ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

茶まんじゅう

2007年06月26日 | 福島のうまいもの
             
和菓子とイメージすれば誰しも一番先に“まんじゅう”と迷わず答えてしまうのではないだろうか。茶道で使われる高級品に始まり、慶事の引き出物、街や観光地、温泉まんじゅうなど全国各地の名物として種々雑多、これほど多くの種類がある菓子は他に無く、庶民の味として飽食時代の今も皆に愛されている。
そんな“まんじゅう”身近な所でこの“茶まんじゅう”もう20数年にもなるだろうか、同僚のM氏が新築移転した直後に「我が町内にこんな旨い物があった」と職場に持ち込んだ。ふっくらと蒸かしあがった厚めの皮から放つ赤ザラメ(砂糖)の香りは、何故か昔おふくろが作ってくれた蒸しパンの何十倍もの香りに似て、噛みしめるほどに旨味が増してお茶も一段と美味しく味わう事が出来た。
今回計量してみると1個100g。小さいと物足りないし、少し大きくなれば2個では多すぎて、田舎まんじゅうだろうが程良い大きさも、このまんじゅう「食べたい」と急に思いたっても直ぐには食べられない。少なくても前日までの電話予約か、滅多に出ない僅かな予備も午前8時には完売、そん訳で年に2~3回の楽しみがかえって大きな喜びとなっていた。
お土産に持って行った所からも、後日「今度は立替払いで」と案に“謎”を賭けられる始末。自分だけでなく食べる度に深みにハマル不思議なとても旨い“茶まんじゅう”なのだ。
             
金清堂本店(電話024-553-0773)福島市瀬上町荒町、4号線から旧電車道を伊達町へ向って約300mほど進んだ左側にある。詳しく伺うほどの客でも無いので想像に過ぎないが、相当歴史のある和菓子屋ではないだろうか。店に入ると閑散としていて、正面には“茶まんじゅう”を並べた盤重が4個だけ並べてあり、他には客の丁度真横の左右の棚にここで製造された練り羊羹が申し訳程度に並べてあり、また卸売りと思われる飴と煎餅がごく少量置いてあるだけで、どうみてもここでは“茶まんじゅう”が主役だ。蒸かしたての物ほど絶品で「何時から買えるの」と聞いたら「6時なら」と言う事だったので普通は8時前には行っていたが、一度だけ予約無しだったので6時半頃に行った事があった。お婆さん(店主)が店番をしながら店頭でまんじゅう包みをしていて、蒸篭がいっぱいになると蒸かし釜に順番に乗せる、そんな作業の繰り返しを早朝から7時頃まで続けているそうだ。今までこのお婆さん以外お目に係った事がなく、この“茶まんじゅう”は店主のお婆さん謹製と云うことになる。

冷しぶっかけそば

2007年06月23日 | 手打ち蕎麦打ち
恒例の“そば研”14時から吉井田学習センターで、前回は8人とあまりにも淋しかったが体調を崩していたと間接的に耳にしたり、そんな仲間の久々の参加もあって17人の大盛況だった。
今回もタスマニア産の新そば、外は30度以上の真夏日、室内も結構な暑さで窓を開放して始めたが、須川から吹き込む風が冷たく感じて快適、馬鹿盆地にしてはどうやら湿度は低くい様だ。一番手の人達に間もなくその影響が現れてみんな苦労している。自分は初級なので何時もその日のコンデション、気象や粉を含めて観察した後に打っている。誰も気付かなかったが、今日の粉は篩い(50目)に時間が三倍もかかった事に家に帰ってから気が付いた。前回があまりにも打ち易かったので「荒い粉で打てればどんな粉でも打てるようになる」との持論の製粉者Sさん今回は粗挽きにして来たらしい。
先日JA伊達のイベントで出した“冷しぶっかけそば”あまりにも旨かったので家でも三日前からしばらくぶりに出汁を作って、今日打った1.2kgを初めて“冷しぶっかけそば”にして一族で試食した。温泉たまご、そばのカイワレ(戸隠産と表示)はイベントには無かった追加分、作ったのも食べたのも初めてだったがこの時期にはこんな食べ方も、不味いと言う声は無かった。

