戦後教育の大転換

2011-12-05 10:59:06 | 塾あれこれ
保護者面談で来年の中学の勉強についてご説明しました。
(いわゆる三者面談はしません。
 また大勢の方に説明「会」をすることもありません)

すでに先行実施で変わり始めてきた中学の勉強ですが
来春からは「ついに」全面変更になります。

多くの塾も「大変だから早くから塾へ」と宣伝しきり
ですね。

入試の競争率が厳しくなるわけではないでしょう。
(競争そのものは相対的ですから)

勉強する範囲が広がり、また深化するので、
入試問題は難しくなるかも知れません。
学校の独自問題も増えそうですしね。

塾などが、大変だから、と言っても、自分たちの営業に
都合がよいことを宣伝しているだけと思われそうです。

けれども実際は「戦後教育の大転換」
良くも悪しくも影響が大きな(事件)の本番の幕が
切って落とされようとしているのです。

もっと関心が高まらないといけないのに。

ここは本当はマスメディアの出番ですね。

ところがそれほど報道されていません。

少なくとも、生徒や保護者にどれほど理解が深まっているか
疑問に思えるフシがありますね。

塾が「大変だ」と騒いでいるのが誇大なことに
思われてしまいそうですね。

もしかすると、大変だと騒ぎたくないのかもしれません。

オカミのなさることにハナから反対はいけない?
(どうせ矛盾は噴き出すし・・)

経済界の意向にそった今回の改革ゆえに
マスメディアも及び腰かもしれません。

今のマスメディアってひどいからね、
警察と同じで、何か起こってからでないと動きません。

被害者が出ることを防ぐよりも自己防衛が先!


学習内容がグンと増えます。(教科書も学習時間も)

項目が増えるだけではありません。
原則としては歯止がないのでどんどんと進むこともアリ。

現実問題として容易に見通せることは
出来る子には伸びる道が開かれるけれど
出来ない子が置き去りにされそう。

大量の「おいてけぼり」が・・・
自助努力不足とレッテルを貼られ格差社会に沈みます。

教育だけではなく10年後には社会の大問題になり
経済界もホゾを噛むでしょう。
(外国から優秀な人間を入れるだけでは済みません)

自助努力の足りちゃってる財界ジジイたちは
10年後どうなるかなど、どーでもよく
そのころはハワイで優雅な老後を楽しんでいるか?