ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

3月のBand/Mode New Entity

2012年03月31日 | アマチュア無線
            
サイクル24のピークは11月だったとの説も一部にはあり、月初めからコンデションが急激に低下してしまった感じだった。各Band共に通常出来るところは殆どやってしまった事もあって何となくイマイチ気力も湧かず、今月の運用はごく少量だった。
唯一YB8Y(Indonesia)30mCWがBand Newで、ここは全て終わっていたと錯覚してしまい、数日後DATAを検索してビックリ慌ててQSOした。他にEK6LP(Armenia)30mCWもNewでは無いが、EKはU Zoneの中では滅多に運用される事の無い珍局で、自分も40m/30m/20mでしかQSOした事がなく、しかも20m以外のQSLは回収出来ていない。このEK6LPには期待を込めて翌日ゴマスリの手紙を添えてQSLを送付したが、果たして回収は出来るかな。

Arrived QSL

2012年03月30日 | アマチュア無線
            
KG4WV(Guantanamo Bay)12mSSBで2月19日にQSOしたBand NewのQSLが本人のW4WVから届いた。
郵便料金が値上がりして返送料として1$では5C不足で2$同封したら1枚戻って来た。本来QSLの交換に返送料不要が常識だったが、どうしても必要な時は返送料同封が、何時の頃か万国共通の慣例になってしまった。
ここKG4はキューバのガンタナモ市郊外にあるアメリカ軍基地で、アマチュア無線界では独立国同等として認められている。キューバ革命以前はアメリカとキューバは親交国だった事から基地が出来、カストロ政権後もキューバには目の上のタンコブとして今も共存している。運用は軍関係者限定?チャンスは大変少なく自分はこれまで18局だけ、しかも30m以下のローバンドは受信出来た事もない大珍国(Entity)だ。

原発事故25

2012年03月26日 | 原発事故
            
原発事故放射能土壌汚染により一年間散々迷ったが、農作物の栽培を断念して、今月末日で返却する畑の残材整理も午前中に終えて、60坪程の30数年の素人百姓小作人を廃業した。
同時に赴任した寮も偶然隣同士だったMさんが、10坪の市民菜園の抽選に当選して「花を作るだけなので、半分手伝ってくれませんか」と言われて、Mさんの小作人になったのが原点だった。
ここは2年で宅地になり、この新たな地10坪の減反水田から再スタートした。
何時の間にか道楽には十分過ぎる面積になり、田んぼの粘土質を冬期間限定で自分の背丈ほど掘り返す天地換をして、4シーズンで砂地の土壌に改良した。
低農薬半有機栽培を実践して、近年ではまともなスイカやメロンも作れる様になった。孫達ととうもろこしやスイカ狩り、さつまいもほりの楽しみも、そして何よりも安全で新鮮な美味しい野菜も全て失った。
「体力の限界?止めるにはベストチャンス」と慰めてくれた人もいたが、正直のところ原発事故がなければ、まだまだ未練はあった。原発が憎い!

郡山青葉教室最終回

2012年03月25日 | 手打ち蕎麦打ち
            
先生が昨年秋福島市内パセオ通りに開店した手打ちそば“よしなり”が好評で、4月から日曜日も営業する事になり、福島のFTVカルチャーセンターとヨークカルチャーセンターを残して、日曜日開講のここ郡山と会津若松教室は閉じる事になった。
それぞれの教室では吉成、境田両先生の助手として、社会保険センターカルチャースクール(現FTVカルチャーセンター)卒業生有志で構成する福島手打ちそば研究会員が講師として勤め、自分は平成20年6月郡山教室開講当初から菅野さんと共にここの専属になった。菅野さん共々都合があって休んだ時は他のメンバーが勤めて、結果的には65回勤めて終了した。
スタートした当時は畑中料理研究所で三年目の修行中で月4回は郡山へ通い、我がリタアー人生の中でも一番充実していた時だったと、今日までの事が懐かしく思い返されるが、菅野さんと交代で記念写真の撮り合いをして、改めて自分の写真を眺めると精神年齢以上に肉体は衰え“爺”になってしまった。そしてこんな“爺”に生甲斐を与えてくれていた先生にはただ感謝あるのみだ。

