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はり清

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写真は、1階奥の10畳間。

はり清(はりせ)は川端五条の東側、清水寺へ向かう道の途中にある懐石料理屋さんで、
2022年から午後に隣のファミーユ ドゥ チエ ハリセのケーキをこちらで頂けるケーキセットも出来ました。

アクセス
京阪の清水五条駅で下車し、2番出口から地上に上がります。
地上に出て五条通をそのまま直進します。
約280m進んだ5つ目の交差点(角が東山郵便局)を右折します。
さらに約50m進んだ右手にはり清があります。

はり清は1659年に方広寺周辺や清水寺などを訪れる方のための茶屋として始まりました。
懐石料理はお昼と夜があり、6,000円~30,000円ぐらいとレンジが広いです。

今回はファミーユ ドゥ チエ ハリセのケーキセットでこちらにお邪魔した内容です。
まずはり清の左手にあるファミーユ ドゥ チエ ハリセに行きます。
ケーキセットの旨を伝え、メインのケーキを1つ選びます。
はり清の方の準備ができるとお店の方に店内に案内されます。

玄関を入り、右手クランクで石畳の廊下を奥へと進みます。
途中の左手に立礼式のお茶室があります。
さらに進むと突き当りで、右手に玄関、左手に奥の茶室に面した露地庭園があります。

右手の玄関から上がります。
右手奥には2階への階段があり、2階は主に広間になります。
左手に進むと奥の右手に10畳間があり、奥に小さなお庭が、
左手は離れになり、渡り廊下を経て茶室があります。
茶室は控えの2畳+4畳半で、ケーキセットは1階のこのお茶室か、手前の10畳間で頂きます。
ケーキセットはメインのケーキに、フィナンシェ、クッキー、ミニマンゴームースやドリンクも付いて2,000円です。


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2024 3/16のおやつ報告3 最終(無碍山房 京都高島屋)

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写真は、いちごパフェ 1,742円。

大傳梅梅を出て、河原町通に出て北上。
高島屋に入ります。
そして13:25にやって来たのが3階にある無碍山房です。
ランチが終わったので、おやつタイムですw

高島屋はいいです。
3階の無碍山房か地下の伊藤軒か選べるのでw
今回は迷わず無碍山房。

さてこの時期なのでいちごパフェですが、昨年3/31にもこちらでいちごパフェを頂いています。
でもね、無碍山房、伊藤軒やFUKUNAGA911は、同じ名前のパフェでも年によってマイナーチェンジしてるんですよ。
逆にArrow treeは毎年全く同じなので、最近あまり行ってないでしょw

さていちごパフェですが、外周というか体積も半分がいちご。
いちごの下はいちご100%のソルベ。
ソルベの下には半分の量になるまで煮詰めた牛乳で作った濃厚なミルクアイス。
この辺りは前回と一緒。
しかし
今回は上からいちごミルクがかかっていましたね。

まあさすがの菊乃井です、非常に美味しかったですw
 
13:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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満き(山野邸)

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写真は、1階の広間。

満き(みつき)は烏丸丸太町付近にある築100年の町屋を改装した簡易宿泊所、バーやイベントスペースとして使われています。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、出口4から地上に出ます。
地上に出て烏丸通を右へ進みます。
約60m先の竹屋町通へ右折します。
約70m先の左手に満きがあります。

20年ほど前までは築100年の町屋を町屋を使った「魚常」という料亭でした。
そちらが閉店されたのち改装して、通りに向かって左手の元の調理場だけが独立して料理屋の実伶に、それ以外が満きになりました。

今回は2024/2/25開催の「京町家まちづくりファンド チャリティーイベント 第1回 竹屋町編 ファンドカフェ」で内部にお邪魔しました。
参加者は14名で、参加費はドリンク付きで1,000円でした。

