ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

10月のBand/Mode New Entity

2016年10月31日 | アマチュア無線
              
今月は多くのDXペデションがありターゲットはTL0A 80mとS9YY 12/10mのBand Newだったが、S9はもはや3ELに毛が生えた程度では全く聴こえずTL0の信号もSメーターで6~8のノイズに完全埋もれてNGだった。
サイクル24も氷河期に入り100Entity以上も残している80mがこれからの稼ぎ場所なのだが、年々増加するローカルノイズには阻まれ「早起きは三文の徳」は遠の昔話になってしまった。

学習発表会二日目

2016年10月30日 | 手打ち蕎麦打ち
              
 
昨日とは一変して薄日も差す穏やかな天候になった。
例年通り二日目は参観者も少なく一時は昨日より多い22Kgのそばがさばけるかと不安になったが、昼が迫ると共に急増して熟知している水場の食器洗いもテンテコ舞いになった。
昨日もこの場を勤めたAさんと昨年も一緒だったが、元会長のIさんも途中から助っ人に入り、偶然にも3人は自称万年青年の最長老組、既に健康寿命も尽きてしまった者同士で、この担務は正直誰もが避けて通りたいと考えている様にも思える。
昼前には女性組最年少の家庭に入り休会中のKさんもしばらくぶりに子連れで訪れて「何歳ですか」と聞くと、可愛い声で「二歳!」と男の子。あまりの可愛さにKさんの許可も得ずに10枚もシャッターを切ってしまった。
洗い場の移動式シンクと相性が悪いのか例年腰痛に悩まされながらの作業は、Aさんの「去年より早く痛くなって来た、ヤッパリ歳だナイ」は全く同じで、引篭もる事が多くなってしまった今、正直苦痛を感じながらも好きな事に関われたとても充実した楽しい一日だった。

学習発表会一日目

2016年10月29日 | 手打ち蕎麦打ち
              
 
吉井田学習センター学習発表会の初日を迎えた。
ここ学習センターのカリキュラム外の我々「福島手打ちそば研究会」は10数年前から当時の館長さんのご理解を得てここに定着して月2回の研究会を今日まで継続、また館長さんのお勧めで始めた学習発表会でのそば打ち実演販売も10回目となった。
早朝から吾妻下ろしの強い季節風が吹き荒れる生憎の天候になり、見学者は例年よりは少な目に感じられたが、21Kg打った“二八”のそばは1時過ぎには完売になった。
昨年まではただ一途に“釜場”で食器洗いとそばの“茹で”も交互に担当していたが、今日は先日のあづまの郷に続き体調も考慮して、10年目にして初めて室内の“そば打ち”の場で打ち手の補助として切上げたそばの計量と打ち代やまな板の清掃などに専念した。
完売となり一段落してまかないを食べている時、隣に座った“茹で”を担当していたSさんが、そばを箸で挟んで持上げ「この様に角が立って真四角に切れているベテランが打ったそばは、茹で上がると同時にそろって浮き上がり、そうでない切り方不揃いの物はバラバラに浮き上がって来る。それは食感の差としても現れ、茹でていると切り方だけで打った人のレベルが判ってしまう」と明解な答えだった。
自分も長年茹でを経験していて、そば専門の底の丸い鍋なら素直に回転して太・細の差は顕著に現れないが、そば研使用の底が角張った寸胴では著しく回転し難いので簡単に判別出来てしまう事に同感だった。
今日は楽をさせてもらったので、明日朝起きてからの判断だが、多分疲労は残っていないと思うので再び“釜場”へ復帰しようかなと思う。

