ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

5月のBand/Mode New Entity

2015年05月31日 | アマチュア無線
                
今月のBand Newは無く5Z0L(Kenya)-15mRTTY,7X3FG(Algeria)-17mRTTY,S01WS(Western Sahara)-20mRTTYのMode Newだけだった。
7X3FGとS01WSはANT Gain不足で文字化けが多発。何度もダメかなーと思ったが、Condx UPに期待しながら早朝一週間追跡して執念でGetした。
5Z0Lの事前情報は入手していなかったが、S01WSの直後偶然耳にして「この調子でイケルかも?」と久々に“枡埋めゲーム”に参加して唯一空白だったRTTYも15mでGet、これで5Zは整理簿の未交信リストから削除した。

Arrived QSL

2015年05月29日 | アマチュア無線
 
自然保護により上陸禁止のナバサ島。数年間の上陸許可申請が認められ、この2月22年ぶりに運用されたK1NのQSLが届いた。
事前告知されていた「All time new one」を厳守して過去にQSOしていた20/15/10mを除き他のBandで参戦したが、標準以下の設備もあって12mのBand NewとRTTYのMode Newを得ただけだった。

5Z0L(Kenya)

2015年05月27日 | アマチュア無線
  
イタリアのグループにより21~31日の予定で5Z0LのDXペデションが行われていたが、RTTYを除き御用済みなので適当に遊んでいた。
今日は夕食当番。5時少し前におかず作りが終わり、食事開始までは何時ものパターンでシャックで小休止。DXSCAPEを覗くと待望のRTTYが21.0846MHzとUPされていた。
Condxも良いのだろう、QSBの谷では文字化けも少々発生するがほぼ完全に復調出来る。パイルアップもCW/SSB並でRTTYも最近のライバル急増も感じながら戦闘を開始した。
当然UPで1.5~3.8KHzの間もCall Backはどうやら±2KHzが多い感じだったが、実力相応に1と4KHzで2~3局と競合しながらしばらくCallした。しかし全く反応が無いのでダメモトで2KHzでCallを繰り返していると、確か5~6回目だったと思う、参戦してからほぼ15分貴重なMode NewをGetした。
でも、文字化けでCallする事も出来なかったS01WS(14.091)を毎朝早起きして10日も追いかけて、一週間前にようやくGetした時程の感激は無かった。
             

研究会

2015年05月23日 | 手打ち蕎麦打ち
                
朝から雲一つ無い快晴、今日も暑くなりそうだ。
こんな天候の中で孫達の運動会が行われのたで参観したかったが、循環器科の35日周期の定期健診を優先して断念した。
心臓は小康状態を保っているが、運動不足も一因なのかコレステロール値が異常に上がってしまったので血液の再検査を行い、次回には血管検査の指示があり一つは忘れてしまったが、頚動脈エコーの二種類を行う事になった。
午後は研究会へ出掛けた。
今日の参加者は少ないと耳にしていたが、自分を含めて17人は2~3年前とほぼ同じだった。
今日の粉は長野産。しっとりと水分を多量に含み握り〆ると完全に形が残り、工程では手にも直ぐに粘りついてしまう反面打ち易い初心者向きの粉だった。
秋頃までには再び打って見たいと思うが、果たして許可は得られるかな?

自動車運転免許更新

2015年05月22日 | その他
             
自動車運転免許更新に必須の後期高齢者講習会を福島自動車学校で受講した。
8:30から受付が開始され9:00~12:00まで認知機能検査と運転適正検査終了後には運転実技も行われて、一番不安だった認知症の85点は年齢の合格点以上は取れてハードルは通過した。
講習会は12人で実施されて最高齢者は90歳の爺様。とても元気で一人で場を盛上げて「次回もまた来る」と話していたが、自分の住所町を田と書いていた様子で、係員に「田の右側中心から丁を書き足して下さい」と指摘されていたので、この爺様に限らずそれぞれが歳相応にボケは無意識の中で進行している見本かなと思った。
13:00から隣接の運転免許センターで40分程で免許証を更新して来たが、昼食は一度は試食してみたいと思っていた在庭坂の“そば処西友”まで遠征して、天ぷら盛りそばを食べて来た。
出されたそばは極細切りで看板に偽り無ければ“十割”の限界で見事な達人技。艶と云うよりは透き通り、甘皮の星が浮かぶ更科に近い光るそばは十分に楽しめたが、香りはあまり感じられず、とても硬くて消化不良を心配しながら口にした。
お品書き側の白板には「本日の粉、北海道産牡丹、山形産最上早生、須賀川産、三種ブレンド」と掲示されていた。
比率よりも看板通りの“十割”?に興味があり、パンフレット以外に“十割”の文字は見当たらなかったので、会計の時差し障りの無い様に「打ち方は二八とか外一なんですか」と質問したら「粉が入っていたら臭くて不味いでしょう」とこれだけだった。
この答えをどう判断するか自分でも迷ってしまったが、これまでの体験から判断すると“十割”を超越した見事なそばだった。しかし、粉の練り物山葵や汁も自分の好みとは少し異なり、創味のそば汁以下かなと感じた。

