ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

CD78Jr改造

2006年09月30日 | アマチュア無線
30mDXCC100カントリーコンファーム、当初1年計画でスタートしたが2年3ヶ月も要してしまった。次は5Band DXCCで75&80mBandに挑戦する。こんな条件の悪い市街地で何故?と言われれば、DXCCにハマリ込んでしまったからには5Bandの紋所を携帯しなければ閻魔様も三途の川を渡してくれないだろうし、また極楽とやらでも思う存分無線を楽しみたいからだ。これまでずっと出来なかった理由は“アンテナが建てられない”のただ一点だったが、CD78Jr(全長11.9m短縮DP)が発売されて我々うさぎ小屋の住人も何とか楽しめそうなので購入した。聞くところによると仕様書では耐電力CW/SSB0.6/1.2KWとなっているが、300Wを超えるとキャパシティーハットの先端から放電したりいろいろと問題がありそうで、あるハムショップから規格に十分耐える改造方法(ノウハウ)と部品を販売していたので同時に購入して早速改造してみた。
   
         コントロールBOX改造前
                       
                             コントロールBOX改造後
改造箇所は大きく分けて2つ、エレメントのキャパシティーハットとコントロール基板のリレー(高耐圧)の交換。キャパシティーハットの改造はアマチュア的で思わず微笑んでしまったが、しかし着眼点が実に傑作でこのユニークな発想はプロからは絶対に生まれる事の無い代物だ。素晴らしい発想なので紹介したいところだが製作者がまだアイデア料を徴収しているので差し控える事にする。
ガラスエポキシ基板なのでリレー端子の穴あけ加工がとても大変で3時間も費やした。ドリルを使えばもっと簡単だが、綺麗に仕上たかったので敢てカッターナイフで挑戦した。その他配線の変更による基板パターンのカット、高周波によるリレーの誤動作防止のダイオードとコンデンサーの追加などでほぼ一日中楽しみながら作業をした。
            
                   リレー、基板とカッターナイフ

再免許受領

2006年09月28日 | アマチュア無線
一昨日移動局の再免許状を受領した。ポストに投函してから12日、電波使用料を納入しているとは云えこれまでに無い迅速な事務処理でお役所仕事も飛躍的に進化した様だ。昔は申請書類もたくさんあってしかも2部も作成しなければならなかった。申請して1ヶ月もすると申請書受理通知が届き、その後1~2ヶ月後に申請書の写し(2部作成した1部に「写し証明・東北電波監理局長」の印)と再免許状が交付された。監督官庁の我々に接する態度も考えられないほど軟化して大歓迎だが、保障認定の委託会社TSSにはいろんな面で大改善して欲しいと思う。以前、デジタルモードの保障認定を受けた時、申請書類をJARL販売の様式と同等にWordで作成して申請したが「様式が異なり受理出来ません、両面刷りの様式で再提出して下さい」と返送されてしまった。面倒なので片面印刷にしたのだが、当時東北総合通信局に変更届け(軽微な事項)では何のオトガメも無く昔から手書きでも受理されているのにTSSはJARLの関連会社でJARLの商売にも協力しているのだろうか?それにしてもTSSの保障認定は余にも日数を要するし時代の流れ、改善して欲しいと思う。
今自宅のリホーム中だ。住みながら出来る宣伝文言に釣られて依頼してしまったが、水害で経験済みも生活環境は最悪あと二ヶ月間も辛抱しなければならない。そんな訳で光ケーブル引出口を約2m移動する事になり、工事下見の段階ではそのまま移設可能と判断されたが、壁を剥がして見ると予測出来なかった補強柱が邪魔して光端末装置(弁当箱)が通過出来ず光ケーブルを外すNTT工事依頼が必要になった。依頼者の一方的な都合ではあったが、即対応してもらわないと大工工事が停止してしまうので事情を説明して懇願したが、工事日は最大努力して10日後の午前中これ以上はとても無理との回答だった。ガス屋や水道屋は即対応してくれるのに、独占企業NTTは旧態以前の殿様商売なのだ。こんな企業に対するユーザーの対応としては後で気ずいた悪知恵だったが、大工に故意にケーブルを切断させて「光電話不通話」の緊急障害申告で依頼すれば良かったのかも知れない。光端末装置は簡単に手で蓋が開くので違反覚悟で「自分でやってしまい!」と思ったが、内部で何故か光ケーブルの芯線(光ケーブル本体、髪の毛より少し太い)だけ被服が剥がされ数回のとぐろ巻きにして再び被服線になりコネクターで基板に接続してあり、途中の芯線固定板が特殊工具でないと外れないので断念した。結局大工が手を付けたくないと言う補強柱を強引に切断して一時撤去する事で解決してしまった。