3B7SP終了

2007年06月22日 | アマチュア無線
             
           12mBand常時発生のローカルノイズとキャリアービート
11日間のお祭りも終り無事帰国、最終のLogアップロードも今日完了した様だ。全期間ではなかったがバンドニューを狙って挑戦したものの、30mはDPとあってか何時もノイズレベル以下で次回までのお預けになった。また12mもバンド内全てにローカルノイズと何故か3B7SPが出て来る24.901と24.925には強いキャリアーが常時出て完全に諦めてしまったが、ラストチャンスの20日入浴中に変な予感がして再挑戦した。
今までで一番強いかな?緩やかなQSBがあり時々2~30秒間ほどノイズと同レベルになりNOTCHも何とか功を奏して信号のピーク時だけコピー出来る。「若し信号が落ち込んだ時に応答があったら」と心配しながら、信号のピーク時を予測してその少し以前から呼び続けた7~8回目に、12:19z遂にGet出来た。
モニタースコープのピークがキャリアービート、自分の所ではSSBでも常時あったが他局ではどんな状況だったのだろうか。
             
                     最終のログサーチ結果
#1DXCC Mixに限定すれば自分がランク入りした15年前には確かJAで30番未満だったと思うが、6月12日の発表では128局と時代の推移からすれば当然の結果で、昔は#1で目的達成後は自然消滅なんて云う局もあってか、主宰者ARRLはこんな局を引き止め策を講じて、更にこのアワードの権威を保持しようと、新たにバンド別の各種DXCCを誕生させてしまった。昔はMix.CW.PONEの三種類だけで済んだが、大部分の局は策略にハマッテ、全てのバンドでしかもモード別までもとエスカレート、自分も最近では必要のない物にまでつい惰性で手を出してしまい、我ながら反省の連続だ。そんな訳で他人の事を批判する資格は無いが、しかしここ最近のログサーチを覗くと、特定の局に限り全バンドで2回或いは3バンドで3回なんて、どう考えても意識的に保険をかける不心得者恥さらしが居るから困ってしまう。こんな少数の為に、相手からは苦情が殺到“JA’sのマナーは世界一”の神話は既に吹っ飛び批判の嵐の昨今。常連の#1のJR*B*Xも少しは恥を知れ、#1が泣いてるよ。

料理教室28回目

2007年06月21日 | 男の料理

        きんめ鯛のムニエル
           
                     いんげんの信田巻き
                     
                                 いかの胡瓜巻き
最近は大型鮮魚店ですら丸ごと一尾の金目鯛なんてなかなか見れなくなったが、今日はそんな金目鯛をメインに3品習った。魚(白身)のムニエル、基はイタリアンだそうだが今日はフレンチ風に、何が違うかと言えばオリーブオイル対バターだそうだ。
魚下ろし、ここではルールに従って先生から全面的に先輩に指示される。自分はソースを担当、盛り付けは皆でやった。トマトに小さな物が無く「半分残しても無駄になるから全部使え」との指示もこれでは失格、自分で作る時はもっときれいに盛り付けしなければならない。
二番手として“いか”の下ろしを指示された。二度目で前回は見学で見た目の知識だけだなので大部分は指示に従って処理して混乱無く終了。腹を開いた時“アニサキス”の生存確認と除去方法の説明を受けて“人間の体内に入ると様々な疾病を発症する”と薄っすらとした知識がよみがえって一瞬ゾッ!とした。
食の安全性も無関心よりはあった方が
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%B9

近着のQSL

2007年06月20日 | アマチュア無線
2月中旬から1ヶ月間JJ8DEN泉氏がローバンドをメインにKH0,ZK2,ZL7から運用、自分にとっては80mは全てNewなので連日追いかけたが、ZL7の時は残念ながら信号が弱くて呼ぶ事が出来なかった。
YB1A雑魚なのだがBY,DU,HL等と同様にQSLの回収が大変困難で、そんな意味では大珍局?の部類、これらには翻訳機能を駆使して少し長文の手紙を同封した結果のHLに次ぐ2局目の貴重なQSL。以下全てバンド又はモードのNew Entity
 ☆KH0PR(Mariana Is)→80mCW
 ☆YB1A(Indonesia)→80mCW
 ☆ZL7/KH0PR(Chatam Is)→30mCW・RTTY
 ☆ZK2PR(Niue Is)→80mCW

