ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ラジオ深夜便

2006年03月31日 | その他
老人の習性早寝早起きも今だに早寝遅起き、と云うのも近年はTVよりも22時には寝床に入りラジオのニュースを聴きながら睡眠に入り、眼が覚めると“ラジオ深夜便”が鳴っていて体調に合わせて自然任せで聴取している。
通常は1時・3時・4時の何れか2回眼が覚めてしまうが、2時の時もあり、この時間帯は最悪で、通常は興味の無い音楽なので本に切替えてしまう。
興味のある話題は最後まで聴く事もあるが、特に意識する事なく自然に眠りに入りまた眼が覚めると聴く、そんなパターンだ。
今朝1時10分頃眼が覚めると「NHK平成18年度予算審議・参議院総務委員会」が録音で放送されていた。TVでも同時放送され、以前は編集して一部分しか放送しなかったが、最近は全て放送されNHK執行部、政府、議員の先生方の考えや意見も知る事が出来て、視聴者としても大変喜ばしい事だ。
ノーカット放送、一連の不祥事事件以後かは定かでは無いが、間接的に業務委託している視聴者として“知る権利”は当然であり、出来ればこんな老人専用時間帯ではなく、より多くの視聴者が視聴可能な生活時間帯に放送して欲しいと思う。

信夫冬菜

2006年03月27日 | 素人百姓
“信夫冬菜”ここ福島盆地で昔から栽培されて来た在来種。通常は12~2月に雪の中から掘り起こして収穫するものだが、この時期菜物が無くなる事から、以前よりかぶれ菜の収穫までの継ぎとして、秋遅く種を播き今収穫してる。小松菜と同じ様に食べられるが、何と云っても特産品の凍み豆腐とじゃが芋を加えた冬菜の味噌汁は、福島ならではの素朴な味、美味だ。

TVのチカラ

2006年03月24日 | 男の料理
古美琳酒、10日ほど前に夜のオツトメ(お手伝い)から帰ると「新どっちの料理ショー」が放送されていた。途中からだったが、食事をしながら視た。
“豚肉の生姜焼き”対“レバニラ炒め”番組では単に料理だけでなく、最高の素材を求めて生産者の達人もその地へ訪れ紹介する。
“みりん”と聞き、ここ3年そば汁造りの素材にいろんなみりんを試して来たので思わず箸を止めて注視した。創業125年越後長岡の造り酒屋、杜氏が周囲の反対を押切って執念で造り上げた古みりん、12年物の「美琳酒」ワインに例えると富貴ワインだそうだ。苦労話の終盤にメガネの裏からにじみ出た薄っすらの涙、これは本物だと確信した。そば汁に使って見たい、そんな一心でWeb検索即注文した。
http://www.suminoi.com/
一日で届く予定だったが現品では無く「何分にも小さな酒屋、お陰様で注文殺到従業員一同精魂込めて作業中、10日程お待ち願います」だった。
昨日、そば汁の“返し”だし汁の原液(みりん・赤ザラメ砂糖・醤油)を仕込み、福島産ブランドのエゴマ豚で「豚肉の生姜焼き」も再現、これまでにない美味に全員満足した。
それにしても“TVのチカラ”を再確認、送り手放送局も受け手の視聴者もTVは立派な総野次馬なのかも知れない。

焼 物

2006年03月20日 | その他
    
    一輪挿し(会津本郷宗像窯)
                     
                     猪口(宗像窯)
仕事でいろんな窯元を訪ねた。何時の間にかすっかりその魅力に取付かれて、直感でしかも小使い銭の範囲内で楽しんで来たが、今は年金生活者に付き小休止。数の中でも始めの頃に求めたしかも低価格の生活雑器、この“一輪挿し/徳利”が一番のお気に入りなのだ。これを眺めていると荒れ果てた心も何時の間にか癒されて、大げさかも知れないがこれまで何度もピンチから救われた精神安定剤?もう片時も手放せない逸品になってしまった。
宗像窯七代目宗像亮一先生の作品は“亮”八代目の若先生利浩さんは“利”の字を壺台付近に表示、これは“宗”職人作の決して芸術作品には成り得ない物なのだ。しかもこれは伝統の釉薬(蕎麦猪口)で焼いたもの、多分登り窯の温度が十分に上昇しなかった窯(部屋)での作では?と素人判断である。何れにしても、素人の自分の価値観はこんな低次元だがナケナシの小使い銭をはたいて求めた“先生の作品より気に入ってしまった”許してもらえるだろうか。

