9月のBand/Mode New Entity

　　　　　　　　　　
今月のBand NewはZG2FX 12mCW,9X0ZM 12mCW,XZ1Z 80mCW/30mCW/17mSSB/12mSSBだけだった。
80mもチラホラと聴こえ始めて来たので来春までメインに楽しむかなと思うが、現設備ではもう簡単に出来るところも無くなり、体調と気力も衰えてしまったので一つでも増やせれば良いのだが、果たして？

Ａｒｒｉｖｅｄ ＱＳＬ

　　　　　　　　　　
9X5ZM(Rwanda)12mCW Band NewとPJ5/K3TRM(St.Eustatius)15mRTTY Mode NewのQSLが届いた。
9X5ZM(OP=JA1IZM)の10mは何時も“西高東低”の電波伝播で、何度かチャンスはあったが、3ELに毛が生えた程度では“負け犬の遠吠え”だった。
来年3月まで滞在と聞いているので、何とか空白の80m/10mをGetしたいと思うのだが・・・果たして？

巨大桃“西王母”

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
JA新福島ここら黒岩店(農産物直売所)へ開店と同時に入ると、持込みが遅れた生産者が桃を陳列中だった。
初めて見る大きさに圧倒されながら話かけると、福島桃発祥の地桑折町隣接の国見の生産者が川中島白桃とゆうぞらを交配した“西王母(せいおうぼ)”と云う新品種で、肉質はやや硬く緻密で多汁、最高糖度19%、大玉の川中島白桃の倍800gにもなり、当人も今年から収穫、超晩成種として有望視されているそうだ。
1パック2個入り400円。食べ頃は一週間程熟成してからとの事だったが、珍品に魅かれて買ってしまった。手にすると確かにずっしりと重くて、家に帰って計ってみると738gもあった。果たしてどれほど美味い物なのか？結果は一週間後になるが、収穫順に暁星・あかつき・まどか・川中島白桃・ゆうぞら・黄金桃の主力品種に続き、この“西王母”も世に認知される日もま近ではないだろうか。
果物王国福島の桃は原発事故風評被害で低迷してしまったが、品質味共に日本一と自負している。

XZ1Z

　　　　　　　　　　
17日から運用されていたXZ1Z(Myanmar)は今朝終った。
XZに現地局は無く全て外国人によるDXペデションに限られ、自分は13年ぶりのチャンスで、これまでの空白80,30,17,12m/RTTYにターゲットを絞り挑戦した。
RTTYの運用は無かったので、これを除き目標は達成したが、30mは一番苦労した。初日には1時間も粘って捕り逃し、その後は自分の生活時間帯以外の深夜になりほぼ諦めていたが、偶然昨日の深夜17:45zに尿意で眼を覚まして済ました後に途中下車。
10.105MHz UP2～6KHzでEUを中心にAS,Wも時折混りパイルアップを捌いていたが、何故かJA'sの信号は1局も聴かれなかった。先ずは様子を探るとエリア指定も特に無くオープン戦、2～6KHzの間をほぼ500Hz刻み位にUPの繰返しで捕っていた。
17:54z Getした局の約300Hz UP先回りしてCallしたら一発でCall Back。一瞬頭の中が真白になってしまった予期せぬ幸運が舞込んだ。

お宝発掘

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
閑なので先日ARRLから届いたDXCC Award Credits Listingを見ながら、Band/Modeの空白の中には若しかしてQSL回収済の所があるのではないかと、Entity順にDXCC管理表(JA7IC OM提供)と照合しながらLogの検索を始めた。
過去にQSOした各Entity単位で全局のDATAが1クリックで全て表示され、EL(Liberia)15mの空白が、LogにはEL2AB,EL7X,JR1SHY/EL2(QSL CFM)があったので、即Prefix順に保管してある約25,000枚のQSLを調べたら半分手製のカード出て来た。
思わぬ拾物をして残りは80m/RTTYとなり、今日の検索作業はこれで終了。柳の下に鰌は再び現れるかな？

ガレットサンド

　　　　　　　　　　
旬の秋刀魚、調理の手間も省けて簡単なのだが、もう既に飽きられてしまったので、今日の夕食は“イカの五目ご飯”“きんぴらごぼう”“水なすの三五八漬け”の和食に“サーモンのじゃが芋ガレットサンド”の洋食を加えて無言の抵抗を示した。
このガレットサンドはTVレシピの女王準決勝戦で視聴した一品で
①千切りにしたじゃが芋をバターを溶かしたフライパンに6～7cmの輪に4個広げ、そこへサーモン・オーロラソース・とろけるチースを乗せて焼き、チーズが溶けたら一度バットに取り出す。
②同様に焼き、焼き上がる少し手前で取り出して置いた物をじゃが芋面を上にしてサンドする。
片面の焼きが足りなかったが、カリッと焼きあがったじゃが芋、固めに作った玉葱入りのオーロラソースとチーズの食感と風味が口いっぱいに広がり、想像以上の美味だった。
和洋混合の苦言を狙ったが「じゃが芋は主食と云う国もあるし、簡単に済ませたい時にはこれを多目に作って、スープがあれば充分だ」との思わぬ感想は逆効果だった。
でも、これは子供達も絶対に喜ぶ味と確信したので、今度孫達が一時帰福した時は定番のチキンライスやカレーライスでは無くこれで歓迎するか。