そば打ち奉仕(JA伊達二日目)

2007年06月17日 | 手打ち蕎麦打ち
            
                      JR伊達駅
朝から雲一つない快晴で今日も夏日、とても暑かった。二日連続では来れない人もいたが、新たなメンバーも加わり昨日とほぼ同数の12人で8時からスタートした。それぞれの持ち場は各自の自己判断でスムースに決まり、熱湯を沸かし続ける大きな鍋二つを挟んで“茹で”に専念した。
生そばを舟生(箱)から出す→茹でる→洗い→冷水で〆る→盛り付け(2人)→配膳窓口まで運搬、の裏方7人衆はあうんの呼吸はまるで人間ベルトコンベアー、鶏肉2切れ・きざみねぎ・おろし大根、ツアー客には更にきゅうりの千切り・さくらんぼ2個入りの美味しい“冷しぶっかけそば”が出来上がる。そば通にはゲテモノも、大量に消費するエベント、しかも子供から老人までみんなに喜んで食べてもらえる、熟知した先輩のアイデア。
仙台からの“さくらんぼ狩り”ツアー客JA伊達招待25名と合わせて今日も100食分を準備して10時に開店したが、今日も再び大盛況で11時30分には完売、ツアー客に7人の欠席がありその分も一般客に提供して13時に閉店した。
開店前から昨日のレピーターが一番客で並び、しかも閉店間際には再び訪れて、会長がJA伊達のみなさんに楽しんでいただくために特別に打った“よもぎそば”まで食べて帰った。裏方で直接の反応は感じられなかったが、誰一人食べ残した人もなくみんな美味しかったと言って帰ったそうだ。今回の粉は北海道の名産品“幌加内産”の二八、しかもSさんの製粉“挽きたて”“打ちたて”“茹でたて”に不味い訳はなく、大好評に全員満足改めて奉仕の喜びを分かち合った。
   
                    

そば打ち奉仕(JA伊達)

2007年06月16日 | 手打ち蕎麦打ち
            
          さくらんぼをメインに農産物の直売、奥でそば打ち実演
福島手打ちそば研究会では昨年に続き16、17日の両日JA伊達の依頼で“さくらんぼ祭り”のイベントの一つ「手打ちそば試食会」をJR伊達駅構内の駅なかプラザで実施した。
8時集合のところ、事前の話し合いで2~3転した事もあって、自分の錯覚で何時の間にか9時30分と思い込み大幅に遅刻してしまった。到着した時には準備はほぼ完了、修行不足でまだ大衆の面前に出る事は出来ないと考えていたので、今回も裏方に徹して“茹で”の水周りをやろうと思っていたが既にその役目は無く、大衆の面前でアシスタントを勤める事になってしまった。会では、この様な仕事の分担は先輩から指示されるのではなく、自己判断で選択すると理解しているので、それだけに受け持った部分は完全に勤めなければならないと肝に銘じている。
            
100食分の予定だったが予想以上に好評で早々に完売して、急遽JAからの要請で明日の粉まで使う事になり、製粉担当のSさん「今夜は徹夜だ」と嬉しい悲鳴。
そば代金は志を募金箱に入れていただくシステムだが「今日は7,000円の高いそばを食ってしまった!」とぼやきながら食べていた中年の女性のお客さんがいて、誰かが理由を聞いたら、駅前の一時ストップの交差点でお巡りさんにつかまってしまったそうだ。町の駐在さんでイベントの事はご承知にはず、数少ないイベントに免じて許してくれればイイのに“何と気の利かないクソ真面目なお巡りさん”と思ったのは自分だけだろうか・・・・明日は裏方に専念して別室の厨房で頑張ろう。