研修旅行

2006年03月19日 | 手打ち蕎麦打ち
    
    常陸秋そば試食中
                          
                          益子焼、濱田三代展示室
昨日、福島手打そば研究会と青葉手打そば教室福島支部(社会保険センター)合同で恒例の研修旅行、今回は「常陸秋そば」の名産地茨城県金砂郷「西金砂そばの里そば工房」を訪ねた。
矢祭町に隣接する山間地で今でこそ蕎麦そばと珍重されるが、昔は重要な救荒作物だった事が周辺の地形からも伺えた。ここでは8月末種まき10月末収穫、色・味・香りともに通人の間では評判のそば、現在約300軒の農家で栽培されているそうだ。
途中休憩も兼て益子焼の益子に43年ぶりに立ち寄った。
少々時間もあったので陶芸美術館と考えたがそれまでの余裕はなく、一人で生活雑器を扱う店を避けてチョッピリ高級品を扱う店に入った。
偶然にもその一角に“濱田庄司三代”の展示コーナーがあり、取材で訪れた(当時は中継車・電源車・VTR車、スタッフ総勢15~6人)初めての窯元、先生は既に世界の濱田で、当時の二代目と三代目も現在の写真で拝顔する事が出来た。
三代目の作品は現代風ばかりで以外だったが、当時は5年生、先生の専属絵付け師、近所のお婆さん(とても芸術家には見えなかった)のもとで幼少の頃から修行していた様で、インタビューの中で「俺の跡継ぎは孫だナ」と話していたが、二代目の作品も想像以上の高額、親の意に反し努力された結果かなーと勝手に解釈した。二人ともインサートカットで紹介、お逢い出来る筈もないが何とか直接拝顔して見たいともとも思った。
幸い店主が親切に対話に応じてくれて、気が付けば約20分も相手をさせてしまった。
昔話、時効により許してもらおう。
お茶をご馳走になり饅頭に手を差延べた時、向い側の先輩が「饅頭ではなく茶碗をポケットに入れろ」と手招きで合図をしていた。何処にでもある茶碗、興味も無かったし手招きの合図もイマイチ判らなかった。
結局その先輩のポケットにも入っていなかったが「オマエ馬鹿だなー、饅頭は何処でも食える、あそこの茶碗はお宝だぞ」と。そんな事を思い出して聞いてみた。「先生の物らしいの(その時役場からお土産にもらったが全くの土産品)持ってんだけど、二代目さんは鑑定はしてくれるんですかね」『タダの桐箱ではダメだよ、二代目先生指定の職人の箱で、鑑定料一万円、書代二万円が最低相場かな』だった。
その後15~6年してハンデーカメラが出現して窯元の取材も多くなり、何時しか陶器にも魅かれて理屈抜きの鑑賞も実は道楽の一つになってしまった。
素人百姓の土遊び同様に陶器も眺めているだけで頭の中が真っ白、手軽な所では民報新聞社のロビーへ偶に足を運ぶ。福島県の第一人者本郷焼の宗像亮一さんや以前若手のNo1と言われた佐藤幹さんの作品などにふれることが出来る。
昔を思い出させた素晴らしい一日の旅だった。

Home Build 2

2006年03月17日 | アマチュア無線
    
    スピーカー箱塗装前
                     
                     完成したスピーカー箱現用
しばらく純正品を使用していたが、何れのメーカーも合成樹脂製でアナログ人間の自分には多分に固定観念もあって、視覚・聴覚共に昔の木の温もりが忘れられず、のこぎり・カンナ・廻し引き・サンダーまで新調して製作した。
一部竹釘と接着剤を主体に、張り合わせた両面から二枚の板を固定冶具代わりにボルトナットで締め付け4日間、塗装に2日、取り付け1日、計一週間で完成した。
左側がNRD-515専用、右側はJST-245・IC-756・760PRO専用で、ステーションコントローラーで切替りサイズは756に合わせてある。
この棚も作ったし自作は半田ゴテを使う物に限らず実に楽しい。

再 会

2006年03月16日 | アマチュア無線
昔JA7ZNさんへ送ったQSLカード
              
昔JA7ZNさんから届いたQSLカード             
              
DX(海外通信)の合い間にあいも変らず国内2文字局を探して交信(QSO)を楽しんでいるが、昔QSOして40数年ぶりに再会なんて云う事も偶にはあって、このJA7ZN/1(佐倉市在住)さんとも平成16年7月7日偶然七夕様の再会だった。一昨日、昔お届けしたQSLを添付したMailが届き何とも懐かしいガリ版刷りと対面、自分も早速QSLファイルからZNさんのQSLを出して見た。昔は皆んな、特に自分の家は貧乏でスネカジリだったので資格を取っても開局の目途も立たず、師匠(親方)JA7AEさんのスネまでカジッテ約半年後に開局の申請をした。予備免許受理、アルバイトに一生懸命励んだが資金不足で送信機未完成、落成予定期日も二度も延期願いを申請してしまった。
ZNさんは昭和52年南極観測隊の通信士として越冬された。お互いに原点は“ラジオ少年”進路は異なってしまったが二人とも夢は実現した訳だ。道楽を飯の糧にしてしまった人達は他にも大勢居るが、自分は“道楽があって仕事があった”現役人生、許してくれた?職場に詫びながら我が半生、果してこれで良かったのかナーと思うこともある。

これは絶品!