            
             光端末装置内部(芯線は余にも細く写らない)
民間会社NTTの対応はBフレッツ+光電話新設工事の時も大変不愉快な思いをした。アナログ電話から光電話への切替はBフレッツと同時使用開始が不可能で3日後に開通との事、何故同時に切替が出来ないのか聞いたところ「局内工事の担当部所が異なるので」だった。午前中に光回線に切り替わりスピードが予想以上に早くなって喜んでいたが、夕方「何度電話してもかからない、家の中でブッ倒れているのではないか?」と女房が義父の入院先の病院から血相を変えて戻って来た。これまでの電話アナログ回線はまだ生きているはずだと受話器を外してみると切断されていた。携帯電話を持っていないので戸外に出て公衆電話BOXをやっと探して113へ電話をした。「本日の受付時間は終了しました。故障状況、電話番号、名前をお知らせ下さい、後ほど連絡します」既に電話録音対応土曜日の17時20分だった。回答してもらう電話も無いし更に何時かかってくるか分らないこの公衆電話口で待つわけにも行かず、この電話を切った。NTTの何処へ電話しても同様で、唯一116のBフレッツ申し込み受付だけが人間対応だったので、ここで事の次第を話して何とか障害担当者へ直接連絡してと依頼したが「担当が異なる」と拒否されてしまった。仕方がないので交換機などのある花園局ならば土曜日でも「保守要員は待機している」と駆けつけた。入り口は当然閉ざされていたが、奥にガードマンの待機する部屋が見えたので手招きで呼び寄せ用件を話した。
土日祭日と夜間は無人になり全て仙台で監視、故障?も仙台対応だと聞かされていたところに、奥から今日最後に退勤すると云う局次長と名乗る人が現れた。事の次第を話すと何やら仙台と連絡を取ると「電話も同時に切替た」との回答で更に「ルーターの電話口へ電話器を接続すれば使えますが、念のために同行します。午後送別会で酒が入ってしまったのでタクシーで追いかける」と言ったが、この際不満をブチマケル時間も欲しかったので、無理矢理自分の車に同乗させてしまった。「細分割の弊害で誠に申し訳ない」のただ一点張りで他の理由は聞けずじまいだった。
どうしても気持ちが落ち着かないので月曜日になってから工事受付時の担当者に何故同時切替になったのか理由を質したところ「お客様が同時切替を強く望まれていたので、後で決まりを破って担当に特別お願いしてご希望に添わせて頂きましたが、連絡を失念してしまいました」だった。一年後の今日もNTTの体質は残念ながら進化していないのだ。工事も今時最大限に努力して10日後だなんて、地方の田舎町で光ケーブル独占状態だからまだしも都会ではライバル会社もサービスに参入していると聞く、都会での対応は如何なものだろうか。田舎者でもユーザーに変りは無く、内部事情も察するがもっとユーザーサービスの改善に勤めて欲しいと思うのは自分だけの勝手気ままな要求なのだろうか?

ごぼう収穫

2006年09月24日 | 素人百姓
収穫時期が遅れて人参では大失敗。ごぼうも心配だったが先週は雑用に追われて超多忙、年間予定の男の料理教室も休んでしまうほどだった。やっと時間が出来たのでしばらくぶりに畑へ行ってごぼう・香り枝豆・おくらを収穫して来た。ごぼうはこれまでになく良く出来たので合格点、しかし白菜の一株が根元から刃物で切ったように切り取られていた。この仕業は夜盗虫で根元を2cm程掘ってみると案の定お昼寝(夜行性)の時間で地中で丸くなりお休み中だった。これに係ると一発でダメになり、空中散布(消毒)では全く効果が無いのでとても厄介な“憎き虫め!”なのだ。