玄関を入ると左手に玄関間があり、正面が元8畳間を改装したバーカウンターになっています。
こちらは週末を中心にバーを営業しておられます。
この玄関スペースの天井は竹を弧状に細工しカーブした天井になっています。
左手の玄関から廊下にあがると、左手に小さな待合、右手は奥への廊下になっています。
この待合と廊下の天井は船底天井になっています。

廊下を進んだ右手の襖を開けると、12畳の本間です。
こちらには床の間、床脇があり、中でも特徴的なので天井です。
12畳間と8畳間の天井はつながっており、内部中央が網代天井。
外周を垂れ壁が長方形に囲い、その外周が化粧屋根になっています。
こちらは離れの宿泊所の朝食スペースとしてや、イベントスペースとして使われています。

廊下をさらに奥に進みます。
廊下は左右の小さな庭を通る外廊下になり、離れへとつながります。
左の庭には灯篭、右の庭には手水鉢があり、右の庭は先の12畳の本間の奥庭になります。
離れは簡易宿泊所になっており、2間あります。
1階に水回りの間を介して奥にシンプルな6畳間が1つ。
廊下の突き当りの階段を上ると船底天井の階段間があり、左手が水回り、右手が細長い12畳間になっています。
12畳間は長い化粧屋根が窓際にあり、奥には床の間、床脇に自然木を手斧でなぐった長押のあるお茶室のような空間になっていました。

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2024 3/16のランチ報告2(大傳梅梅)

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写真は、2階の個室。

松原橋から木屋町通に戻り、少し北上します。
12:00にやって来たのが大傳梅梅です。
この日のまいまい京都がこの辺りで終わるので、予約していました。

予約していると2階の奥の席になります。

        
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写真は、梅梅點心膳セット壱のふかひれあんかけ麺 2,880円。

注文は上記のセット。
今回は北京ダックはなしの方。
でもふかひれあんかけ麺は是非ものなので付けました。
この日はお客さんが多めでしたね。
結構埋まってました。
なので食事が出てくるのもちょっと遅めでしたね。
しょうがないかw

13:10頃に食事を終えて、こちらを出ました。

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古武邸

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写真は、奥座敷。

古武(ふるたけ)邸は西陣にある使われなくなった大正時代の帯問屋の町屋を1998年に古武氏が購入され、維持管理されています。

アクセス
堀川今出川の西にある京都市考古資料館
ここに向かって左手に今出川川通を、約80m進みます。
最初の信号がある大宮通へ右折します。
約170m進んだ左手に古武邸の表門があります。

通常公開はされていませんが、2023/8/12のまいまい京都「西陣 古武邸当主と、乱世が生んだ織物の街へ 西陣の商家レクチャー付き」で内部を拝見しました。
表門を入ると左手に石の延べ段があり、右手には2間あります。
手前の店の間には入口がなくもう1つ奥が3畳の玄関間で、ここが正式な玄関になります。
延べ段の正面に勝手口があり、ここを入った右手の3畳間が家族用の玄関です。
勝手口の奥には昔の通り庭がありますが、今は底上げして内履きで歩けるように改装されています。

前述の店の間は4.5畳ほどですが、天井が木組みの格天井になっています。

家族玄関の3畳間の奥は4.5畳の次の間、そしてその奥が本間の8畳間の奥座敷です。
床の間、付書院があり、床の間は桜の面皮付きの床柱です。
本間の奥には奥庭があり、右手には離れへの廊下があります。

離れは近年、きれいに改修されたようです。
10畳間、8畳間とフローリングの3間が並んでおり、欄間は松竹梅の透かし彫り、8畳間の落し掛けは四角い竹です。
10畳間とフローリングの間の右手の廊下の奥は手洗いですが、網代天井の水屋になっています。


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2024 3/16の拝観報告1(怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰 まいまい京都)

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写真は、鉄輪ノ井。

土曜日です。
この日は相撲があるので、昼過ぎまで出かけます。
9:20頃に自宅を出て、地下鉄で四条駅へ。

10:00からまいまい京都の「怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰」がありました。
参加者は18名で、参加費は4,000円です。

