消防も悪かないか

2015-10-11 11:19:29 | 塾あれこれ
結果責任を最近の日本では問われません。
「~のつもりだった」で逃げられるのです。

安佐の土砂災害の責任も「こうまでは予想していなかった。
~のつもりでそこまでの対応ならば、してあったが」

予想していなかったことを恥じようともしません。

結果がどうであれ、「~つもりだった」の一言で
許されるなら、腐敗が広まるのは明らかです。

つもりがどうあろうと、結果が良くなかったら
四の五の言わず、責任を認めるべきでしょう。

しつこいですが結果責任は問われねばなりません。

いまの政治家を見ていれば分かりますね。
口先だけ。
責任なぞ取るつもりは無いようです。

最悪、心にもない「謝罪」の一言で終了です。
「まことに遺憾です」

(俺が頭を下げた、大変なコトだぞ)

それが、今回のメイドカフェの火事においても
広島の消防に見られるのではないか。

指摘・指導は何回もしたと仰います。

それで十年近くも状況が変わっていないのなら
何のための「指導」だったのか。

消防の言い逃れのため?
死者を出した直接の責任はないけれど。

そりゃ、一番の責任は事業主体でしょう。
が、消防も逃げるわけにはいかない筈です。
人が何人も死んでいるのです。


私が山口塾にいたころ、場所によっては雑居ビルに
教室を構えていました。

同じビルの下階に火を使うお店が入っているのです。

何年かに一回くらいは消防の立ち入り検査があります。
階段にモノを置いてある、などという不備はありません。

非常口もしっかり確保してあります。
他塾と比べても良い方であった筈です。

それでも消防が来ると、何か言われないかと緊張を
しました。
避難訓練を言われるか、ということもあります。

生徒が来ている時間帯で国道に面した雑居ビルの
4Fから数百人の訓練ですか。
正直に申し上げて、気が進みません。

何年に一回くらいは行いましたが、階段を下りて
ビルの前にタムロしただけ。
生徒の構成が変わるので毎年やるべきでしたが。

4Fからシューターで脱出の訓練てのもしなければ。
誰にやらせるわけにもいきません。
高所恐怖症の私が非常窓口に上がって・・・

結局10年以上もしないままでお茶を濁し
消防からは何も言われませんでした。

消防の指導は警察より怖いのですが。

塾にあるまじきとお叱りを受けますが
正直な感想はそうでした。

だからこそ消防は指導・監督をしなければ。
サボっていた私から言うのもヘンですが。