辞抜きにTKさんの蕎麦の方が絶品なのだ。そしてこのワラビも自分で採取、何と旬その物の香り・味にイマ春?と一瞬錯覚してしまったほどの食感は蕎麦の付け合わせにもベストマッチ、一体どんな方法で保存していたのか訊ねてしまった。取材先でこれまで何人もの自称山菜名人達の技も見聞きして来たが、これほどまで新鮮な状態で保存された物は無かった。試行錯誤の末自分で生み出した企業秘密との事、記載は出来ないが詳細に教えてもらったので、多分そば打ち同様上手くいくはずもないが是非試してみたいと思う。
朝から無風状態の秋日和、まるで自分達の再会を祝福している様でとても素晴らしい最高の一日だった。帰路QIさんも「ほぼ同時期に開局したラジオ少年(PL)と青年(QI・TK)は同じ穴の狢、ハムをやっていなかったら今日の感激は無かった」ととても満足気だった。

料理教室14回目

2006年10月19日 | 男の料理
今回も旬の味、秋の果物りんご紅玉を使って「りんごの豚肉巻きフライ」「豚肉とリンゴのレモン煮」「さつま芋とリンゴの重ね煮(デザート)」の三品を習った。豚肉とリンゴの組み合わせに食べた事も無かったのでアッ!と思ったが、説明に依ると豚肉には虫が寄生することもあり、虫を殺す作用から先人の知恵でリンゴを使った料理は昔からたくさんあって、ただ自分が知らないだけだった。
今日も再び自己流でやって来た悪習慣が抜けきらず、意識すればするほどルツボにハマリ何度も指摘を受けお叱りを受けてしまった。自宅実習の見直して先生の目も常に意識しながら真剣に取り組まないとダメの様だ。
「りんごの豚肉巻きフライ」試食の結果は調理中から芳香な香りが漂い、塩胡椒が足りなかったと発言した先輩一人を除き同期生全員「これは美味い!」だった。これは子供から大人まで、特に女性に好まれる味ではないだろうか。
昔りんごと言えば紅玉が定番だったが、品種改良で美味しいりんごが続々登場して今や生食から加工用に、しかも一般の店からはほとんど姿を消して偶にごく少量見かけるだけになってしまった。先日矢野目のJA直営店に少量あったので帰宅後買いに行った。なかなか見つからなくて焦ったが片隅に3袋、品質はあまり良くなかったが2袋10個求めてきた。果たして教室と同じ味の再現が可能か?挑戦した。

りんごの豚肉巻きフライ
  材 料
   豚肩ロース      200g
   塩
   胡椒
   小麦粉
   卵
   パン粉
   キャベツ
   油
   りんご(紅玉)      1個
   調味料 バター    大1
         砂糖     大1
         シナモン  少々
         レモン    1個
  手 順
   1.りんご1個を16割りにして塩水でさっと洗い、調味料で軽く煮て冷ましておく
   2.豚肉は一人4枚、塩胡椒して煮ておいたりんごを肉で包む
   3.小麦粉卵パン粉の順につけフライパンで焼き、オーブン(トースター)で火を通す
   4.キャベツ(せん切り)の皿に盛り、レモン汁をかけて食べる

近着のQSL

2006年10月18日 | アマチュア無線
9月20日Aia Mailで投函したものが返送された。何れもニュー。これでKH8SI,4O6DXでDXCC#1も再申請出来るが、4O3T(8月30日投函)が未到着なのでCW,PONE,Mixと揃ったところで申請しよう。
 ☆4O6DX(Montenegro)  15m CW
 ☆A71EM(Qatar)       12m CW

いものこ汁

2006年10月17日 | 男の料理
台所部分のリホームも90%終了して二週間ぶりにようやく使用可能となった。先日のボランテア会場での鍋コンクールに刺激を受けてしまった事もあって、旬味福島の郷土料理“いものこ汁”を作った。先日のコンクールに出て来た“前沢牛+川俣軍鶏鍋”をパクっていものこ汁定番の豚肉を“エゴマ豚+川俣軍鶏”で、またきのこは雑きのこが入手出来なかったので、くりたけ・しめじ・舞茸と何れも養物で懸念した通り仕上がりは大幅な期待はずれ、矢張り土湯峠越え往復2時間の買出し、中ノ沢の露店に行くべきだったと食べながら反省した。他に“鮭の煮付け”と“もってのほか(山形名産菊)の甘酢”何れも旬の味での夕食だったが、きのこの選択ミスが何かとても不味い物を食べてしまった感じが拭い去れなかった。