簡単に言うと松原通の怪談話に関わるようなスポットの街歩きです。

地下鉄四条駅から、元の実家の前を通過して(笑)、因幡薬師(平等寺)へ。
不明門通を南下し、万寿寺通へ。
この辺りが万寿寺跡。
東洞院通を北上し、松原通に戻ります。
この松原通辺りが牡丹燈籠の舞台になった場所です。

さらに松原通を東へ進み、堺町通を南下。
この辺りの路地の奥に鉄輪ノ井と稲荷社があります。
謡曲鉄輪の女性が住んでいたとか、身を投げたといわれる井戸があります。

次は堺町通を北上し、松原通も越えます。
すると夕顔塚の石碑があります。
源氏物語ですね。

再び松原通に戻り、明王院不動寺へ。
こちらの本堂の右手には霊符神がお祀りされており、かつてはフリーの陰陽師がこの辺りにたくさんいた証拠なんですね。
その陰陽師は暦や計算が出来るので、豊臣秀吉の太閤検地の際に駆り出されて全国に散っちゃったそうです。

松原橋に来ますが、これが本当の五条大橋ですね。
また松原通にこのような怪談系の話が多いのは、取りも直さずこの先に六道の辻、果ては鳥辺野に続く道だからだろうということでした。

11:55頃に、松原橋で離脱しました。

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萬亀楼


写真は、奥庭。

萬亀楼(まんかめろう)は、生間流(いかまりゅう)の式包丁で有名な京料理屋です。

アクセス
堀川下立売のバス停が最寄りです。
堀川下立の交差点を西へ進みます(フレスコと鳴海の間)。
2つ目の交差点(猪熊通)を右折します。
出水通との交差点を越えて、さらに約100m先の左手に萬亀楼の玄関があります。
2024/2/23、2/24、2/25と開催された「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし 京懐石」

江戸中期(1722年)に造り酒屋の萬屋として営みを始められました。
御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承しています。
式庖丁は食材に直に触れずに、包丁刀とまな箸を使ってめでたい形に切り分ける技です。
平安中期の摂関政治の頃に宮家へ、そして八条宮家(後陽成天皇の弟)から京極家、そして有栖川宮家と伝わり、現在は萬亀楼に伝わっています。

食事はお昼なら10000円の竹籠弁当や19000円からの京料理などがあり、夜だともう少し高いです。
式庖丁は個人でも頼めますが、88,000円します。

今回は2024/2/23、2/24、2/25と3日間設定された京の冬旅のイベント「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし」でお邪魔した時の模様です。
定員は25名、会費は18,500円でした。

玄関を入ると蹲踞やお茶の石臼が埋め込まれた石の玄関庭があり、右手が玄関間です。
玄関間の左手には苔が非常にきれいな中庭があります。
この中庭の右手に個室が1つあります。
中庭の左手の廊下を進むと途中の左手に待合があり、さらに真っすぐに廊下が伸びています。
左手には2階への階段があり、これを上ると30畳の格天井の広間があります。
当日はこちらで式包丁を拝見しました。
式包丁にもいろいろな技があり、当日は鯉を夫婦岩に見立てた仕上がりでした。

1階の長い廊下の右手には18畳間と24畳間が並んでおり、こちらでお食事を戴きました。
長い廊下の左手には池があり、苔がきれいな大きな奥庭がありました。
長い廊下は右クランクになり、廊下最奥には円窓のある10畳間がありました。

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2024 3/15の夕食報告2 最終(麺屋 猪一 離れ)

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写真は、炙り和牛の追い鰹そば 白醤油 味玉子付き 1,750円。

