台風がすぎ日差しが

2010-08-12 09:59:57 | 塾あれこれ
遠い所を過ぎる台風は難しい。
結果としてこの辺りは多少の雨風で終わりました。
今朝は日が差しています。

昨日も昼過ぎまでは雨も降りませんでした。
洗濯物を干して外出され夕刻からの雨に祟られた
おうちもあちこちに見かけましたね。

あらしが近づく空模様で雲は低く空も街も灰色。
生温かい南風がときおり強く吹いていました。
サルスベリの赤い花がほろほろと散ります。
早めの散歩で歩いていますと花祭り、
桜ふぶきならぬ赤い花の洗礼です。

灰色の世界に佇むシラサギには蒼みが差していました。
見慣れぬ鳥も多くいましたが、カモメの乱舞が印象的です。

中洲に降りた大きな鳥にカラスがちょっかいをしています。
嫌がって少し離れた所へ逃げるときにミサゴらしいと
分かりました。クタビレテいたのかなあ。
体が半分くらいのカラス一羽に構われているのです。

南風に瀬戸内の海も絶え間なく白波が寄せてきます。
つげ義春の絵にでも出てきそうな灰色の海。
沖で強い風にホバリングをしているのもミサゴらしい。

暫くしてバラバラと強い雨が降り始めました。

海の景色を見ていれば、つげの世界が見えたでしょうか。