大失敗

2016年10月28日 | 男の料理
              
道楽が災いして気がつけば何時の間にか週三日の主夫業も定着して、気分次第でやっていた時は悩む事も無かったが、最近は「さて今夜は何にしようか」と世の主婦並になってしまった。
しかし、便利なもので迷った時はNetで検索したりTVで視聴したものを即実行。そんな事から今日は昨日TVをONした瞬間気仙沼の漁師の奥さんが作るさんま料理の数々を途中から視聴して、その中からさんまのナメロウをぎょうざの皮で小籠包の様に丸く包み油で揚げ焼きにするものがあり、簡単で美味いと思ったので迷わず挑戦した。
三枚下ろしにした物を買えば簡単だったが、昔小名浜の仕事先で「素人にも出来るさんまの刺身の作り方」を教わり、その方法で何年かぶりに三枚下ろしにも挑戦した。
刺身に出来るさんまの見分け方は、尻尾を握って垂直に立てそのまま垂直が保てれば新鮮で合格。
弓なりになったので生食には向かないが、火を通すので問題は無くこれよりスタート。
①まな板にさんまを背を下にして立てる。
②尻穴から包丁を斜めに入れ骨に当ったら包丁を水平にして頭まで引く。
③手に取り頭を持ち背に向けて骨を折りそのまま尾まで引くと皮は自然に剝けて完了。
④まな板に寝せて尾に包丁を入れ骨に沿って頭方向へ一気に引く。
⑤裏返して④と同じく包丁を入れて三枚下ろし完了。
これで腹の部分には内臓もそなまま残り、新鮮なら内臓も崩れず塩を振って焼けば、さんまはモツが一番美味と信じる自分には最高のご馳走になる。
以上の工程を経てナメロウを作り、TVで見た通りに餃子の皮で丸く包んだが、何としても小籠包の様な形にはならす失敗してしまった。
原因は既製品の皮。柔らかそうで結構硬くて、成功の鍵は弾力性があって柔らかい手作りの皮でなければならない様だ。

サン金星

2016年10月27日 | 男の料理
              
JAここら農産物直販所に頻繁に通う一番の楽しみは時として桃や梨・林檎の従来福島には無かった珍しい品種が発見出来るからだ。主力品種に混じってごく少量埋もれていて普通の人は見逃していると思えるほどで、多分それらはこの地の新品種として試験栽培している物ではないかと思う。
値段も安く5個で350円。「サン金星」名の通り無袋栽培で肌はザラザラ見た目は悪く一個400gほどあり、果肉は適度に硬く酸味も少なく甘味が多くジューシーで口の中には香りがいっぱいに広がり、食味抜群のサンふじに次ぐ、しかも1ヶ月も早く食べられる自分好みの美味いりんごだった。味は抜群、福島を代表するサンふじに次ぐりんごと認知されても良いなと思った。

芋煮会

2016年10月23日 | アマチュア無線
                
無線仲間恒例の芋煮会が安達町のOLWさん宅の裏山の鉄塔の下で行われたので参加した。
月例会(居酒屋での飲み会)の延長戦で春はOLWさんが植樹した数十本のソメイ吉野の花見をしながら焼肉パーテーが行われ、この芋煮会も体調不良で参加出来ない時もあたが、確か今回で11か12回目だと思う。
この会はリタイア直後にDHSさんに誘われて加入したが、無線に興味があれば「来る者拒まず、去る者拒まず」の出入りも自由な役員や会則も一切無い気楽な好者同士の集まりで、今回DMH.TCT.UBIさんとボケで失念してしまったK**さんとは初対面だった。
この時期芋煮会は他所でも多く行われていて、午前中だけで1人抜けて午後に2人参加の掛持ち組もあり総勢14人はDX(海外通信)に限らず国内・移動運用・V.UHF・D-STAR・衛星通信・デジタル化最新機器など、芋煮の鍋・焼肉・焼きそばを肴に日が陰るまで語り合った。
今回の芋煮の鍋は郷土料理のさといもがメーンも、AWVさんが会津三島町沼沢湖の山林から採って来た二種類の大量の舞茸と名は忘れてしまった珍種のきのこで、さといもは完全に脇役になり滅多に食べられない高級な天然のきのこ汁になった。
帰りには今年は不作だったと言う甘柿。食糧難の時代学校から帰ると直ちに友達の農家へ向かい、柿の木に登り青く未熟なと時から熟して自然落下するまで食べていた最高のおやつだった。
間違いなく同じ品種で「好きなだけ取って行って」とOLWさんの言葉に懐かしい甘柿を自らの手で5個もぎ取って帰宅した。

牛肉のしぐれ煮

2016年10月22日 | 男の料理
 
先週旬のさといもをメインに根菜類の煮物を作ってごぼうとれんこんが余ったので、その処理に今日は牛肉切り出しを使って“牛肉のしぐれ煮”を作った。
前に作った時はレシピ通りに牛肉とごぼうだけだったが、今回は変化を求めてしらたきも加えた邪道のしぐれ煮になった。
前回は多く作って処分に困り後日炊込みご飯にしたところとても美味かったので、今回は炊きがけのご飯に入れて“混ぜご飯”にした。
炊込みご飯とあまり差はなかったが、汁気が少なくてご飯粒に味が十分に浸み込まずイマイチで、一つの料理で二度楽しめるしぐれ煮にはならなかった。

