ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

近着のQSL

2007年03月31日 | アマチュア無線
JARLから転送されるQSL今日が配達期限の最終日なのだが、隔月配達のサービス低下に輪をかけて更に1~2週間の遅延はあたりまえ、当然今日届くハズもなく、その代わりにダイレクト請求したものが2通(他は数日間に)届いた。
 ☆9K2HN(Kuwait)→17mCW
 ☆C6ARI(Bahamas)→40mCW
 ☆DX0JP(Spratly Is)→80/40mSSB,30mCW,20mCW・SSB・RTTY,17mCW・SSB,15mSSB
この後に行われた9M0SDXで出来たから良かったものの、この時12/10mはJA2以南の局は簡単にやっているのに、どうしても白河の関を越えなくて出来なかった。VU7RGそして一昨日のA52AMもこれと全く同じでCondxが良くないとこの方面はよく「カリブの敵討ち」に遭ってしまう。
 ☆S52W(Slovenia)→80mCW
 ☆UA6HCA(Russia)→80mCW
 ☆YI9KT(Iraq)→80mCW  
治安上の理由から3月15日以降アマチュア無線活動が全面禁止された。もともとここはYI1BGDのテクニカルスクールのクラブ局から現地人がたまに運用する程度で大半は外国人の運用だった。このYI9KTはSP8HKTのポーランド人、帰国したばかりで80mは85m⊿Loop16mHと89mN-EのBeverrageと添え書きがしてあり、多分UNで派遣された軍の通信士?とにかく各バンドで連日運用していたので、アマチュア無線がイラク滞在中の主たる業務?なんて余計な想像をしてしまった。まあー理由はどうあれ12月23日のQSOなので幸運だったのかも知れない。              

お宝CQ誌

2007年03月30日 | アマチュア無線
             
                  JA7AOさんから贈られたCQ誌
もう10年ほど前の事だったがAOさんから『PLさんの開局は何時ですか』と訊ねられ「1959年3月3日」と話したら、後日『最近皆さんに開局時のCQ誌をプレゼントしていて、残念ながら3月号は見つからなかったので、前月号を記念に受け取って下さい』と贈って頂いた。開局した翌年就職と同時に家を出てしまったので、当時の物は何時の間にかゴミとして処分され何も残っていなかったので、このCQ誌は開局当時の貴重な資料として無線局免許申請書類の写しと共に大切に保存していた。
             
                    オークションで入手したCQ誌
一週間ほど前にYahoo!オークションで偶然見つけて、この2冊幸運にも落札する事が出来た。1959年の物が4冊出品されていて、こんな古い物に落札者が二人だけなんてこれまでにない珍事で“独り占め”も出来たが、相手の方が先に入札していたので遠慮して半分だけ譲ってもらった。
今のCQ誌とは比較にならないほど記事の内容も充実していて、当時は99%自作以外方法が無かったので、製作記事やJRCで無線機器の製作に従事されていたJA1ARさんの「アマチュア局受信機の設計と実際」の連載記事、技術展望など満載の技術書の様相だった。一説には影武者の執筆と囁かれているAboutV・H・Fは第72回、現在のDX World欄はDX NewsとしてJA1AAさんが担当されていて、DXCCランキングにはJA1AG(234/239)がトップでJA1BK(6/15)またAOさんが何故かお聞きしていなかったがJA7HL(58/93)、我が福島県で唯一のJA7ICさんが(3/5)で、更に短信には「JA7IC近々ヨーロッパ向けFDアンテナを立てる所」と掲載されている。
             
