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2024 3/20の拝観報告1(京大・北白川編 建築探偵といく!アカデミックな邸宅街から京大キャンパスへ まいまい京都)

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写真は、旧演習林事務所のバルコニーと中庭。

春分の日です。
この日は雨が降ったり止んだりの寒い1日でした。
9:00頃に車で自宅を出て、吉田神社の北側のコインパーキングに駐車。
そこからシェアサイクルで東大路通を北上。
途中のポートに返却して、9:45頃に茶山駅にやってきました。

この日はまいまい京都の「京大・北白川編 建築探偵といく!アカデミックな邸宅街から京大キャンパスへ」でした。
参加者は20名で、参加費は5,500円です。

10:00 茶山駅から徒歩で東へ。
まずは鴨東教会の外観。
そして10:30頃に駒井家住宅へ。
2班に分かれて円満字先生の解説。
天気がイマイチなこともあり、こちらがメインになっちゃいましたね。
そして11:30頃にこちらを出発。

白川疎水に沿って南下。
京大人文科学研究所の外観。
京大の北部構内に入って、旧演習林事務所。
こちらは表門が開いていたので、外周までは入れました。
湯川記念館を経て、最後は表門へ。
今回は未完成だった京大 北部構内の本編の作成のため、建物の講義を聞きにきたようなものでした。
最初から本編を書くのを意識し予習して臨んだので、非常によく分かりました。
また後日、本編を掲載します。

12:00頃に終了し、予め近くに停めておいた車に戻りランチに向かいます。

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松乃鰻寮・京都民芸資料館

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写真は、外観。

松乃鰻寮(まつのまんりょう)は岩倉 木野にあるうなぎ屋さんで、建物は陶芸家 上田恒次による民芸建築です。
また近くには京都民芸資料館や旧上田恒次邸もあります。

アクセス
叡山電鉄の木野駅で下車します。
出町柳方面のホーム側の道に出ます。
右折して約120m、道なりに左にカーブして進むとT字路になります。
ここを右折します。
すぐ右手に京都民芸資料館、少し先の左手の長屋門が旧上田恒次邸。
約90m先左手に松乃鰻寮があります。

松乃鰻寮
席数がそれほど多くはないので、事前予約をした方がいいです。
鰻重が5,566円からなどありますが、お昼なら昼膳(9,680円)がおすすめです。
八寸、うなぎの柳川鍋、鰻重、水菓子で、鰻重のうなぎは非常に柔らかくフワフワでした。
表門を入り、左手の石段を登ると右手に主屋があります。
玄関を入ると正面に2階への階段、右手に吹き抜けの居間があります。
民芸建築は吹き抜けが多く、見上げると屋根は竹です。
1階の奥は手前が6畳間、奥が10畳間で広めの縁があります。
縁の奥にも違い棚や付書院があるのが珍しいです。
表にも奥にも小さなお庭がありました。

2階へ上がります。
階段を上がった左手は1階からの吹き抜け。
正面に3畳間が2つ、左手に6畳間が1つありました。
いずれも柱が太く、天井の桟も太い民芸建築の様式でした。

第3日曜日の10時~16:30だけ開いています。
どうも元々は蔵だったのではないでしょうか。
表門を入ると正面石段上の部屋は2階になり、この左手から入ります。
1階で受付し、入館料300円を納めます。
1階はほぼ事務所で、そば猪口が並んで展示されていました。
左手の石段から2階へ上がります。
2階には展示棚があり、民芸の皿やカップなどが展示販売されています。
3階までは木の階段箪笥を登ります。
各階太い手すりや細かな意匠、太い梁や天井の仕様が見事です。

立派な長屋門の旧上田恒次邸は現在もお住まいだそうです。

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