相撲を見てなんばから御堂筋線、JRで京都に帰ります。
事前に妻からは「もう夕食は食べて帰ってきて」といわれていたので、京都で行きたいところに行くことにしました。

18:40頃に京都駅に到着し、シェアサイクルで高倉高辻下がるのポートに返却します。
そこから徒歩で18:55頃にやって来たのが、麺屋 猪一 離れです。
本店は寺町仏光寺辺りにあります。
いつも大行列のラーメン屋さんです。
ビブグルマンに3年連続で掲載されていることあるのでしょう、大人気です。

到着するともう整理券制なので行列はほぼなし。
到着時に「整理券ないんですが」というと、「1人ならそのまま並んでOK」と。
僕の後に来た2人組は20:40の整理券を渡されており(営業は21:00まで)、それも3組でその日の分は終了となり、それ以降はお断りされていました。

店内は4人掛け席は5つとカウンター席に8人。
追い鰹のスープが決め手のようです。
結局19:30頃に入店。
麺は非常に細麺。
スープは透明で、クセがなく旨味がスゴイ。
さらに炙り牛の香ばしさ、筍のサクッという食感。
なるほど、これは美味しいね。
さらに付いている柚子を足したり、テーブルにあるとろろこんぶを足して味変も出来ます。

それと特筆すべきは接客。
ラーメン屋さんとは思えないぐらい丁寧。
店員さんみんな笑顔。
お客さんに気持ちよく帰って貰おうという意思が見えました。
人気な理由が分かりました。
それと海外のサイトでも案内されているのでしょう、お客さんの半分は海外の方でした。

19:45頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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竹内家(旧丹定米穀店)

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写真は、主屋の座敷。

竹田家は江戸時代末期に創業した米穀商の丹定(たんさだ)の京町屋を受け継いでおり、京都を彩る建物や庭園に選定されています。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、南改札6番出口から地上に出ます。
地上に出て右に進み、最初の夷川通へ右折します。
約50m進んだ両替町通との交差点の左手前の角に竹内家があります。

通常は公開しておられませんが、2021/11/26と11/27、2022/11/26の17:00~20:00まで内部を公開されました。

竹内家の正面は夷川通沿いですが、公開時は両替町通側から入ります。
蔵の右手に入口があり、入ると土間になっています。
ここは元は坪庭があったそうです。
正面に玄関、左手には衣装蔵があります。
衣装蔵は2階にも上がれます。

正面の玄関を入ると右手に廊下がまっすぐにあり、右手には6畳と10畳の座敷が、正面には2階への階段が、左手には洋間のリビングと台所があります。

6畳と10畳間の間の欄間は、竹の意匠。
10畳間には床の間、付書院などがあります。
10畳間の縁は鴬張りで、歩くと音が鳴ります。

奥には苔のきれいなお庭があります。
2基の灯篭や鞍馬石の飛び石もあります。
また庭園背後には木賊張りの竹垣で仕切られています。

2023年には主屋の2階にも上がれました。
階段を上がると6畳ほどの板の間があり、庭側に縁があります。
縁を右手に進むと10畳ほどの板の間があり、床の間は改修されていますが床脇の違い棚などはきれいに残っていました。


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2024 3/15のおでかけ報告1(大相撲 春場所 6日目 エディオンアリーナ大阪)

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写真は、春場所6日目 横綱照ノ富士土俵入り。

金曜日です。
午前中仕事をして、午後からお休みを頂いています。
JRの新快速に乗って、まずは大阪駅へ。
JRの改札を出て少し歩くと阪急デパートがあるので、まずはおやつのお買い物。
詳細は後述ですw

そして西梅田方面に歩き、13:15ランチにやって来たのが、

         
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写真は、得正のカレーうどんと肉玉子ライスセット 950円。

