ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

大晦日

2010年12月31日 | その他
            
日本各地の年越し風景を生中継リレーで放送する「ゆく年くる年」は基本的には昔から演出の変らない長寿番組だ。相変らず除夜の鐘をバックに緻密に計算された演出は健在で、心の隅では作り物とは思っても何の疑いも無く、厳かな雰囲気の中で祈りや願う人達の映像に引込まれて、自分も心の中では一緒に手を合わせて純粋な気持ちで新年を迎える。例年この僅かな15分間は日本人の心であった事に安堵しながら喜びも感じる一時でもあった。
歳相応の老朽化は何ともし難く今年は内科・脳神経外科・整形外科・眼科・泌尿器科・耳鼻科のお世話になりながらも通院で済み、多くの皆様のご支援もいただきながら相変らず道楽三昧の生活を楽しむ事が出来た。老いは否定しても超特急で迫って来る、限りある日々を有意義に過して行きたいと思う。

年越しそば打ち初日

2010年12月30日 | 手打ち蕎麦打ち
            
年に一度の自宅でのそば打ちをやった。ボロ台所の頃は何の支障もなかったが、りホーム後には飛び散る粉で汚れが一段と目に付き禁止令。ここに代る場所も無いので、二年目からはビニールシートで簡易目張りをして実施していた。昨年まではテーブルが置いてあったのでここに延し板を乗せて作業が出来たが、ここでは食事もしなくなり邪魔になると廃棄してしまったので、今回からシンクに乗せてやってみた。延し板が1/3程はみ出し、この部分にはあまり力が入れられないので、かなりやり難くその分時間も費す。しかし、他に方法も見つからないので、とりあえずこれで我慢するしかない。
            
今日は“会津のかおり”1Kgと会津在来種+産地不明のブレンド“石臼挽き”を“二八”で1.25Kg“ゆず切り”も1.25Kg打った。今回はかねてから「私の打ったそばを試食してみたい」と要望のあった知人へ、何れも福島の宣伝も兼ねて“会津の香り”と北限のゆずと言われている福島市の隠れた名産品、信夫山のゆずを使った“ゆず切り”を宅急便で届けて、年越しそばとして賞味していただく事にした。
“ゆず切り”以外は一足早い年越しそばとして一族で夕食代わりにしてしまったが“会津のかおり”は現地での評判以下で残念ながらまだ『香り無し』の感じだった。北海道在来種“牡丹”の品種改良で量産目的で開発した“北早生”は改良を重ねて味も“牡丹”をしのぐまでになったそうだが、何しろ“会津のかおり”は世に出て一般に流通して2年目、美味しさを追及するにはまだ時期早々、数年後の栽培農家の皆さんの努力に期待しよう。明日も3Kg30人分を打つ予定。


12月のBand New Entitiy

2010年12月29日 | アマチュア無線
            
Condxは完全な冬型でしかもお天道様もご機嫌斜めの様相だ。更にノイズの襲撃もあって21日以降はほぼ休業状態で今月の成果はゼロ、今年はこれで終了。
            
今年最後の予期せぬプレゼントでBand/Mode New EntityのQSLが届いた。
 ☆PJ2/W1NG(Curacao)→20mCW
 ☆TR8CA(Gabon)→17mCW/20mRTTY

郡山青葉教室40回目

2010年12月26日 | 手打ち蕎麦打ち
            
寒波の襲来で昨夜の降雪の様子から今朝は雪掻きと覚悟していたが、結果はこんな程度で済み5㎝程度。しかし、会津若松では観測史上記録的な積雪で一晩で115cm。磐越高速自動車道も通行止めになり、国道49号線も猪苗代と西会津では2㎞に渡り約300台の車が雪に閉じ込められて一夜を明かし、今もまだ一台の車も移動出来ないと早朝からTV全国ニュースで放送されていた。
            
磐越道はまだ通行止、東北道も本宮郡山南間で事故通行止の表示があったが、本宮で降りようとそのまま走行した。本宮インターの2km手前から渋滞してほとんど動かなくなってしまった。昼食の時間はタップリ取ってあるので心配は無いものの全く動きが止まると何とも不安になる。そんな時間が15分もすると下りの車がドッと通過する様になり、自分達も徐々に動きだして本宮以南も開通して郡山までそのまま走行出来た。
定刻通り教室に入る事が出来て、今回も昨日打った“ゆず切り”のゆずを500g分3人前を持参したので先生から勧めてもらったが、前回打った1人の感想「子供達には拒否されてしまった」を聞き、今日“更科”を打つ課題の人達も一斉に引いてしまった。自分の計画した“ゆず切り”の普及も試食が出来ればこんな不安も一掃出来るのだろうが、この教室では茹で上げる厨房設備は無く、口頭による説明しか出来ないので残念ながら頓挫してゆずは先生に持ち帰ってもらった。

