とある時期から新書のブームというものがあり
売れたのかどうかは存じませんがチマタには
新書がたくさん発刊されているようです。
うわさによれば粗製乱造になっている本も少なくない
とか。
興味をもたれやすいテーマで、そそる題をつけ
さっとまとめておけば、読者のウンチクが増える
ということでしょう。
TVのクイズ番組と似た心性がありそうです。
以前は、分かりやすく書いていても、筆者の一生分の
裏付けがあるような本も多かったのですが。
○
村上征勝著『シェークスピアは誰ですか?』文春新書
副題は(計量文献学の世界)
文学を研究するのに統計を持ち込んだら、という学問で
個人的感想や独断の世界に、一定の客観を持ち込むもの
でしょう。
しかし結局、補助手段にすぎない学問ではないか、という
失礼な感想は否めません。
説得力不足というか、
本当に証明できてるのかな?と思えるのです。
さらりと読めてしまう、私の方に問題もありそうです。
「もっと考えて読め」とお叱りを受けそうな気もします。
いえ。そうは言っても、面白い本でした。
たとえば
「ペンで書く文章と、ワープロで書く文章と
文体に違いがあるか?」
漢字の使い方は変わるか?
文の長さは?
これは、文章が目的であり手段が変わっても・・という
くらいにしておきます。
後は本をお読みください。
○
それよりも縦書き横書きの方が日本語にとっては
深刻な問題がありそうです。
確かに文章が変わりますから。
めんどくさがりの方でも、一度(縦のものを横に)
などの作業をされてみたら面白いと思います。
少なくとも文章の一部を変えねばならないことは
よく分かります。
詩などは深刻ですねえ。
計量文献学では取り上げられておられるのかしらん?
売れたのかどうかは存じませんがチマタには
新書がたくさん発刊されているようです。
うわさによれば粗製乱造になっている本も少なくない
とか。
興味をもたれやすいテーマで、そそる題をつけ
さっとまとめておけば、読者のウンチクが増える
ということでしょう。
TVのクイズ番組と似た心性がありそうです。
以前は、分かりやすく書いていても、筆者の一生分の
裏付けがあるような本も多かったのですが。
○
村上征勝著『シェークスピアは誰ですか?』文春新書
副題は(計量文献学の世界)
文学を研究するのに統計を持ち込んだら、という学問で
個人的感想や独断の世界に、一定の客観を持ち込むもの
でしょう。
しかし結局、補助手段にすぎない学問ではないか、という
失礼な感想は否めません。
説得力不足というか、
本当に証明できてるのかな?と思えるのです。
さらりと読めてしまう、私の方に問題もありそうです。
「もっと考えて読め」とお叱りを受けそうな気もします。
いえ。そうは言っても、面白い本でした。
たとえば
「ペンで書く文章と、ワープロで書く文章と
文体に違いがあるか?」
漢字の使い方は変わるか?
文の長さは?
これは、文章が目的であり手段が変わっても・・という
くらいにしておきます。
後は本をお読みください。
○
それよりも縦書き横書きの方が日本語にとっては
深刻な問題がありそうです。
確かに文章が変わりますから。
めんどくさがりの方でも、一度(縦のものを横に)
などの作業をされてみたら面白いと思います。
少なくとも文章の一部を変えねばならないことは
よく分かります。
詩などは深刻ですねえ。
計量文献学では取り上げられておられるのかしらん?