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2024 3/16の拝観報告1(怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰 まいまい京都)

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写真は、鉄輪ノ井。

土曜日です。
この日は相撲があるので、昼過ぎまで出かけます。
9:20頃に自宅を出て、地下鉄で四条駅へ。

10:00からまいまい京都の「怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰」がありました。
参加者は18名で、参加費は4,000円です。

簡単に言うと松原通の怪談話に関わるようなスポットの街歩きです。

地下鉄四条駅から、元の実家の前を通過して(笑)、因幡薬師(平等寺)へ。
不明門通を南下し、万寿寺通へ。
この辺りが万寿寺跡。
東洞院通を北上し、松原通に戻ります。
この松原通辺りが牡丹燈籠の舞台になった場所です。

さらに松原通を東へ進み、堺町通を南下。
この辺りの路地の奥に鉄輪ノ井と稲荷社があります。
謡曲鉄輪の女性が住んでいたとか、身を投げたといわれる井戸があります。

次は堺町通を北上し、松原通も越えます。
すると夕顔塚の石碑があります。
源氏物語ですね。

再び松原通に戻り、明王院不動寺へ。
こちらの本堂の右手には霊符神がお祀りされており、かつてはフリーの陰陽師がこの辺りにたくさんいた証拠なんですね。
その陰陽師は暦や計算が出来るので、豊臣秀吉の太閤検地の際に駆り出されて全国に散っちゃったそうです。

松原橋に来ますが、これが本当の五条大橋ですね。
また松原通にこのような怪談系の話が多いのは、取りも直さずこの先に六道の辻、果ては鳥辺野に続く道だからだろうということでした。

11:55頃に、松原橋で離脱しました。

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萬亀楼


写真は、奥庭。

萬亀楼(まんかめろう)は、生間流(いかまりゅう)の式包丁で有名な京料理屋です。

アクセス
堀川下立売のバス停が最寄りです。
堀川下立の交差点を西へ進みます(フレスコと鳴海の間)。
2つ目の交差点(猪熊通)を右折します。
出水通との交差点を越えて、さらに約100m先の左手に萬亀楼の玄関があります。
2024/2/23、2/24、2/25と開催された「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし 京懐石」

江戸中期(1722年)に造り酒屋の萬屋として営みを始められました。
御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承しています。
式庖丁は食材に直に触れずに、包丁刀とまな箸を使ってめでたい形に切り分ける技です。
平安中期の摂関政治の頃に宮家へ、そして八条宮家(後陽成天皇の弟)から京極家、そして有栖川宮家と伝わり、現在は萬亀楼に伝わっています。

食事はお昼なら10000円の竹籠弁当や19000円からの京料理などがあり、夜だともう少し高いです。
式庖丁は個人でも頼めますが、88,000円します。

今回は2024/2/23、2/24、2/25と3日間設定された京の冬旅のイベント「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし」でお邪魔した時の模様です。
定員は25名、会費は18,500円でした。

玄関を入ると蹲踞やお茶の石臼が埋め込まれた石の玄関庭があり、右手が玄関間です。
玄関間の左手には苔が非常にきれいな中庭があります。
この中庭の右手に個室が1つあります。
中庭の左手の廊下を進むと途中の左手に待合があり、さらに真っすぐに廊下が伸びています。
左手には2階への階段があり、これを上ると30畳の格天井の広間があります。
当日はこちらで式包丁を拝見しました。
式包丁にもいろいろな技があり、当日は鯉を夫婦岩に見立てた仕上がりでした。

1階の長い廊下の右手には18畳間と24畳間が並んでおり、こちらでお食事を戴きました。
長い廊下の左手には池があり、苔がきれいな大きな奥庭がありました。
長い廊下は右クランクになり、廊下最奥には円窓のある10畳間がありました。

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