                     DXCCランキング欄
80mはさっぱり聴こえないので、ここ数日代わりにこれを読みながらA3時代の懐かしい想い出に耽っていた。

近着のQSL

2007年03月28日 | アマチュア無線
80mは18日のCX5BW(Uruguay)が今シーズンのやり納め?その後は聴こえず、今朝10日ぶりにYB1A(Indonesia)のみが579で受信出来た。既にJA1・6の2局が呼んでいたがEu(Europe)方面ばかりへのCall Backで、自分も数回呼んでみたがダメだった。
2月19日に送付した物も戻り始めた。
 ☆5B4AGM(Cyprus)→80mCW
 ☆9Q1D(Congo)→30mCW
 ☆HB9BIN(Switzerland)→80mCW
 ☆IK1YDB(Italy)→80mCW
Pse see my websiteと添え書き、RST=339苦しいQSOだった。
http://digilander.libero.it/ik1ydb/
 ☆LY3BW(Lithuania)→80mCW
 ☆V31YN(Belize)→40/80mCW
どのBandでも伝播上の問題は無い中米の雑魚も80mは貴重なニュー、呼ぶ時はさすがに手が震いてKeyingが乱れてしまった。   

寒晒しそば

2007年03月24日 | 手打ち蕎麦打ち
今日のそば研究会では千葉県のF製粉所から『寒晒しそば』粉を購入して打った。
『寒晒しそば』はそばが一番不味くなるこの時期に旨く食べる方法として昔信州で考案されたそうで、寒中に水温0~4℃の清流にそばの実を10日間浸してあくを抜き、一ヶ月寒風に晒し自然乾燥すると更に糖度が増して一段と旨味が増すとかで、山形では10数年前から、最近県内でも山都町や山内村、川俣町などでも“寒晒しそば祭り”などで一般人にも提供されるようになった。
一昨年そば研の研修旅行で山形の『寒晒しそば』を食したが全員が?、今日打ったそばも処理以前の保管が不適切だったかどうかは不明だが、ほぼ全員が「何時ものSさん製粉の挽きたての方がはるかに旨い、来年は止めよう」だった。
世の中には名前だけが先行と云う物がたくさん存在するが、これも案外この部類かも知れない。この粉“打ち難くて不味い”が自分の正直な感想。
http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/koza_enjoy/kanzarashi/soba01.htm
http://www.ishidaya.co.jp/ittetu/kanzarasi.htm

近着のQSL

2007年03月20日 | アマチュア無線
                    全て80m&75mのQSL
 ☆GM4YXI(Scotland),SM3GSK(Sweden)
ヨーロッパも少し深場になるとCD78jrでは限界の様子でこの2局もやっとGet、GMはノイズに埋もれて苦戦苦闘、挙句の果てに「ー・-」何とも親切な御人の導きで一件落着。CWでは初めての助っ人、喜んでいいのか悲しむべきか複雑怪奇。
 ☆TI4CF(Costa Rica)
超富豪?の超有名人、どのバンドでも彼の信号は強力でここ75mでも抜群の強さで入感、微弱な信号も彼の優れた受信設備に助けられた。
 ☆PY2XB(Brazil)
80m1stDXQSOの記念QSL。

奉仕活動

2007年03月18日 | 手打ち蕎麦打ち
            
福島手打ちそば打ち研究会の今年初の奉仕活動が市内のエベント会場で行われたので参加して来た。奉仕活動も修行の一環として要請があれば何処へでも出向き、そば打ちの技を披露して本物の美味しい手打ちそばを試食していただいている。
            
ベテラン組は一度に10~15人前(1~1.5Kg)を打つ。今回の粉は北海道幌加内産、Sさんが前日に製粉した二八の石臼挽き。
            
そば打ちも交代で披露するが水周りの仕事は女性の特技?自然に女性に負担がかかる。自分はまだ未熟に付きこの場で修行、今回ももっぱら茹で方に専念して後半には一人で任され約40食程茹でた。
            
本物のそば提供には10割のざるだそうだが、会場の設備等諸条件から今回は鶏かけそばを、この場も交代で担当した。
10時30分から17時まで休み無く立ち通しの作業が進み、前日13~18時立ち通しで60個2種類の餃子作りの主夫業もプラスして疲労困ぱい・・・・ヤッパリ老いには勝てなくなった。