今年最後の月例会

2010年12月25日 | 手打ち蕎麦打ち
            
みぞれ雪まじりの生憎の天候になったが、今日の例会は年越しそばの粉の配布もあり22名の参加で今年一番の大盛況だった。4人は粉を受取に来ただけで帰ったが、その中で畠さんは皆避けて通る準備撤収作業の数少ない準備仲間で、今日も一緒にしてたのに気が付けば自然消滅、畠さんは自宅でも週2~3回打っているらしいのでこんな騒々しい所では打たなくても良かった様だ。打たなかったのに準備だけでもとても有難かった。
自分は信夫山のゆずを使った“ゆず切り”の普及を個人的に心掛けているので今回もこれを打った。一足早い年越しそばと一部は友人に賞味してもらったが“二八”を打つ時間が無くなり、比較賞味の意味合いが無くなってしまったのは残念だった。

はやと誕生日

2010年12月25日 | 撮影編集孫専科
   
                   
小学校も冬休みに入り早朝からお迎え催促の再三の恐怖の電話で10時半頃迎えに参上。爺の家に到着すると、今日ははやと満四歳の誕生日で即刻バースデーケーキの点火をやりたいと言って、まだ何も無いテーブルで孫達の儀式が始った。主役のはやとは2回の点火で満足して後退、次は3人で争いになったが、婆さんの裁定により歳の順に1人2回ずつで終了した。最終愛実の時「主役のはやとが居ない?」と気が付いた瞬間ファインダーの後方隅にマイペースで自動車で遊ぶはやとの姿。日頃爺の車から降りると先を争って家に駆け込み自動車の奪い合い。こんな時でもないとマイペースで乗れない生存の競争の自然に付いた生活の知恵?こんな事からも孫達は皆たくましく成長してくれるのかなと感じた瞬間だった。

牡蠣ご飯

2010年12月24日 | 男の料理
昨日宮川さんから産地直送の牡蠣が本場の松島から届いた。
牡蠣の美味しい食べ方は何と言っても生食に限るが、一昨日宮川さんから「今年は各地でノロウイルスが話題になっているいるので生食は避けて」と電話があり、また午後から夕方遅くまで渡辺さん達と5人で年越しそば用のそば粉の袋詰作業があったので、今日調理して賞味させていただいた。
            
先ずは定番の「牡蠣ご飯」料理教室で習ったほうじ茶を水代わりにして炊込む広島の家庭料理の牡蠣ご飯。初めて口にした時はほうじ茶の香ばしさが絶妙にマッチして感激して、その後は毎回これを作っていたが、難点はかきを同時に炊込むので実が縮み硬くなり、折角新鮮な本来の美味しさを失ってしまう。そんな事から今回はWebで検索した牡蠣本来の味が引き出せる云うものを試した。酒、みりん、麺汁の合わせ調味料で牡蠣の様子を見ながら3分程度火を通して、実を取出した汁を冷やして、更に酒、塩、千切り生姜、水を加えて炊飯。炊上がったら取出した牡蠣を入れて十分ほど蒸らして完成。牡蠣はプリット軟らかく、ご飯にも牡蠣の風味が十分に染込んだ美味しいかきご飯になった。見た眼でも誰も気付かなかった少量の千切り生姜の隠し味も重要なポイントとも思えた。また料理教室で得た「炊込みご飯の時はごく少量のもち米を加えると更に美味しくなる」も相乗効果を発揮した様だった。
            
二品目は「牡蠣ときのこのXO醤炒め」を作った。フライパンに油大さじ1/2を熱し長ネギと生姜のみじん切りを入れ十分香りを出して牡蠣をサッと炒めて取出す。油を少量加えてしめじと舞茸を炒め、火が通ったら牡蠣を戻して顆粒鶏がらスープ、XO醤、砂糖、水を加えて炒めて水片栗粉でとじる。これは味が濃くて白飯が欲しくなった。牡蠣ご飯の時は矢張り和食で統一、許されるのならかき酢やお吸い物でサッパリした組合せがベストの様だ。
残り半分は娘はシンプルな牡蠣フライと言うが、孫達には大好きなグラタンと自分達はTVで視視聴した中華の重鎮脇屋シェフの「かきのピリ辛炒め」と「野菜タップリのかぶとかきのミルクスープ」にも挑戦したいし、さてどうしたものか迷ってしまう。

