「国語」

2017-06-30 14:41:05 | 塾あれこれ
中学生の時、学校の先生が「何事も自分の言葉に
置き換えて呑みこみなさい」
という趣旨のことを言われました。

読んだだけを脳みそに入れる、だけでは
自分の成長につながらない「知識バカ」になります。

幼いながらも、自分の思考を磨くチャンスでもあります。

自分なりに呑みこんだ「置き替え方」が良いのかどうか
という問題もありますが、世間でよく言われてきたように
「誰にも、誤読の権利がある」のです。

そう思わなきゃ本なんて読めませんよね。

学校の国語でもそういう面を強く打ち出して欲しい
・・・のではありますが
ペーパーテストに馴染まないことになります。

どれほどの先生が誤読を薦めておられるか。。


もちろん、全てが解決するわけではありません。

「勝手読み」の危険もありますね。
自分の好きな世界に引きつけすぎるのです。

独善が強くなる惧れがあります。


誤読は構わないと言いながら、勝手読みにも
留意すべき・・これは難しいですよね。

勝手読みをしていると自分の成長が遅くなる
・・それが怖いのです。
特に(まだ大人になっていない時期)では。

大人や友達との付き合いの中で
読書に限らず「勝手読み」をしていないかどうか
時折はチェックしてみてください。


勝手読みばかりしている大人、けっこう沢山います。
観察してると面白いですよ。

ただし、失礼にならないように気をつけましょう。