周波数カウンター完成

2015年05月21日 | アマチュア無線
   
基板の半田付けはとっくに終わっていたが、今日重い腰をようやくあげてケースの穴あけ加工と配線が終わり、製作を思い起こしてから実に40日ぶりに完成した。
若い頃は気分が乗れば徹夜をしてでも一気に作り上げたが、今はお迎えが迫っているのに“持て余す時間は長い”と錯覚したり気力の減退なのだ。

              
折角気分が乗っていたので、以前感度低下等で高周波部のFET,TRと電解コンデンサーを交換しただけだったJRC受信機JST-245のシンセサイザー各部の周波数調整をマニアルに従って実施した。
10MHz基準発振部、70MHz部、455KHz部の何れの周波数も±の離調も容易に調整出来たが、10MHzだけは水晶発振子へ直列接続された調整用セラミックコンデンサー4~20PFを回してもほとんど変化無く+270Hzで調整不能。多分このコンデンサーの不良と思われるが、無いので今回はこれで断念、調達後の再調整とした。
これでUSB/LSBの復調で微妙な周波数ズレは一応回復したが、現用機と比較した受信感度の悪さは相変らずで高周波部の調整も必要だ。しかし、SGが無いので調整不能だが、規格通りに回復したとしても、年代物相応に実戦には使えず、再び中波受信か短波放送受信のラジオにしかならないだろ。 

八溝そばまつり

2015年05月16日 | 手打ち蕎麦打ち
                    
実力は当然の事ながら「NHK趣味悠々」や「プロフェッショナル仕事の流儀」のTV番組で紹介され一躍有名になった高橋名人が、栃木県那須烏山市で開催される第5回八溝そばまつりを最後にそば行脚を終えると云うので、福島手打ちそば研究会の仲間6人と共に、TVやDVDでしか拝顔していなかった名人のそば打ちの技を生で拝見して来た。

   
早朝からほぼ1ヶ月ぶりに突然降り始めた恵みの雨。土砂降りの高速道を走行して会場に到着した開店10時数分前には雨も止み、高橋名人のブース達磨には既に5~60mの二列の大行列が出来ていた。
TVでも紹介されていた名人自ら運転して全国行脚したスタッフと機材を積む大型バスを眺めながら交代で40分程並び、ようやく名人の実技の見えるところまで到着した。
名人は“延しと切り”だけを担当“水回しと練り”は弟子達の手で行われていて、雨避けのためだったのか或いは衛生面からか透明ビニールシート越の拝観になった。
TVと変りは無く、ただ一点包丁が垂直では無くやや内側に下ろされていたそんな名人の技を拝見しながら、行列は順調に流れて一枚700円の名人のそばを受取り試食した。
常陸秋そばと北海道産ブレンドと言われている達磨定番の確かにこの袋から取り出していたこのそば、先ずはみずみずしい肌を眼にして、素のまま口に含むと何となく甘味のようなほのかな香りを感じ、噛締めるともっちりとコシがあり、汁をつけると何故か並みのそばに変ってしまったかにも思えた。
考え方を変えれば、これが誰が食しても美味い!と万人が認める名人技なのかも知れない。

   
   
出店ブースは地域の特産品やグルメなどそば店の三倍ほどもあったが、そば店は名人の達磨を除き那須烏山6店、那珂川4店、茂木と日光各1店の出店だった。会場内で配られていたパンフレットに依るとこれらの地区にはこの数倍もの蕎麦屋が存在していて、八溝山麗の東側で栽培されて来た物が常陸秋そばとして全国的にも有名になり、西側で栽培されて来たこの地区の物は無評価でも、そば処としては変わりのない事を改めて知った。
出店12店の内2/3程は実演をしていて4人の若い女性職人のそば打ちも行われていて、他には客と対面で会話しながらの実演も4店あった。そんな1店那須烏山の「高瀬」に定着して“水回しから切り”までの全工程を見学した。
また他の店も流し見程度になってしまったが、これらの地区の打ち方は宇都宮「一茶庵」で修行したとも言われている高橋名人に似たもので“延し”以降はほぼ同も“丸出し”や“練り”と“菊練り”にはそれぞれ結構大きな違いがあった。
二食目の試食には腹分量の限度もあって「高瀬」を選択した。粉から見て来た通りのこの会場では一番の黒肌、甘皮粗引き粉のブレンドと外皮を混入した星の浮かんだ艶と光のある黒く細切りのそばは、田舎そばに似た野生味溢れると表現するよりは、さわやかな土の甘い香りの硬くてもっちりとした味わいのそばだった。汁は少し甘過ぎて糖分(赤ざらめ砂糖?)控え目の方が自分の口には合っていた様に思えた。
会津のそば祭りにも参加した事があったが、出店の店それぞれが大きく異なった特徴あるそばの主張と提供は、そば通やそば打ち道楽の自分達には最高に面白いお祭りだった。

