ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

8月のBand/Mode New Entity

2012年08月31日 | アマチュア無線
            
夏期休業中で今月は僅かに10QSOだけだった。
30日知人のJA7SGVさんが仕事で9J2(Zambia)に短期滞在中で、今朝から9月6日まで運用すると連絡がありBand Newの10mに期待を込めて夜待機した。
休んでいる間にお空の状態はすっかり秋型になっていて10mもOpunして、10z少し前から9J2SGV(JA7SGV)と28.023MHzでQSOする西日本の局が聴かれるがここでは無感。11z過ぎにはパイルアップも激しくなり、信号の存在がやっとで呼べず終いだった。
以下Band/Mode New Entity
 ☆D64K(Comoros)-30mCW/12mSSB
 ☆7Q7BP(Malawi)-12mCW
 ☆GD6IA(Isle of Man)-12mSSB
 ☆FG5LA(Guade Loupe)-15mRTTY


無罪放免

2012年08月31日 | その他
            
クレジットカードはVISAの1枚しか所持していないが、診察券は9枚もあって「貴方の様な人は長生きするから大丈夫」と尊敬する内科医の口癖だが、何故か子供の頃から自分は干支辰の年±2年周期で大病を繰返して来た。
6回目の72歳は3年前の鼠径ヘルニア手術で逃れたと信じていたが、何と5年前から前立腺肥大症で通院していた泌尿器科で4月末に問題が発生してしまった。
毎年検査していたPSAが正常値4ng/ml以下が20.59ng/mlに一気に上昇、統計上5人に1人は前立腺癌の診断。検査ミスも考慮して再検査可能な3ヵ月後の7月末も結果は更に悪化して25.84ng/ml。即組織検査をする事になり、お盆休みもあって20日から二泊三日の検査入院をした。
一週間後の今日午後結果の診察があり、12ヶ所から採取した組織に悪性を疑わせる物は無かったが、2ヵ所に炎症反応があり進行すれば癌に変化、全く白では無いが限り無く黒に近い白の判定だった。もうすっかり観念していたので、この結果は閻魔様からお呼びがかかり、三途の川橋の袂で生憎の通行止、無罪放免の一幕だったと、ここ4ヵ月間の精神的ダメージを茶化したが、先ずは家族も安堵した。
まだ少しは未練があって親父の歳83近くまでは生きたいと思っていたが、癌の予備軍ではそんな贅沢も言えないし、1つだけ希望を叶えられるなら母親同様脳出血等で無意識のままポックリと三途の川を渡りたいものだ。

とうもろこしご飯

2012年08月25日 | 男の料理
            
原発事故放射能土壌汚染で素人百姓小作人廃業、日の出前に収穫した新鮮な物は食べられなくなってしまったが、岩手県産が入手出来たので“とうもろこしご飯”を調理した。
とうもろこし処理の方法はコーンスープを作る時と全く同じで
①皮付きのまま半分に切りラップで包み、電子レンジ(600W)で裏表それぞれ90秒。
②粗熱が取れるラップしたまま放置。
③ラップ、皮をむき、実を桂むき(出来ない人は垂直に立て包丁でそぎ落とす)
④鍋に水500cc・酒大さじ2・出汁昆布(5cm角)・塩小さじ1とむいた皮と芯を入れる。
⑤強火にかけ沸騰したら弱火で4~5分煮る。
⑥完全に冷めるまで放置してザルで汁を濾す。
⑦とぎあがった米(2カップ分4人前)に汁をいれ炊く。
⑧炊きあがったら、とうもろこし・青シソの千切り・バターを加えて混ぜ合わせる。
皮と芯から出た出汁の香りと甘味は、この“とうもろこしご飯”の旨さの重要なポイントで、自家栽培の新鮮な物でなくても、コーンスープ同様に大変美味しく味わえた。

Skype開通

2012年08月19日 | 撮影編集孫専科
            
インターネット経由で無料で通話が出来るインターネット電話Skype、避難直後から爺は開通の提案をしていたが、避難生活にゆとりも無かったのか延期されていた。そのSkypeが今日午後京都府宇治市に自主避難している孫達との間に開通した。
これまでは1人ずつ交代で時間を気にしながらの電話だったが、今度はモニターでお互いの顔を見ながら好きなだけ自由に話せる。初日だし珍しかったのだろう、孫達は大喜びで一時はそれぞれが勝手にしゃべり爺は混乱嬉しい悲鳴だった。ゲーム感覚のお付合はゴメンなので、先ずは早急にルールを作ってからの正式運用開始だ。



