京山幸枝若（二代目）

ＦＭを点けたら浪花節。
頭の何分かが切れてしまったのですが
ん～～～か・な・り、良いですね。

現代にもまともな浪曲師がいたんだ。。。

といっても詳しいわけでなく、偶に耳にするくらいです。
しかし、それはそれはヒドイ。
二十秒と聞けませんからね。

幅広くきちんと聞けば今でも立派な方がおられるかも
しれません。
今回、二代目幸枝若を聞いてそう思います。

○
今の有名な浪曲師で、支持できるのは国本武春。

ただ本業の浪曲は声がいまひとつ。
ゲテモノがかってない？（すみません）

もっとお歳を召されると味が出るかもしれません。
ブルーグラスの方は面白い！

◎
戦後しばらくの間まで続いた浪曲ブームのときは
すごかったようですね。

私は中学生のころハマった。（←それを父が嫌った）

綺羅星のごとし。
ラジオなどでも浪曲がよく流れていました。

落語と違って浪曲や講談は衰えました。
今はたまにラジオで流れていても女流の下手くそばかり。
聞くに堪えない。
声は悪いは、節になってないは。

○
今回聞いたのは、二代目幸枝若の「河内十人斬」
河内音頭をとりいれているのですね。
面白い。

曲師は岡本貞子、三味線以外にギターもからみ
三味線の打楽器が勝った面白さに味を添えていました。
浪曲じゃなくて浪花節ですねえ。

二代目は声がまともです。語りも上手い。
これくらいの力がある人が増えれば隆盛も望めるのに。

○
関西の人からは、知らんかったん？、と言われそうですが
全国区になって欲しいですねえ。

ウィキペディアによると、二代目にはドラマチックな
人生があったようです。
「伝説」みたいな話ですね。
なんだか、ぐんと有名になりそうな予感。