ポテトサラダ

2015年05月12日 | 男の料理
             
我が家のポテトサラダは何時食べても何故か並以下だ。そんな事がふと浮かび、原因を探り美味い物を作ってみるかとネットでレシピを検索した。
素人目には単純な料理なのだがレシピの数は200種類程も掲載されていて、全てに眼を通したら日が暮れてしまうので要点だけ拾いあげてみた。
我が家の物はマヨネーズに塩・胡椒の単純な物だったが、美味さの秘密は隠し味の調味料にあった。しかも単品か2~3種類程度で、一番簡単なのは酢を加えるだけ、バルサミコ酢・レモン汁・マスタード・わさび・バター・練乳・蜂蜜・コンソメ・粉チーズ・カレー粉など何でも有と思えるほどあった。
と云う事で、先ずは手元にある米酢と「半熟卵でクリーミーに仕上げる」記事も実践して、定番の人参・きゅうり・玉ねぎ・魚肉ソーセージ入りを作った。
これまでの我が家の物に無かった物は酢とソーセージに少々の砂糖だけで、味は予想以上に旨味を増して満足した。単純な物だけに蕎麦同様に面白いので、この後も隠し味の各種調味料で挑戦してみるか。

Arrived QSL

2015年05月11日 | アマチュア無線
             
C91RF(Mozambique)-40mCW,C98RF-30mCW,GI0BOX(Northern Ireland)-12mCW Band NewのQSLが届いた。
DXCC Challengeはこれで2324 Entityなったが、残りは簡単に出来る所はほとんど無くなり、目標の生存中2500達成は160/6mも運用しないと無理の様だ。

製粉工場見学会

2015年05月09日 | 手打ち蕎麦打ち
   
   
福島手打ちそば研究会仲間10人と共にそば粉購入先の一社、郡山市にある“アベ食粉”の工場見学をしてきた。
先ずは全員事務室へ案内され挨拶後に見学と思っていたら、早速社長の座講が始まってしまった。
予備知識としてだろう、世界各国の生産量と食べ方の違いや歴史まで、国内産地の特徴や生産量と昨年の作柄など実に豊富なそば学の後、本題の製粉工程を詳しく、また製粉者としての信念まで実に興味深く熱く語られた。
社長業よりも製粉職人の座講は90分も過ぎていたが、決して長くは感じず、その後30分程で工場見学を終えた。
石臼の製粉工程については瀬戸工房で知識はあったので改めて驚く様な事は無かったが、8台の大型石臼製粉機が稼動していて2人の職人がこまめにで関わっていた。そして大きな扉を開くと冷蔵庫になっていて「この工場で輸入品は一切挽いていません」の社長の言葉通り、温度と湿度が厳重に管理された製粉待ちの国内産の玄蕎麦が山積されていた。
産地から出荷されて来る玄蕎麦も品質管理を重要視して、近年では茶袋からアルミ箔の袋にしかも真空パック詰(画像の白い袋)が多くなったそうだ。

   
昼食は工場から車で5分程の手打ち蕎麦屋“そば処げん”で済ませた。
ここは“アベ食粉”の納入先で、どうやら道楽が高じて自宅の納屋を改装して定年後に始めたのだろうか?そんな雰囲気が感じられる蕎麦屋だった。
メニューには10割りそばとうどん。うどんの文字を見てアッ!と疑問視したが、注文した野菜天ぷらそばが出されて、抹茶塩が眼に止り一瞬にして期待感。先ずはそばを素のまま一口、“10割り”にしては艶もあり“二八”と思うほど滑らか、しかも喉越しも良くもっちりした歯ごたえと香りもある細切りの長さも十分なそば。汁は甘口で上品な仕上がり、鰹節や昆布も表面に出る事も無く、こんな汁、自分に作れるかなと思ったほどだった。
社長の話「家の粉はロール挽きと間違える程石臼では限界の挽き方で、挽き立てなら誰が打っても繋がる」からも、この10割りそばは正真正銘紛い物では無い本物。そば通には10割りそば本来の姿が失われているかも知れないが、自分はこんな10割りも“有り”だと感じた美味いそばだった。