昔羊羹

2012年08月16日 | 福島のうまいもの
  
                    
羊羹の表面を糖化させたジャリッとした砂糖の歯ざわりの羊羹。一代限りの貧乏和菓子屋の末っ子自分が子供の頃に食べた昔懐かしい味だ。こんな羊羹、数年前中合デパートで毎年開催される九州物産展で佐賀の「小城羊羹」にめぐり合い、以後毎年小豆と抹茶の二種類を求めて賞味していた。
今年の春コラッセ福島(福島県物産館)で玉羊羹で有名な二本松玉嶋屋が数日間出店。コラッセ福島のパンフレットに「玉嶋屋の昔羊羹」が目に留まり、初日に求めると紛れも無い小豆の昔懐かしい羊羹だった。
今は宮内庁御用達の東京虎屋の羊羹ですら、練りあがった羊羹を長期保存のためアルミの袋へ流し入れ密封して固めるため、表面が糖化する事がなくなった。これを昔ながらの製法で作り上げ竹の皮で包装すると、期日を経る程に羊羹の表面から糖分が染み出し自然乾燥した物が“昔羊羹”の原理だが、製品を均一化して仕上げるには羊羹屋それぞれの秘伝があるらしい。
現役時代玉嶋屋へ取材で伺った事があった。仕事場へ入ると楢薪を焚きながらボートの櫂にも似た大きな木べらで銅鍋の餡を練る職人の姿を一番先に目にした。主人は「昔ながらの製法で火加減も練りも全て職人の感と腕次第、でも自信は絶対あるんですよね」の当時の言葉はアルミ袋では無い今もって竹の皮一枚だけの昔ながらの包装でも品質管理が十分に行届いた優れ物なのだ。普通の羊羹も絶品だが、この“昔羊羹”も優るとも劣らない“福島のうまいもの”逸品に違いはなく是非お薦めしたい一品だ。

訃報JA3AAさん逝く

2012年08月13日 | アマチュア無線
  
                    
戦後のアマチュア無線再開関西地方免許第一号のJA3AA島さんが逝去されたそうだ。寿命とは云えまた日本アマチュア無線界の重鎮を失ってしまった事は何とも残念でならない。
この遺影はアマチュア無線再開50周年記念「昔を語ろう807の会」平成14年8月大阪国際交流センターで開催されたパーテー会場でのMiniDVの1カットで、2枚目は左からJA3AA,JA1AA,JA5AA,JA9AA,JA0AA各地方免許第一号の大先輩達である。
会場では技術資料等の展示の他、自分ではメインイベントと疑わなかった当時46年前のフランス映画「空と海の間に」の上映だったが、自分のメモとしてビデオも撮影した。
パーテー会場でJA3AAさんから「3階の送信機の展示も見ていただけましたか」と問われて大失態。当日始発の新幹線乗継乗車も会場入りは午後1時過ぎ、2階の展示も余にも素晴しくて撮影に熱中してしまい、3階の事はすっかり失念してしまったのだ。
そんな不満足なビデオだが、後日主催者に届けたらWebにUPして頂いた。
現在も mms://ikoma.ath.cx/50_7pl にUPされているので、若しよかったらパーテーのシーンで故人を偲んで欲しい。合掌!

エコカーテンゴーヤ

2012年08月12日 | その他
  
                    
今朝は早朝散歩の時間を墓掃除に代替した。出発を5時としたので1時間も時間をもて遊ばせてしまったので、夏期休業中だった無線で暇つぶしをした。
数日前からD64K(Comoros)のDXペデションが開始されたとの情報はあったが、WARC Band以外は御用済みでもあったし、この時期自分の設備では無理と思われたので無視していた。しかし、今朝は何とも気になって聴いてみると10.106HMzCWで弱いものの559で受信出来た。自局で一番飛ぶダイポールアンテナNTD-3040に望をかけてパイルアップに参戦、UP1.9KHzで5分程で19:35zにGetした。自分のNTD-3040は聴こえれば飛ぶ、本当に掛け値なしの優れ物だ。
我家のエコカーテンゴーヤ、例年なら完全に茂り役目を果たしているのだが、今年は遂に連作障害が発生して生育不良でこんな状態。連作障害にも耐えられる接ぎ苗1本250円もあったが、普通苗の100円にケチッタばかりにこの始末。こんなところでもまたもや“貧乏人の安物買い”の大失態を演じてしまった。