ボランテア活動

2006年10月15日 | 手打ち蕎麦打ち
福島手打ち蕎麦打ち研究会恒例のボランテア活動、荒川河川敷のさくら堤公園で開催された福島経済同友会(中小企業経営者の団体)の秋祭りで昨年に続きそば打ちの実演と試食会を実施した。そば粉24Kg300食、一回に1.5Kg15人前を打つ。野外で刻々変る微妙な気象条件との戦いもあって未熟者の自分には到底打てるはずもなく、ただひたすらに先輩の技を観察しながら裏方に徹した。これだけの量になると他所のイベントでは前日に相当量を打って持ち込むらしいが、全て現場で挽き立て(前日)・打ち立て・茹で立てと蕎麦の基本三立てを提供して不味い筈はなく大盛況、終了30分前には完売となった。

   
                       
   
                       

料理教室13回目

2006年10月12日 | 男の料理
前回は別件優先で欠席してしまったので一ヶ月ぶりの教室。今日は鰹を捨てることなく全部使って4種類の料理を習った。
 ☆鰹めし
生姜ご飯に鰹の切身をみりん・醤油のタレに2分ほど漬けて焼いた後身を細かくほぐして炊き上がったご飯に載せ、少し蒸らしてから枝豆を入れ混ぜ合わせる。
 ☆鰹の小判焼き
中落ち・血合い・そぎを使ったハンバーグ?フライパンで両面を焼いた後、出汁で煮込みつけ合せに菊の甘酢を添える。
 ☆鰹のリオネーズ
切り身に塩・胡椒してしばらく置いて水洗い、水気を取り小麦粉を付けてバターで焼く。じゃが芋を5mm厚さの輪切りにして軽くゆでてバター焼き、玉葱半月薄切りをバターでゆっくり炒める。皿にじゃが芋・鰹・玉葱の順に載せてマヨネーズ+粒マスタードのソースをかける。
 ☆鰹の潮汁
鰹のアラをゆっくり煮込み濾した後、茹でた大根を入れて味付け。
他に先生が付録で“鰹のづけ”を作ったが、以上4品メーインの素材が同じでも調理の仕方でこれほど味が変る実体験をした。
1、どんな魚でも塩・胡椒して水洗い、この処理で旨味倍増
2、リオネーズとは玉葱を多く使った料理
3、つけ合せ、手前が和食で向側は洋食
4、潮汁の温め返しは厳禁(生臭くなる)
些細な事だが以上4点の知識も得られた。

七五三

2006年10月09日 | 撮影編集孫専科
   
                       
写真屋でのビデオ撮影はもうイイだろうとしばらく行っていなかったが、写真屋に「オジイチャン元気?来て撮影しないの」と言われたとかで呼び出されてしばらくぶりに次女里奈の七五三の前撮りに同行した。
この写真屋、多分福島での先駆者かは知らないが三年前に行った時には既にデジタルカメラだけで撮影、しかも殆んど手持ちでの連写。被写体(子供)から死角の所には37型位のデスプレーがありカメラのシャッターを切った瞬間即デスプレーされるのを見て写真屋の様変わりに大変驚いたが、現代の写真屋らしく従来の1枚写真の他にミニアルバム、ペンダント、キーホルダー、DVDと付加価値を付けて売り込む新商売なのだ。DVDアルバムではビデオ(動画)には無い衝撃的な新鮮さを知らされタカが静止画と云う固定観念を捨てる事になった。
娘達はすっかりお得意様になり孫達の写真も事後承諾で何度もこの写真屋のポスターや新聞チラシなどに利用された。そんな親近感からか、娘がつい口を滑らせてしまったのか問うていないが帰りがけ孫に「おじいちゃんも上手だからまた撮ってもらいなネー」と、一瞬ドッキリ!血の気が引いた。察したのだろうか、ビデオ撮影も仕事の一部ではあったが、ローカルの少人数の職場では全ての担務を自称“便利屋”でプロにはなれなかったが行動の端に感じるところがあったのかも知れない。

   
                       
女の子の本能なのか2才8ヶ月なのにお化粧が一番嬉しかった様だった。
(DVminiから取込み画質低下)

近着のQSL

2006年10月07日 | アマチュア無線
JARLから9月分の待ちに待ったQSL26枚が配達された。珍しい部類に入る1A0KM、5.Jan.05 07:42z 20mSSBでQSO、HL1ANEは30mでHLは何故か自分の場合CFM率が非常に低く貴重な1枚でビューロー経由で届いた事も珍しい。
今回のニューカントリー
 ☆8J1RL(Syowa Base)   17、12mCW
 ☆LZ1YG(Bulgaria)      30mCW
 ☆OZ1ADL(Denmark)    12mCW