ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

3月のBand New Entity

2010年03月31日 | アマチュア無線
サンスポットの上昇で待望のハイバンドも楽しめる様になったが、12m Bandは以前として西高東低の局地的なオープンの日が多く、ここではDXSCAPEにUPされた局の2/3は全く聴こえないから困ってしまう。コンデションはまだまだ不安定で空振りの日もあったが、このBandの大部分はBand Newだからストレスを感じながらも楽しめた。
今月のBand/Mode New Entity
 ☆KL7HBK(Alaska)→12mCW
 ☆LU5FF(Argentina)→12mRTTY
 ☆TI8II(Costa Rica)→12mRTTY
 ☆J5UAP(Guinea-Bissau)→20mRTTY
 ☆LZ1ND(Bulgaria)→12mCW
 ☆EU3SA(Belarus)→12mCW
 ☆YO9HP(Romania)→12mCW
 ☆6Y9V(Jamaica)→12mSSB
 ☆VP2MPL(Montserrat)→17mCW
 ☆ZK3YA(Tokelau Is)→17mRTTY
 ☆SQ8HAU(Poland)→12mCW
 ☆8P9RYBarbadosa)→17mCW
 ☆OH4MDY(Finland)→12mCW
 ☆HC1HC(Ecuador)→12mCW
 ☆ST2AR(Sudan)→12mCW
 ☆A92IO(Bahrain)→30mCW/12mCW
 ☆4S7ULG(Sri Lanka)→30mCW
 ☆9J2FM(Zambia)→12mCW
 ☆V21ZG(Antigua)→17mSSB
 ☆SM2GCQ(Sweden)→12mCW
 ☆Z21BB(Zimbabwe)→40mCW
 ☆5B/KC2TIZ(Cyprus)→12mCW
 ☆3B9WR(Rodriguez Is)→17mCW/12mCW
 ☆T32MI(E.Kiribati)→12mSSB
 ☆TF4M(Iceland)→30mCW

ミニ旧友会

2010年03月30日 | その他
s氏の号令で5年ぶりだろうか、ここ福島で平成11~13年に退職した同職種でこの市内に居住してしまった仲間との食事会が復活した。発足した当初は管内でも珍しい事例だと評判になったらしいが、SZ氏の突然の逝去で自然消滅していた。自分達の職種、放送技術番組制作は中央ではプロの集団も、地方では全て幅広く遂行可能な特技の一芸を持つ便利屋。業界では真のプロには到達出来なかったが、現役の終盤には皆んな平均してほぼ10年間福島で同じ釜の飯を食った何事も許せ合える仲間なのだ。
唯一自分だけが地元の人間で
☆K→山形県出身の最長老。長年町内会役員を務めて、今度は更にランクアップして責任ある会計担当に就任したそうだ。町内会業務専従の真面目人間で道楽などは耳にしなかった。
☆SH→永住の地と居を構えていたが、退職後事情あって出身地仙台に戻り、毎回高速バス利用で参加する。現役時代は道楽の無線(海外通信)でもお互いにライバル同士だったが、何故か退職と同時に完全に廃局してオーデオに転向してしまった。現在はそれをベースにカメラ、卓球、家庭菜園楽しみ、数々の写真コンクールにも出展する腕前で入選も果たして、そんな写真も持参して披露した。
☆SM→宮城県塩釜出身。長年放送技術の発展に貢献した功績により、全国でも数少ない「瑞宝単光章」の叙勲者でもある。間もなく職場への長年のお礼奉公も終了するそうだ。
☆M→郡山出身。現役時代から骨董の収集と古文書に精通して重要文化財も発掘した。自分で所持するより公的機関でと県博物館へ寄贈、更に二本松市に寄贈しようと照会中の物も所持、また今は白石で発見された1600年代の古文書の解読に毎日勤い、これは間違いなく宮城県の重要文化財になる代物だそうだ。福島県遺跡発掘専門調査員ボランテアの一員でもある。
☆SY→秋田市出身。退職と同時に突然尺八の修行を始めて、さすがに民謡王国の出身と感服した。師匠と供に一門の演奏活動にも参加していると耳にしていたが、最近の様子を伺う事は失念してしまった。自分と同じ小作人でもあるが、実に研究熱心で、地主T先輩の評価では年貢の一部として受取る産物は既にプロ以上の高品質だそうだ。
お互いに元気な間は、年に数回こんな近況報告会の場を再び継続する事で全員一致した。掲載の写真は無許可であり、通常では失敗作だが、近年は肖像権とか個人情報保護法で人物が関わる時はこんな物が精一杯、これを意識して撮るのは逆に結構大変なのである。