早朝散歩

2012年08月10日 | その他
  
                     
我が体重リタイアーしてから5年位は現役時代と変りのない60Kgを維持していたが、何時の間にか増えて62Kgになり、ズボンウェストサイズ既製品規格85cmでは窮屈で87cmは緩くて何とも不都合だった。しかし気がつけば87cmも6月にはボタンも閉まらず窮屈で何と63.5Kgになっていた。
昨年秋から散歩を休止してしまった結果で、7月から再び日の出前の早朝散歩を再開した。膝に負担の無い土面の荒川運動公園グランド周回が最適なのだが、放射能汚染で誰も利用しなくなり雑草も生えて荒れ放題。汚染以前は此処や阿武隈川土手を散歩する常連さんと毎朝12~3人と合っていたが、今は多くて3~4人になった。
昨年から土手と街中を交互に約4~50分をノルマにしているが、最近道路拡張で設けられた僅か200mのブロック敷きの歩道は膝に優しく、またNHKとこむこむ前の約100mはゴム粒子を流し込んだ?更に快適だがあまりにも短く、こんな歩道が多く設けられれば大歓迎だ。
87cmのズボンにはバンドも必要になり現体重62Kg、効果は徐々に・・・爆弾抱えた膝も現状維持。



2012年08月08日 | 原発事故
            
県内各地の野菜・果実・魚介類・加工食品の放射性物質検査結果がローカル紙にほぼ毎日掲載されるようになって久しく、魚介類を除き10ベグレル以下の平均6~4程度で推移している。ただ加工品の饅頭、クッキー、うどん、豆腐など明らかに北海道産の小豆や輸入品の小麦、大豆を使用しているのに、放射線量は県内産の生鮮食料品と全く同じレベルは何故なのか全く理解が出来ない。
もう県内産は隣接県産の検査結果を全く知る事の出来ない物よりは安全なはずだが、我家では以前として精神的に拒絶している。
しかし、葬儀に参列した東京の甥子が「内部被曝しても福島の美味しい桃が食べたい」と言うので“故郷の味”として東京周辺に住む兄姉家族達に毎年届けていた桃とりんご、昨年から停止してしまったが、甥子限定で今日JA伊達みらい桑折選果場から今が旬の“あかつき”を発送して来た。
何処の物が美味しいか、評判の生産者や撰果場巡りを散々繰返して最終的にりんごは湯野撰果場、桃はここ桑折撰果場に落着いた。
ここは大人気で発送コーナーは何時も満席、光センサー(糖度計)から外れたクズ桃販売コーナーも例年だと1~2時間待ちも今回は何れも客待ち状態で、係のオバサンは「休日は忙しいが平日はヤッパリ原発なんだよネー」と対話に応じてくれる余裕も十二分にあった。
甥子も食べたいと言ったので自分も今回は解禁してクズ桃1箱500円を2箱買って来た。ここのくず桃は他の撰果場と異なり全てのクズを詰めるのでは無く、クズを更に選定してから販売しているので、素人目にはクズと判断出来ない程の良品そろいで満足している。
原発事故放射能汚染さえ無かったら、自分の楽しみでもあった“故郷の味”発送も継続出来ていたのに・・・・原発は憎い!

Arrived QSL

2012年08月06日 | アマチュア無線
            
数日前にJARLビューローから7月転送分のQSLが16枚届いていた。
今回はLY1GN(Lithuania)12mRTTYのMode Newだけ。VP8NO(Falkland)30mCWは2009年QSOしたもので、当時はBand NewでLY1GN同様ダイレクトで請求していた。遅れてもビューローで返送されたのでナシノツブテなんて云う局よりはマシだが、でも正直のところ切手代をネコババされた不信感は今回も抱いてしまった。
不信感と言えば、過日原長期独裁政権からようやく脱却したはずの新生JARLは、社員総会で会員の選挙で選ばれた4名の改革論者の理事候補者だけが選任されないと云う異常な事態が起きた。
選任反対決議に賛成した過半数の社員(一般会員の代表者)に執行部と旧体制派の謀略と事前根回があった事は、理事候補者選挙で一般会員の自分にも配達された葉書からも容易に想像出来る。
会員でなくても無線は自由に出来る。こんな腐れきったJARLからは脱会?しかし①QSLの転送②DXCCフイルドチェック③アンテナタワー(鉄塔)保険の各サービスが停止される。三種の神器ならぬ“三種の人質”捕獲の身では・・・何とも未だ決断に苦しんでいる。