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2024 3/10の拝観報告3(西陣 東邸・ゲストハウス見学会)

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写真は、長屋の西陣ろおじ。

炭焼 うな富士 大丸京都別邸を出て、地下食を再びウロウロ。
妻へのホワイトデーのお返しを買います。

そして地下鉄で丸太町駅へ。
駅近くのcrewのポートでシェアサイクルを借りて、中立売通から智恵光院方面へ。
浄福寺通周辺のポートにシェアサイクルを返却して、13:00頃にやって来たのが西陣ろおじです。
この日はこちらで西陣 東邸・ゲストハウス見学会がありました。

路地の中の長屋を改装してお店にしているのはこちらが出来た時から情報としては知っており、そのうち行こうと思って早くも数年。
今回はいい機会だと思って参加しました。
ただ事前予約制なんですが、告知が遅かった。
たぶん3/7頃じゃないかな、募集始めたの。

今回はこちらを設計された設計士さんが案内してくださいました。
こちらはコの字型に建物が建っており、コの開いている中が路地。
入口部分の左右に町屋があり、右がこれらの所有者の東さんのお宅。
左はカフェになっており、間の路地を入ります。
中は少し広くなっており、右サイドは貸店舗、左サイドはマンスリーマンションになっています。
いずれも町屋建築をリノベーションしています。
リノベーション前と後の写真資料も下さったので、変化はよく分かりました。
しかし肝心の貸店舗の抹茶屋さんは、若いお客さんでいっぱい。
マンスリーマンションはすべて貸し出し中と、中が実際に見れなかったのは企画としてどうなんでしょう。

最後に1番手前のオーナーの東邸の中は拝見出来ました。
店の間は床を取っ払って駐車場に。
通り庭は玄関だけ残し、床を底上げしてフラットに。
店の間の奥はキッチン、通り庭の奥はリビングにして、奥の間だけがお座敷のままきれいに残されていました。
こちらの床の間の数寄屋はいい感じでした。
写真撮影も可能でしたが、まあ個人宅なんで揚げません。

13:40頃に終了し、次へと向かいました。

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おおきに迎賓館 黒門中立賣邸

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写真は、庭園。

おおきに迎賓館 黒門中立賣邸は明治32年建築の京町屋をリノベーションした宿泊施設と料理屋のふく吉(ふくよし)として利用されています。

アクセス
堀川中立売の交差点を西へ進みます。
約120mほど進んだ3本目の交差点の左手前角におおきに迎賓館 黒門中立賣邸があります。

こちらの町屋は糸屋、料理屋、診療所と変遷を経て、2019年に現在のお店になりました。
正面右手から入るとふく吉のお店になります。
まず正面は元の通り庭です。
正面奥の扉を入ると3口のおくどさんがあります。
左手すぐの扉を入ると通り側のカウンターの席があります。
漆喰で白い洞窟のような装飾をされており、さらに奥にはバーカウンターもあります。
また左手のもう一つ奥の扉を入ると、網代天井でL字のカウンター席があります。
通常は予約必須のお店ですが、2024年の町屋の日のイベントで予約不要の5,000円のお寿司のワンプレートランチをしておられました。

さて通常は中に入ることはなかなかないのですが、前述の町屋の日のイベントで内部を公開されます。

正面右手の黒門通を少し進んだ脇に門があるので、そこから入ります。
右手には離れ、左手に主屋があり、主屋の玄関を入ります。
玄関を入った左手前方に6畳と8畳の広間、右手には苔のきれいなお庭があります。
町屋の日のイベントでは、こちらでルー大柴さんのトークショーや生け花ショーが行われます。
広間左手奥に2階への階段があり、これを登ります。
右手には6畳と8畳の広間があります。
イベントの日はこちらで事前予約制有料でフラワーアレンジメント、カラーセラピー教室が開催されます。
左手にはトイレのとお風呂があり、廊下の窓の下には通り庭のおくどさんがみえます。
正面の扉の奥は2部屋あり、宿泊の部屋です。
ここは中立売通沿いなので、屋根の傾斜に沿って天井が斜めになっています。

お庭を挟んだ離れに向かいます。
こちらには4畳半の茶室があり、事前予約制有料で大柴宗徹(ルー大柴さん)によるお茶席も開催されます。
また離れの左隣には蔵があり、当日はこちらで個展を開催しておられます。

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