ぶり大根

2010年12月18日 | 男の料理
            
もう数年も前から鼻が弱くなり冷気に晒されると直ぐ鼻風邪を引き、三年ほど前からは睡眠中の朝方室温が下がった時にやられてしまうので、11月中旬から来春までは寝る時もマスクは必需品になってしまった。二週間も前からの風邪引きも耳鼻科の治療でほぼ完治したので、しばらくぶりに畑の様子を見ながら大根と京かぶらを少し収穫して来た。この二品は何とか収穫出来るまでになったが、秋キャベツ・白菜は結球不足でブロッコリーとカリフラワーは結実の兆候すら無く、夏の酷暑と早い秋の訪れの異常気象で我が素人百姓の秋野菜も不作になった。
            
収穫した大根で自分の得意な一品にもなってしまった“ぶり大根”一族分10人前を大鍋で作った。調理本を見るとアラだけで煮込む物と切り身で煮込む二種類の方法がある。アラでは孫達には骨が邪魔、切り身では大根の味がイマイチなので、自分は数年前から両方使う事にしている。そして水は酒の5/1にして酒を多量使い、みりん、砂糖、醤油、生姜の出し汁でアラと切り身を一緒に煮込み、同時に大根を別鍋に米(米糠)一握りを入れて煮込む。切り身だけ取り出し、軟らかくなった大根を入れてアラと出し汁の入った鍋で弱火じっくり煮込むとアラの旨味が一層大根に染込む。信夫山のゆずの千切りも添えるとプロの味に変身した一品になる。

そば打ち体験教室

2010年12月17日 | 手打ち蕎麦打ち
            
清水学習センター男厨会12月恒例の「そばを打って食べる会」があり、そば打ち仲間渡辺さんの要請で坂内さんと共にお手伝いをして来た。男厨会は文字通りの月一回料理を作って食べる学習会だそうで、渡辺さんと同じそば仲間の本田さんも会員だ。会員は13名との事だが、渡辺さんと本田さんだけでは手が廻らないそうで、自分は今年で3回目のお手伝い。3班に別れてそれぞれ“二八”を600g打った。もう数年やっているらしいが、他のそば打ち体験教室とは異なり、どの班も全員が手を出す訳でもなく興味のある人が中心だ。自分の班では1人が全てやってしまった。結構上手なので各ポイントだけ手を差延べれば十分で、自分達の打ち方とは少し異なるので訊ねると「自宅で本を見ながら自己流でやっている」と返答。でも後で渡辺さんに聞くとサンライフ福島のそば打ち教室で習っているそうだ。会員の人達は“切り”まで済ませた後は全て自分達で打ったそば食べに専念して、渡辺さんと坂内さんが打ったこの時期だけの“ゆず切り”も提供しながら自分達は“茹で”以降の作業を継続した。
今回も重大なボケ(メモリーカード入れ忘れ)を演じて男厨会の画像は無く、帰りに信夫山に立ち寄り今シーズン最後のゆず一袋500円を買って来たので、今日の画像はこのゆずを代りに。

PC老朽化障害発生

2010年12月16日 | アマチュア無線
   
                      
Windows7以上では働かないソフトを現用しているので、今もメイン機としてSONY PCV-LX53/BP(2001年製)を使っている。今日内部清掃のためカバーをはずしたところCPUヒートシンクの接着が接がれて宙ぶらりんの状態になっていた。何時発生したのか全く不明で、しかもこんな状態で何の異常も感じられず動作していた事が不思議だった。もう修理費を支出する価値も無いが、まだ当分の間働いてもらわないと困るので自分で延命対策を施す事にした。早速PCショップで熱伝導性フェイズチェンジシート498円とDIY店でー40~120℃までOKの接着剤398円を購入して補修した。説明書には「1時間で接着24時間で完全に固まる」と記載されているので結果は明日になる。
9年も使えばもう寿命だしもうWindows7への更新と警告が下されてしまった様だ。現役時代なら更新も可能だが、我が道楽用の軍資金、現役時代蓄財したヘソクリはもう底が着きそうなので何とも困ってしまった。我が家の財務大臣は「何時でも出してやる」と言うが「道楽資金は全て自前で」の長年厳守して来た信念は今更意地でも曲げられないので当分お預けだ。