Arrived QSL

2010年03月29日 | アマチュア無線
JARLビューローから隔月転送の3月分のQSLカードが届いた。既に3日も前に他人には届いているが、そんな声を聞いてから自分のところは毎回一週間前後も遅れてしまう。何故自分だけ遅配が常習化しているのか事務局に照会したいと思った事もあったが、納得出来る回答など得られる筈もないので諦めている。
今日同時に配達されたダイレクト(郵送)請求していたBand Newの貴重なQSL。
 ☆EW8AO(Belarus)→17mCW
 ☆FM5LD(Martinique Is)→17mCW

郡山青葉教室25回目

2010年03月28日 | 手打ち蕎麦打ち
講師陣今日は通常よりは1人少く菅野さんと2人で先生のお手伝い。今日も“水回し・練り”を専任で担当した。
今使用中の二八の粉は前回の失敗を教訓に“水回し・練り”を軟らかめに仕上げて“延し”工程の蒸発分を考慮した。この部屋の空調は単独調整が不可能で、何も無い部屋よりそば打ちには厳しい環境で毎回苦労している。部屋の温度と湿度も管理されているはずだが、館内全体の調整で外の天候が大きくしかも増幅して影響している。こんな所で巧く打てる様になれば「鬼に金棒」正直のところ生徒以上に毎回貴重な体験をしながら勉強中だ。

まるごとキャベツ煮込み

2010年03月24日 | 男の料理
   
                   
お彼岸に恒例の地主への年貢納入も済ませて、今日から春の農作業を始動した。冬キャベツの場所にジャガイモを植え付けるので、最後に残った4個を収穫して畝作りの下準備を午前中に済ませて、午後は定番の“ロールキャベツ”と思ったが「馬鹿の一つ覚え」と陰口も聴かれそうなので、目先を変えてネットで検索した“まるごとキャベツ煮込み”に挑戦した。具材は木綿豆腐と人参すりおろし以外はロールキャベツとほぼ同じ。キャベツの芯を抜き“種”を詰め込み、煮あがったら四ッ割りして皿に盛り付け、煮汁を片栗粉でトロミをつけてかけるだけ。ロールキャベツより大幅に時間短縮が出来て、2個2鍋を約2時間半で作れた。
何度も雪を被ったこの時期のキャベツは軟らかく糖分も増して、こんな素材に恵まれ暫くぶりに美味い物に出合って皆満足した。

ノイズ

2010年03月23日 | アマチュア無線
多分何処よりもノイズが多くて受信環境は最悪と思っているが、最近また人間の生活時間帯になるとこんなノイズが出始めた。このノイズレベル同等や以下の信号の局は他人は楽にGetして行くのに、自分は相手の信号の僅かなUPやノイズの谷間に賭けて数日間も追い続けてしまう。そんな数局の1つ、ほぼ1ヵ月も追い続けていた9J2FM(Zambia)を昨日24.893MHzで06:23zにノイズから瞬間浮き上がったところで559-559でQSO出来た。またV21ZG(Antigua)も典型的なカリブ海からの信号でとても弱く10日も待ち、今朝はやっとコールバックが判るレベルになったので18.143MHzで、正確にはRS=44だったが57をもらったのでつい同じ57送ってしまった。こんな非能率的な遊びも自分の環境と諦めてしまえば堪らなく面白いのだから何とも不思議だ。

秋田産のそば

2010年03月20日 | 手打ち蕎麦打ち
秋田の井川さん今度は秋田産の玄そばを8Kg届けてくれた。長電話になるので詳細はお聞き出来なかったが、自家栽培した玄そばの在庫期間中だけ営業するそば屋から特別に分けてもらったそうで、そんな事からもこの時期には大変な貴重品だ。
今日の研究会で自分は製粉したこの粉で1.2Kg12人前を打った。粉は手で握り〆て開いた時に形が残らず、砂同様に崩れてしまうのでとても難しい粉だ。打った半数は井川さんへ送るので失敗は許されず無難な“二八”で“十割”並みの副会長佐藤さん方式の加水で熱湯8±水2で打った。加水量は50%で生地は若干軟らかめでスタートした。“丸出し”で早くも縁割れの兆候が少し現れて難儀すると思われたが“延し”に入っても拡大する事なく無事終了、軟らかめが功を奏した。
皆で試食した結果は「更級系で喉越しは良いが香が無い」が多数の評価で、更に自分の感想を加えれば「もっちりとして強い食感があり、太目の田舎そばに仕上げれば最適」香りの消失は粉の状態からも玄そばの貯蔵状態が良くなかったのではないかと思われた。打ち難い粉の見本、教材としては良い粉?だった。