料理教室27回目

2007年06月14日 | 男の料理
   
              鯛の煮付
                    
                          海老とグリンピースの炒めもの
今日はこの2品を習った。海老の剥き殻普通は捨ててしまうが、これをオーブンで焼き、鍋で煮て濾して出汁をとり、あさりをオーブンで蒸して出た汁と合わせて“あさりのお吸い物”を作った。
この教室では殆んど捨てる物は無く、こんな物からも化学調味料以上の日本料理本来の旨味が、何よりも原点に戻って安全な健康食が味わえる。また他の先生(TV料理番組)や料理本に無い技?も多く学ぶ事が出来る。“鯛の煮付”の“ごぼう”の付け合せも、普通は一緒に煮込んでしまうが、糠を入れて茹でて水洗いした後、煮だった汁の鍋底に敷き詰め魚を乗せて落とし蓋をして弱火で約30分、魚が焦げ付く心配も無くごぼうもまろやかな味に仕上った。
グリンピースも皮付きのまま塩茹でした後皮を剥き、豆を水に放しシワが伸びたら水気を切る、写真では先生が電話で目を離した間に炒めすぎて失敗作になったが、正常なら皮を剥いてから茹でるより大変きれいに仕上がるそうだ。これは中華、こんなところにも日本料理の繊細な心使いが応用されている様だ。先生はこんな説明はしないが、自分で感じ取った本日の貴重な技。

3B7SP

2007年06月13日 | アマチュア無線
ポーランドのグループが9日から、アフリカのインド洋に浮ぶ面積70K㎡の小島、アガレガ島からDXペデションを開始した。
ここに常駐局は無く、DXぺデションや無人気象観測所の保守で訪れる要員(ハム)に頼るのみで、滅多に無いチャンスを生かすのは以外に難しい所なので、需要度からも間違いなく珍局に属し、自分もこれまで3B6DA.3B6CD.3B6RF.3B7CF.3B8CD/3B7の5局としか出来ていない。記憶は薄れてしまったが、確か3B8CF(3B7CF)『FT-401の6JS6CがNGでパワーが出ない、ついでに他の球も取替て再び3B7へ行くので送って欲しい。ADXAでもサポートを』と手紙を受け取り、個人宛だったが会長に相談して会から届けたが、約束は保留のままで自然消滅してしまった。
今回はまだ未交信の(80mはシーズンオフで無理)40.30.17.12mとRTTYが出来ればイイナーと思っていたので、初日はのんびり様子を伺い2日目から参戦した。午後1時頃から聴こえ始めてくるが、仕事一筋で見向きの出来なかった団塊の世代が大勢サンデー毎日となり、最近は平日なのにパイルアップは激しさを増す一方で、以前の休日以上の様変わり、この2日間はそれぞれ10時間もへばりついてしまった。成果は11日に20mSSB.17mRTTYと12日の40mCW.17mCWそして今日午後4時から職場のOB会の定期総会だったが、幸運にも出掛ける前に15mCWを15:23にGet出来た。何れにしても零細局の自分にとってはチャンスは激減するばかりでとても大変になってしまった。

近着のQSL

2007年06月10日 | アマチュア無線
IBRS(国際郵便受取人払)で請求していたものが10通届いた。以下Band New Entity
 ☆5W0RE(W.Samoa)→80mCW
 ☆ST2R(Sudan)→30mCW
 ☆T32MO(E.Kiribati)→80mCW
 ☆VK9DNX(Norflok Is)→80mCW・SSB・RTTY
 ☆ZK3RE(Tokelau Is)→80mCW
夜明けが早く4時前に起きないとダメになったが、今朝は5時に起きてもCondxに恵まれて20分の間に30mでSV5/SM8C.ZS6CEV.YT6Tと出来た。ZSとYTはバンドニューで、ZSは589で強力だったが、相手からはローカルノイズで受信困難だと329のリポートだった。相手は通状パターンで打って来るし、それに答えて送り返すとリピートを要求されたりしながらこんな悪条件の中で、パイルアップにもなっていなかったので久々にノンビリとQSOした。その後10.103でHV0Aはあい変わらず弱いものの、今日は何とかCopy出来たので10分位呼んだがダメ。7.021の3B7SPが559と完全にメータを振って来るのでこれも呼んだ。しかし、昨日から始ったDXPedtionの40m初日とあってEuとのバトル合戦、しかもDPではJA'sの壁が大きく塞がり早々に退散した。JA'sは競ってグレードアップする一方、自分は敢えて縮小してしまった当然の結果なのだが・・・・・ストレスを感じつつマアーいいかー