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2024 3/17の拝観報告2(大徳寺 龍翔寺 総供養施餓鬼会)

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写真は、韜光庵の玄関と待合。

10時に大仙院を出て、徒歩で向ったのが龍翔寺です。
彼岸入りなので、 総供養施餓鬼会が開催されました。
この総供養施餓鬼会は彼岸入りに行われるので3月と9月の年2回ですが、
3月なら3/17なので大仙院の古渓忌と同時に来れることに今年初めて気づきましたw
10:10頃に到着し、まずは1,000円で斎座券を戴きます。
そして早速奥のお茶室の方へ。
するとアマ会のKiさんが待合で待っておられ、さらに1席目が既に始まっていました。
前回は11:00からの法要が終わってから開始でしたので、驚きました。
なので10:20頃には席入りしました。
この席には徳禅寺のご住職がおられ、独壇場w
非常にお話をして下さり、楽しかったです。
それとやっぱり大徳寺納豆、塩辛いw

10:50頃に席から出て方丈へ。
アマ会のあきさらささん、桜さん、IさんにCanjiroさんも来ておられました。
方丈からお庭へ。
大政所のお墓 寿塔にもお参りしておきます。

そして11:00になると鐘がなり、方丈では法要が始まります。
しかしそこからのお斎w

        
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写真は、お斎。

法要が聞こえる隣でお斎を戴きました。
たくあんは最後まで残し、食べ終えた後にお番茶ですべての皿をたくあんを使って洗って、すべてきれいに戴きます。

11:30頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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十二段家 本店

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写真は、2階の主座敷。

十二段家 本店は祇園 花見小路にある「しゃぶしゃぶ発祥」と言われるお店で、民藝の内装も見所です。

アクセス
京阪の祇園四条駅で下車します。
南座下の6番出口から地上に出て、右へ進みます。
約280m進んだ花見小路の交差点を右折。
約80m先の左手2つ目の角を左折。
ちなみにこの角に十二段家 花見小路店があります。
約40m先の右手の角にあるのが十二段家 本店です。

大阪で十二段家書房2代目店主をしていた西垣光温は、棟方志功や河井寛次郎と親交がありました。
しかし戦災で店は焼け、戦後実家の京都へ。
その際に実家がやっていたお茶漬け屋を再開しますが、
吉田璋也が訪れた際に、玄関に置いてあった煙突の付いた鍋を見て「牛肉の水炊きをやったらどうだ」と助言し、現在のしゃぶしゃぶになったそうです。

玄関を入ると右手に玄関間があり、その奥の階段から2階へ上がります。
2階に上がると3階への階段が左手にあり、踊り場になっています。
この階段も黒く太い材が使用されており、民藝建築を感じます。
この右手が4畳間で、右手に6畳の部屋、左手に10畳の主座敷があります。
6畳間には床の間、主座敷には床の間と違い棚があり、天袋の上は網代天井で自然木の鴨居です。
また6畳間にも主座敷にも河井寬次郎、濱田庄司、上田恒次などの陶器類がズラッと並んでいます。

2階の踊り場に戻り正面の廊下を進むと、左手に和洋室があります。
こちらは天井の太い梁もむき出しになっています。
椅子仕様を意識してでしょう、床の間も通常より高くなっています。
そこに棟方志功の版画が展示されています。

2階の踊り場の左手に進むと、4畳半の部屋が2つ並んでいます。
奥の廊下で4畳半2つ、和洋室、主座敷の奥が並ぶので、2階の間取りとしては左から4畳半間×2、3階への階段+和洋室、4畳間+主座敷が並んでいる構造です。

お食事はランチにしゃぶしゃぶセットとすきやきセットがあり、税込みで1万円がリーズナブルです。
コースだと15,000円からになります。

しゃぶしゃぶセットを戴きました。
一品の後、しゃぶしゃぶは炭火の入った銅製の火鍋子(ほうこうず)にお野菜とお肉をくぐらせ、自家製のゴマだれで戴きます。
このゴマだれはいわゆる甘い感じのではなく、ごまの風味に徹している感じ。
お肉の味を邪魔しないようにだと思いました。
お肉も柔らかくいいお肉が6枚出てきました。
御飯とお漬物の後、しゃぶしゃぶの出汁でスープも作って下さいます。
最後に水菓子も付いていました。

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