死んだオフクロに叱られると思います。
今年は「我家の雑煮」を作りませんでした。
ちょいと面倒なのですよ。
「まー、そんな無精はいけませんよ」
天国から叱られるかもしれません。
○
情けないことにどうしても朧げな記憶があります。
母方の祖母。
小さな人でした。
まんまるい顔に皺がたくさん、いつもニコニコして
いましたね。
叱られた記憶がないどころか怒った顔を知りません。
特に私は大人しい孫でしたから。
(病弱なだけで中身は素直でも何でもないのに)
「坊さまがいつも一緒なんじゃ。
ずっと歩くじゃろ。その間、の。」
四国遍路の弘法大師のことを話してくれたのでしょう。
ところがぼんやりとしか覚えていません。
小学低学年だったかな、それにしても反応が悪いので
祖母さんは囲炉裏に視線を移しました。
坊さんの話はその一回きり。
もっと鮮やかに覚えていたら・・
取り返しがつきませんね。
あまり何度も会っていないので大切な記憶になる筈
だったのですけれど。
○
正月に祖母の島へ伺ったことがありました。
これもまたほぼ記憶が無いのですが、雑煮。
丸餅、清ましの普通のように見えましたが
何と!餅にアンコが。
小学生にはショックでしたね。
知識がありませんから。
祖母さんが自分用に作ったものを間違えたのでした。
甘味を抑えた塩餡に近いものでしたね。
今となっては懐かしい。
○
尾道の雑煮はどこかに書いたと思うので省略します。
今年の我家は
丸餅を焼いて、澄し汁、上には水菜と鰹節だけ。
ただし、出汁は尾札部の一等検、鰹節は伏高の削節でも
一番高い奴、それへ金沢の醤油、及び味醂、仏の塩で
ごくごく上品な味を作ります。
(↑トッピングに金をかけないので貧乏でも贅沢が)
庄原の水菜は塩ゆでにして少量トッピング、
最後に削り節をのせます。
餅はご近所で搗かれたものを頂戴しました。
しっかり粘るのに柔らかく、甘味があります。
来年もくれないかなあ・・
買う餅では絶対に出来ない味ですね。
今年は「我家の雑煮」を作りませんでした。
ちょいと面倒なのですよ。
「まー、そんな無精はいけませんよ」
天国から叱られるかもしれません。
○
情けないことにどうしても朧げな記憶があります。
母方の祖母。
小さな人でした。
まんまるい顔に皺がたくさん、いつもニコニコして
いましたね。
叱られた記憶がないどころか怒った顔を知りません。
特に私は大人しい孫でしたから。
(病弱なだけで中身は素直でも何でもないのに)
「坊さまがいつも一緒なんじゃ。
ずっと歩くじゃろ。その間、の。」
四国遍路の弘法大師のことを話してくれたのでしょう。
ところがぼんやりとしか覚えていません。
小学低学年だったかな、それにしても反応が悪いので
祖母さんは囲炉裏に視線を移しました。
坊さんの話はその一回きり。
もっと鮮やかに覚えていたら・・
取り返しがつきませんね。
あまり何度も会っていないので大切な記憶になる筈
だったのですけれど。
○
正月に祖母の島へ伺ったことがありました。
これもまたほぼ記憶が無いのですが、雑煮。
丸餅、清ましの普通のように見えましたが
何と!餅にアンコが。
小学生にはショックでしたね。
知識がありませんから。
祖母さんが自分用に作ったものを間違えたのでした。
甘味を抑えた塩餡に近いものでしたね。
今となっては懐かしい。
○
尾道の雑煮はどこかに書いたと思うので省略します。
今年の我家は
丸餅を焼いて、澄し汁、上には水菜と鰹節だけ。
ただし、出汁は尾札部の一等検、鰹節は伏高の削節でも
一番高い奴、それへ金沢の醤油、及び味醂、仏の塩で
ごくごく上品な味を作ります。
(↑トッピングに金をかけないので貧乏でも贅沢が)
庄原の水菜は塩ゆでにして少量トッピング、
最後に削り節をのせます。
餅はご近所で搗かれたものを頂戴しました。
しっかり粘るのに柔らかく、甘味があります。
来年もくれないかなあ・・
買う餅では絶対に出来ない味ですね。
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