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2024 2/25の拝観報告3(満き 京町家まちづくりファンド チャリティーイベント 第1回 竹屋町編 ファンドカフェ)

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写真は、離れの2階。

萬亀楼を出て、徒歩で一旦帰宅。
戴いた書類などを自宅に置き、しばらくしてから再び徒歩で出かけます。
15:15頃にやって来たのが、竹屋町室町周辺にある「満き」です。

この日はこちらで町屋の日のイベントの「京町家まちづくりファンド チャリティーイベント 第1回 竹屋町編」のファンドカフェが15:30からありました。
ファンドカフェは第2部で、この前にお灸体験の第1部を開催しておられました。
第2部のファンドカフェは参加費1,000円で、こちらの町屋の見学会でした。
参加者は11名おられ、アマ会からはfrippertronicusさん、あきさらささん、Tさん、Kさんと僕が参加しました。

こちらの町屋は昔は魚常という料亭で、かつて家族で来たことがありました。
その際のうっすらした記憶もあり、是非行ってみたいと思っていました。
今は向かって左手の当時の厨房の部分が独立して「実伶」という料理屋さんになり、残りの部分が「満き」に。

「満き」は2間の座敷の手前がバーに改修され、奥の間がイベントスペースに、そして奥の離れが2部屋の簡易宿泊所になっています。

久しぶりに中に入ってみると、たぶん細い廊下をず~~っと入った小さな部屋だったので、前回は離れの1階の6畳間で戴いたのだと思います。
内部の数寄屋は特に広間の天井が特徴的ですね。

離れの2階も細長い12畳間で、お茶室のような雰囲気でした。

オーナーの方のお話も聞きながら1時間自由に内部を拝見し、16:30頃にこちらを出て帰宅しました。

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旧伴家住宅(カンデオホテルズ 京都烏丸六角)

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写真は、主室。

旧伴家住宅は烏丸六角にある元呉服屋の町屋で、今はカンデオホテルズ 京都烏丸六角というホテルです。
町屋の建物がホテルの共有スペースとして保存れされています。

アクセス
地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で下車します。
南側の出口6から地上に出ます。
烏丸通を右折して約240m進み、2つ目の交差点の六角通へ右折します。
約40m先の左手にカンデオホテルズ 京都烏丸六角があります。

伴家は近江八幡町の出身の呉服問屋で、明治29年にこちらに来たそうです。
住居は道側の店舗棟と奥の居住棟があり、その間を玄関棟でつなぐ表屋造(おもてやづくり)です。
これら部分は改修はされていますが、ホテルの共有スペースになっています。
居住棟の奥の庭園を縮小し、その奥に近代的なホテルのお部屋を作っています。
今回は2023/9/9開催の「百年前の宝探し」のイベントが店舗棟2階のライブラリーで開催された際に、共有スペース全体を見学しました。

玄関を入ると店舗棟です。
本来は左手の通り庭から入って店の間ですが、店の間の一部を削ってエントランスと4畳の玄関間を作っています。
そしてここを左に進んで通り庭から奥のチェックインカウンターに進む動線になっています。
玄関間の右手には10畳の表の間があります。
今はソファーが置いてあり、休憩所です。
この奥に2階への階段があります。
店舗棟の2階はライブラリー。
本やフリードリンクが設置されています。
屋根裏や太い梁がむき出しになっており、窓は虫小窓です。

玄関間の奥は玄関棟。
正面は8畳の渡りの間で、右手は坪庭になっています。

さらに奥は居住棟。
渡りの間の正面は8畳の鴻りの間。
この右手は8畳の次の間で、元茶室です。
天井の一部は掛込み天井です。
このさらに奥に10畳の主室です。
床の間、違い棚や付書院があり、天袋と地袋の奥には池大雅の墨絵を貼っています。
この奥に炭素にした奥庭があり客室です。
客室へは通り庭から入ります。

次の間から居住棟の2階への階段があります。
2階も次の間と主室があり、今はテーブルと椅子が置かれBar座敷や朝食の会場になっています。
もちろん主室には違い棚や床の間があります。
また通り庭の2階に張り出す形でBarがありました。

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