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古武邸

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写真は、奥座敷。

古武(ふるたけ)邸は西陣にある使われなくなった大正時代の帯問屋の町屋を1998年に古武氏が購入され、維持管理されています。

アクセス
堀川今出川の西にある京都市考古資料館
ここに向かって左手に今出川川通を、約80m進みます。
最初の信号がある大宮通へ右折します。
約170m進んだ左手に古武邸の表門があります。

通常公開はされていませんが、2023/8/12のまいまい京都「西陣 古武邸当主と、乱世が生んだ織物の街へ 西陣の商家レクチャー付き」で内部を拝見しました。
表門を入ると左手に石の延べ段があり、右手には2間あります。
手前の店の間には入口がなくもう1つ奥が3畳の玄関間で、ここが正式な玄関になります。
延べ段の正面に勝手口があり、ここを入った右手の3畳間が家族用の玄関です。
勝手口の奥には昔の通り庭がありますが、今は底上げして内履きで歩けるように改装されています。

前述の店の間は4.5畳ほどですが、天井が木組みの格天井になっています。

家族玄関の3畳間の奥は4.5畳の次の間、そしてその奥が本間の8畳間の奥座敷です。
床の間、付書院があり、床の間は桜の面皮付きの床柱です。
本間の奥には奥庭があり、右手には離れへの廊下があります。

離れは近年、きれいに改修されたようです。
10畳間、8畳間とフローリングの3間が並んでおり、欄間は松竹梅の透かし彫り、8畳間の落し掛けは四角い竹です。
10畳間とフローリングの間の右手の廊下の奥は手洗いですが、網代天井の水屋になっています。


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