信濃一号

2012年03月24日 | 手打ち蕎麦打ち
            
研究会、今回の粉は長野県産“信濃一号”薄緑したきめ細かなしっとりとした粉で「十割でも水でも打てる」と製粉所からの伝言もあったそうだが、しばらくぶりにOさんにモニターを依頼していたので、失敗は許されず“十一(つなぎ粉一割)”で打った。
“水回し”に発する香りは以外に少なく期待外れも“練り”では生地の肌触りも大変滑らかで弾力も十分にあった。若干“ズル玉(軟い)”に仕上って“延し”では乾燥分を差引いてベストかなと思ったが、意に反して軟らかくなるばかりだった。
外は朝方降ったみぞれ雪もまだ残る曇天で、室内も高湿度だったのか、こんな現象は初めてだった。
どんな粉なのかWebで検索すると「昭和19年長野県中信農業試験所が福島在来種から選抜固定した品種で、関東北部から中国地方にかけて広範囲に栽培され、品質的に高く評価されている」と記述されていた。
福島の蕎麦=会津在来種だったが、地域活性化町(村)おこしには新たなブランド品が必要と、県農業試験場では会津下郷在来種を品種改良して“会津のかおり”が誕生した。
3年ほど前から一般に流通して、今や福島の主力品種になり、関係者は「香りと弾力のあるコシが特徴で大変美味しい」と絶賛しているが、研究会仲間内の評価は低く、自分も在来種に軍配を揚げてしまう。
会員参加者11名+この会には荷の重いゲスト参加者2名で研究会は進行した。こんな事になってからは雰囲気が変ってしまった、と感じるのは自分だけだろうか?

原発事故24

2012年03月22日 | 原発事故
            
「県はSPEEDIのデーターを受信していたのにもかかわらず、担当者が消去していた事が判りました。何故消去されたのか、真相の解明が待たれます」とショッキングな〆の挨拶で昨夕のFTVニュースは閉じた。
今朝の福島民報には「地震で県庁内のSPEEDI専用端末が使えなくなったことから、昨年3月12日原子力安全技術センターへメールによる送信を要請した。センターは1時間ごとのデータを送信したが、県担当者はメールの受信を把握せず、メールボックスの容量がいっぱいになったとして、16日午前9時までのデーターを全て消去したという」また「県対策本部は昨年3月13日午前10時半頃経済産業省原子力安全・保安院からメールと同様のデーターをファックスで受けていた。しかし県は『前提となる放出量データが現実とかけ離れており、役に立たない』と判断、公表しなかった」と掲載されていた。
担当者はド素人でもあるまいし“内容も確認せず消去した”とは職務遂行能力ゼロ。また“データーが現実とかけ離れている?”疑問を抱けば素人でも再確認するはずだが、どう考えても単純ミスとは考えられない。県も国に同調して住民のパニックを恐れて全てを隠蔽してしまったのだろう。
浪江町も早速抗議したと報じられているが、県は直ちに真実を公表すべきだ。そして担当者の責任は・・・処分だけで済まされても納得は出来ない。避難者にとっても、自分でさえも獄門晒し首でも足らない心境だ。
元凶は原発事故。原発が憎い!

原発事故23

2012年03月16日 | 原発事故
            
我家に春を告げる庭の福寿草、昨年より13日も遅く今朝開花した。
近年に無く生育が遅れた要因は放射能土壌汚染よりも気候と信じたい。昨年5月線量計を入手した直後に、この庭の表土を5cm程剥ぎ取り地面で0.4μSv/h位になったが、今は0.6±0.05μSv/hに少し戻ってしまった。もう今となっては地下30cmも侵入してしまったそうなので、新たな除染には30cm以上も剥ぎ取らなければならない。
当初市長が「除染は市が責任を持って実施する」と確かに宣言したのに、何時の間にか各個人へ丸投げになり「除染により出た廃棄物は仮置場決定まで各家庭で保管」のお達しだ。しかも今となっては殆ど効果の無い業者による除染費用は一軒あたり3~400万円とも聞く。
ようやく自主的避難区域に指定され一人8万円賠償金請求案内書も届いたが、この金元を正せば血税か借金?で、ガス抜き口封じの何物でもなく騙されてはならない。
改めて、原発が憎い!