第4ビルの地下にある得正 カレーうどんです。
以前にも書いていますよね。
こちらのカレーうどんが絶品です。
一口食べるとカレーの辛さが先に来ます。
そしてその後にコクと甘みが襲ってきますw
もう、箸が止まらない。
さらにです。
以前は玉子ライスでしたが、今回は肉玉子ライスにグレードアップ。
甘辛のお肉と天かすがプラスされていました。
なので麺がなくなると、
まずは肉玉子ライスを食べてお肉の甘み。
そしてカレーうどんの出汁を戴くと、辛さからのコクと甘み。
辛さが甘みでサンドウィッチw
反則ですねw

13:55頃にこちらを出て、御堂筋線でなんば駅へ。
そこから徒歩でエディオンアリーナへ。
大相撲春場所の6日目。

大相撲はファンクラブに入っており、会員ランクは小結。
なので先行抽選は2次から。
もう最近は場所前に満員札止めになるので、もう溜席は当たらないです。
昨年に続き今回もイスSS席(11,000円)。
今年は東側。
14:00頃に到着したので、14:20と落ち着いた頃に十両土俵入り。
その後の休憩時間におやつを1つ。
今回はファウンドリーのケーキを買いました。

         
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写真は、ファウンドリーの愛媛県中島産せとかとヘーゼルナッツのカカオタルト 730円、
いちごショート 750円。

梅田の阪急で以前から気になっていました。
果物がいっぱいでショーケースがカラフルなんですよ。
でも京都まで1時間かけてきれいな状態で持って帰る自信がなくて、今までずっと諦めていました。
ファウンドリーは関西では梅田と三宮の阪急にしか売ってないんですよ。
今回こそはのケーキ2つ買いw

まずは14:30頃にせとかのタルトを戴きました。
せとかが甘い。
タルトの生地がチョコで濃厚。

そしてじっくり十両の取り組み観戦。
朝紅龍の突き押しがスゴイですね。
足が全然止まってない。

15:40に十両が終了し、幕の内土俵入り。
そして横綱土俵入り。
横綱照ノ富士、この段階で2連敗。
そして案の定この日も負けてしまい、翌日から休場になりました。
横綱土俵入り、ギリ間に合いましたw
本場所後半は休場が増えてくるので、毎回序盤に現地に行くのです。

土俵入りの後、2つ目のいちごショートを。
こちらはクリームも生地もフワフワ。
もちろん僕的にはコッチの方が本命ですw
メッチャ美味しかった。
仕事休んで相撲観て、ケーキ食べるの最高www

そして16:00から幕の内の取り組み。
新入幕の尊富士は立ち合いの圧力が強い。
相手に何もさせずにそのまま寄り切っちゃいます。
大の里も立ち合いからの圧力。
全然下がらない。
この若者2人は際立っていましたね。
相撲の話はいくらでも出来るんですが、趣旨からズレるのともう長くなってのでヤメますw

取り組みは17:55頃に終了し、京都に帰って夕食に向かいました。

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喫茶 築地

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写真は、外観。

喫茶 築地は四条河原町にある昭和4年に創業した喫茶店で、ウインナー珈琲を京都で初めて出したお店です。

アクセス
阪急で電車の京都河原町駅で下車し、3Aの出口から地上に出ます。
四条通に出るので、右へ進みます。
すぐに四条河原町交差点になるので、これを河原町通へ右へ進みます。
約30mで細い路地を横断するので、これを右へ入ります。
約25m先の左手に喫茶 築地があります。

喫茶 築地の名前は初代が好きだった築地小劇場にちなんでいるそうです。
木造2階建で、窓枠の下、側壁下方や床にはカラフルな泰山タイルが使用されています。
中に入ります。
1階の店内の床はレンガ張り。
側面の半分や天井には木が見えており、チューダー様式 のようです。
細か装飾がたくさん施され、イスの座面は臙脂色と中世ヨーロッパの邸宅のようです。

お客さんが少ないと1階だけしか使われませんが、土日の午後などお客さんが多くなると2階も使われます。
2階の奥側の床は寄木になっています。
右手奥に小さなカウンターがあり、ステンドグラスがあります。
店内は1階と同じ雰囲気で、フロアは倍ぐらいあります。