Arrived QSL

2010年03月16日 | アマチュア無線
2月下旬にQSOしたBand NewのQSLが届いた。
 ☆YN2LJ(Nicaragua)→12mCW
 ☆Z21BB(Zimbawe)→30mCW
12mバンドも2月初旬頃から少し楽しめる様になってきたので、最近はこのバンドを中心に遊んでいる。しかしコンデションは局地的なオープンの様相で各方面とも“西高東低”でクラスターにUPされるアフリカや中近東はほぼ100%、ヨーロッパもここでは聴こえない事の方が多い。しかし今日は何時も聴こえる近場のU-ZONEの入感が無く、頻繁にUPされていた3B8DB(Mauritius)が緩やかな深いQSBを伴いながら初めて聴こえてきた。家から直線距離で50m程の街工場が発生源らしい間欠的なノイズと戦いながらパイルアップに参戦した。矢張りコールバックは関東以西程早く、ダメかなーと思っていたが、このバンド参戦者は以外に少なくようやくJA7C*Kに応答があり、JA1数局後に自分のコールサインを聴く事が出来た。今シーズンこのバンド初のアフリカだったがBand Newでは無く残念!

郡山青葉教室24回目

2010年03月14日 | 手打ち蕎麦打ち
到着が遅れた訳ではなかったが既に5人先着していた。珍しく何時も後半以降に来るT夫婦が一番乗りだった様で、訊ねる事はしなかったが“更科”と“10割”を打って早々に帰った。奥方は“更科”の延しに他人の倍ほどの時間を要して苦労してる様子が遠眼に伺えたが、それでも今の技量は旦那を逆転、始めた頃「旦那の付合いで仕方なくやっている」の愚痴、今では想像もつかないから、そば打ちはハマルと確かに面白い。
今日も“水廻し・練り”にほぼ専任。今日の“二八”の粉は以前にもこんな現象はあったが、部屋の温度と湿度が微妙に影響して、二番目以降の人達は水回しを最適に仕上げても練り込むほどに引締まってしまい皆苦労していた。これに迅速に対応出来なかった今日の自分に“渇!”

青葉教室26回目

2010年03月13日 | 手打ち蕎麦打ち
生徒達の手伝い終了後の講師陣自主演習で、自分は先日秋田の友人井川さんが送ってくれた粉に挑戦した。この粉は一昨年秋田へ遊びに行った時立ち寄った山形県金山町の“谷口がっこそば”
http://www3.ic-net.or.jp/~coro/shop/gakko.html
で栽培した物で、県境にあるこのそば屋へ井川さんは時々訪れているそうで、店主に依頼したら快く分けてくれたそうだ。
            
ここのそばは推測に過ぎないが、NHKと民放テレビ番組で紹介(偶然両方視聴した)され、自分が訪ねた時も新潟や宮城ナンバー等他県の客で賑い、地元大石田系の黒い極太の箱そばではなく、いわゆる都会人好みの白い並みのそばに変っていた。
送られて来た粉は握り〆ても砂の様にサラッと崩れてかなり難しいと判断した。貴重な粉なので無難に“二八”とも考えたが、折角の貴重な粉なので“10割”で打った。加水量は研究会の副会長の佐藤さんが思考錯誤の結果生み出した熱湯8:水±2のそば教本にも無い独自の方法だ。これにより“延し”の過程で、水を加える事で生地の蒸発が熱湯より緩慢になり生地周辺のひび割れを阻止する事が出来る。しかし今日の実践では“練り”の過程で既に大きなひび割れが生じてしまい、Y先生の進言で朝霧(つなぎ粉)一握りを加えて“十割”は断念、ほぼ“十一”(といち=そば粉9:つなぎ粉1)に変更した。これでも“延し”では周辺のひび割れが激しく、仕上がりの無駄を少なくする会津塩川町の名人技(周辺を切取り、練り合わせ中心部へ重ねて延し込む)を拝借した。途中から鮫肌が現れ、中心部の割れも出始めたので本延しを省略、太目の田舎そばになってしまった。
            
そば本来の風味を味わうのには適さなかったが、まだ外気温も低く、自家栽培のネギも一番美味しい時期なので、過日吉成先生の所でいただいた“温かいつけ麺”がとても美味しかったので、ネギを主役に脂身の多い豚バラ薄切りと舞茸を加えた汁で味わった。折角のそばだったが、多分貧食時代にはこんな食べ方が最高のご馳走ではなかったかと、インチキな解説で「何時も一言多い」と批判されながらも皆んな満足した様子だった。付け合せは切干大根の煮物(婆さん調理)と明太子入りやわらかオムレツ(温かい物を食べたいのでそばを茹でる直前に大きく一回で作り、食べる直前に自分の小鉢に分ける)を添えた。