Arrived QSL

2012年03月15日 | アマチュア無線
            
UA4WHX Vladimirさんから1月10日に請求していたSU9VB(Egypt)12mCWバンドニューのQSLが届いた。4W0VB(Timor)は1月下旬に80mCW/20mRTTYでQSOしていたものも同封されていた。
彼は前回、太平洋の島々を周って消息が絶え、しばらくして突然アフリカから出て来たのでビックリしたが、その後は多くのアフリカ国内を周り長期間大サービスしてくれた。
今回はSUからスタートして4Wの2ヵ国で終了したが、前回も受信機何時立ち上げても彼の滞在先からの信号はほとんど絶えた事が無かったので、一体彼の仕事は?そして何者なのかと興味は尽きない。
C37N(Andorra)は人口84,000人程のヨーロッパの小国で、現地局も少ないヨーロッパの珍局。自分もこれまで20m/15m/10mで23局とQSOしただけで、今回はEA(Spain)グループ運用の10mSSBのもの。他のBandでもチャンスはあったが、何時もライバルが多くて弱小局の自分に神のご加護は皆無だった。

Arrived QSL

2012年03月13日 | アマチュア無線
            
1月中旬に実行されたPJ4C(Bonaire Is)DXペデションのQSLが届いた。
一昨年10月PJ2,4,9とPJ5,6,7,8の2Entityが消滅。新たに再編成されてPJ2,PJ4,PJ5,6,PJ7の4Entityが誕生した。
New Entity誕生を記念して誕生当日から各Entity からDXペデションも実施されたが、何しろ全世界の需要を満たすためには十分な運用期間ではなく、弱小局の自分はPJ7を取り逃してしまった。そしてこの方面カリブ海への電波伝搬のシーズンも終わり、再び昨年秋シーズンオープンと共に多くのDXペデションも実行されて、今度は何とか自分の需要も満たしてくれた。しかしまだPJ2は80m,PJ5,6は40m/30m/10m,PJ7は30m/10mを残している。またPJ4は今回のPJ4Cで完遂のはずだったが、何と30mがNot in the Logだった。
過去にもPDとコピーされてしまい、Lの・-・・がー・・のDに何度かあった。コピーミスの原因は単純に相手の解読力不足とも言えず、責任は解読に十分な信号を送込めない自分にある弱小局の典型的な悲劇かも知れない。

郡山青葉教室64回目

2012年03月11日 | 手打ち蕎麦打ち
              
“3.11”昨年のこの日から東日本住民の生活は一変してしまった。幸にもと言ってしまいば誠に不謹慎だが、食器類や一部家具類の破損と住居は外壁と内壁に若干のひび割れも修理する程も無く、原発事故さえなければ何も変らなかった。しかし我が居住地は避難勧奨区域等を除いた放射線量は未だに県内一高く、幼い孫達の自主避難や素人百姓の断念など精神的なストレスからか、最近は震災関連のTV報道を目にする毎に自然に涙が流れて何とも切ない。「老いなのかなー」とも感じてしまうのだか・・・・
今回は週の半分を山形市内に自主避難しているSさんが休み、しばらくぶりにY先生と2人で勤めて来た。
30歳前半の青年の飛び入り体験者があり、先生の指示で世話をした。Sさんの様な社交家で無い自分は何時も事後に反省してしまうが、今回もまたそば打ち以外の話題には触れず終いで、良否を別にしても、進行上初対面者との知識として、興味を持った理由や人物像等も引き出す事は出来なかった。
予談の無い授業ほどツマラナイものは無かったし、次回も体験したいと言って帰ったが、果たして満足してくれたか気になった。