野外月例会

2006年09月17日 | アマチュア無線
NFDXG(Northen Fukushima DX-Gang)今月の月例会は野外で。すっかり定番になってしまった安達町のJM7OLWさんの裏山の35mHの鉄塔下で秋雨前線による長雨と台風の影響であいにくの曇天だったが、心配された降雨もなく一日中楽しんで来た。今回は最近白河市の山麓3000坪に2ndシャック(自宅以外の無線小屋)を建設して連日大活躍されているJO7HAM(JA1FGW)さんをゲストにお迎えして実施した。JO7HAMさんの建設談は自分には実現出来なかった夢物語、またJH7BAY,JR7MAZ,JN7UKKさんの1KW変更検査合格報告と間もなく50MHz1KW変更検査を受けるJM7OLWさんの合格の祈念などで話題は満載、気が付けば通常の時間を大幅に延伸して実に楽しいミーテングで、JO7HAMさんの白河行き直通電車も危うくセーフ、福島組も通常の1時間半遅い17時半頃福島駅で解散した。
道楽(無線)のお陰でOLWさんには毎年“花見”“たけのこ狩り”“栗拾い”と裏山を開放して頂き全員で感謝感激。
途中30分ほど抜け出してふるさと(自分だけ?)の新鮮な空気を堪能しながら栗拾いをした。まだ完熟には少し早かったが秋の味覚“栗ご飯”には十分の量を拾う事が出来た。戻って間もなくOLWさんのオフクロさんが現れて、自分で栽培したスイカと栗おこわのおにぎりの差し入れがあり、一足早い旬の味にはバーベキューで腹いっぱいなのにあまりの美味しさに感激しながら3個も食べてしまった。

             
                        裏山の栗

JA7QIさんのお宝

2006年09月16日 | アマチュア無線
JA7QIさんの開局して間もない頃に自作した送受信機「今も物置の奥に保管してある」と遊びに行く度に聞かされていたが、整理が終って出してきたと電話があったので48年ぶりに対面して来た。いっぱい埃にまみれていたが保管が良かったのか電源を入れれば今でも動作しそうで『電源入れでみっかい?』と言ったが「折角の宝もったいね、チェックしてがらにしな」と制止『んだない、楽しみながらあどがらゆっくりやっぺ』当時は皆んな手作りで、初めて交信出来た時の状況は今でも鮮明に浮び、それぞれが千差万別の興奮と感激を味わった。

              
当時では珍しい時代の先端を行くMT管の3~10MHzAM/CW6球スーパー受信機。真空管が抜けていたが別箱にたくさんあるそうだ。

              
               3.5~50MHz2号送信機(1号機は6V6GT)

              
                6AG7-6AG7-2E26 A3 10WRF部
バンド切替えはプラグインコイルの交換。シールドケースは国民型並四受信機2から取り外した物で外して撮影した。

              
                        送信機内部
RF回路でも当時はラジオ用のカーボン抵抗しか手に入らなかったので皆んな平気?で使っていた。またコンデンサーは今は遠の昔に生産中止になって入手不可能なマイカーコンデンサー。50MHzの1stDXはLU(アルゼンチン)因みにANTは300ΩTVフエダーのFDPだった。

              
                    50MHzXtalコンバーター

              
                      Xtalコンバーター内部
抵抗はあい変らずカーボン抵抗、コンデンサーはセラミックとチタコンが見える。このコンバーターは5月20日掲載のJA7TKさん(50MHz福島のパイオニア)の物を寸違わず部品配置まで忠実に再現した。残念ながらXtal(水晶発振子)が見つからないそうだ。

スイカ(黒丸)

2006年09月15日 | 素人百姓
              
                    初めて植えたスイカ黒丸
長雨の天候不順で8月14日に一個の結実を確認、本来なら収穫の時期なのでダメかなと思ったが一ヶ月後の一昨日収穫出来た。本来の目的は“孫と一緒に収穫”で達成は出来ものの何と云っても季節外れ、中身は真っ白!なんて心配したが一安心、完熟ではなかったが珍しさが優先して孫も喜んで食べてくれた。

   
                       