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2024 3/10の拝観報告4 最終(中川幸嗣建築設計事務所 オープンハウス)

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写真は、中庭と主屋。

西陣ろおじを出て、再度シェアサイクルを借りて北へ。
13:45頃にやって来たのが、千本今出川の南東にある中川幸嗣建築設計事務所のオープンハウスです。

こちらは西陣の織屋建ての町家を改装して、建築事務所として利用されています。
今まで織屋建てという建築に覚えがなく、面白かったです。
つまり普通の町屋の奥座敷がなくて土間になっており、通り庭と連続しています。
そして奥座敷の2階部分の屋根もなくて吹き抜けで、そのスペースに織機を置く仕様になっているのです。

さすがに今は奥座敷の部分は土間ではなく床を貼っていますが、2階の屋根がないので開放的です。
改修前は軒を延長して増築されていたようで、非常に庭側は天井が低く暗かったそうです。
もちろんそこはステップバックさせて、庭を広く屋内を明るくされたそうです。
また離れの4畳半も見せて下さいました。
床の間や床脇はいい素材はそのままに、ラワン材は安っぽかったので付け替えされ、そのラワン材も机に再利用されていました。
町家の改修の仕方も、その方の個性が出るので面白いですね。

14:05頃に終了し、この日は帰宅しました。
大相撲春場所の初日でしたのでw

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高台寺 和久傳

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写真は、1階の特別室。

高台寺 和久傳(こうだいじ わくでん)は和久傳系列で1番ハイクラスのお店です。

アクセス
東山安井のバス停で降りて、東山安井の交差点から安井北門通の坂を上ります。
すぐにT字路になるので、ここを左折します。
下河原通を約70m進んだ栗阿弥のある角を右折します。
約60m先の左手に高台寺 和久傳があります。

日曜日が定休で、その他も休みがあるので予約の際に確認してください。
コースはお昼は33,000円、44,000円、55,000円、夜は44,000円、55,000円とおまかせ、冬は蟹懐石66,000円と蟹コース88,000円もあります。

表門を入ると、焼瓦の廊下を進み玄関へ。
玄関を入ると左手に3畳の玄関間があります。

この玄関間の左手に特別室があります。
まず8畳ほどの板の間はテーブルと椅子をしつらえたサロン風になっています。
その右手に8畳の座敷があります。
掘り炬燵で付書院に床の間があり、北山杉の床柱が印象的です。

玄関間から右手に進み、船底天井の廊下を進みます。
廊下途中の左手に囲炉裏の間があります。
3畳の控えの間は竹の竿縁天井で、その奥に8畳間があります。
中央に囲炉裏があり、床の間と床脇の床は1枚板です。

外には苔のきれいな小さなお庭があります。

全体に照明が暗く、お茶室や日本建築の雰囲気を大事にされているようです。
しかし南向きの部屋なので、日が差すと日光が間接的に入りふわっと明るくなります。
お料理は調理したてをベストタイミングで持ってこられるので、コースで2時間半かかりました。
和久傳なので既視感のあるお料理は少なく、オリジナリティーを感じました。
お正月から3月中旬までは中に板チョコほどのからすみの入った「からすみ餅」があり、非常に美味しかったです。

廊下の向い側にもお部屋が1つあり、さらに奥の右手には2階への階段があります。
総室数は6室のようです。
さらに廊下を進んだ左手がトイレで、廊下突き当りが板場のようでした。

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2024 3/10の拝観報告3(西陣 東邸・ゲストハウス見学会)

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写真は、長屋の西陣ろおじ。

炭焼 うな富士 大丸京都別邸を出て、地下食を再びウロウロ。
妻へのホワイトデーのお返しを買います。

そして地下鉄で丸太町駅へ。
駅近くのcrewのポートでシェアサイクルを借りて、中立売通から智恵光院方面へ。
浄福寺通周辺のポートにシェアサイクルを返却して、13:00頃にやって来たのが西陣ろおじです。
この日はこちらで西陣 東邸・ゲストハウス見学会がありました。