ミーテング

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
MAXふくしまアオウゼにある福島アクテブシニアセンターで18時から「無線の好きなひと集まれ」と云う講座が開催されたので参加して来た。
この講座は福島市役所アマチュア無線クラブJR7YVUの主催で、屋上には7MHz移動局の公開実験もあり、講師にはJH7LJC(exハムショップ東電）さんと八重洲無線社員を迎えて行われた。
参加者は23人。ジャンルを越えた最年少は40歳後半と推察されたロートル集団のミーテングになり、我がNFDXGからも7人が参加した。自分はWIRES,APRS,V.UHF帯FMのC4FM(デジタル)等の新技術習得が目的だったが、2時間の制限内では公開実験見学・各自30秒の自己紹介・座講・フリートーク・HF.V.UHF八重洲新製品公開と盛り沢山で何れも未消化だった。
僅か15分のフリートークでは「JA7KZX(SK.東電社長)の近所でPLさんの事は良く聞いていました。私はYV0AA(1984年3月)やった後に、DXCCは260位でQRTしてしまいましたが、公務員を65才で定年退職して66才になりますが、復活コールサインで申請中です」と旧コールサインを伏せた人に呼び止められてほぼ全時間を費やしてしまった。
KZXさんには聞いた事もなかったし、またそれらしき信号を聴いた記憶も全く無かったが、復活されて衰退著しいこの道楽を盛上げてくれる事は大歓迎で喜ばしい事だった。
こんな事でHF最新3機種の展示に触れる事も無く終ってしまったが「アナログメーターも是非残して欲しいと多くの要望もあるが、中国製は安いが信頼性に欠け、国産では町工場で生産するしかなくなり、受注してくれるところも激減、しかも高価で各社共最高機種にしか搭載出来なくなった」は強く印象に残った楽しいミーテングだった。

放送事故

　　　　　　　　　　
今朝、次男の不祥事で報道番組から出演を自粛したTBS「みのもんたのサタデーずばっと」“激論SP第2弾！どうする集団的自衛権”の各党代表者と評論家、知識人との激論中に、憲法改正の鍵を握る公明党高木陽介さんの発言に切替って間もなく音声断の無音になった。
30秒もして回復したが、1KHzの試験信号(ピー)が混入して内容が良く聞き取れない。途中一時瞬間的に回復しながら司会者のお詫びと映像にお詫びの文字スーパーを続けながら、ピー音混入のまま高木さん発言のコーナー終了までほぼ7分間放送事故は継続した。
数時間後TBSのHPには「機器の障害、詳細不明」と掲載されていた。アナログ時代飯の種にしていた同業者として、時代は変っても各社共技術者としてのソフト面は継承されていると信じながらも詳細は知る術も無いが、この種の7分間の事故は余りにも長く、しかも不自然と感じたのは自分だけだったのだろうか。
原発事故のお膝元で生活する自分は悲しいかな、最近は直ぐ疑心暗鬼に陥ってしまうのだ。

Arrived QSL

　　　　　　　　　　
OQRSで請求していたTX5K(Clipperton Is)のQSL2枚が届いた。
ここは自分がDX(海外通信)を始めて10年後の1978年3月、史上4回目のDXペデションがFO0XA～HのBand別のコールサインが使用されて1週間程行われた。当時は大珍局だったが運用期間も長く、非力な装置の自分でも運用可能だった20m/15m/10m CW/SSBの裏表も難なくGet出来た思い出がある。
その後何度もDXペデションが実施され、今回は特に必要なBand/Modeも無くなっていたが、つい枡埋めゲームにはまり込んで16QSOだった。
今朝はしばらくぶりにZG2FX(Gibraltal)17mCWのBand Newを得た。
これで当面のターゲットはJR1IZM局が運用している9X0ZM(Rwanda)80m/12m/10mのBand New狙いだが、ここでは12m/10mはまだ極微弱な信号しか受信出来ないし、80mと共に来年3月まで滞在らしいので、それまでに1つでもGet出来れば満足かな。

神器

　　　　　　　　　　
QSL回収には必要不可欠なUS 1$紙幣が底をついてしまったので、また東邦銀行本店で100$購入して来た。
本日のレートは手数料込みで10.268円。これまでは毎回紙帯で100$束ねたピン札でだったが、初めて輪ゴムで50$束ねた使い古しだった。
1$紙幣で100$も要求する客は余程の変人なのだろう。現物を受取る時『何にお使いですか』「・・・」『どちらかへ旅行ですか』と、毎回避けて通りたかった恐怖の質問。以前正直に説明して大変な思いをしてしまったので、以来「チップに使う」とオウム返しをしていたが、何故か不明確な「いや、ちょっと」になり、空かさず『集められているんですか』と初めて耳にした再質問だった。
ピン札ではなかったし、若しかして以前JA1の誰だったかのブログで、1$紙幣に限り各州から発行されているそうで“最後の1$入手、これで$のWAS(Worked All States)完成”と紹介していた。こんな事が伝わっていたのかは、早々に釈放を願ったので分からなかったが、福島にも自分とは異なった目的で1$紙幣に換金する変人が居るのだろうか。
因みに手にした100枚は全部Washington,D.C.発行の物だった。