カップ麺

2015-10-03 13:08:55 | 食べる
暫く前に買っていたカップ麺を食べました。

NISSIN。

有名な和食のNと共同開発した「和風麺」
しじみ味ベースの醤油ラーメンです。

健康志向で、減塩、カロリー押さえ目となっています。

178calはカップ麺としては押さえていますね。
塩も3割カットだとか。

湯を注ぎ、食べる状態にして
塩が、麺に0.7g スープに1.8g 合わせて2.5gです。

スープの半分を捨てれば塩は1.6gになります。

これなら許される塩分ではないでしょうか。

ただ、味がね、やっぱり物足りません。
どうしても、それは仕方がないのでしょうね。

割合としては塩分が高いけれど、極少量でよい食品
例えば、梅干を箸の先に1mmくらい付けて舐めます。
絶対量が少ないので減塩の妨げにはなりません。

どうしても物足りないときは、そうしますが
今回は舐めずに我慢してみました。

和食が危機

2015-10-03 09:38:13 | 食べる
和食が危機に面しているようです。

TVでカツオ節の値が上がると報道していました。

これに限りません。
食の環境は厳しくなってきました。

環境的問題
 気候変動の影響で量が不足したり品質が悪くなる。
 海水温が高くなり昆布が採れにくい、・・など
 
政治的
 入漁料などが跳ね上がっている(TVでやってた)

業者の生き残り
 昔ながらの生産ができなくなってきています

和食ブーム
 世界中で和食が食べられ、日本国内を圧迫するかも
 少なくとも現状から価格が上昇する

グルメ
 日本人がグルメになってきた、高級志向。


上記最後の、「グルメ」はこういうことです。

私が子供の頃、何度も書いていますが家が貧しかった、
しかしそれでも、河豚を食べ、マツタケを喜びました。

河豚は毒があると東日本ではまだ避けられていました。

しかし、流通が良くなると、皆がその味を愛で=品薄、
たちまち高級品になってしまったのです。

マツタケも似た事情があるでしょうね。

逆に私は広島に住んでいながら、東北・北海道の
貴重な食品を頂戴しているのです。

高級品になってゆけば、生産者その他皆喜びます。
貧乏人だけが手が届かないと嘆くのです。

安倍首相は「それは自業自得。俺みたいに頑張れば
美味い物もたらふく食えるぞ」と言うでしょうね。


和食の特徴は、ダシにあります。

北の海が温かくなり、昆布に大きな影響が出てる。
同様にイワシも獲れなくなってきた。
カツオも良い品質の確保が難しい。

などなど、ダシが危ないのです。

和の出汁は簡単にとれ、素人の「腕」を上げてくれます。
これが河豚みたいになっちゃうと困りますねえ。

外食産業も大変でしょう。
TVには蕎麦屋さんが出て、困ったと仰っていました。