2006年03月15日 | 福島のうまいもの
    
                     
味覚には個人差があって「他人が美味い」と云っても、また美味いものガイドブックほど当てにならないものはない。全くの推察に過ぎないが、編集社は多少なりとも宣伝費?を頂戴して編集しているからではないだろうか。何故なら一冊の本になるほど美味い店は存在しないと思うのだ。
まあー愚痴はさて置き、アッ!と驚く実に美味しいパン(これ一品)のあるクッキー屋を昨年発見した。
甥子の結婚披露宴で赤坂のレストランで食べたパンがとても美味くて、料理を残して5個も食べてしまい“生まれて初めての味”に感激したが、これをはるかに超越しているのだ。
パンの表面先端に塩を塗して焼きあげ?肉質モッチリ、そしてこの塩(塩加減)と完全融合何と云う食感・美味さだ!塩なのに“甘くて、香りがあって、コクがある”正に食の芸術品、すっかりハマッテしまった。
何処の塩と伺ったらフランスの天然塩しかも自然風精製だそうだ。お店の脇役がこれだ。もう主役の説明は不要お店を紹介しよう。
西環状線、コープの信号機を右折して森合方面へ向かい、コープ東側駐車場カーブミラーから左折約100m『POCHE』駐車場も有り、お茶も飲める閑静な場所。何と驚いた事に前を流れる側溝は水草が生えている清流なのだ。福島にも“まだこんなきれいな自然が残っているんだ”と、訪れたら皆んな感激間違いなしだ。

手抜き料理

2006年03月14日 | 男の料理
昨夜はごまかし、これが以外に好評なのだ。
調理時間2品で20分「ブロッコリーのカニ?あんかけ」と「牛乳雑炊」調理は同時進行。
●ブロッコリーのカニあんかけ?(4人前)
 1)カニかまぼこ       適量
 2)あん
    水            400cc
    鳥ガラスープ顆粒   大さじ1
    酒            大さじ4
    砂糖           小さじ1
    水溶き片栗粉     適量
 あんが出来たら、茹で上がったブロッコリーにかける。

●牛乳雑炊(4人前)
 1)残飯(冷や飯)      4杯
 2)牛乳            300cc位
 3)厚切りベーコン      70g位
 4)コンソメスープ      1個
 5)白ワイン          大さじ4
 6)バター           2g位
 7)パルメザンチーズ    適量
 8)ブラックペッパー
1)をお湯で洗ってぬめりを取り、水で洗い水気を切る。
3)を4mm程度に切りフライパンで炒め、3)から出た油が焦げ付き始めたら、5)と4)予め粉状にした物を加えて、アルコール分をとばして2)を入れる。
弱火にして6)を加え2)が沸騰したら1)を入れ適当に煮込む。8)をふりかけ、甘ければ塩を加えて好みの味に整える。1)は温まれば良く、牛乳は絶対焦がさない事。皿に盛り、パルメザンチーズを適当にかけて食べる。
ステック状のベーコンを中途半端に焼いた事により意外な食感も得られて、こんな手抜き料理もワインにピッタリ!レシピ「牛乳リゾット」のパクリで本物に近ずけたければ残飯を冷蔵庫で半日、牛乳の量を減らせば良い。
「カニもどきあん」はチャーハンに使えば「カニあんかけチャーハン?」

Home Build

2006年03月13日 | アマチュア無線
SSTV/RTTYのIF、これに限らずメーカー品も数多く販売されていて、自作マニア?から見れば「何と高い買い物をして」と思うが、人件費を計算すると正直買った方が得策に違いない。しかし、自分は製作過程を楽しみながら“メーカー品以上の物を作る”とそんな信念を持ち続けている。材料は十分吟味して性能も然る事ながら“見栄え”も満足度の重要なポイントだ。収納ケースはタカチのブロンズケースを好んで使い、また文字板には簡単で文字だけ浮ぶ透明テープ(テプラ)を使い始めた。

             
コネクター端末処理、ケーブルストッパーより細いケーブルの場合、誰もがビニールテープを巻き付けて処理するが、時間経過と共に接着糊がにじみ出し端末も汚らしくて何とも具合が悪い。これには収縮チューブが必需品、複数のケーブルでも実に見栄え良く信頼性も抜群、お薦めする。