近着のQSL

2007年03月16日 | アマチュア無線
全て80mでのQSO(交信)2月2日に郵送した物、少しずつ戻って来ているる。HLやJTのお隣さんは他のバンドならダイレクト請求などしないのだが、これまでの経験では近場ほど回収に苦労していたので、今回は翻訳ソフトを十二分に活用して自分が今頃になって80mの挑戦開始した理由とお世辞をタップリ書いたメモを同封して、これが以外に効果を発揮してこれまでになく順調に回収が進んでいる。
KV4FZ(Virgin Is),VQ9LA(Chagos Is),JT1CO(Mongolia),A45XR(Oman), UV2GSM(India),HL2AEJ(Korea)  

料理教室22回目

2007年03月15日 | 男の料理
             
                     今年度最後の教室
4月に先輩(継続者)3人+新人4人でスタートしたが、当時からのメンバーは3人だけになり、みんな老人なので病気とか入院などもあって結構出入りが激しい。4月から一緒だったWさんは今日限りとの事、新たな継続者は先輩のNさんと自分だけになる。一年習ってもタッタの24回、自分はまだまだ未熟なので取りあえずもう一年ここで修業?する事にした。
             
                 本日のメーインは挽肉団子のポトフ
このポトフはスープに濁りがなく透き通るほどきれいで、味も実にさっぱりしてみんなで驚きながら試食した。裏技?ポイントは野菜を入れる前にスープを布巾で濾すだけだが、固形スープ等一切使用せず塩・胡椒だけでしかも薄味で素材の味を十分に引き出した結果だそうだ。ここで習うもの全てが健康食その物で、化学調味料等は一切ご法度、昔ながらの修行をされた本当のプロの料理人(先生)の技の結集で、本来なら盗む(修行中)ところだが、親切に教えてくれるので抜かりなく吸収しなければ罰が当たってしまう。

今立のそば粉

2007年03月14日 | 手打ち蕎麦打ち
今日も吉井田学習センターでのそば研究会に参加して来た。
ここしばらく県内産各地のそば粉で打っていたが、今日は約1年ぶりに国内の名品と言われている福井県今立産のそば粉で打った。一年前の印象は何も残っていなかったが、この粉は緑がかった美しい粉で加水で更に色が増して練っていると手の感触が実に滑らかで、その上指で押せば跳ね返りそうな、不謹慎だが丸で女性の柔肌?はSさんの製粉技術の賜物、十分に満足出来るそばに仕上がった様な気がした。今立のそば、現地では一体どんなそばなのか急に知りたくなってWebで数件検索してみた。
             
何故か今日打った物とは全く異なり、ごく普通の田舎そば系で“おろしそば”として食されているそうで、おろし大根・刻みネギ・鰹節を載せ生醤油(現在はそば汁)をかけて食べる“ブッカケそば”?ではないだろうか。
地元製粉会社のHPから作り方も見つけた。
http://www.soba-sueyoshi.co.jp/oroshi_soba.htm
会津地方には“高遠蕎麦”があり、これはおろし大根の絞り汁にたまり醤油をたらして食べるそばなのだが、現在はそば屋で注文すると薬味の具の器に申し訳程度の大盛りの辛味大根おろしが添えられて、それを出汁に入れて食べる『紛い物』が出され、これで結構な値段なので呆れてしまう。大根の品種改良で辛い大根が姿を消してしまい、それなら辛味大根を使えばイイのではないかと素人は考えるが、これではたぶん商売にならないのだろう。
福島に戻った今から30年程前に塩川町農協婦人部(皆んなお婆さん)活動の取材があって、その一部にそば打ちもあり、ここで昔から伝承されて来た本当の“高遠蕎麦”に対面した。郷土の蕎麦、各地にはそれぞれ独特の食べ方があり特産品などを具にした地方色豊な蕎麦も沢山あるが、ルーツをたどればそれらは何れも貧食時代の名残なのだが・・・・・如何なものだろうか?