                                 miniDVからコピー
こんな時中身が真っ白!でも赤くても、また孫の表情も写真よりはビデオの方が優れていると判断しばらくぶりにビデオ撮影をした。静止画にすると当然画質は犠牲になるがここでは雰囲気が伝えられればそれで満足。

料理教室11回目

2006年09月14日 | 男の料理
お彼岸も近いと云う事で今回は「おはぎ」小豆(さらし餡)、ずんだ(枝豆)、胡麻(黒)の3種類と秋茄子で「茄子の忘れ煮」「大根葉・茄子・しめじの炒め物」を習った。
おはぎも今では一年中市販され、また家で作るにしても小豆やずんだの餡も市販されているので何時でも作れるが、せめてお彼岸位は我が家の味でご先祖様に感謝の念を込めて供養する様にとの訓示もあった。
 ☆おはぎ
小豆餡の作り方が最大のポイントだったが、親父は一代限りの和菓子屋で昔は全て手作りだったから餡つくりもほとんど毎日見ていた。料理人と和菓子屋、基本は同じで目新しいものではなかったが、おはぎは作らなかったのでこれはおふくろが、しかし餡は親父の作った和菓子用の物を流用していたから我が家では両親の味?と云う事になる。
先生の餡の包み方(方法)は濡れ布きんを使って、さすが料理人の技法は実に合理的で驚いた。先ず濡れ布きんの角の端を手の平に拡げてスプーンで餡を手の平に薄く延ばし、俵型に丸めたもち米ご飯を載せて軽く手を握り、あとは右手で布きんをつまみ形を整いて完了。ずんだも同様に小豆餡とは布きんの反対側を使い、手も汚れず見た目も綺麗に仕上がる必殺技?感嘆してしまった。
 ☆茄子の忘れ煮
手抜き料理と錯覚するほど実に簡単で茄子がこれほど旨い物だったとは、早速夕食の一品に作り反応も100点満点。
材 料(4人前)
 茄子          500g
 出汁(昆布・鰹節)   2C
 みりん          大さじ4
 砂糖           大さじ2
 醤油           小さじ1.5
 塩            少々
茄子は水洗いしてへたを切り2~3ッにぶつ切りにする。茄子、出汁調味料を同時にを入れて上蓋を被せゆっくり(40~50分)煮込む。これを一番先に火にかけて放って置いている間に他の料理が出来てしまう事から“忘れ煮”と適当に名付けたそうだ。茄子はこれから硬くなる時期、秋茄子も是非お薦め。   

宅内LAN

2006年09月13日 | アマチュア無線
                    LANモジューラジャック
リホームでNTT光端末装置とルーターの設置場所変更、更に宅内LAN布線ルート変更増設が必要になり、電気設備担当の電気工事屋に依頼したところ『資格が無いので』と断られてしまった。「今のNTTにはルーター以降は一切関知された事が無い」と説明したが、工事屋は法律の壁を楯に拒否、しかし何とか説得して光ケーブルの引出口(壁コン)移設とLANケーブル布線だけは引き受けてくれる事になった。何とお堅い真面目な工事屋だと腹立しく思ったが、良く考えると素人からすれば有名無実の法規でも遵守しないと商売に差し控える無理な相談だった様だ。でも、お陰様で天井裏を這いつくばらずに済んだので助かったが、しかしこの部材の調達が問題でPCショップや大型量販店では入手出来ず取り寄せも不可能だ。市内では唯一電気工事業者御用達の電材店で入手出来るが、残念ながら素人は門前払い。そこで前回もお世話になった無線友達のJH7***(電気工事個人営業)に再びお願いして入手した。このモジューラジャックは松下電工製品でACコンセントや電話モジューラジャックと同じ壁コンに取り付ける物で、結線には他社製品は特殊工具が必要だが、これは線を被服の被ったまま各端子(写真左)に載せ上から蓋(写っていない)で圧着すればそのまま一発で完了。プロ・素人の技量に差別無く短時間でしかも信頼性を損なう事もなく圧着接続完了の優れ物。
こんな優れ物が現存して法律の壁?なんて素人には“馬の耳に念仏”やらない手はない。

