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2024 3/23のランチ報告2 最終(京料理 畑かく)

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写真は、数寄屋の客室。

11:45頃にやって来たのが、烏丸上御霊前西入にある京料理 畑かくです。
ぼたん鍋が有名な料亭です。
今回はアマ会のfrippertronicsさんと至誠館さんが企画された会に、僕とKさんが乗っからせて頂き、4人で参りました。

お店は細い路地の奥に玄関があります。
お店は数寄屋で玄関の正面に中庭があります。
その中庭を取り囲むようにお部屋があります。
お庭の正面奥は1段高くなったお茶室のようでした。

今回の我々のお部屋は右手の1番奥の囲炉裏があるお部屋。
この囲炉裏でぼたん鍋を作ってくださいます。
そしてお部屋は上の写真。
特に天井の中央部分は矢の羽のように木が組んであるのが特徴的でした。

       


お食事はまずウェルカムのお薄と羊羹。
そして一品が出たのち、2回に分けてぼたん鍋をお店の方で作って下さいます。
お肉が全然クセがなくてアッサリ系。
スープも一見すると天一のような色ですが(笑)、これは白みそ。
そうですね、まさに意外とアッサリしていつつコクがありました。
生麩やお餅も1つずつあり、最後はおじやに。
ドリンクも1つ注文して、僕は14,822円でした。

13:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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京都大学 北部構内

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写真は、旧演習林事務所の外観。

北部構内は今出川通から北側のエリアで、農学部と理学部およびそれらの付属施設があります。

北白川のバス停で下車し、約60m西に進みます。
すると右手に道の両側に木立のある道があるので、これを進みます。
この奥に農学部正門があります。

 農学部正門
農学部正門は1924(大正13)年に森田慶一の設計で作られ、国の登録有形文化財です。
柱は六角形で日本瓦を葺き。
左手の通用口は尖頭アーチ、左には門衛所が付属しています。

正門をまっすぐに約100m進んだ右手に基礎物理学研究所(湯川記念館)があります。

1952(昭和27)年に森田慶一の設計で、1949年の湯川秀樹教授によるノーベル賞受賞を記念して建てられました。
外観は矩形の石張りで、窓の上方にはV字の意匠が観られる。

中には湯川教授が使用していた旧所長室「湯川記念室」があり、予約サイトから事前予約すれば見学出来ます。
玄関はオートロックなので、インターフォンを押すと明けに出てこられます。
正面右奥の廊下の左右に湯川博士の来歴や資料が展示されています。
廊下の突き当りが記念室です。
入るとまずは秘書室です。
こちらにも蔵書や湯川博士の写真が飾られています。
右手に所長室があります。
湯川博士が実際に使用していた机、椅子や書棚があり、当時使われていた黒板も残っていました。

基礎物理学研究所(湯川記念館)に向かって左手後方に、旧演習林事務室があります。

旧演習林事務室
1931(昭和6)年に大倉三郎の設計により建てられ、国の登録有形文化財です。
通常外の門は閉まっていますが、恐らく使用なのでしょう開いている時があり、外周までは入れます。
スペイン瓦を葺いたバンガロー風の建物で、平成22年度に耐震補強工事および内装修繕工事を行っています。
コの字型に建っており外周のベランダを歩くと、背後に中央にある中庭が見えてきます。
廊下の柱の面取りした部分にも細かな意匠が施されています。

正門からの道をさらに約40m歩き、右折します。
左手にグラウンドを観ながら約150m歩くと東門があり、白川疎水に出ます。
ここを右手に進みます。
約190m歩いた2つ目の左手にある橋で白川疎水を渡り、さらに約100m進んだ左手前方に東アジア人文情報学研究センター(人文科学研究所)があります。

東アジア人文情報学研究センター(人文科学研究所)
1930(昭和5)年に武田五一の指導下で東畑謙三が初めて作っており、国の登録有形文化財です。
もともとは外務省東方文化学院京都研究所でしたが、1949年に京都大学の施設になりました。
様式はロマネスクを基調にしており、屋根瓦の形はスパニッシュ瓦。
釉薬をかけず色はいぶし銀で和瓦に似せています。
右手の棟が閲覧室で上には塔屋があります。
左手の棟は書庫で、南面には日時計があります。
それらの手前には車寄せがあり、イスラムの教会のような雰囲気です。

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