DXCC追加申請

2016年10月21日 | アマチュア無線
              
先日待望のFT4JA(Juan de Nova)がCFM出来たので年一回恒例のDXCCチャレンジの追加申請をした。
今後も160/6mの運用をする計画は無く目標の2500達成は容易でないが、少しでも減らせればとここ数日間はLogとQSLを照合しながら未申請の物を探した。
FK/JA1NLX(10m),FB8WJ(15m),FW0MO(12m),K5K(15/10m),V44KAI(10m),VK9WWI(30m),YA/LY1Y(30m),ZF2ZB(30m)が見つかり、これらは何れも10年以上も前の物でJARLフィールドチェック対象外なのでARRL DXCCデスクへAir Mailで送付した。
福島中央郵便局も数年ぶりで、到達証明付で送付するのも民営化になってから初めてだった。
窓口のお姉さんの「到達証明って何ですか」の返答に困惑。詳しく説明すると奥に座っている上司の所へ行き相談すると、しばらくして上司はロッカーを空けて分厚い虎の巻を手にお姉さんと共に自分の前に現れた。
改めて自分の説明を聞き、虎の巻のページをめくりながらお姉さんに説明。再びロッカーへ向かい到達証明書を手にして戻り「これを書いて下さい」と自分に渡した。
同封した品名・受取人・自分の住所氏名を記入するので切手を貼ったりチョッとした書き物をする机に向かった。何とペンが無い、隣の机もその形跡すら無いのだ。
戻って上司に以前は置いてあったボールペンが無い事を告げると「これを使って下さい」と自分のボールペンを差し出したのでそれを使って記入した。
置いない理由は頭に来て聞く気にもなれなかったが、皮肉タップリに「アリガトウゴザイマシタ」とて怒りを込めて返した。
民営化以降は女性局員も大幅に増えて教育不足なのか、国際返信切手を買いに行った時も今回と同じだった。しかし客が利用する机からボールペンが撤去されていたのには何とも驚いてしまった。

そば打ち奉仕

2016年10月15日 | 手打ち蕎麦打ち
              
滅多に無い絶好の秋晴れ。走行の80%は直線道路で雲一つ無い小さな噴煙を上げる吾妻山を眺めながらほぼ麓に近い特別養護老人ホームあづまの郷へ向かった。
毎年この時期には家族会主催の“新そば祭り”が開催され、その依頼による奉仕も今年で五回目を迎えた。
常連だった会員数人の欠席は何となく寂しく手薄で不安を感じたが、お互いに我が身同様健康状態や家族介護によるものだろう。
参加者は20人は超えていたと思う。入所者や職員と家族会員の見学する前で25kgの北海道産の新そばを打ち、研究会でも1Kgを打った経験も無い勇気ある数人もI.K.S.Wさんや青葉教室現役の若手講師Kさんの手解きを受けながら打った。
各自の担務は指示される事なく何時もながらの自主判断。これまで継続していた何故かみんな敬遠しがちな釜場(洗い物や茹で)を今回は体調もあり辞退して、打ち台やまな板は作業を終えてもほとんどが放置したままの清掃などをしながら相変わらず裏方に徹して楽しんだ。そして最後は何故か手薄になってしまった釜場のシンクの清掃を済ませ機材搬送の積込みを終えて帰宅した。
機材格納先の瀬上行きは勘弁してもらったが、今や半人前の身体でも参加させてもらった事に感謝する楽しい一日だった。

アップルパイ

2016年10月13日 | 男の料理
              
JAここら農産物直売所黒岩店に今年初めて紅玉が出たので即購入、この時期欠かさず作るアップルパイとジャムを作った。
アップルパイを初めて作った時は生地から作ったが、あまり上手く出来なかったし何よりも時間がかかり、それ以後は失敗なく簡単に作れる市販品の冷凍パイシートを使っている。
加工した紅玉を冷ます間と焼き上げ中はジャムの加工を継続しながら3時間程で全て完成。孫(男組)の学校帰りを確認してアップルパイの配達を済ませた。「ヤッタ!」と喜ぶ声を聞き、既製品を与えた方が何倍も美味い物が食べられるのにと思いながらも、これがあるから爺馬鹿は未だにやめられない。
娘の話では宇治市へ原発事故自主避難中も毎年届いていたので、昨日は偶然夕飯を食べながら「じいちゃんパイいつ届くのかなー」と孫達は話し合っていたそうだ。