じゃが芋のピザ

2006年09月10日 | 男の料理
              
                    魚のじゃが芋ピッツアー風
何時の間にか最近では週三回自宅実習(訓練)で毎回8人分ほど調理する事になってしまった。正確には大人7人幼児2人。この孫の分は大人の味ではダメな物もあって、大人はお世辞100%も孫は正直で不味ければ食べないので結構苦労する。そんな中で男の料理教室で習った“じゃが芋のピザ”は孫の大好物で電話でリクエストされる始末。自分でも手抜き料理の一品に自分流にアレンジしながら習ってから5回も作ってしまった。生地作りの必要ないし素人百姓で取れたじゃが芋もふんだんにあり、白身の魚の入手が若干困難な位で、十分おかずにもなって何よりも皆んなで同じ物が食べられるのが良い。
白身の魚が無くて一度鯵を使ってみたが味が濃くてイマイチ、カジキマグロなら良いかも知れない。
じゃが芋の生地は3mm厚さに切り、フライパンにオリーブオイルを多めにひいてじゃが芋を入れて蓋をして片面を蒸し焼きにした後、裏返しにしてバターを載せ軟らかくなるまで焼く。じゃが芋を取り出してレンジ鍋に生地(じゃが芋)をしいた後、魚(塩、胡椒のあと水洗い)・黒オリーブ・アンチョビ・トマト・バジリコ・チーズ・胡椒をふりかけ、レンジで焼いて完成。

              
                        枝豆のスープ
本日の2品目は枝豆のスープ。枝豆・玉葱・牛乳・生クリーム・バター・チキンブイヨン・塩・胡椒などの材料で作った。
採れ過ぎる枝豆、茹でて食べるだけでなく他に良い食べ方はないかとYahoo!グルメを検索「グリーンピースのポタージュ」にたどり着いた。簡単に作れそうなのでこれを枝豆に変えて早速実行した。こんな事で夕食調理担当の日は材料の買出しから完成まで、今日は2品で5時間、閑人の自分には閑も持て余す事もなくボケ防止のためにも大満足なのである。

南国風うなぎの混ぜ寿し

2006年09月08日 | 男の料理
素人百姓で一本だけ植えたゴーヤは大豊作、結果的には8割ほど土に還元してしまった。生産者としては少しでも多く消費する事がゴーヤに対する感謝の念で、家族には健康食品を口実に週一回のノルマを課した。しかし、さすがに敬遠されだして何とか旨く食べる方法はないかとオリジナルレシピで試行錯誤していた時、ローカルTV局の料理番組でこの料理を放送していた。
藁をも掴む心境だったので早速作ってみた。うなぎとゴーヤの組み合わせが絶妙で、苦味が決して邪魔にならずまた黒酢、黒砂糖、シークワサー(果汁)とそれぞれ個性の強い食品だが仕上がりは思いもよらづ好評でリクエストされてしまうほどだった。
大豊作だったゴーヤもほぼ終焉をむかえて感謝を込めて今シーズン最後の、今日が三度目「南国風うなぎの混ぜ寿し」のゴーヤ料理を作った。ゴーヤ料理と云えば個性が強いだけに一度拒否されてしまうと二度と口にされないが、そんな人もこれだけは受け入れたし、自己採点“ゴーヤ料理のベスト1”かな?
[材料]           4人前
 米             2合
 酒             大さじ2
 昆布            少々
(合わせ酢)
 黒酢            大さじ2
 シークワーサー果汁   大さじ1
 黒砂糖          大さじ1
 塩              小さじ1/2
(具)
 うなぎの蒲焼       1匹
 ゴーヤ           1本
 枝豆            適量
 白胡麻           適量
 みょうが          適量

[調理方法]
 1.米は昆布と酒を加え、硬めに炊く。
 2.合わせ酢を作り、炊きたてにまわしかけ、粗熱を取る。
 3.うなぎを細かく切って酒をふりかけ、レンジで加熱する。
 4.ゴーヤは3~5mm厚さの1/4輪切りにして軽く塩もみする。
   熱湯に5秒、さっとゆで氷水に取りすぐ水気を取る。
 5.2の寿し飯に具を混ぜて器に盛る。白胡麻、みょうがを散らす。
*シークワーサー果汁入手不能でレモン汁 大さじ2とした。
*ゴーヤのゆで加減がこの料理最大のポイント、慎重に。