路地の中の長屋を改装してお店にしているのはこちらが出来た時から情報としては知っており、そのうち行こうと思って早くも数年。
今回はいい機会だと思って参加しました。
ただ事前予約制なんですが、告知が遅かった。
たぶん3/7頃じゃないかな、募集始めたの。

今回はこちらを設計された設計士さんが案内してくださいました。
こちらはコの字型に建物が建っており、コの開いている中が路地。
入口部分の左右に町屋があり、右がこれらの所有者の東さんのお宅。
左はカフェになっており、間の路地を入ります。
中は少し広くなっており、右サイドは貸店舗、左サイドはマンスリーマンションになっています。
いずれも町屋建築をリノベーションしています。
リノベーション前と後の写真資料も下さったので、変化はよく分かりました。
しかし肝心の貸店舗の抹茶屋さんは、若いお客さんでいっぱい。
マンスリーマンションはすべて貸し出し中と、中が実際に見れなかったのは企画としてどうなんでしょう。

最後に1番手前のオーナーの東邸の中は拝見出来ました。
店の間は床を取っ払って駐車場に。
通り庭は玄関だけ残し、床を底上げしてフラットに。
店の間の奥はキッチン、通り庭の奥はリビングにして、奥の間だけがお座敷のままきれいに残されていました。
こちらの床の間の数寄屋はいい感じでした。
写真撮影も可能でしたが、まあ個人宅なんで揚げません。

13:40頃に終了し、次へと向かいました。

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おおきに迎賓館 黒門中立賣邸

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写真は、庭園。

おおきに迎賓館 黒門中立賣邸は明治32年建築の京町屋をリノベーションした宿泊施設と料理屋のふく吉(ふくよし)として利用されています。

アクセス
堀川中立売の交差点を西へ進みます。
約120mほど進んだ3本目の交差点の左手前角におおきに迎賓館 黒門中立賣邸があります。

こちらの町屋は糸屋、料理屋、診療所と変遷を経て、2019年に現在のお店になりました。
正面右手から入るとふく吉のお店になります。
まず正面は元の通り庭です。
正面奥の扉を入ると3口のおくどさんがあります。
左手すぐの扉を入ると通り側のカウンターの席があります。
漆喰で白い洞窟のような装飾をされており、さらに奥にはバーカウンターもあります。
また左手のもう一つ奥の扉を入ると、網代天井でL字のカウンター席があります。
通常は予約必須のお店ですが、2024年の町屋の日のイベントで予約不要の5,000円のお寿司のワンプレートランチをしておられました。

さて通常は中に入ることはなかなかないのですが、前述の町屋の日のイベントで内部を公開されます。

正面右手の黒門通を少し進んだ脇に門があるので、そこから入ります。
右手には離れ、左手に主屋があり、主屋の玄関を入ります。
玄関を入った左手前方に6畳と8畳の広間、右手には苔のきれいなお庭があります。
町屋の日のイベントでは、こちらでルー大柴さんのトークショーや生け花ショーが行われます。
広間左手奥に2階への階段があり、これを登ります。
右手には6畳と8畳の広間があります。
イベントの日はこちらで事前予約制有料でフラワーアレンジメント、カラーセラピー教室が開催されます。
左手にはトイレのとお風呂があり、廊下の窓の下には通り庭のおくどさんがみえます。
正面の扉の奥は2部屋あり、宿泊の部屋です。
ここは中立売通沿いなので、屋根の傾斜に沿って天井が斜めになっています。

お庭を挟んだ離れに向かいます。
こちらには4畳半の茶室があり、事前予約制有料で大柴宗徹(ルー大柴さん)によるお茶席も開催されます。
また離れの左隣には蔵があり、当日はこちらで個展を開催しておられます。

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