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萬亀楼


写真は、奥庭。

萬亀楼(まんかめろう)は、生間流(いかまりゅう)の式包丁で有名な京料理屋です。

アクセス
堀川下立売のバス停が最寄りです。
堀川下立の交差点を西へ進みます(フレスコと鳴海の間)。
2つ目の交差点(猪熊通)を右折します。
出水通との交差点を越えて、さらに約100m先の左手に萬亀楼の玄関があります。
2024/2/23、2/24、2/25と開催された「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし 京懐石」

江戸中期(1722年)に造り酒屋の萬屋として営みを始められました。
御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承しています。
式庖丁は食材に直に触れずに、包丁刀とまな箸を使ってめでたい形に切り分ける技です。
平安中期の摂関政治の頃に宮家へ、そして八条宮家(後陽成天皇の弟)から京極家、そして有栖川宮家と伝わり、現在は萬亀楼に伝わっています。

食事はお昼なら10000円の竹籠弁当や19000円からの京料理などがあり、夜だともう少し高いです。
式庖丁は個人でも頼めますが、88,000円します。

今回は2024/2/23、2/24、2/25と3日間設定された京の冬旅のイベント「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし」でお邪魔した時の模様です。
定員は25名、会費は18,500円でした。

玄関を入ると蹲踞やお茶の石臼が埋め込まれた石の玄関庭があり、右手が玄関間です。
玄関間の左手には苔が非常にきれいな中庭があります。
この中庭の右手に個室が1つあります。
中庭の左手の廊下を進むと途中の左手に待合があり、さらに真っすぐに廊下が伸びています。
左手には2階への階段があり、これを上ると30畳の格天井の広間があります。
当日はこちらで式包丁を拝見しました。
式包丁にもいろいろな技があり、当日は鯉を夫婦岩に見立てた仕上がりでした。

1階の長い廊下の右手には18畳間と24畳間が並んでおり、こちらでお食事を戴きました。
長い廊下の左手には池があり、苔がきれいな大きな奥庭がありました。
長い廊下は右クランクになり、廊下最奥には円窓のある10畳間がありました。

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