先生

2018-04-28 15:58:57 | 塾あれこれ
外出から帰るとカミサンが「先生から御連絡がありました」

図書室のようなものを作ったから見においで、と
いうことです。
電車ですぐの処ですからすぐに出かけます。

何か本でも紹介して頂けるかもしれません。

伺うと「これをやってるんだ」と
生徒を集めて塾のようなことをしておられるのです。

金儲けなどということではなく勉強のサポート
答え付きの練習問題をどんどんやらせることで
学校の勉強がとても良くできるのだとか。

私のホンネは「それより本でもないでしょうか」
なのですが、それは言えません。

学校の進度、生徒本人の状況に合わせて、しかも
本人がペースをつくっているようです。

そりゃ成績も上がりますね。


「先生、もう一歩進められて、(教えない)という
私のやり方はいかがですか」

・・・のどまで出た発言ですが、やはり生意気そうで
呑みこんでしまいました。
そこに生徒もいますし。

代わりに「あの御本の紹介・・」

先生の顔が見ず知らずの人のように変貌され
「もの欲しげだな、きみ」


そこで目が覚めました。

先生はもう何年も前に亡くなられています。

私にご用でも・・


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